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う‐こん【右△近】🔗🔉

う‐こん【右近】 「右近衛府(うこんえふ)」の略。左近。「右近の橘(たちばな)」の略。

うこん【右近】🔗🔉

うこん【右近】 謡曲。脇能物。観世・宝生流。世阿弥作、観世小次郎信光加筆。鹿島の神職が、京都右近の馬場で桜葉明神と会い、共に花を賞する。

う‐こんえ【右△近△衛】‐コンヱ🔗🔉

う‐こんえ【右衛】‐コンヱ 「右近衛府」の略。

うこんえ‐の‐しょうげん【右△近△衛将△監】ウコンヱ‐シヤウゲン🔗🔉

うこんえ‐の‐しょうげん【右衛将監】ウコンヱ‐シヤウゲン 右近衛府の第三等官。従六位上相当。うこんのじょう。

うこんえ‐の‐しょうしょう【右△近△衛少将】ウコンヱ‐セウシヤウ🔗🔉

うこんえ‐の‐しょうしょう【右衛少将】ウコンヱ‐セウシヤウ 令外(りようげ)の官。右近衛府の次官。正五位下相当。右近少将(うこんのしようしよう)

うこんえ‐の‐しょうそう【右△近△衛将曹】ウコンヱ‐シヤウサウ🔗🔉

うこんえ‐の‐しょうそう【右衛将曹】ウコンヱ‐シヤウサウ 右近衛府の第四等官。従七位下相当。

うこんえ‐の‐だいしょう【右△近△衛大将】ウコンヱ‐ダイシヤウ🔗🔉

うこんえ‐の‐だいしょう【右衛大将】ウコンヱ‐ダイシヤウ 令外(りようげ)の官。右近衛府の長官。従三位相当。多くは大臣・納言などが兼任。右近大将(うこんのだいしよう)

うこんえ‐の‐ちゅうじょう【右△近△衛中将】ウコンヱ‐チユウジヤウ🔗🔉

うこんえ‐の‐ちゅうじょう【右衛中将】ウコンヱ‐チユウジヤウ 令外(りようげ)の官。右近衛府の次官。従四位下相当。右近中将(うこんのちゆうじよう)

うこんえ‐ふ【右△近△衛府】ウコンヱ‐🔗🔉

うこんえ‐ふ【右衛府】ウコンヱ‐ 令外(りようげ)の官。左近衛府とともに、武器を持って宮中の警護、行幸の供奉(ぐぶ)などをつかさどった役所。大同二年(八〇七)中衛府を改めて右近衛府とした。右近司(うこんのつかさ)。右近。みぎのつかさ。みぎのちかきまもりのつかさ。左近衛府。

うこん‐にんぎょう【右△近人形】‐ニンギヤウ🔗🔉

うこん‐にんぎょう【右近人形】‐ニンギヤウ 木または紙で作り、黄色の袱紗(ふくさ)をかぶった人形。江戸初期の女形、右近源左衛門の舞台姿に似せたもの。

うこん‐の‐くろうど【右△近△蔵△人】‐くらうど🔗🔉

うこん‐の‐くろうど【右人】‐くらうど 右近衛府の官人で、蔵人を兼ねる者。

うこん‐の‐じん【右△近の陣】‐ヂン🔗🔉

うこん‐の‐じん【右近の陣】‐ヂン 月華門内、紫宸殿(ししんでん)の西向かいにあった陣座。儀式のとき、右近衛府の武官が詰めて警護に当たった。右近衛の陣。右仗(うじよう)

うこん‐の‐たいふ【右△近大夫】🔗🔉

うこん‐の‐たいふ【右近大夫】 従六位上相当の右近衛将監(うこんえのしようげん)で、五位に昇進した者。

うこん‐の‐たちばな【右△近の×橘】🔗🔉

うこん‐の‐たちばな【右近の×橘】 紫宸殿(ししんでん)の南階下の西方に植えた橘。平安時代、右近衛府がこの橘から南を陣としたところからいう。→左近の桜

うこん‐の‐つかさ【右△近△司】🔗🔉

うこん‐の‐つかさ【右司】 右近衛府(うこんえふ)

うこん‐の‐ばば【右△近の馬場】🔗🔉

うこん‐の‐ばば【右近の馬場】 右近衛府に属した馬場。平安京一条大宮の北にあって、近衛(このえ)の役人の競(くら)べ馬の行事などが行われた。→左近の馬場

おこさこ【右近左近】🔗🔉

おこさこ【右近左近】 狂言「内沙汰(うちざた)」の、大蔵流での名称。

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