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人を愛し人を利する者は天必ず之(これ)に福(さいわい)す🔗🔉

人を愛し人を利する者は天必ず之(これ)に福(さいわい)す 《「墨子」法儀から》人を愛し、人のためになるようなことをする者は、天が必ず幸福を与える。

人を射んとせばまず馬を射よ🔗🔉

人を射んとせばまず馬を射よ 《杜甫「前出塞」から》敵を屈服させ、また人を意に従わせようとするには、周辺から攻め落とすのが早道である。将(しよう)を射んと欲すればまず馬を射よ。

人を怨(うら)むより身を怨め🔗🔉

人を怨(うら)むより身を怨め 《「淮南子」繆称訓から》相手の仕打ちをうらむよりも、自分の至らなかった点を反省せよ。

人を思うは身を思う🔗🔉

人を思うは身を思う 他人に情けをかければ、やがて報いられて自分のためになる。情けは人のためならず。

人を食・う🔗🔉

人を食・う 人を人とも思わない、ずうずうしい態度や言動をする。「何とも―・った話だ」

人を立・てる🔗🔉

人を立・てる 人を使者や代理としてさし向ける。人を派遣する。「神社へ―・てて祈願する」交渉で、相手との間に代理人や仲介者を立ち入らせる。「―・てて縁談を進める」人を自分より上位に置いて尊重する。また、自分は退いて人の面目を立てる。「―・てて自分は縁の下の力持ちに徹する」

人を使うは苦(く)を使う🔗🔉

人を使うは苦(く)を使う 人を使えば楽なようであるが、何かと苦労が多いものである。

人をつけにする🔗🔉

人をつけにする 人をばかにする。人をだしに使う。「何の、―する」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉

人を呪(のろ)わば穴(あな)二つ🔗🔉

人を呪(のろ)わば穴(あな)二つ 他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる。人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ。

人を人とも思わない🔗🔉

人を人とも思わない 他人を一人前の人間として扱わない。「―ない思い上がった態度」

人を見たら泥棒(どろぼう)と思え🔗🔉

人を見たら泥棒(どろぼう)と思え 人を軽々しく信用してはいけないということ。

人を見て法を説け🔗🔉

人を見て法を説け 相手の人柄や能力を見て、それにふさわしい助言をすべきである。人(にん)を見て法を説け。

人を以(もつ)て言(げん)を廃(はい)せず🔗🔉

人を以(もつ)て言(げん)を廃(はい)せず 《「論語」衛霊公から》つまらない人間の言ったことでも、聞くべきところがあればその言葉を無視することはない。

人を玩(もてあそ)べば徳を喪(うしな)い物を玩べば志(こころざし)を喪う🔗🔉

人を玩(もてあそ)べば徳を喪(うしな)い物を玩べば志(こころざし)を喪う 《「書経」旅から》人を侮ってもてあそべば、結局は自分の徳を失うことになり、物をもてあそび、物に執着しすぎると、人間にとっていちばん大切なはずの志まで見失ってしまうことになる。

人を済(わた)・す🔗🔉

人を済(わた)・す 衆生を済度する。仏の教えにより人を救う。「―・すことも侍らぬに」〈源・東屋〉

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