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しん‐しょう【身上】‐シヤウ🔗🔉

しん‐しょう【身上】‐シヤウ 身の上。一身上のこと。しんじょう。財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「―をこしらえる」「―をつぶす」給金。芝居関係者の間で用いられた語。「身分だの―だのは…売出しの花形には及ばないまでも」〈万太郎・春泥〉しんじょう(身上)」に同じ。「成るほど此話しを聞かして下さらぬが旦那様の―で」〈一葉・この子〉身分。地位。家柄。「足軽大将から下の―の人のなさるべき儀なり」〈甲陽軍鑑・四〇〉身の上に降りかかる災い。一大事。「羽織へ染(しみ)でもつけてみろ、―だあ」〈滑・七偏人・二〉

身上をはた・く🔗🔉

身上をはた・く 全財産を使いはたす。「道楽に―・く」

しん‐じょう【身上】‐ジヤウ🔗🔉

しん‐じょう【身上】‐ジヤウ 一身に関すること。身の上。しんしょう。「―書」その人に備わった価値。本領。とりえ。しんしょう。「粘り強さが彼女の―だ」からだ。からだの上。「落葉を攅(あつ)めて―の衣となし」〈太平記・一二〉

しんしょう‐もち【身上持(ち)】シンシヤウ‐🔗🔉

しんしょう‐もち【身上持(ち)】シンシヤウ‐ 金持ち。財産家。資産家。家計のやりくり。「―のいい女房」

しんじょう‐れんごう【身上連合】シンジヤウレンガフ🔗🔉

しんじょう‐れんごう【身上連合】シンジヤウレンガフ 《personal union》二つ以上の国家が、王位継承法などで、偶然に同一の君主のもとに連合したもの。各国は独立した主権と国家機関をもち、連合としては国際法上の人格はもたない。一七一四〜一八三七年のイギリスとハノーバー、一八一五〜九〇年のオランダとルクセンブルグの類。同君連合。

み‐あがり【身上がり・身揚がり】🔗🔉

み‐あがり【身上がり・身揚がり】 遊女が自分で抱え主に揚げ代を支払って休むこと。その日は休養をとったり、情人に会ったりした。「―の日はいさみたる顔ぞよき」〈色道大鏡・四〉

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