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え【柄】🔗🔉

え【柄】 手で握りやすいように、道具類につけた棒状の部分。取っ手。「ひしゃくの―」キノコの、傘を支える部分。また、葉柄や花柄。

柄の無い所に柄(え)を挿(す)げる🔗🔉

柄の無い所に柄(え)を挿(す)げる 無理に理屈をつけたり、口実を設けたりする。

え‐かがみ【柄鏡】🔗🔉

え‐かがみ【柄鏡】 柄のついた円形の銅鏡。明(みん)からの輸入品の影響で、室町時代以降に多く作られた。

え‐ごうろ【柄香炉】‐ガウロ🔗🔉

え‐ごうろ【柄香炉】‐ガウロ 《「えこうろ」とも》仏具の一。持ち運びできるように柄をつけた香炉。手炉。

え‐だいこ【柄太鼓】🔗🔉

え‐だいこ【柄太鼓】 打楽器の一。両面に皮を張った扁平な太鼓に柄をつけたもの。片手で持って、桴(ばち)で打ち鳴らす。手鼓(しゆこ)

え‐だる【柄×樽】🔗🔉

え‐だる【柄×樽】 一対の高い柄を付け、それに提げ手を通した酒樽。小売り酒屋が得意先に配達するのに用いた。その一種で、祝儀用として漆塗りにしたものを角樽(つのだる)とよぶ。

え‐なが【柄長】🔗🔉

え‐なが【柄長】 スズメ目エナガ科の鳥。林にみられ、全長一四センチくらいで、尾が長く、全体の形がひしゃくに似る。全体に白っぽく、背が小豆色。ユーラシアの温帯・亜寒帯に広く分布。《季 夏》

え‐ぶり【×・柄振(り)】🔗🔉

え‐ぶり【×・柄振(り)】 農具の一。長い柄の先に横板のついたくわのような形のもの。土をならしたり、穀物の実などをかき集めたりするのに用いる。えんぶり。能の小道具の一。竹ざおの先に板をつけたもので、雪かきに用いる。

えぶり‐いた【柄振(り)板】🔗🔉

えぶり‐いた【柄振(り)板】 塀や庇(ひさし)の出し桁(げた)の端などを覆うための化粧板。

から【△故・△柄】🔗🔉

から【故・柄】 目的・目標を表す。ため。「我が―に泣きし心を忘らえぬかも」〈万・四三五六〉原因・理由を表す。ため。ゆえ。「あにもあらぬ己(おの)が身の―人の子の言も尽くさじ我も寄りなむ」〈万・三七九九〉複合語の形で用いる。血縁関係にあること。「や―」「はら―」「問ひ放(さ)くるう―はら―なき国に」〈万・四六〇〉そのものに本来備わっている性格・性質。本性。「国―か見れども飽かぬ神(かむ)―かここだ貴き」〈万・二二〇〉

から【△幹・△柄】🔗🔉

から【幹・柄】 草木のみき・茎。「粟―(あわがら)」「黍―(きびがら)矢の篦(の)。矢がら。道具の柄(え)。〈和名抄〉

がら【柄】🔗🔉

がら【柄】 [名]からだつき。体格。「―が大きい」その人に本来そなわっている品位・性格。「人のことを言える―ではない」「―が悪い」「―に合わない」布・織物などの模様。「はでな―」〔接尾〕名詞に付く。そのものの品位・性質の意を表す。「土地―がうかがわれる」「家―」「作―」それに相応して、の意を表す。「時節―御自愛ください」「仕事―こういうことは詳しい」 [下接語]間柄・家柄・歌柄・大柄・男柄・女柄・木柄・句柄・国柄・声柄・子柄・小柄・心柄・骨柄・事柄・作柄・品柄・縞(しま)柄・新柄・図柄・総柄・染め柄・珍柄・続き柄・角柄・手柄・所柄・花柄・日柄・人柄・身柄・銘柄・紋柄・矢柄・役柄・訳(わけ)

