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○青筋を立てるあおすじをたてる🔗⭐🔉
○青筋を立てるあおすじをたてる
(激昂すると、静脈が怒張してはっきり現れるから)激しく怒る。癇癪かんしゃくを起こす。
⇒あお‐すじ【青筋】
あお‐すすき【青薄・青芒】アヲ‥
まだ花穂の出ない、青々としたすすき。〈[季]夏〉
あお‐すそご【青裾濃】アヲ‥
青色で裾になるほど濃く染めたもの。枕草子104「―の裳、唐衣」
あお‐すだれ【青簾】アヲ‥
①青竹で編んだ簾。
②(→)「青葉の簾」に同じ。〈[季]夏〉
あお‐ずみ【青墨】アヲ‥
①藍墨あいずみ。
②青みを加えた墨。
あお‐ず・む【青ずむ】アヲ‥
〔自五〕
少し青くなる。青みを帯びる。
あお‐ずり【青摺】アヲ‥
(→)青草摺に同じ。
⇒あおずり‐の‐ころも【青摺の衣】
あおずり‐の‐ころも【青摺の衣】アヲ‥
宮廷祭祀の際、奉仕の祭官や舞人が袍ほうの上に着用する衣。山藍で草木・蝶・鳥などの文様を摺込染すりこみぞめにし、左肩に2条の赤紐を垂らしたもの。
⇒あお‐ずり【青摺】
あお‐せん【青銭】アヲ‥
1768年(明和5)初鋳の真鍮製の寛永通宝。寛永真鍮銭。真鍮四文銭。青四文銭。青波あおなみ銭。→四文銭しもんせん
あお‐せん【青線】アヲ‥
①青い色の線。
②(青線地帯の略。警察などで地図に青い線を引いて示したことから)表向きは飲食業を営みつつ、許可なく売春行為も行なっていた地域。
あお‐そ【青麻・青苧】アヲ‥
(青みを帯びているからいう)カラムシ(苧麻ちょま)の茎の皮から取り出した繊維。
あお‐そこひ【青底翳】アヲ‥
緑内障の俗称。
あお‐ぞら【青空】アヲ‥
①青く澄んで見える空。蒼天。
②転じて、野外でする催しの形容。「―市場」
⇒あおぞら‐きょうしつ【青空教室】
あおぞら‐きょうしつ【青空教室】アヲ‥ケウ‥
屋外で行う授業。特に、第二次大戦後、校舎が戦災で焼失したため、校庭などで行なった授業。
⇒あお‐ぞら【青空】
あお‐た【青田】アヲ‥
①稲が生育して青々とした田。〈[季]夏〉
②まだ実らない稲田。
③無料で興行物を見る人。また、無料。ただ。守貞漫稿「京坂観場に銭を与へず看之等を方言にて―と云ふ。今は諸事に銭を与へざるを―と云へり」
⇒あおた‐うり【青田売り】
⇒あおた‐がい【青田買い】
⇒あおた‐がり【青田刈り】
⇒あおた‐さしおさえ【青田差押え】
⇒あおた‐ばいばい【青田売買】
あおだ【箯輿】アヲダ
⇒あんだ。〈日葡辞書〉
あお‐だいしょう【青大将】アヲ‥シヤウ
ヘビの一種。全長1〜2メートル。背面は暗褐緑色、不明瞭な4条の縦線がある。無毒で、餌はネズミ・小鳥など。木登りが巧みで、鳥の雛や卵を呑むことが多い。山口県岩国市の天然記念物シロヘビは本種の白化したもの。サトメグリ。黄頷蛇。
アオダイショウ
提供:東京動物園協会
あおた‐うり【青田売り】アヲ‥
稲の十分に成熟しないうちに、収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること。↔青田買い。
⇒あお‐た【青田】
あおた‐がい【青田買い】アヲ‥ガヒ
①稲の成熟の前に、あらかじめ収量を見積もって産米を買い入れること。↔青田売り。
②転じて、企業が決められた新入社員採用試験期間よりも前に、優秀な人材確保のため学生・生徒の卒業後の採用を約束すること。
⇒あお‐た【青田】
あおた‐がり【青田刈り】アヲ‥
①稲をまだ熟さないうちに刈ること。
②(→)「青田買い」2に同じ。
⇒あお‐た【青田】
あお‐だけ【青竹】アヲ‥
(アオタケとも)
①幹の青い生竹。
②緑色の染料。
③笛の異称。夫木和歌抄32「―を雲の上人吹き立てて」
