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さと・い【×聡い・△敏い】🔗🔉

さと・い【×聡い・敏い】 [形]さと・し[ク]理解・判断が的確で早い。賢い。「この子は―・い」感覚が鋭い。敏感だ。「耳が―・い」「利に―・い」

と・し【△利し・△鋭し・△疾し・△敏し】🔗🔉

と・し【利し・鋭し・疾し・敏し】 [形ク](利し・鋭し)切れ味がよい。鋭い。「剣大刀(つるぎたち)諸刃(もろは)の―・きに足踏みて死なば死なむよ君によりては」〈万・二四九八〉(疾し)勢いが激しい。「ぬばたまの夜さり来れば巻向(まきむく)の川音高しも嵐かも―・き」〈万・一一〇一〉速力が早い。迅速である。「足―・き御馬に移鞍(うつし)置きて」〈源・夕霧〉時期が早い。また、時間の経過が早い。「春や―・き花や遅きと聞き分かむ鶯(うぐひす)だにも鳴かずもあるかな」〈古今・春上〉「うすものの表紙は―・く損ずるがわびしき」〈徒然・八二〉(敏し)頭の働きなどが機敏である。賢い。「心―・きものにて、ふと思ひ寄りぬ」〈源・葵〉

はしか・し【×捷し・敏=捷し】🔗🔉

はしか・し【×捷し・敏捷し】 [形ク]機敏である。はしこい。「木戸の―・き男ども」〈浮・嵐無常物語〉

はしこ・い【×捷い・敏=捷い】🔗🔉

はしこ・い【×捷い・敏捷い】 [形]はしこ・し[ク]機転がきき、動作が敏捷である。すばしこい。はしっこい。「私の叔母でも、母親でも、強健(つよ)い―・い気象です」〈藤村・旧主人〉 [派生]はしこさ[名]

はしっこ・い【×捷い・敏=捷い】🔗🔉

はしっこ・い【×捷い・敏捷い】 [形]「はしこい」の音変化。「―・く動きまわる」 [派生]はしっこさ[名]

びだつ‐てんのう【敏達天皇】‐テンワウ🔗🔉

びだつ‐てんのう【敏達天皇】‐テンワウ?〜五八五]記紀で、第三〇代の天皇。欽明天皇の第二皇子。名は渟中倉太珠敷(ぬなくらのふとたましき)。治世中、仏教受容をめぐって蘇我氏と物部氏が対立を深めたという。訳語田(おさだ)天皇。

びん【敏】🔗🔉

びん【敏】 [名・形動]頭の働きや動作のすばやいこと。また、そのさま。「機を見るに―な人」

びん‐かつ【敏活】‐クワツ🔗🔉

びん‐かつ【敏活】‐クワツ [名・形動]頭の働きや行動のすばやいこと。また、そのさま。「―に立ち回る」

びん‐かん【敏感】🔗🔉

びん‐かん【敏感】 [名・形動]感覚や感度の鋭いこと。また、そのさま。「―に反応する」「刺激に―な肌」鈍感。 [派生]びんかんさ[名]

びん‐けい【敏×慧】🔗🔉

びん‐けい【敏×慧】 [名・形動]機敏で知恵のあること。また、そのさま。慧敏。「吏人某の怜悧―なる者をして」〈東海散士・佳人之奇遇〉

びん‐しょう【敏×捷】‐セフ🔗🔉

びん‐しょう【敏×捷】‐セフ [名・形動]動作がすばやいこと。また、そのさま。「―な身のこなし」「―性」理解や判断が早いこと。また、そのさま。「其智慧頗(すこぶ)る―にして」〈福沢・学問のすゝめ〉 [派生]びんしょうさ[名]

びん‐そく【敏速】🔗🔉

びん‐そく【敏速】 [名・形動]反応・行動のすばやいこと。また、そのさま。「―に対応する」「―な行動」 [派生]びんそくさ[名]

びん‐わん【敏腕】🔗🔉

びん‐わん【敏腕】 [名・形動]物事を正確にすばやく処理する手腕のあること。また、そのさま。うできき。「―な(の)弁護士」

びんわん‐か【敏腕家】🔗🔉

びんわん‐か【敏腕家】 敏腕な人。うできき。

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[音]ビン    ミン [訓]と‐し    さと‐い [部首]攴 [総画数]10 [コード]区点    4150      JIS   4952      S‐JIS 9571 [分類]常用漢字 [難読語] →はしか・し【捷し・敏捷し】はしこ・い【捷い・敏捷い】はしっこ・い【捷い・敏捷い】め‐ざと【目聡・目敏】

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