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○心外無別法しんげむべっぽう🔗⭐🔉
○心外無別法しんげむべっぽう
〔仏〕われわれが認識する諸現象はすべて心から出たもので、心を離れて別にその物が実体的に存在するものではないということ。華厳経に見える。「三界唯一心、―」
⇒しん‐げ【心外】
ジンゲル【Singer ドイツ】
(歌手の意)戦前の学生語で、芸者のこと。
しん‐けん【信験】
①たしかなしるし。信証。
②たしかなききめ。効験。
しん‐けん【神剣】
①神から授かった剣。また、神に供える剣。
②三種の神器の一つの宝剣。草薙剣くさなぎのつるぎ。
③霊妙不可思議な剣。
しん‐けん【神権】
①神の権威。
②(divine right)(世俗の権力者が)神から授かったと称する権利。近世初期のヨーロッパで君主専制の統治権の基礎づけに使った観念。→帝王神権説。
⇒しんけん‐せいじ【神権政治】
しん‐けん【神験】
神の霊験れいげん。不思議な霊験。
しん‐けん【神譴】
神のとがめ。
しん‐けん【真剣】
①(木刀・竹刀などに対して)本物の刀剣。本身ほんみ。
②まじめ。ほんき。真実。「―なまなざし」「―に取り組む」
⇒しんけん‐しょうぶ【真剣勝負】
しん‐けん【進献】
貴人に物を献上すること。
しん‐けん【新券】
まだ折り目などのついていない新しい紙幣。新札。ぴん札。
しん‐けん【新検】
①㋐太閤検地を古検というのに対して、慶長・元和以後の検地。方6尺を1歩とし、300歩を1段(反)とするもの。
㋑1726年(享保11)に幕府が新田検地条目を定めて以来行なった検地。それ以前を古検ともいう。
②(新検番の意)新しくできた公認の花柳街。新地。
しん‐けん【審験・審検】
くわしく取り調べること。吟味。
しん‐けん【親見】
みずから引見すること。みずから実状を見ること。
しん‐けん【親眷】
①親しんで目をかけること。
②みうち。親族。
しん‐けん【親権】
未成年の子に対して父母が有する、監護・教育・財産の管理などの包括的な権限および責務。
⇒しんけん‐しゃ【親権者】
しん‐けん【親験】
親しくためすこと。みずからためしてみること。
しんげん【信玄】
(法号、法性院信玄による)
⇒たけだしんげん(武田信玄)。
⇒しんげん‐かほう【信玄家法】
⇒しんげん‐づつみ【信玄堤】
⇒しんげん‐ぶくろ【信玄袋】
⇒しんげん‐りゅう【信玄流】
しん‐げん【信言】
信実のことば。信用すべきことば。
しん‐げん【進言】
上位の人に意見を申し上げること。建言。献言。「改革案を―する」
しん‐げん【森厳】
秩序正しくおごそかなこと。きわめて厳粛なさま。「―な境内」
しん‐げん【箴言】
①いましめとなる短い句。格言。
②(Proverbs)旧約聖書中の一書。格言・教訓・道徳訓を多く含む。ソロモンの箴言。
しん‐げん【震源】
①地下における地震の起点。「―地」
②比喩的に、騒動や事件をひき起こすおおもと。
⇒しんげん‐だんそう【震源断層】
じん‐けん【人件】
人事に関する事柄。↔物件。
⇒じんけん‐ひ【人件費】
じん‐けん【人絹】
人造絹糸の略。
じん‐けん【人権】
(human rights)人間が人間として生まれながらに持っている権利。実定法上の権利のように恣意的に剥奪または制限されない。基本的人権。
⇒じんけん‐じゅうりん【人権蹂躙】
⇒じんけん‐せんげん【人権宣言】
⇒じんけんようご‐いいん【人権擁護委員】
じん‐けん【仁賢】
①仁者と賢者。
②仁の心があって賢いこと。また、その人。
じん‐げん【人言】
世人のことば。世間のうわさ。
じん‐げん【尽言】
思いのたけを言いつくしたことば。
しんげん‐かほう【信玄家法】‥ハフ
甲州法度はっとの俗称。
⇒しんげん【信玄】
しん‐けんざい【新建材】
現代の新しい材料・技術で作った建築材料。プラスチックの断熱材や壁の仕上材、化学繊維布など。
しんげんし【新元史】
二十五史の一つ。「元史」に代わる元朝の歴史。1919年、柯劭忞かしょうびんが諸家(特に西洋人)の説を参照して編纂。本紀26巻、表7巻、志70巻、列伝154巻。同年、大総統令で正史に列せられた。