⇒あおだけ‐ふみ【青竹踏み】
あおだけ‐ふみ【青竹踏み】アヲ‥
太い青竹を足で踏んで、足の裏を刺激する健康法。
⇒あお‐だけ【青竹】
あおた‐さしおさえ【青田差押え】アヲ‥オサヘ
(→)「立毛たちけ差押え」に同じ。
⇒あお‐た【青田】
あお‐だたみ【青畳】アヲ‥
新しくて青々とした畳。
あお‐だち【青立ち】アヲ‥
(水害・干害などのため)稲が実るべき時期になっても穂が出ないこと。また、その稲。
あおた‐ばいばい【青田売買】アヲ‥
稲の成熟前に収穫高を見越してあらかじめ産米を売買すること。→黒田くろた売買→白田しろた売買
⇒あお‐た【青田】
あお‐だもアヲ‥
モクセイ科の落葉高木。やや湿った山地に自生。しばしば田の縁に植え、稲架とする。高さ約3メートル。花は円錐状に多数集まり、白色線状の4弁がある。材はねばり強く、器材用。こばのとねりこ。
あおだも
あお‐たん【青短】アヲ‥
花札の、青色の短冊を描いた牡丹・菊・紅葉もみじの札。また、それが揃ってできる役やく。あお。
あお‐たん【青緂】アヲ‥
織物や組紐、染色において、白と青を交互に配したもの。几帳の野筋、太刀の平緒ひらお、裳もの引腰、手綱などに行われた。
あおち【煽ち】アフチ
(アオツの連用形から)ばたばたと風があおること。浄瑠璃、女殺油地獄「はためく門の幟のぼりの音、―に売場の火も消えて」
⇒あおち‐かぜ【煽ち風】
⇒あおち‐びんぼう【煽ち貧乏】
あおち【青地】アヲ‥
姓氏の一つ。
⇒あおち‐りんそう【青地林宗】
あおち‐かぜ【煽ち風】アフチ‥
吹きあおる風。浄瑠璃、薩摩歌「蚊帳かやうち上ぐる―」
⇒あおち【煽ち】
あおち‐びんぼう【煽ち貧乏】アフチ‥ボフ
扇であおぎ立てられるように、かせいでもかせいでも抜けられない貧乏。世間胸算用5「これかや―といふなるべし」
⇒あおち【煽ち】
あお‐ちゃ【青茶】アヲ‥
①灰汁あくに一夜つけてから蒸した下等の茶。
②青みがかった茶色。
あおち‐りんそう【青地林宗】アヲ‥
江戸後期の蘭学者。伊予松山藩医快庵の子。名は盈えい。医学・地誌・物理学などの訳書が多く、「気海観瀾」は日本の物理学書の始め。訳「遭厄日本紀事」「輿地誌略」など。(1775〜1833)
⇒あおち【青地】
あお・つ【煽つ】アフツ
[一]〔他四〕
①団扇うちわなどを動かして風を起こす。狂言、粟田口「夏の虻蜂を大うちわで―・ちのけるがごとくで」
②風を起こして火の勢いをさかんにする。転じて、煽動する。あおる。狂言、文相撲「さてさて強い事をいふ奴ぢやなあ。…定業じょうごうが―・つと見えた」
③鐙あぶみで馬の腹を蹴っていそがせる。あおる。〈日葡辞書〉
④(手足などを)ばたばた揺り動かす。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「手足を―・ち身をもがき」
[二]〔自四〕
(風に吹かれて)物がばたばた振動する。また、羽ばたく。〈日葡辞書〉
あおっ‐きり【青っ切り】アヲツ‥
茶碗の上べりに引いてある青い線まで酒をつぐこと。また、それを一息に飲むこと。誹風柳多留35「―ぐつとひん呑みついと逃げ」
あお‐づけ【青漬】アヲ‥
漬物の一種。青い野菜類をなまの色を失わないように漬けたもの。
あお‐つづら【青葛】アヲ‥
[一]〔名〕
ツヅラフジ・アオツヅラフジの古名。
[二]〔枕〕
フジのつるを「繰る」ところから、「来る」「苦し」などにかかる。
あお‐つづらふじ【青葛藤】アヲ‥フヂ
ツヅラフジ科の蔓性落葉木本。雌雄異株。蔓は長く伸び細毛がある。葉は長さ約5センチメートル、広卵形、縁は時に3裂。夏、葉腋に数個の黄白色の細花を付ける。木部・根はアルカロイドを含み、生薬名を木防已もくぼういといい漢方で利水・駆風・止痛薬とする。カミエビ。アオツヅラ。
あお‐つばき【青椿】アヲ‥
