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りゅうきゅう【琉球】リウキウ🔗🔉

りゅうきゅう【琉球】リウキウ 沖縄のこと。中国側からの呼称。一四世紀に沖縄島に北山・中山・南山の三つの小国家ができ、のち、中山が統一王朝を樹立。慶長一四年(一六〇九)薩摩(さつま)藩に征服されたが、清との関係も維持。明治政府は明治五年(一八七二)琉球藩を設置、さらに同一二年王国体制を解体して沖縄県を設置した。「琉球表(おもて)」の略。「琉球紬(つむぎ)」の略。

りゅうきゅう‐あい【×琉球×藍】リウキウあゐ🔗🔉

りゅうきゅう‐あい【×琉球×藍】リウキウあゐ キツネノマゴ科の低木状の多年草。高さ五〇〜八〇センチ。葉は卵形で先がとがり、対生。夏、淡紅紫色の唇形の花を穂状につける。夏から秋に茎・葉を刈り取り、藍色の染料をとる。台湾・東南アジアの原産で、日本では鹿児島や沖縄で栽培。

りゅうきゅう‐い【×琉球×藺】リウキウゐ🔗🔉

りゅうきゅう‐い【×琉球×藺】リウキウゐ シチトウの別名。沖縄地方でよく栽培された。

りゅうきゅう‐いも【×琉球芋】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐いも【×琉球芋】リウキウ‐ サツマイモの別名。ジャガイモの別名。

りゅうきゅう‐おもて【×琉球表】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐おもて【×琉球表】リウキウ‐ 麻糸を縦とし、シチトウの茎を横として織った畳表。じょうぶで耐久性がある。

りゅうきゅう‐おんかい【×琉球音階】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐おんかい【×琉球音階】リウキウ‐ 主に沖縄の音楽で用いられる五音音階。洋楽階名のド・ミ・ファ・ソ・シの五つの音からなる。

りゅうきゅう‐かいこう【琉球海溝】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐かいこう【琉球海溝】リウキウ‐ 南西諸島海溝

りゅうきゅう‐かざんたい【琉球火山帯】リウキウクワザンタイ🔗🔉

りゅうきゅう‐かざんたい【琉球火山帯】リウキウクワザンタイ 霧島(きりしま)火山帯

りゅうきゅう‐がすり【×琉球×絣】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐がすり【×琉球×絣】リウキウ‐ 沖縄で産する絣織物、およびその特徴のある絣柄。流水・井桁(いげた)・つばめ柄などがあり、宮古島の紺絣、八重山の白絣などが知られる。

りゅうきゅう‐ぐみ【琉球組】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐ぐみ【琉球組】リウキウ‐ 三味線組歌の最古の曲。本手組に属する。石村検校の作曲という。

りゅうきゅう‐こ【×琉球弧】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐こ【×琉球弧】リウキウ‐ 九州の南から台湾へ弧状に連なる島列。南西諸島弧。

りゅうきゅう‐ご【×琉球語】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐ご【×琉球語】リウキウ‐ 奄美諸島・沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島で話されている諸方言の総称。本土の日本語と方言関係にある。琉球方言。

りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】リウキウシヨタウ🔗🔉

りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】リウキウシヨタウ 南西諸島の南半部。沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島からなり、沖縄県に属す。

りゅうきゅう‐しょぶん【×琉球処分】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐しょぶん【×琉球処分】リウキウ‐ 明治政府が琉球に対し、清への冊封関係の廃止を求め、武力を背景に強制的に日本へ統合した過程をいう。明治一二年(一八七九)琉球藩を廃し、沖縄県が置かれることとなった。

りゅうきゅうしんとうき【琉球神道記】リウキウシンタウキ🔗🔉

りゅうきゅうしんとうき【琉球神道記】リウキウシンタウキ 島津氏が統治する以前の琉球の宗教について記した書。浄土宗の僧袋中(たい ちゆう)一五五二〜一六三九]著。多数の神話・説話を収録。

りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】リウキウ‐ 沖縄県中頭(なかがみ)郡西原町にある国立大学。昭和二五年(一九五〇)米国施政権下に発足。同四七年沖縄の本土復帰に伴い、国立大学へ移管。

りゅうきゅう‐つつじ【×琉球躑=躅】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐つつじ【×琉球躑躅】リウキウ‐ ツツジ科の常緑小低木。葉はやや細長く、先がとがる。四、五月ごろ、漏斗状の白い花が咲き、花びらの上部内面に緑色の斑点がある。庭園に植えられ、白琉球ともいう。花が紅紫色や八重咲きの品種もある。

りゅうきゅう‐つむぎ【×琉球×紬】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐つむぎ【×琉球×紬】リウキウ‐ 沖縄産の紬。平織りで紺地に茶色の縞のものが多い。質は柔軟・堅牢(けんろう)。久米島で産する久米島紬が有名。

りゅうきゅう‐まつ【×琉球松】リウキウ‐🔗🔉

りゅうきゅう‐まつ【×琉球松】リウキウ‐ マツ科の常緑高木。琉球諸島に分布し、葉は長さが二〇センチもあり、二本ずつ束になって出る。

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