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びん【×鬢】🔗⭐🔉
びん【×鬢】
耳ぎわの髪。また、頭髪の左右側面の部分。
びん‐おや【×鬢親】🔗⭐🔉
びん‐おや【×鬢親】
深除(ふかそ)ぎまたは鬢除(びんそ)ぎの日、髪や鬢の先を切り落とす役目の人。
びん‐かがみ【×鬢鏡】🔗⭐🔉
びん‐かがみ【×鬢鏡】
鬢を映してみるのに使う、柄つきの小さい手鏡。
びん‐かき【×鬢×掻き】🔗⭐🔉
びん‐かき【×鬢×掻き】
鬢をかき整えるのに使う小さい櫛(くし)。
びん‐きり【×鬢切り】🔗⭐🔉
びん‐きり【×鬢切り】
《「びんぎり」とも》江戸前期の若い男女の髪形の一。結髪の鬢の毛を切って耳の後ろに垂らすもので、上方で流行した。びんぎれ。
びん‐ぐき【×鬢茎】🔗⭐🔉
びん‐ぐき【×鬢茎】
鬢の毛筋。「しどけなくうちふくだみ給へる―」〈源・紅葉賀〉
びん‐ぐし【×鬢×櫛】🔗⭐🔉
びん‐ぐし【×鬢×櫛】
鬢(びん)をかきあげるのに用いる櫛。黄楊(つげ)製のものが多く、横長で歯が粗い。
びん‐さし【×鬢差(し)】🔗⭐🔉
びん‐さし【×鬢差(し)】
江戸時代、女性が髪を結うとき、鬢の中に入れて、左右に張り出させるために用いた道具。鯨のひげ、針金などで弓のような形に作った。上方では鬢張りと称した。
びん‐し【×鬢糸】🔗⭐🔉
びん‐し【×鬢糸】
鬢の毛が薄く、白くなること。
鬢糸茶烟(さえん)の感🔗⭐🔉
鬢糸茶烟(さえん)の感
《杜牧「題禅院」から》若いころ遊びに夢中になった者が、年老いてから悠々自適し淡泊な生活を送る、その心境をいう。
びん‐しょ【便所・×鬢所】🔗⭐🔉
びん‐しょ【便所・×鬢所】
中世、将軍や貴族の邸宅で、髪を整えたり衣服をあらためたりした室。
びん‐そぎ【×鬢△除ぎ・×鬢×曾木・×鬢×枇・×鬢△削ぎ】🔗⭐🔉
びん‐そぎ【×鬢△除ぎ・×鬢×曾木・×鬢×枇・×鬢△削ぎ】
女子の成人のしるしとして鬢の先を切る儀式。近世は一六歳の六月一六日に行い、婚約した男性またはその父兄が切った。男子の元服にあたるもの。髪削(かみそ)ぎ。
びん‐だい【×鬢台】🔗⭐🔉
びん‐だい【×鬢台】
鬢道具をのせておく台。
びん‐だらい【×鬢×盥】‐だらひ🔗⭐🔉
びん‐だらい【×鬢×盥】‐だらひ
鬢を整える水を入れる小さなたらい。
江戸時代、髪結いが小道具一式を入れて持ち歩いた引き出しつきの手提げ箱。
鬢を整える水を入れる小さなたらい。
江戸時代、髪結いが小道具一式を入れて持ち歩いた引き出しつきの手提げ箱。
びん‐ちょう【×鬢長】‐チヤウ🔗⭐🔉
びん‐ちょう【×鬢長】‐チヤウ
びんなが(鬢長)
びんなが(鬢長)
びん‐つき【×鬢付き】🔗⭐🔉
びん‐つき【×鬢付き】
鬢のようすや、かっこう。
びん‐つけ【×鬢付け】🔗⭐🔉
びん‐つけ【×鬢付け】
「鬢付け油」の略。
びんつけ‐あぶら【×鬢付け油】🔗⭐🔉
