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広辞苑の検索結果 (9)

こさん‐きんごろう【小さん金五郎】‥ラウ🔗🔉

こさん‐きんごろう小さん金五郎‥ラウ ①元禄期の情話の両主人公。大坂の歌舞伎役者金屋金五郎と湯女ゆな小さん(後に島の内綿屋の遊女)。浄瑠璃「金屋金五郎浮名額うきなのがく」、歌舞伎「隅田春妓女容性すだのはるげいしゃかたぎ」(並木五瓶作)などに脚色。 →文献資料[仮名文章娘節用] ②転じて、恋する男女の代名詞のように用いた名。人情本「仮名文章娘節用かなまじりむすめせつよう」の主要人物など。

ちいさ・い【小さい】チヒサイ🔗🔉

ちいさ・い小さいチヒサイ 〔形〕[文]ちひさ・し(ク) ①(物の形にいう)容積・身長など、占める場所が少ない。大きくない。源氏物語紅葉賀「又―・き屋ども作り集めて奉り給へるを」。「―・い順に並ぶ」 ②年がゆかない。おさない。源氏物語若菜下「又―・き七つよりかみのは皆殿上せさせ給ふ」。「息子はまだ―・い」 ③声音などが弱い。かすかである。狂言、鐘の音「これはいかなこと、―・い音じや」。「―・い声で言う」 ④些細ささいである。また、単位が下である。「―・いことに腹をたてる」「―・い金をもちあわせていない」 ⑤度量などが狭い。「気が―・い」 ⑥規模などが大きくない。「―・い会社」 ⑦ちぢこまっている。卑下した状態にある。「―・くなっている」

ちいさ‐がたな【小さ刀】チヒサ‥🔗🔉

ちいさ‐がたな小さ刀チヒサ‥ 室町時代以来、幕府出仕の際の所用の短刀。殿中差でんちゅうざしともいう。→短刀

ちいさきはな【小さき花】チヒサキ‥🔗🔉

ちいさきはな小さき花チヒサキ‥ (I Fioretti イタリア)アッシジのフランチェスコやその弟子たちの生活・奇跡などを伝説的に記した詩的な書。

ちいさ‐ご【小さ子】チヒサ‥🔗🔉

ちいさ‐ご小さ子チヒサ‥ 神話・説話に登場する、体のごく小さい子供。成人して大事業をなしとげ、変身して幸福を得る話が多い。少彦名神すくなびこなのかみ・一寸法師など。

ちいさ・し【小さし】チヒサシ🔗🔉

ちいさ・し小さしチヒサシ 〔形ク〕 ⇒ちいさい

ちいさ‐な【小さな】チヒサ‥🔗🔉

ちいさ‐な小さなチヒサ‥ 〔連体〕 小さい。

ちいさ‐やか【小さやか】チヒサ‥🔗🔉

ちいさ‐やか小さやかチヒサ‥ いかにも小さいさま。源氏物語帚木「いと―なれば、かき抱きて」

ちいさ‐わらわ【小さ童】チヒサワラハ🔗🔉

ちいさ‐わらわ小さ童チヒサワラハ ①小さい子供。 ②宮中の殿上に召し使われた子供。内豎ないじゅ

大辞林の検索結果 (13)

こさん【小さん】🔗🔉

こさん 【小さん】 ⇒柳家(ヤナギヤ)小さん

こさん-きんごろう【小さん金五郎】🔗🔉

こさん-きんごろう ―キンゴラウ 【小さん金五郎】 大坂の遊女小さんと,1700年に病没した役者の金屋金五郎との情話。これを脚色したものに歌舞伎の奈河篤助(ナガワトクスケ)作「東都名物錦絵始(オエドメイブツニシキエノハジマリ)」,浄瑠璃「金屋金五郎浮名額(ウキナノガク)」,曲山人の人情本「仮名文章(カナマジリ)娘節用」などがある。

ちいさ【小さ】🔗🔉

ちいさ チヒサ [1] 【小さ】 〔形容詞「小さい」の語幹から〕 ■一■ (名) 幼児。「どれ―よ,小さ刀伯父におこせ/浄瑠璃・いろは蔵三組盃」 ■二■ (形動ナリ) 小さいさま。「につこりと笑ひ―なる声にて…といひながら/人情本・恵の花」

ちいさ-がたな【小さ刀】🔗🔉

ちいさ-がたな チヒサ― [4] 【小さ刀】 短い刀。鞘巻(サヤマキ)や大小拵(ゴシラ)えの小刀などに広くいう。

ちいさ・い【小さい】🔗🔉

ちいさ・い チヒサイ [3] 【小さい】 (形)[文]ク ちひさ・し (1)容積・面積・身長などの占める場所・空間が少ない。「―・い入れ物」「―・い円」「―・い順に並ぶ」「―・きものはみなうつくし/枕草子 151」 (2)規模がわずかである。勢力が弱い。「―・い会社」「―・い派閥」 (3)数量が少ない。「一は二より―・い」 (4)年齢が少ない。幼い。「―・い頃の話」「―・い弟妹たち」 (5)音量が少ない。「声が―・い」 (6)度量が乏しい。包容力に欠ける。「人物が―・い」「気が―・い」 (7)重大でない。重要でない。「―・いことにくよくよするな」「―・いミスまで指摘する」 ⇔大きい [派生] ――げ(形動)――さ(名)

小さくな・る🔗🔉

小さくな・る しょげる。遠慮する。かしこまる。「しかられて―・る」

ちいさ・し【小さし】🔗🔉

ちいさ・し チヒサシ 【小さし】 (形ク) ⇒ちいさい

ちいさ-な【小さな】🔗🔉

ちいさ-な チヒサ― [1] 【小さな】 (形動) 〔形容動詞「ちひさなり」の連体形から〕 現代語では,連体形「ちいさな」の形だけが用いられる。小さいさま。 ⇔大きな 「―箱」「規模の―会社」 〔「ちいさな」を連体詞とする説もあるが,この語は「手の小さな人」などのように,述語としてのはたらきをもっている点が,一般の連体詞とは異なっている〕

小さな政府🔗🔉

小さな政府 政府の役割,規模の肥大化が,経費の増大や非効率を生んでいると批判し,政府の役割・事業等を縮小して財政経費を減らし,市場にゆだねようとする考え方。

ちいさ-め【小さめ】🔗🔉

ちいさ-め チヒサ― [0] 【小さめ】 (名・形動) 物がいくぶん小さいこと。また,小さいと思われるさま。 ⇔大きめ

ちいさ-やか【小さやか】🔗🔉

ちいさ-やか チヒサ― 【小さやか】 (形動ナリ) いかにも小さいさま。「いと―なれば,かき抱きて/源氏(帚木)」

ちさ・い【小さい】🔗🔉

ちさ・い [2] 【小さい】 (形)[文]ク ちさ・し 「ちいさい(小)」の転。

ちいさい【小さい】(和英)🔗🔉

ちいさい【小さい】 small;→英和 little;→英和 [微細な]minute;→英和 fine;→英和 [幼い]little;→英和 young;→英和 [つまらぬ]trifling;→英和 petty;→英和 insignificant.→英和 小さくなる[着物が]become too small;outgrow one's clothes;[卑下する]humble oneself;be humble.

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