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こさん‐きんごろう【小さん金五郎】‐キンゴラウ🔗🔉

こさん‐きんごろう【小さん金五郎】‐キンゴラウ 歌謡・浄瑠璃・歌舞伎の一系統で、元禄一三年(一七〇〇)に没した大坂の歌舞伎役者金屋(かなや)金五郎と湯女(ゆな)小さんとの情話を主題としたもの。浄瑠璃「金屋金五郎浮名額(かなやきんごろううきなのがく)」など。

ちいさ・い【小さい】ちひさい🔗🔉

ちいさ・い【小さい】ちひさい [形]ちひさ・し[ク]物の形・容積・面積が、狭い空間や場所しか占めていない。「―・い家」「―・い花」大きい。量・数が少ない。「記事を―・く扱う」「利幅が―・い商売」「―・い声で話す」大きい。程度がわずかである。「影響が―・い」「朝晩の温度差が―・い」大きい。規模が普通以下である。「―・い台風」「―・い会社」大きい。範囲が狭い。「―・い問題も大事にする」心が狭い。度量が狭い。「気が―・い」「人物が―・い」大きい。ささいなさま。あまり重要でない。「―・いことでくよくよするな」大きい。年齢が少ない。幼少である。「―・いころからよく知っている」大きい。卑下した状態である。ちぢこまっている。「隅の方で―・くなっている」金銭の単位が下である。こまかい。「一万円札を―・くする」 [派生]ちいさげ[形動]ちいささ[名] [用法]ちいさい・ちいさな――「もう少し小さい(小さな)声で話しなさい」「もっと小さい(小さな)ほうがいい」など、意味の上では、相通じて用いられる。◇「小さい」には「小さい家」「小さくなる」「小さかった」のように活用があるが、「小さな」は「小さな家」「小さな希望」「声の小さな人」のように体言の前にしか使えない。◇例えば「小さい家」と「小さな家」とでは、前者はある基準に照らし合わせての客観的な形容だが、後者は表現者の主観的な判断が入っている場合がある。すなわち、「小さい家」は標準以下の意であるが、「小さな家」は標準以上であっても、周囲に比べてとか、持ち主の社会的地位から見ればとかを考えての表現になる場合がある。

小さくな・る🔗🔉

小さくな・る 身を縮める。恐縮したり遠慮したりして、かしこまる。「社長の前で―・っている」

ちいさ‐がたな【小さ刀】ちひさ‐🔗🔉

ちいさ‐がたな【小さ刀】ちひさ‐ 腰刀の異称。近世、武士が登城の際に用いた、柄糸(つかいと)を巻いた鐔(つば)つきの短刀。殿中差し。小刀(しようとう)

ちいさ‐な【小さな】ちひさ‐🔗🔉

ちいさ‐な【小さな】ちひさ‐ [形動]容積・面積が狭い空間・場所だけを占めるさま。「字の―本」大きな。数・量が少ないさま。「―音で聞く」大きな。程度が少ないさま。「―被害で済む」大きな。規模がわずかであるさま。また、範囲が狭いさま。「―集まりに出る」大きな。価値や重要性が乏しいさま。「―問題」大きな。年少であるさま。「―時からの友人」大きな。→小(ちい)さい[用法]◆「ちいさな」という連体形だけが用いられる。これを連体詞とする説もあるが、「声の小さな人」のように、述語としても用いられる点が一般の連体詞とは異なる。

ちいさ‐やか【小さやか】ちひさ‐🔗🔉

ちいさ‐やか【小さやか】ちひさ‐ [形動ナリ]いかにも小さな感じのするさま。「母屋にいと―にてうち臥し給ひつるをかき抱きて」〈堤・花桜をる少将〉

ちいさ‐わらわ【小さ△童】ちひさわらは🔗🔉

ちいさ‐わらわ【小さ童】ちひさわらは 小さい子供。特に、宮中で雑用に使った子供。ちさわらわ。「或いは―、徳大寺などこれを用ふ」〈言継卿記・天文八年〉

ちさ・い【△小さい】🔗🔉

ちさ・い【小さい】 [形]ちさ・し[ク]「ちいさい」の音変化。「つい其時の言葉迄―・い胸に刻み付けて置いた」〈漱石・彼岸過迄〉

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