しんけん‐しゃ【親権者】
親権を行う者。父母の婚姻中は父母が共に親権者となるが、父母が離婚したときはその一方のみが親権者となる。養子の親権者は養親がなる。
⇒しん‐けん【親権】
じんけん‐じゅうりん【人権蹂躙】‥ジウ‥
国家権力が憲法の保障する基本的人権を侵犯すること。また、私人の間で、顔役・ボス・雇主などが、弱い立場にある人々の人権を侵犯することにもいう。人権侵害。
⇒じん‐けん【人権】
しんけん‐しょうぶ【真剣勝負】
①真剣で勝負を決すること。
②命がけですること。
⇒しん‐けん【真剣】
しん‐げん‐しょ‐はん【身言書判】
唐代官吏登用の人物試験の四つの規準。容貌と言辞と筆跡と文章。
しんけん‐せいじ【神権政治】‥ヂ
(theocracy)支配者が、神の代理者として絶対権力を主張し、人民に服従を要求する政治・統治形態。神裁政治。神政。
⇒しん‐けん【神権】
じんけん‐せんげん【人権宣言】
①(Déclaration des droits de l'homme et du citoyen フランス)人民の自由・平等の権利に関する宣言。1789年8月、フランス革命当初、ラ=ファイエットらの動議に基づき、憲法制定議会によって裁決。前文と17条から成り、主権在民、法の下の平等、所有権の不可侵などを宣言。
②世界人権宣言。
→文献資料[人権宣言(フランス)]
⇒じん‐けん【人権】
しんげん‐だんそう【震源断層】
震源となった断層。そのずれの衝撃により地震波が発生したと考えられる。地震波または地殻変動に基づき方向などが推定される。
⇒しん‐げん【震源】
しんげん‐づつみ【信玄堤】
武田信玄が甲斐の釜無川(富士川上流)治水のために構築した堤防。霞堤かすみていなど、戦国大名の治水技術と民政を代表するもので、いま甲斐市竜王付近に一部遺構がある。
⇒しんげん【信玄】
じんけん‐ひ【人件費】
人の勤労に対して支払う経費。賃金・手当・退職金の類。
⇒じん‐けん【人件】
しんげん‐ぶくろ【信玄袋】
手提げ袋の一種。厚地の織物で作り、厚紙を芯にした底を付け、口を紐で締め括るようにした、主として旅行用のもの。明治中期より流行。田山花袋、髪「―の中には、新形旅行用の化粧道具が入つて居た」
信玄袋
提供:ポーラ文化研究所
⇒しんげん【信玄】
しん‐けんぽう【新憲法】‥パフ
旧憲法(大日本帝国憲法)に対し、日本国憲法の通称。
じんけんようご‐いいん【人権擁護委員】‥ヰヰン
人権の侵犯を監視救済し、人権思想の普及高揚に努めるために、1949年制定の人権擁護委員法に基づいて市町村(特別区を含む)に置かれる委員。市町村長の推薦によって法務大臣が委嘱する。
⇒じん‐けん【人権】
しんげん‐りゅう【信玄流】‥リウ
(→)甲州流こうしゅうりゅうに同じ。
⇒しんげん【信玄】
しん‐こ【振古】
(「振」も古い意)おおむかし。太古。
しん‐こ【真個・真箇】
(シンカとも)まこと。全く。
しん‐こ【新子】
コノシロの幼魚。鮨種として珍重される。
しん‐こ【新子・新妓】
(江戸、深川で多く用いた語)新しく出たての遊女・芸妓。
しん‐こ【新戸】
あらたに一戸をなしたもの。新世帯。
しん‐こ【新古】
あたらしいこととふるいこと。新旧。
⇒しんこ‐えんげきじっしゅ【新古演劇十種】
しん‐こ【新香】
(シンコウの約)あたらしい香物こうのもの。新漬け。また一般に、漬物。こうこう。おしんこ。
しん‐こ【糝粉】
①白米を日光に乾かし、臼でひいて粉にしたもの。和菓子類の原料。上糝粉。上新粉。
②「しんこもち」の略。
⇒しんこ‐ざいく【糝粉細工】
⇒しんこ‐もち【糝粉餅】
しん‐ご【身後】
死んだ後。死後。没後。四河入海「―此人の書を世人が伝へて」
しん‐ご【神語】
①神のことば。神のおつげ。神託。
②霊妙の言。
しん‐ご【新語】
新しく造られ、または使われだしたことば。新造語。
しんご【新語】
論語・春秋の語を引いて儒教の大旨を説いた書。前漢の陸賈りくか撰。2巻12編。陸賈新語。
しん‐ご【讖語】
未来の吉凶・禍福を説いたことば。未来記のことば。予言。
じん‐こ【人戸】
①人家。民家。
②人民。
じん‐こ【沈香】ヂン‥
ジンコウの約。浮世風呂4「そりや―」
じん‐こ【神戸】
⇒かんべ