柄にもな・い🔗🔉

柄にもな・い 立場・地位、また能力・性格などにふさわしくない。「―・く殊勝なことを言う」

からい‐せんりゅう【柄井川柳】からゐセンリウ🔗🔉

からい‐せんりゅう【柄井川柳】からゐセンリウ一七一八〜一七九〇]江戸中期の前句付け点者。江戸の人。名は正通。通称、八右衛門。別号、無名庵。その選句を川柳点とよび、付句が独立して川柳とよばれるに至った。宝暦七年(一七五七)、「万句合(まんくあわせ)」を刊行、のち、その中から佳句を選んで「誹風柳多留(はいふうやなぎだる)」を出版。

がら‐ぞめ【柄染(め)】🔗🔉

がら‐ぞめ【柄染(め)】 文様を染め出すこと。また、その染め物。

がらめき‐の‐ひ【柄目木の火】🔗🔉

がらめき‐の‐ひ【柄目木の火】 新潟県新津市の柄目木の地中から出る天然ガス。越後七不思議の一。

がら‐もの【柄物】🔗🔉

がら‐もの【柄物】 織物・衣服などで模様のあるもの。柄のある品物。

がら‐ゆき【柄行き】🔗🔉

がら‐ゆき【柄行き】 布地などの模様から受ける感じ。がら。「地味な―」

つか【△柄・×🔗🔉

つか【柄・× 《「束(つか)」と同語源》刀剣などの、手で握る部分。筆の軸。ふでづか。

つか‐いと【△柄糸】🔗🔉

つか‐いと【柄糸】 刀の柄に巻く組糸。

つか‐がしら【△柄頭】🔗🔉

つか‐がしら【柄頭】 刀の柄の先の部分。また、その部分を覆う金具。縁頭(ふちがしら)。かしら。

つか‐ぐち【△柄口】🔗🔉

つか‐ぐち【柄口】 刀の中子(なかご)の入る柄の口もと。

つか‐なが【△柄長】🔗🔉

つか‐なが【柄長】 柄の長い刀剣。また、刀剣の柄を前へ長く出して腰にさすこと。

つか‐ぶくろ【△柄袋】🔗🔉

つか‐ぶくろ【柄袋】 刀剣の柄を覆う袋。多く鐔(つば)までかけ、雨・雪の日や旅行のときなどに用いた。

つか‐まえ【△柄前】‐まへ🔗🔉

つか‐まえ【柄前】‐まへ 刀の柄。また、そのつくり。

つか‐まき【△柄巻】🔗🔉

つか‐まき【柄巻】 刀剣の柄を組糸や革などで巻くこと。また、それを業とする人。

つく【△銑・×・△柄】🔗🔉

つく【銑・×柄】 弓の弭(はず)の異称。また、そこにはめる金具。鉄棒・十手などにつける折れ釘。荷棒の両端に作った綱をとめるもの。(柄)櫂(かい)・櫓(ろ)や手棹(てざお)などの、手をかける部分の呼称。

ひさく【△柄×杓・×杓】🔗🔉

ひさく【×杓・×杓】 《「ひさご(瓠)」の音変化》「ひしゃく(柄杓)」に同じ。「同じ―して、白き御かゆ一をけ」〈宇津保・蔵開上〉

ひさく‐がた【△柄×杓形】🔗🔉

ひさく‐がた【×杓形】 ひしゃくのような形。また、そのもの。塔の九輪(くりん)などの上に置く火炎のついた宝珠。「吉野の郡の現光寺の塔の―には」〈今昔・一一・五〉

ひしゃく【△柄×杓・×杓】🔗🔉

ひしゃく【×杓・×杓】 《「ひさご(瓠)」の音変化。漢字は当て字》湯や水などをくむ道具。竹・木・金属などで作った筒または椀(わん)状の容器に柄をつけたもの。ひさく。

ひしゃく‐たて【△柄×杓立て】🔗🔉

ひしゃく‐たて【×杓立て】 茶の湯で、茶柄杓を立てておく具。しゃくたて。

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[音]ヘイ [訓]え    つか    がら [部首]木 [総画数]9 [コード]区点    4233      JIS   4A41      S‐JIS 95BF [分類]常用漢字 [難読語] →あしがら【足柄】かみ‐から【神柄】かむ‐から【神柄】と‐つか【取柄】ひさく【柄杓・杓】ひしゃく【柄杓・杓】ベンガラ【オランダBengala】ゆ‐づか【弓柄・弓束・

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