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る‐す【留守・留主】🔗🔉

る‐す【留守・留主】 [名]スル主人や家人が外出している間、その家を守ること。また、その人。留守番。留守居。「―を頼む」「玄関をはいると雇い人だけが―していた」〈有島・小さき者へ〉外出して家にいないこと。「三日ほど―にする」「―していまして失礼しました」「居―」他のことに心を奪われ、その方に気が回らないこと。「お留守」の形でも用いる。「手元が―になる」「仕事が忙しくて家事がお―になる」

留守を預か・る🔗🔉

留守を預か・る 主人や家族が不在の間、留守番の責任を負う。「実家の―・る」

留守を使・う🔗🔉

留守を使・う 不在であるように見せかける。居留守(いるす)を使う。「借金取りに―・う」

るす‐い【留守居】‐ゐ🔗🔉

るす‐い【留守居】‐ゐ [名]スル留守」に同じ。「頼まれて―する」江戸幕府の職名。老中の支配下にあって、大奥の取り締まり、奥向き女中の諸門の出入り、諸国関所の女手形などの事務、また、将軍不在のときは江戸城中の警衛などをつかさどった。留守居年寄。奥年寄。江戸時代、諸大名が、その江戸屋敷に置いた職名。幕府との公務の連絡や他藩の留守居役との交際・連絡を担当。聞番役。留守居役。江戸時代、諸大名が、その大坂蔵屋敷に置いた職名。藩の産米・特産物などの町人への売り渡しや会計事務などを担当。留守居役。

るすい‐ばん【留守居番】ルスゐ‐🔗🔉

るすい‐ばん【留守居番】ルスゐ‐ 留守居に当たった役。

るす‐がち【留守勝ち】🔗🔉

るす‐がち【留守勝ち】 [名・形動]不在の場合が多いこと。また、そのさま。「出張が多くて―な(の)父親」

るす‐がみ【留守神】🔗🔉

るす‐がみ【留守神】 神無月(かんなづき)に出雲に参集せず、その土地にとどまるという神。恵比須神が多いが、地方によって違いがある。

るす‐たく【留守宅】🔗🔉

るす‐たく【留守宅】 留守の家。また、主人などが不在の家。「―を守る」

るす‐どころ【留守所】🔗🔉

るす‐どころ【留守所】 平安・鎌倉時代、遥任などで国司が在京する場合、目代・在庁官人が国務を執るための現地の政庁。

るす‐ばん【留守番】🔗🔉

るす‐ばん【留守番】 [名]スル留守」に同じ。「子供に―させる」江戸時代、大坂城あるいは二条城の番士の称。城番。

るすばん‐でんわ【留守番電話】🔗🔉

るすばん‐でんわ【留守番電話】 留守中に電話がかかると自動的に作動し、録音してあるテープで応答したり、着信用テープで相手の用件を録音したりする電話機。

るす‐ろく【留守録】🔗🔉

るす‐ろく【留守録】 ビデオテープレコーダーで、テレビの番組を、外出中や就寝中にタイマー予約を使って録画すること。留守録画。

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