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時の用には鼻をも削(そ)ぐ🔗🔉

時の用には鼻をも削(そ)ぐ 急を要する大事な場合には鼻を切り落とすような手段でもとったほうがよい。危急の際には手段を選ばぬことのたとえ。時の用には鼻を欠け。

とき‐の【時の】🔗🔉

とき‐の【時の】 〔連語〕話題となっている、その時の。その当時の。「―首相」

とき‐の‐うじがみ【時の氏神】‐うぢがみ🔗🔉

とき‐の‐うじがみ【時の氏神】‐うぢがみ ちょうどよい時に出てきて仲裁する人。その時に際してありがたい人。

とき‐の‐うん【時の運】🔗🔉

とき‐の‐うん【時の運】 その時々の運・不運のめぐりあわせ。「合格、不合格は―」

とき‐の‐かね【時の鐘】🔗🔉

とき‐の‐かね【時の鐘】 時刻を知らせるために打つ鐘。また、その鐘の音。ときがね。

とき‐の‐きざみ【時の刻み】🔗🔉

とき‐の‐きざみ【時の刻み】漏刻(ろうこく)」に同じ。

とき‐の‐きねんび【時の記念日】🔗🔉

とき‐の‐きねんび【時の記念日】 六月一〇日。時間への認識を新たにするため設けられた記念日。天智天皇一〇年(六七一)のこの日に水時計が初めて作られたことによる。《季 夏》

とき‐の‐くい【時の×杙】‐くひ🔗🔉

とき‐の‐くい【時の×杙】‐くひ 時の簡(ふだ)を支えるための杙。「―さす音など、いみじうをかし」〈枕・二九〇〉

とき‐の‐そう【時の奏】🔗🔉

とき‐の‐そう【時の奏】 昔、宮中で時刻を奏上したこと。亥(い)の初刻から寅(とら)の刻の終わりまで、官人が一刻ごとに奏した。→時の簡(ふだ)

とき‐の‐たいこ【時の太鼓】🔗🔉

とき‐の‐たいこ【時の太鼓】 時刻を知らせるために打ち鳴らす太鼓。ときだいこ。

とき‐の‐ちょうし【時の調子】‐テウシ🔗🔉

とき‐の‐ちょうし【時の調子】‐テウシ 雅楽で、その季節にふさわしい音楽の調子。春は双調、夏は黄鐘(おうしき)調、秋は平調、冬は盤渉(ばんしき)調などとされている。

とき‐の‐はな【時の花】🔗🔉

とき‐の‐はな【時の花】 その時節に咲く花。その時節にふさわしい花。「―いやめづらしもかくしこそ見(め)し明(あき)らめめ秋立つごとに」〈万・四四八五〉

とき‐の‐ひと【時の人】🔗🔉

とき‐の‐ひと【時の人】 世間で話題になっている人。「―としてマスコミに取り上げられる」時を得て栄えている人。時めいている人。「―ぞや。心いと善しとて、いとらうらうたくし給ふ」〈宇津保・国譲上〉そのころの人。その時代の人。「事に触れて歌詠み優なりければ、―異名にやさ蔵人と云ひけるを」〈盛衰記・一七〉

とき‐の‐ふだ【時の△簡】🔗🔉

とき‐の‐ふだ【時の簡】 平安時代、宮中の清涼殿の殿上(てんじよう)の間(ま)の小庭に立てて、時刻を示した札。時刻ごとに雑事に当たる内豎(ないじゆ)が立て替えた。

とき‐の‐ま【時の間】🔗🔉

とき‐の‐ま【時の間】 ほんの少しのあいだ。つかのま。「―の出会い」

とき‐の‐もの【時の物】🔗🔉

とき‐の‐もの【時の物】 その時節にふさわしい物。「―を食卓にのせる」

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