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かけ【欠け・×缺け・×闕け】🔗🔉

かけ【欠け・×缺け・×闕け】 完全なものの一部分がなくなること。「月の満ち―」かけて、取れた部分。かけら。「瓦(かわら)の―」

かけ‐う・ぐ【欠け×穿ぐ】🔗🔉

かけ‐う・ぐ【欠け×穿ぐ】 [動ガ下二]欠けて、穴があく。「頸もちぎるばかり引きたるに、耳、鼻―・げながら抜けにけり」〈徒然・五三〉

かけ‐おち【駆(け)落ち・×駈け落ち・欠(け)落ち】🔗🔉

かけ‐おち【駆(け)落ち・×駈け落ち・欠(け)落ち】 [名]スル結婚を許されない相愛の男女がひそかによその土地に逃れること。「親に結婚を反対されて―する」ひそかに逃げること。逐電。出奔。「あとに残った人は自分の―の為に助かるに違いないと考えた」〈漱石・坑夫〉(欠け落ち)近世、重税・貧困・悪事などから、居住地を離れてよその土地へ逃げること。

かけ‐じ【欠(け)字】🔗🔉

かけ‐じ【欠(け)字】 文章・語句中で、文字、また、その一部が欠けていること。また、その文字。欠字(けつじ)欠画(けつかく)」に同じ。

かけ‐どくり【欠(け)徳利】🔗🔉

かけ‐どくり【欠(け)徳利】 口の欠けている徳利。口の悪い人。また、おしゃべり。「―。…口のかけし徳利は出やすきゆゑ、よくしゃべるをいふ」〈洒・箱まくら〉

かけ‐め【欠(け)目】🔗🔉

かけ‐め【欠(け)目】 欠けていて不完全な部分。不足した目方、また、分量。囲碁で、目のように見えながら、実際には目にならない所。本目。

かけ‐ら【欠けら・欠=片】🔗🔉

かけ‐ら【欠けら・欠片】 物の欠けた一片。断片。「せんべいの―」(下に打消しの語を伴う)ごくわずかなもののたとえ。「良心の―もない」

か・ける【欠ける・×缺ける・×闕ける】🔗🔉

か・ける【欠ける・×缺ける・×闕ける】 [動カ下一]か・く[カ下二]かたい物の一部分が壊れてとれる。「コップが―・ける」「歯が―・ける」そろうべきものの一部分、または必要なものが抜けている。脱落する。「メンバーが一人―・ける」「百科事典が一巻―・けている」あって当然のものが必要なだけない。足りない。不足する。「千円に一円―・ける」「常識に―・ける」「協調性に―・ける」なすべきことをしていない。おろそかになる。「礼儀に―・ける」「義理に―・ける」(「虧ける」とも書く)満月が次第に円形でなくなる。「月が―・ける」満ちる。

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