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しら‐とり【白鳥】🔗🔉

しら‐とり【白鳥】 カモメやハクチョウなど羽毛が白い鳥。しろとり。「―はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」〈牧水・海の声〉

しらとり‐くらきち【白鳥庫吉】🔗🔉

しらとり‐くらきち【白鳥庫吉】一八六五〜一九四二]東洋史学者。千葉の生まれ。東大教授。近代的東洋史学を確立。北アジア・中央アジア諸民族の歴史を研究。東洋文庫の創設に尽力。著「西域史研究」「日本語の系統」。

しらとり‐の【白鳥の】🔗🔉

しらとり‐の【白鳥の】 〔枕〕白い鳥である鷺(さぎ)の意から、また、白い鳥が飛ぶ意から、「鷺(さぎ)」「飛ぶ」にかかる。「―鷺坂山の松かげに」〈万・一六八七〉

しらとり‐の‐みささぎ【白鳥陵】🔗🔉

しらとり‐の‐みささぎ【白鳥陵】 日本武尊(やまとたけるのみこと)の墓。死んで白鳥になったという伝説から名づけられた。伊勢国能褒野(のぼの)の陵、大和国琴弾原(ことひきのはら)の陵、河内(かわち)国旧市邑(ふるいちのむら)の陵の三か所をいう。

しろ‐とり【白鳥】🔗🔉

しろ‐とり【白鳥】しらとり」に同じ。

しろとり‐せいご【白鳥省吾】🔗🔉

しろとり‐せいご【白鳥省吾】一八九〇〜一九七三]詩人。宮城の生まれ。民衆詩派を結成し、芸術派と対立した。詩集「大地の愛」、評論集「民主的文芸の先駆」など。

はく‐ちょう【白鳥】‐テウ🔗🔉

はく‐ちょう【白鳥】‐テウ カモ科ハクチョウ属の鳥の総称。大形の水鳥で、くびが長く、水底などの水草を食べる。日本に冬鳥として渡来するオオハクチョウとコハクチョウは全身白色で、夏には北アメリカ・ユーラシア北部に渡り繁殖。スワン。しらとり。《季 冬》「―といふ一巨花を水に置く/草田男」

はくちょう‐ざ【白鳥座】ハクテウ‐🔗🔉

はくちょう‐ざ【白鳥座】ハクテウ‐ 北天の大星座。九月下旬の午後八時ごろ南中し、天頂付近に見える。天の川の中に、α(アルフア)星デネブ・β(ベータ)星アルビレオなど明るい五個の星が十字形をつくり、また北アメリカ星雲・網状星雲・ブラックホールなどを含む。北十字星。学名 (ラテン)Cygnus

はくちょうしょじょ‐せつわ【白鳥処女説話】ハクテウシヨヂヨ‐🔗🔉

はくちょうしょじょ‐せつわ【白鳥処女説話】ハクテウシヨヂヨ‐ 白鳥が処女に化して地上に降り、人間の男に衣を取られて結婚するという筋の説話。特に女性の処女性を白鳥で象徴する。類型は世界的に分布し、日本の羽衣(はごろも)伝説や昔話「鶴女房(つるにようぼう)」もその例。羽衣説話。

はくちょう‐どくり【白鳥徳利】ハクテウ‐🔗🔉

はくちょう‐どくり【白鳥徳利】ハクテウ‐ 《白鳥に似ているところから》白くて細長い陶製の徳利。

はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】ハクテウ‐🔗🔉

はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】ハクテウ‐ 死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。《原題、(ドイツ)Schwanengesang》シューベルトの遺作の歌曲集。一八二八年作曲。ハイネらの歌詞による一四曲からなる。

はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】ハクテウのみづうみ🔗🔉

はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】ハクテウのみづうみ 《原題、(ロシア)Lebedinoe ozero》チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。一八七七年モスクワで初演。悪魔によって白鳥に変えられた王女オデットと、王子ジークフリートとの悲恋を描く。

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