じん‐こ【神庫】
神社の宝物ぐら。ほくら。
じん‐こ【塵壺・塵籠】ヂン‥
①(→)唾壺だこに同じ。
②江戸時代、室内調度品として用いたくずかご。ちりかご。
⇒じんこ‐ばこ【塵壺箱】
じん‐ご【人後】
人よりおくれた立場。他人の下風かふう。
⇒人後に落ちない
じん‐ご【人語】
①人間の言語。日葡辞書「ワウム(鸚鵡)ジンゴヲマナブニニタリ」
②人の話し声。「山中―を聞かず」
じん‐ご【壬午】
干支えとの一つ。みずのえうま。
⇒じんご‐ぐんらん【壬午軍乱】
じん‐ご【尽期】
①物事の尽きる時期。最後。はて。正法眼蔵随聞記5「―あるべからず」。「―も無し」
②「尽期の君」の略。
⇒じんご‐の‐きみ【尽期の君】
じん‐ご【陣伍】ヂン‥
軍隊の列。陣だて。
じん‐ご【陣後】ヂン‥
陣屋のうしろ。また、陣列のうしろ。
ジンゴイズム【jingoism】
(露土戦争のときの対露強硬策をうたったイギリスの愛国的な流行歌中のJingoの語から)好戦的な愛国主義。→ショーヴィニスム
しん‐こう【心高】‥カウ
旋盤で、ベッドの面とセンターの中心との距離。一般にこれによって旋盤の大きさ・能力を示す。
しん‐こう【臣公】
公卿くぎょうの異称。
しん‐こう【信仰】‥カウ
(古くはシンゴウとも)信じたっとぶこと。宗教活動の意識的側面をいい、神聖なもの(絶対者・神をも含む)に対する畏怖からよりは、親和の情から生ずると考えられ、儀礼と相俟あいまって宗教の体系を構成し、集団性および共通性を有する。「―を捨てる」「―心」
⇒しんこう‐かじょう【信仰箇条】
⇒しんこう‐ぎにんろん【信仰義認論】
⇒しんこう‐こくはく【信仰告白】
⇒しんこう‐りょうほう【信仰療法】
しん‐こう【侵攻】
他国または他の領土を攻めおかすこと。侵犯。
しん‐こう【侵寇】
敵地に侵入して害を加えること。
しん‐こう【神工】
鬼神の製作。霊妙な製作。また、その製作品。
しん‐こう【神功】
①神の事業。神の功徳くどく。
②霊妙な功績。不思議な功力。
しん‐こう【神光】‥クワウ
神体から発する光。霊妙不可思議な光。
しん‐こう【神効】‥カウ
不思議なききめ。霊験。
しん‐こう【神幸・神行】‥カウ
①遷宮または祭礼に際し、神体が神輿や御船代に乗って新殿または御旅所などに渡御すること。↔還幸。
②神のいでますこと。神の臨行。
⇒しんこう‐さい【神幸祭】
しん‐こう【振興】
ふるいおこして物事を盛んにすること。また、盛んになること。振起。「学術の―」
しん‐こう【秦皇】‥クワウ
秦の始皇帝のこと。
しん‐こう【晨光】‥クワウ
あさひのひかり。
しん‐こう【深交】‥カウ
深く交わること。深い交際。
しん‐こう【深坑】‥カウ
ふかいあな。
しん‐こう【深更】‥カウ
よふけ。深夜。
しん‐こう【深厚】
①内容の奥深いこと。
②恩徳のふかくあついこと。日葡辞書「ゴヲン(御恩)ジンコウノイタリ」。「―な感謝をささげる」
しん‐こう【深巷】‥カウ
奥深くいりこんだちまた。
しん‐こう【深紅】
①⇒しんく。
②陶土にカルミンを加えた紅色の絵具。クリムソン‐レーキ。
しん‐こう【深耕】‥カウ
土を深く耕すこと。
しん‐こう【進向】‥カウ
ある方向に向かって進むこと。
しん‐こう【進行】‥カウ
①進んで行くこと。「列車の―を妨げる」
②次の段階に移って行くこと。「病状が―する」
③はかどること。はかどらせること。「議事―」
⇒しんこう‐がかり【進行係】
⇒しんこう‐がん【進行癌】
⇒しんこう‐けい【進行形】
⇒しんこうせい‐きんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】
⇒しんこうせい‐きんジストロフィーしょう【進行性筋ジストロフィー症】
⇒しんこう‐は【進行波】
⇒しんこうは‐かん【進行波管】
⇒しんこう‐まひ【進行麻痺】
しん‐こう【進攻】
進んで行って攻撃すること。進撃。
しん‐こう【進航】‥カウ
船舶が水上を進行すること。
しん‐こう【進貢】
みつぎものをたてまつること。
⇒しんこう‐せん【進貢船】
しん‐こう【進講】‥カウ
天皇・貴人に対しその前で講義をすること。
しん‐こう【診候】
脈をみて病症を知ること。診察。
しん‐こう【慎厚】
