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りゅうきゅう【琉球】リウキウ🔗⭐🔉
りゅうきゅう【琉球】リウキウ
①沖縄(琉球諸島地域)の別称。古くは「阿児奈波」または「南島」と呼んだ。15世紀統一王国が成立、日本・中国に両属の形をとり、17世紀初頭島津氏に征服され、明治維新後琉球藩を置き、1879年(明治12)沖縄県となる。→流求。
②琉球表おもての略。
③琉球紬つむぎの略。
⇒りゅうきゅう‐あい【琉球藍】
⇒りゅうきゅう‐あゆ【琉球鮎】
⇒りゅうきゅう‐い【琉球藺】
⇒りゅうきゅう‐いも【琉球芋】
⇒りゅうきゅう‐おもて【琉球表】
⇒りゅうきゅう‐おんかい【琉球音階】
⇒りゅうきゅう‐かいこう【琉球海溝】
⇒りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】
⇒りゅうきゅう‐ぐみ【琉球組】
⇒りゅうきゅう‐こ【琉球弧】
⇒りゅうきゅう‐ご【琉球語】
⇒りゅうきゅう‐しっき【琉球漆器】
⇒りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】
⇒りゅうきゅう‐しょぶん【琉球処分】
⇒りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】
⇒りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】
⇒りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】
りゅうきゅう‐あい【琉球藍】リウキウアヰ🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐あい【琉球藍】リウキウアヰ
キツネノマゴ科の小低木。琉球・台湾・東南アジアの産。九州南部で栽培。高さ80センチメートル、葉は楕円形。夏、紫色を帯びた唇形花をつける。葉から藍をとる。馬藍。木藍。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐あゆ【琉球鮎】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐あゆ【琉球鮎】リウキウ‥
アユ科の硬骨魚。奄美大島と沖縄島に固有。全長約20センチメートル。沖縄島では1970年代末に絶滅し、現在生息するものは奄美から移植されたもの。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐い【琉球藺】リウキウヰ🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐い【琉球藺】リウキウヰ
〔植〕シチトウイ(七島藺)の別称。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐いも【琉球芋】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐いも【琉球芋】リウキウ‥
(琉球から渡来したからいう)サツマイモまたはジャガイモの異称。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐おもて【琉球表】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐おもて【琉球表】リウキウ‥
麻糸を経たてとし、琉球藺いの茎を緯よことして織った畳表。備後表にくらべて外見は劣るが耐久性で勝り、縁をつけない。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐おんかい【琉球音階】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐おんかい【琉球音階】リウキウ‥
日本の陰音階の一つ。五音音階で、洋楽のドミファソシの音程に相当。もっぱら琉球(沖縄)音楽で用いる。琉陰りゅういん。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐かいこう【琉球海溝】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐かいこう【琉球海溝】リウキウ‥
南西諸島の南東側に沿い、これにほぼ平行に弧状に延びる海溝。最深部7460メートル。総延長約1300キロメートル。その北東の南海トラフとともに、フィリピン海プレート北西縁をなし、プレートの沈み込みに伴い巨大地震が発生する。南西諸島海溝。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】リウキウ‥
通常、沖縄本島南部の南風原はえばる町を中心に生産されている絣織物。かつては木綿紺絣が主力であったが、現在は絹を主体にして、手結びによる多色の絣も織られる。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐ぐみ【琉球組】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐ぐみ【琉球組】リウキウ‥
三味線組歌。石村検校作曲(虎沢検校作曲あるいは共作とも)。本手組の第一曲で、芸術的三味線音楽の最古の歌曲。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐こ【琉球弧】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐こ【琉球弧】リウキウ‥
九州・南西諸島・台湾を連ねる島の列と、日向灘沖から南西の部分の南海トラフおよび琉球海溝の列との組合せをいう。地図上で両者は弧をなして平行。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐ご【琉球語】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐ご【琉球語】リウキウ‥
琉球で用いられる言語。奄美・沖縄諸島・宮古・八重山列島の方言の総称。本土方言とともに日本語の二大方言の一つ。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐しっき【琉球漆器】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐しっき【琉球漆器】リウキウ‥
琉球王国時代に琉球諸島・奄美諸島で発達した漆器の総称。沈金・箔絵・螺鈿らでん・漆絵・堆錦ついきんなどの技法を用い、尚寧王時代以降、特に盛行した。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】リウキウ‥タウ🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】リウキウ‥タウ
南西諸島の南半部、北緯27度以南の沖縄諸島・先島さきしま諸島の総称。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐しょぶん【琉球処分】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐しょぶん【琉球処分】リウキウ‥
1872年(明治5)の琉球藩設置から79年の廃藩・沖縄県設置にいたる明治政府の一連の措置の総称。形式上日清両属だった琉球王国はこの過程で滅亡し、日本に併合。
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りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】リウキウ‥
国立大学法人の一つ。沖縄最初の高等教育機関として1950年アメリカの琉球大学基金財団により創立。66年琉球政府立、72年国立となる。2004年法人化。本部は沖縄県西原町。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】リウキウ‥
ツツジ科の常緑低木。初夏、表面が純白色で裏面に緑色の斑点のある大きな漏斗状の花を開く。琉球に自生はなく、おそらく園芸品。観賞用として多く栽培。白琉球。漢名、白杜鵑花。
⇒りゅうきゅう【琉球】
りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】リウキウ‥🔗⭐🔉
りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】リウキウ‥
久米島紬の第二次大戦前の呼称。現在は沖縄諸島で生産される紬織物を総称することもある。
⇒りゅうきゅう【琉球】
広辞苑に「琉球」で始まるの検索結果 1-18。