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かた‐ぎ【形木・△模】🔗🔉

かた‐ぎ【形木・模】 物の形を彫った板。その模様を紙やきれに刷って染め付けるのに用いる。版木(はんぎ)」に同じ。手本。規範。型。「稽古(けいこ)すべき―もなし」〈花伝・二〉

かた‐ど・る【△象る・△模る】🔗🔉

かた‐ど・る【象る・模る】 [動ラ五(四)]《「形取る」の意》物の形を写し取る。また、ある形に似せて作る。「雪の結晶を―・った模様」物事を形象化して表す。象徴する。「平和を―・ったマーク」 [可能]かたどれる

ぼ‐けい【模型】🔗🔉

ぼ‐けい【模型】 もけい(模型)

も‐ぎ【模擬・×摸擬】🔗🔉

も‐ぎ【模擬・×摸擬】 [名]スル本物や実際の場合と同じようにすること。「―実験」「外邦の風を―せしものにして」〈三宅雪嶺・真善美日本人〉

もぎ‐しけん【模擬試験】🔗🔉

もぎ‐しけん【模擬試験】 入学試験などになぞらえて行う試験。模試。

もぎ‐てん【模擬店】🔗🔉

もぎ‐てん【模擬店】 園遊会・学園祭などの会場で、屋台店のようにこしらえて飲食物を供する所。

も‐けい【模型】🔗🔉

も‐けい【模型】 実物の形に似せて作ったもの。「機関車の―」鋳造のための原型。鋳型(いがた)

も‐こ【模×糊・×糢×糊】🔗🔉

も‐こ【模×糊・××糊】 [ト・タル][形動タリ]ぼんやりしているさま。はっきりしないさま。「曖昧(あいまい)―」「余(よ)は―たる功名の念と」〈鴎外・舞姫〉

も‐こう【模×傚】‐カウ🔗🔉

も‐こう【模×傚】‐カウ まねること。手本にすること。模倣(もほう)。「徹頭徹尾の―を示すのも同様に困難である」〈漱石・吾輩は猫である〉

も‐こく【模刻】🔗🔉

も‐こく【模刻】 [名]スル原本どおりに版木などを彫ること。模勒(もろく)

もこく‐ぼん【模刻本】🔗🔉

もこく‐ぼん【模刻本】 模刻したもので印刷した本。

も‐さく【模作・×摸作】🔗🔉

も‐さく【模作・×摸作】 [名]スルすでにあるものを手本として、似せて作ること。また、その制作物・作品。ぼさく。「ロダンの彫刻を―する」

も‐さく【模索・×摸索】🔗🔉

も‐さく【模索・×摸索】 [名]スル手さぐりで探し求めること。ぼさく。「解決の道を―する」「暗中―」

も‐し【模試】🔗🔉

も‐し【模試】 「模擬試験」の略。

もしき‐ず【模式図】‐ヅ🔗🔉

もしき‐ず【模式図】‐ヅ 事物の典型的な形式を示した図。

も‐しゃ【模写・×摸写】🔗🔉

も‐しゃ【模写・×摸写】 [名]スル似せて写すこと。実物どおりに写しとること。また、そのもの。「壁画を―する」「声帯―」

もしゃ‐せつ【模写説】🔗🔉

もしゃ‐せつ【模写説】 哲学で、認識は外界にある実在を忠実に模写したものであるとする説。→反映論 →素朴実在論

も・す【模す・×摸す・×す】🔗🔉

も・す【模す・×摸す・×す】 [動サ五]「も(模)する」(サ変)の五段化。「ギリシア彫刻を―・す」[動サ変]「もする」の文語形。

も・する【模する・×摸する・×する】🔗🔉

も・する【模する・×摸する・×する】 [動サ変]も・す[サ変]ある形に似せて作る。まねる。また、ひきうつして書く。「京都を―・した町並み」「器上に―・するところの図画を」〈中村訳・西国立志編〉

も‐ぞう【模造・×摸造】‐ザウ🔗🔉

も‐ぞう【模造・×摸造】‐ザウ [名]スル本物に似せてつくること。また、そのもの。「撮影用に―した建物」「―品」

もぞう‐し【模造紙】モザウ‐🔗🔉

もぞう‐し【模造紙】モザウ‐ 化学パルプで抄造(しようぞう)した上質の紙。表面は滑らかで光沢があり、印刷・筆記用紙や包装紙とする。元来は、明治初年に印刷局特製のミツマタを用いた局紙を欧州で亜硫酸パルプを用いて模造したもの。