慎みぶかく篤実なこと。謹厚。
しん‐こう【新功】
新しくたてた功績。
しん‐こう【新香】‥カウ
⇒しんこ
しん‐こう【新興】
既成のものに対して、新たに興ること。新しくおこすこと。
⇒しんこう‐かいきゅう【新興階級】
⇒しんこう‐かんせんしょう【新興感染症】
⇒しんこう‐きょういく‐うんどう【新興教育運動】
⇒しんこう‐げいじゅつ‐は【新興芸術派】
⇒しんこう‐こうぎょう‐けいざいちいき【新興工業経済地域】
⇒しんこう‐ざいばつ【新興財閥】
⇒しんこう‐しゅうきょう【新興宗教】
⇒しんこう‐はいく【新興俳句】
しん‐こう【親交】‥カウ
親しく交わること。親密な交際。「―を結ぶ」「―を深める」
しん‐こう【親好】‥カウ
親しく仲のよいこと。よしみ。
しん‐こう【親幸】‥カウ
君主が親しみ近づけて寵愛すること。
しん‐ごう【身業】‥ゴフ
〔仏〕三業の一つ。身体によるすべての活動。→口業くごう→意業いごう
しん‐ごう【信号】‥ガウ
①隔たった二者以上の間で、一定の符号を用いて意思を通ずる方法。また、その符号。符号には、色・音・形・光などを用いる。「手旗―」
②特に、道路・鉄道などの交通信号。また、交通信号機。
⇒しんごう‐か【信号火】
⇒しんごう‐き【信号機】
⇒しんごう‐じょう【信号場】
⇒しんごう‐らっぱ【信号喇叭】
しん‐ごう【神号】‥ガウ
①神の称号。
②神祇の別名として加える名号。皇大神・大神・大御神・明神・大明神・天神あまつかみ・地祇くにつかみ・菩薩・権現・天王・若宮・新宮・今宮の類。
しん‐ごう【深濠・深壕】‥ガウ
ふかいほり。
しん‐ごう【賑給】‥ゴフ
(「給」をコウと読むことは、年中行事秘抄に見える)平安時代、朝廷の恩恵を示すために毎年5月吉日、京中の窮民に米塩を支給する公事くじ。奈良時代には、高齢者、身寄りのない者、困窮者などを対象に全国的に行われていたが、律令制が衰えるに及んで、京中に限られるようになった。
⇒しんごう‐でん【賑給田】
じん‐こう【人口】
①一国または一定地域に居住する人の総数。「ゴルフ―」
②[史記鼂錯伝]世人の口。世人の噂。太平記19「天下の―ただこの一挙に有るべし」
⇒じんこう‐あつ【人口圧】
⇒じんこう‐いどう【人口移動】
⇒じんこう‐こうせい【人口構成】
⇒じんこう‐せいさく【人口政策】
⇒じんこう‐とうけい【人口統計】
⇒じんこう‐どうたい【人口動態】
⇒じんこう‐みつど【人口密度】
⇒じんこう‐もんだい【人口問題】
⇒じんこう‐りろん【人口理論】
⇒人口に入る
⇒人口に膾炙する
じん‐こう【人工】
人手を加えること。また、人力で作り出すこと。人為。「―の美」↔天然。
⇒じんこう‐えいせい【人工衛星】
⇒じんこう‐えいよう【人工栄養】
⇒じんこう‐かいすい【人工海水】
⇒じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】
⇒じんこう‐ききょう【人工気胸】
⇒じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】
⇒じんこう‐けつえき【人工血液】
⇒じんこう‐げんご【人工言語】
⇒じんこう‐こうう【人工降雨】
⇒じんこう‐こうぶつ【人工公物】
⇒じんこう‐こうもん【人工肛門】
⇒じんこう‐こきゅうき【人工呼吸器】
⇒じんこう‐こきゅうほう【人工呼吸法】
⇒じんこう‐じしん【人工地震】
⇒じんこう‐しば【人工芝】
⇒じんこう‐じばん【人工地盤】
⇒じんこう‐じゅせい【人工授精】
⇒じんこう‐じゅふん【人工授粉】
⇒じんこう‐しょうめい【人工照明】
⇒じんこう‐しんぞう【人工心臓】
⇒じんこう‐しんぱい【人工心肺】
⇒じんこう‐せいめい【人工生命】
⇒じんこう‐ぞうき【人工臓器】
⇒じんこう‐たんいせいしょく【人工単為生殖】
⇒じんこう‐ちのう【人工知能】
⇒じんこう‐つうふう【人工通風】
⇒じんこう‐てき【人工的】
⇒じんこう‐とうせき【人工透析】
⇒じんこう‐とうはん【人工登攀】
⇒じんこう‐ないぞう【人工内臓】
⇒じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】
⇒じんこう‐はいねつ【人工排熱】