びんつけ‐あぶら【×鬢付け油】
主に日本髪で、髪を固めたり乱れを防いだりするのに用いる固練りの油。木蝋(もくろう)・菜種油・香料などを練ってつくる。固油(かたあぶら)。
びん‐どうぐ【×鬢道具】‐ダウグ🔗⭐🔉
びん‐どうぐ【×鬢道具】‐ダウグ
髪を結い、または飾るのに用いる道具。
びん‐なが【×鬢長】🔗⭐🔉
びん‐なが【×鬢長】
サバ科の海水魚。マグロの一種で、全長約一メートルと小形。胸びれが著しく長い。世界の温帯海に分布。主に缶詰の材料とされる。とんぼしび。びんながまぐろ。びんちょう。《季 冬》
サバ科の海水魚。マグロの一種で、全長約一メートルと小形。胸びれが著しく長い。世界の温帯海に分布。主に缶詰の材料とされる。とんぼしび。びんながまぐろ。びんちょう。《季 冬》
びんのほつれ【鬢のほつれ】🔗⭐🔉
びんのほつれ【鬢のほつれ】
地歌・うた沢・小唄の曲名。「びんのほつれはまくらのとがよ」のうたい出しで短い歌詞のもの。鬢ほつ。
びん‐はさみ【×鬢挟み】🔗⭐🔉
びん‐はさみ【×鬢挟み】
鬢の毛が乱れないように挟んでとめておくもの。
びん‐ぱつ【×鬢髪】🔗⭐🔉
びん‐ぱつ【×鬢髪】
鬢の部分の髪。また、頭髪。
びん‐はり【×鬢張り】🔗⭐🔉
びん‐はり【×鬢張り】
鬢差(びんさ)しの上方での名称。
びん‐ぷく【×鬢幅・×鬢服】🔗⭐🔉
びん‐ぷく【×鬢幅・×鬢服】
公家の少年の髪の結い方。耳の後ろの髪を耳が隠れるほどにふくらませて、後ろに垂らしたもの。
近世、公家の若年の男女が、髻(もとどり)につけた入れ髪で輪の形を二つ三つ作り、前額部に垂らし、油で固めて飾りとしたもの。
公家の少年の髪の結い方。耳の後ろの髪を耳が隠れるほどにふくらませて、後ろに垂らしたもの。
近世、公家の若年の男女が、髻(もとどり)につけた入れ髪で輪の形を二つ三つ作り、前額部に垂らし、油で固めて飾りとしたもの。
びん‐ぼうし【×鬢帽子】🔗⭐🔉
びん‐ぼうし【×鬢帽子】
左右に布を垂れて鬢のあたりをおおうようにしたかぶりもの。「―したる雲客うちほほゑみて」〈太平記・三五〉
江戸時代、病人が手ぬぐいなどを頭に巻き、端を鬢のあたりに垂らしたもの。
左右に布を垂れて鬢のあたりをおおうようにしたかぶりもの。「―したる雲客うちほほゑみて」〈太平記・三五〉
江戸時代、病人が手ぬぐいなどを頭に巻き、端を鬢のあたりに垂らしたもの。
びん‐みず【×鬢水】‐みづ🔗⭐🔉
びん‐みず【×鬢水】‐みづ
鬢のほつれを整え、つやを出すために櫛(くし)につける水。伽羅(きやら)の油やサネカズラを浸した水を用いる。
鬢🔗⭐🔉
鬢
[音]ヒン
ビン
[訓]びんずら
[部首]髟
[総画数]24
[コード]区点 8206
JIS 7226
S‐JIS E9A4
[難読語]
→せん‐びん【蝉鬢】
→びん‐おや【鬢親】
→らん‐びん【乱鬢】
→りゅう‐びん【竜鬢】
大辞泉に「鬢」で始まるの検索結果 1-28。