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かけ‐どり【×翔け鳥】🔗🔉

かけ‐どり【×翔け鳥】 空を飛んでいる鳥。「―か水鳥を仰せつけられい、恐らくは射て御目にかけう、とおしゃれ」〈虎寛狂・八幡の前〉飛んでいる鳥を射ること。「―にぞ射たりける」〈太平記・一六〉

かけり【×翔】🔗🔉

かけり【×翔】 能の働き事の一。修羅物で戦闘の苦患(くげん)、狂女物で狂乱のさまなど興奮状態を表す。また、その囃子(はやし)。大鼓・小鼓に笛をあしらう。歌舞伎下座音楽の一。が転じたもの。大鼓・小鼓に能管を吹き合わす。物狂いの登場、時代物の武将の急な出入り、合戦の立ち回り、だんまりなどに使用。かけいり。連歌・俳諧で、趣向や表現に鋭い働きが感じられること。「句の―、事あたらしさ、まことに秀逸の句なり」〈去来抄・先師評〉

かけ・る【×翔る・駆ける】🔗🔉

かけ・る【×翔る・駆ける】 [動ラ五(四)]鳥や飛行機などが、空高く飛ぶ。飛翔(ひしよう)する。「大空を―・る鷲(わし)(駆ける)速く走る。「血眼になって行手を見つめて―・って居るさまは」〈寅彦・伊太利人〉和歌で、心の動きが鋭く表れる。「鈍く眠り目なる歌人には、―・りたるかたを学べと」〈ささめごと〉

こう‐しょう【××翔】カウシヤウ🔗🔉

こう‐しょう【××翔】カウシヤウ [名]スル鳥が空高く飛ぶこと。「籠より出だして―せしむるが如く」〈鴎外訳・即興詩人〉思いのままに振る舞うこと。「嗚呼時不祥にして鴟梟(しきよう)―、讒諛(ざんゆ)志を得」〈東海散士・佳人之奇遇〉

しょう‐は【×翔破】シヤウ‐🔗🔉

しょう‐は【×翔破】シヤウ‐ [名]スル鳥や飛行機などが、かなり長い距離を飛びとおすこと。「パリまで無着陸で―する」

しょうらん‐ろう【翔鸞楼】シヤウラン‐🔗🔉

しょうらん‐ろう【翔鸞楼】シヤウラン‐ 平安京大内裏の八省院の四楼の一。応天門外の西南方に突き出た楼で、方四間、屋背に鴟尾(しび)があり、東の栖鳳楼(せいほうろう)に対する。西楼。

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[音]ショウ [訓]かけ‐る [部首]羽 [総画数]12 [コード]区点    7038      JIS   6646      S‐JIS E3C4 [分類]人名用漢字 [難読語] →こう‐しょう【翔】しょうらん‐ろう【翔鸞楼】

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