⇒じんこう‐ふか【人工孵化】
⇒じんこう‐ふかほう【人工孵化法】
⇒じんこう‐ほうしゃのう【人工放射能】
⇒じんこう‐ゆき【人工雪】
⇒じんこう‐りん【人工林】
⇒じんこう‐わくせい【人工惑星】
じん‐こう【人皇】‥クワウ
(神代と神武天皇以後とを区別していう語)天皇。にんのう。
じん‐こう【仁孝】‥カウ
仁慈と孝行。
じん‐こう【仁厚】
なさけぶかく人情に厚いこと。
じん‐こう【沈香】ヂンカウ
ジンチョウゲ科の常緑高木。また、それから採取した天然香料。熱帯アジアに産し、高さ約10メートル。木質堅く、水に沈むので沈という。花は白色。材を土中に埋め、または自然に腐敗させて香料をとる。光沢ある黒色の優良品を伽羅きゃらという。高級調度品にも用いる。沈水香。沈。
⇒沈香も焚かず屁もひらず
じん‐こう【塵劫】ヂンコフ
(ジンゴウとも)
①〔仏〕塵点劫じんでんごうの略。
②きわめて小さい数ときわめて大きい数。
じん‐こう【塵垢】ヂン‥
①ちりとあか。転じて、よごれ。けがれ。
②世俗の事。わずらわしい俗事。
じん‐ごう【人豪】‥ガウ
器量のすぐれた人士。
じん‐ごう【塵囂】ヂンガウ
俗世間のうるさいこと。
じんこう‐あつ【人口圧】
生活を支える経済活動に対し、人口が相対的に過剰傾向にあることをいう。人口移動の一因となる。
⇒じん‐こう【人口】
じんこう‐いどう【人口移動】
ある地域の人口が他地域へ移ること。
⇒じん‐こう【人口】
じんこう‐えいせい【人工衛星】‥ヱイ‥
ロケットで打ち上げられ、地球・火星などの惑星や月のまわりを公転する人工物体。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐えいよう【人工栄養】‥ヤウ
①普通の摂食が不十分または不可能な時、皮下・静脈内または直腸などに、生理的食塩水・ブドウ糖液・乳化脂肪液などを注入する栄養。
②母乳を用いず、粉乳などで乳児を育てること。↔自然栄養。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐おう【真興王】‥ワウ
新羅第24代の王。国勢を拡大、百済を圧迫し伽耶かや諸国を併合。(在位540〜576)(534〜576)
しんごう‐か【信号火】‥ガウクワ
信号のために挙げる火。昔の烽火のろしはその一つ。
⇒しん‐ごう【信号】
しんこう‐かいきゅう【新興階級】‥キフ
新しく興り勢力が盛んになった社会的集団。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐かいすい【人工海水】
海産生物の飼育用に、天然海水に近い成分になるように調合して作った水溶液。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐がかり【進行係】‥カウ‥
集会または儀式などで、行事の進捗をはかる人。
⇒しん‐こう【進行】
しんこう‐かじょう【信仰箇条】‥カウ‥デウ
(→)信条2に同じ。
⇒しん‐こう【信仰】
じん‐こうかしょう【腎硬化症】‥カウクワシヤウ
慢性の腎疾患により腎組織が荒廃し、腎臓が硬く小さくなる状態。糸球体腎炎・腎動脈硬化などに起因。腎不全を来す。→萎縮腎
しんこう‐がん【進行癌】‥カウ‥
早期癌に対して、進んだ段階の癌。一般的には、癌腫が増大し、周囲への浸潤・破壊が進み、転移が出現するなど、治癒の可能性が低くなる。
⇒しん‐こう【進行】
しんこう‐かんせんしょう【新興感染症】‥シヤウ
1970年代以降に、新しく出現した感染症。レジオネラ症・O157感染症・エイズ・鳥インフルエンザ・SARSなど。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐かんみりょう【人工甘味料】‥レウ
化学的に合成した甘味料。サッカリン・アスパルテームの類。
⇒じん‐こう【人工】
しんごう‐き【信号機】‥ガウ‥
道路・鉄道に設置し、進行・停止などの交通信号を表示する機器。信号。交通信号機。
⇒しん‐ごう【信号】
じんこうき【塵劫記】ヂンコフ‥
日本で最初の算術書。吉田光由著。1627年(寛永4)成る。中国の数学を日本に適応するように改めた平易な入門書。明治末まで、同類の版本が約300種刊行され、算術書の異名となった。