も‐はん【模範】🔗🔉

も‐はん【模範】 《「模」は木型、「範」は竹で作った型》見習うべき手本。のり。「―を示す」器物などを作るときに用いるもととなる型。「黏土の乾かざる内に、―を著(つ)くるものにして」〈中村訳・西国立志編〉

もはん‐じあい【模範試合】‐じあひ🔗🔉

もはん‐じあい【模範試合】‐じあひ スポーツで、勝敗に重きをおかないで、模範的な技術の紹介などのために行う試合。

もはん‐せい【模範生】🔗🔉

もはん‐せい【模範生】 他の生徒の模範となる生徒。

もはん‐てき【模範的】🔗🔉

もはん‐てき【模範的】 [形動]模範となるようなさま。「―な生活態度」

もはん‐りん【模範林】🔗🔉

もはん‐りん【模範林】 造林の模範とするために、営林局・府県などが特に設けた森林。

も‐ほう【模倣・×摸倣】‐ハウ🔗🔉

も‐ほう【模倣・×摸倣】‐ハウ [名]スル他のものをまねること。似せること。「人の作品を―する」

もほう‐げいじゅつ【模倣芸術】モハウ‐🔗🔉

もほう‐げいじゅつ【模倣芸術】モハウ‐ なんらかの対象の再現・描写を行うことによって成立する芸術。

もほう‐せつ【模倣説】モハウ‐🔗🔉

もほう‐せつ【模倣説】モハウ‐ 社会的な結合は模倣を基盤として成立するという社会学説。フランスのタルドが提唱。

も‐ほん【模本・×摸本・×本】🔗🔉

も‐ほん【模本・×摸本・×本】 原本どおりに模写して作った本。習字、図画などの手本。臨本。

も‐よう【模様】‐ヤウ🔗🔉

も‐よう【模様】‐ヤウ 織物・染め物・工芸品などに装飾として施す種々の絵や形。また、ものの表面にあらわれた図形。文(あや)。文様。「美しい―の木目」「幾何学的な―」物事のありさま。ようすや経過。「現場から事件の―をお伝えします」現時点で推測される状況。「列車は遅れる―だ」手本。模範。「そもそも禅宗の―とするところは宋朝の行儀」〈太平記・二四〉身ぶり。所作。「若衆に茶のたてやうを教ゆべしと、自ら茶をたつる―をなして」〈驢鞍橋・下〉名詞の下に付いて、それらしいようすであることを表す。「雨―」「荒れ―」 [類語]文様(もんよう)・紋(もん)・文(あや)・文目(あやめ)・地紋(じもん)・柄(がら)・紋柄(もんがら)・図柄・絵柄・図様・図案・意匠・パターン・デザイン/様子・様相・状況・実況・現況・情勢・成り行き

もよう‐がえ【模様替え】モヤウがへ🔗🔉

もよう‐がえ【模様替え】モヤウがへ [名]スル建物などの設計、室内の装飾、家具の配置などを変えること。「部屋を―する」物事の仕組み・方法・順序などを変えること。「組織の―」

もよう‐ながめ【模様眺め】モヤウ‐🔗🔉

もよう‐ながめ【模様眺め】モヤウ‐ 状況がはっきりするまで静観していること。特に、相場についていう。

もよう‐ふぐ【模様河=豚】モヤウ‐🔗🔉

もよう‐ふぐ【模様河豚】モヤウ‐ フグ科の海水魚。暖海のサンゴ礁などにすむ。全長約五〇センチ。体は長卵形で、小さなとげが密生し、白地に多数の小黒点がある。幼魚は、腹側に暗褐色の線が複雑に走る。有毒。

もよう‐もの【模様物】モヤウ‐🔗🔉

もよう‐もの【模様物】モヤウ‐ 模様の入ったもの。模様のある衣装。「京染の―」

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[音]ボ    モ [部首]木 [総画数]14 [コード]区点    4447      JIS   4C4F      S‐JIS 96CD [分類]常用漢字 [難読語] →さがみ【相模・相摸】さがみはら【相模原】さがむ【相模】すかん‐ぽ【酸模】ホラズム【Khorezm】

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