じんこう‐ききょう【人工気胸】
(→)気胸療法に同じ。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐ぎにんろん【信仰義認論】‥カウ‥
キリスト教において、人は善行の見返りとして神によって義とされ救済されるのではなく、ただ信仰によって義とされるとする考え方。ルターが主唱し、プロテスタント諸派に共通の主張となった。
⇒しん‐こう【信仰】
しんこうキネマ【新興キネマ】
映画会社。帝国キネマを前身として1931年(昭和6)に設立。娯楽映画を量産した。42年に大都映画・日活と合併して大映となった。
しんこう‐きょういく‐うんどう【新興教育運動】‥ケウ‥
昭和初期のプロレタリア教育運動。国際的潮流のもとで、非合法の日本教育労働者組合と合法的な新興教育研究所とが連携し、ブルジョア教育の批判とその排撃を展開。弾圧によって消滅。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐ぎょしょう【人工魚礁】‥セウ
水産資源を育成・保護し、また乱獲を防ぐために海中に設置した岩石・コンクリート‐ブロック・廃船などの構造物。築磯つきいそ。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐けい【進行形】‥カウ‥
①〔言〕(progressive)動詞のアスペクトの一つ。事態が未完了で継続中であることを表す言語形式。英語ではbe動詞と動詞の現在分詞で、日本語では「…つつある」「…ている」などで表す。
②ある状態が進みつつある意をそれとなく言う俗語。「二人の仲は―だ」
⇒しん‐こう【進行】
しんこう‐げいじゅつ‐は【新興芸術派】
1930年、反マルクス主義芸術家の大同団結と芸術の自律性の確保とを意図して結成されたクラブ。横光利一・川端康成・中村武羅夫・竜胆寺雄・尾崎士郎・井伏鱒二らが集まり、挑戦的な芸術派宣言を発したが、思想的・芸術的統一に欠け、まもなく解散。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐けつえき【人工血液】
主に赤血球の機能を代行するためにつくられた液体。人のヘモグロビンを原料とするものと化学物質を利用するものとがある。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐げんご【人工言語】
①(artificial language)いくつかの言語の特徴を混ぜ合わせて、人工的に作られた言語。ザメンホフのエスペラント、オグデンのベーシック‐イングリッシュなど。↔自然言語。
②コンピューターのプログラムのために作られた記号体系。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐こうう【人工降雨】‥カウ‥
雲にヨウ化銀やドライアイスをまき、人工的に降雨を促進すること。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐こうぎょう‐けいざいちいき【新興工業経済地域】‥ゲフ‥ヰキ
(→)ニーズ(NIEs)に同じ。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐こうせい【人口構成】
任意の地域の人口の、性別・年齢別・職業別などさまざまな形での構成状況。
⇒じん‐こう【人口】
じんこう‐こうぶつ【人工公物】
人工を加えて公の用に供される公物。道路・橋などの類。↔自然公物。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐こうもん【人工肛門】‥カウ‥
直腸癌や鎖肛さこうなどで肛門が排泄口の役割を果たさなくなった時、下腹壁皮膚を開口して大腸の一部をつなぎ、排便口として設置するもの。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐こきゅうき【人工呼吸器】‥キフ‥
人為的に肺呼吸を行わせる装置。胸郭に外から陰圧を加える鉄の肺型と、気道に陽圧を加えて肺を内からおしひろげる方式とがあり、多く後者が用いられる。レスピレーター。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐こきゅうほう【人工呼吸法】‥キフハフ
仮死状態または人事不省の者を蘇生させるために、人工的に肺に空気を流通させる方法。両手で横隔膜部の圧迫を反復するものや、呼気を口移しに直接吹き込むものなどがある。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐こくはく【信仰告白】‥カウ‥
(confession イギリス・ Bekenntnis ドイツ)
①イエス=キリストに対する自己の信仰を明白に言い表すこと。
②1の内容を要約し定式化した表現。主にプロテスタント教会でいい、カトリックや東方正教会の信条にあたる。「アウクスブルク―」
⇒しん‐こう【信仰】
しんこう‐さい【神幸祭】‥カウ‥
神霊の移動そのものを神威の顕れとしてまつる神事。神体を神輿などに載せ、近辺を巡行。歌舞・囃子を伴うものもある。渡御祭。お旅。→時代祭
⇒しん‐こう【神幸・神行】
しんこう‐ざいばつ【新興財閥】
昭和初年に重化学工業部門で急成長した日産・日窒・日曹・理研・森などの企業集団の総称。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐じしん【人工地震】‥ヂ‥
地下構造探査のため、火薬による爆発や人工的な振動を利用して起こした地震。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐しば【人工芝】
合成樹脂を素材とした芝の代用物。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐じばん【人工地盤】‥ヂ‥
地面・水面の上に人工的に設置された地盤。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐しゅうきょう【新興宗教】‥ケウ
(→)新宗教2に同じ。
⇒しん‐こう【新興】
じんこう‐じゅせい【人工授精】
性交によらず、人為的に受精させること。人の不妊治療として行われるほか、家畜繁殖にも応用。人為授精。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐じゅふん【人工授粉】
果実や種子を実らせる目的で、人工的に花粉を雌しべに受粉させること。
⇒じん‐こう【人工】
しんごう‐じょう【信号場】‥ガウヂヤウ
列車の行違い・待合せなどをするために待避線・信号機などを設けた場所。JRでは停車場の一種とする。
⇒しん‐ごう【信号】
じんこう‐しょうめい【人工照明】‥セウ‥
太陽光でなく、白熱電球・蛍光灯・水銀灯などを光源とする照明。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐しんぞう【人工心臓】‥ザウ
機能不全に陥った心臓機能を代行するための人工臓器。心臓を摘出してそこに挿入するものと、体外に接着し主として左心室を補助するものとがあるが、未だ完全なものはない。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐しんぱい【人工心肺】
心臓と肺の働きを代行する装置。ポンプと血液酸素化装置をもち、心臓や大動脈などの大血管の手術のさいに血液を大静脈から導き、酸素を与えて大動脈に送り出す。
⇒じん‐こう【人工】
しんこうせい‐きんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】‥カウ‥ヰ‥シヤウ
骨格筋に徐々に萎縮が進行する慢性疾患。多くは左右対称に起こる。脊髄性進行性筋萎縮症・末梢神経性進行性筋萎縮症・進行性筋ジストロフィー症・筋萎縮性側索硬化症などがある。多くは予後も不良。
⇒しん‐こう【進行】
しんこうせい‐きんジストロフィーしょう【進行性筋ジストロフィー症】‥カウ‥シヤウ
(progressive muscular dystrophy)筋萎縮および脱力を主徴とする遺伝性筋疾患。遺伝型式によってデュシェンヌ(Duchenne)型・肢帯型・顔面肩甲上腕型・眼筋型などの病型がある。最も多いのは性染色体劣性遺伝のデュシェンヌ型。多くは幼児期に発症、漸次進行する。
⇒しん‐こう【進行】
じんこう‐せいさく【人口政策】
出生の奨励や抑制、集中した人口の分散など、人口に関する政策。
⇒じん‐こう【人口】
じんこう‐せいめい【人工生命】
(artificial life)コンピューター‐システムなどの人工物を用いて、交配・増殖・運動・摂食・学習・適応・進化など生命の持つ諸活動を構築したもの。ALと略記。シミュレーションを行うことで、現存する生命の理解を深めたり、生命現象に特徴的に見られる諸原理を解明したりするのに用いる。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐せん【進貢船】
①琉球から進貢使が国書・貢物を乗せて中国に赴いた船。
②室町時代に、明みんの皇帝から足利将軍が冊封さくほうをうけ、朝貢する形で明に送った使船。→勘合船
⇒しん‐こう【進貢】
じんこう‐ぞうき【人工臓器】‥ザウ‥
臓器組織の機能を代行する人工の装置。人工心臓・人工腎臓などのほか、人工血管・人工骨などの人工的組織をも含む。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐たんいせいしょく【人工単為生殖】‥ヰ‥
「単為生殖たんいせいしょく」参照。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐ちのう【人工知能】
(artificial intelligence)推論・判断などの知的な機能を人工的に実現するための研究。また、これらの機能を備えたコンピューター‐システム。1956年に、アメリカのマッカーシー(J. McCarthy1927〜)が命名。知識を蓄積するデータベース部、集めた知識から結論をひきだす推論部が不可欠である。データベースを自動的に構築したり誤った知識を訂正したりする学習機能を持つものもある。AI
⇒じん‐こう【人工】
しん‐こうつう‐システム【新交通システム】‥カウ‥
一般に鉄製レールによらずに運転される比較的小規模の軌道交通機関。
じんこう‐つうふう【人工通風】
(→)強制通風に同じ。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐てき【人工的】
人の手によって作り出されたさま。「―な庭園」「―に地震を起こす」
⇒じん‐こう【人工】
しんごう‐でん【賑給田】‥ゴフ‥
8世紀末、賑給のために和気氏が備前国に設けた田地。賑救田。
⇒しん‐ごう【賑給】
しんこうとう【秦皇島】‥クワウタウ
⇒しんのうとう
じんこう‐とうけい【人口統計】
人口現象に関する統計。静態(一定時における人口の年齢・職業・性別などの構成状態)に関するものと、動態(一定時期内における出生・死亡・移動などによる変化状態)に関するものとに分かれる。→社会統計。
⇒じん‐こう【人口】
じんこう‐とうせき【人工透析】
人工の装置(人工腎臓)に患者の血液を通し、本来腎臓から排泄されるべき有毒物質を除去する治療法。腎不全や薬物中毒の治療に用いる。血液透析。体外透析。腎透析。
⇒じん‐こう【人工】
じんこう‐どうたい【人口動態】
出生・死亡による人口変動(自然動態)と人口移動による変動(社会動態)とによる人口数・人口構成の変化。
⇒じん‐こう【人口】
じんこう‐とうはん【人工登攀】
岩登りで、ハーケン・埋込みボルト・あぶみなど人工的な手段に体重をあずけて登攀する方法。
⇒じん‐こう【人工】
しんこう‐どうぶつ【新口動物】
発生上、成体の口が初期胚の原口からでなく、別の陥部(口陥)から形成される動物の総称。棘皮きょくひ・半索・原索・脊椎動物などがこれにあたる。後口動物。↔旧口動物
じんこう‐ないぞう【人工内臓】‥ザウ
ある内臓の機能を代行する人工の装置。その内臓の機能不全のある患者に用いる。人工心臓・人工腎臓など。
⇒じん‐こう【人工】

広辞苑 ページ 10163 での【○心外無別法】単語。