葉の色が青々とした椿。
あおっ‐ぱな【青っ洟】アヲツ‥
⇒あおばな
あお‐て【青手】アヲ‥
桟留サントメ縞のうち、紺地に浅葱あさぎ縞のもの。
あお‐でい【青泥】アヲ‥
青金あおきんの細粉を膠にかわにときまぜ、泥状にしたもの。
あお‐でんしゃ【青電車】アヲ‥
終電車の直前の路面電車。方向標識に青色電灯をつけることからいう。青電。
あお‐てんじょう【青天井】アヲ‥ジヤウ
①(青空を天井に見立てていう)青空。野天。
②(青空は果てしなく高いことから)物の値段や数値が無制限に上がること。天井知らず。「このところ株価は―」
あ‐おと【足音】
⇒あのと
あお‐と【青砥】アヲ‥
質の密な青灰色の砥石。
あおと【青砥】アヲ‥
姓氏の一つ。
⇒あおと‐ふじつな【青砥藤綱】
⇒あおと‐ふじつな‐もりょうあん【青砥藤綱模稜案】
あお‐とうがらし【青唐辛子・青蕃椒】アヲタウ‥
夏の間の、まだ青いトウガラシの実。〈[季]夏〉
あお‐どうしん【青道心】アヲダウ‥
①新たに僧となって、まだ仏の道にうとい人。今道心。新発意しんぼち。
②いいかげんな気持で起こした道心。なま道心。源平盛衰記13「大かた発すまじきは弓取りの―にてありけり」
あお‐とかげ【青蜥蜴・青石竜子】アヲ‥
背面の大部分が光沢のある青藍色のトカゲ。有毒とされていた。〈[季]夏〉。好色五人女3「それがしは好みて―を喰てさへ死なぬ命」
あお‐どさ【青土佐】アヲ‥
土佐に産する和紙の一種。紙質厚く、色は淡い紺。壁の腰張り、箱張りなどに用いる。
あおとぞうしはなのにしきえ【青砥稿花紅彩画】アヲ‥ザウシ‥ヱ
歌舞伎脚本。河竹黙阿弥作。→白浪五人男
→文献資料[青砥稿花紅彩画(四幕目)]
あおと‐ふじつな【青砥藤綱】アヲ‥フヂ‥
鎌倉中期の伝説的な武士。左衛門尉。上総の人。北条時頼に仕え、引付衆となる。性廉潔。鎌倉滑川なめりがわに銭10文を落とし、天下の財の喪失を惜しみ、50文の費用を使ってこれを探させたという。
⇒あおと【青砥】
あおと‐ふじつな‐もりょうあん【青砥藤綱模稜案】アヲ‥フヂ‥
読本よみほん。2編10巻。曲亭馬琴作。葛飾北斎画。1812年(文化9)刊。和漢の公事訴訟事件に取材して藤綱に仮託したもの。3世桜田治助作の歌舞伎脚本「青砥稿あおとぞうし」はこの作に基づく。
⇒あおと【青砥】
あお‐な【青菜】アヲ‥
青い色の菜の総称。スズナ・フユナ・カブラナ・アブラナなど。万葉集16「―煮持ち来こ」
⇒青菜に塩
あお‐ナイル【青ナイル】アヲ‥
(Blue Nile)ナイル川の主要支流。エチオピア高原北部のタナ湖に発源し、スーダンのハルツームで本流の白ナイルと合流する。長さ2030キロメートル。
あお‐なし【青梨】アヲ‥
肌の青い梨の俗称。二十世紀の類。
あお‐なじみ【青馴染み】アヲ‥
(千葉・茨城県などで)青あざ。
あおた‐うり【青田売り】アヲ‥
稲の十分に成熟しないうちに、収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること。↔青田買い。
⇒あお‐た【青田】
あおた‐がい【青田買い】アヲ‥ガヒ
①稲の成熟の前に、あらかじめ収量を見積もって産米を買い入れること。↔青田売り。
②転じて、企業が決められた新入社員採用試験期間よりも前に、優秀な人材確保のため学生・生徒の卒業後の採用を約束すること。
⇒あお‐た【青田】
あおた‐がり【青田刈り】アヲ‥
①稲をまだ熟さないうちに刈ること。
②(→)「青田買い」2に同じ。
⇒あお‐た【青田】
あお‐だけ【青竹】アヲ‥
(アオタケとも)
①幹の青い生竹。
②緑色の染料。
③笛の異称。夫木和歌抄32「―を雲の上人吹き立てて」
⇒あおだけ‐ふみ【青竹踏み】
あおだけ‐ふみ【青竹踏み】アヲ‥
太い青竹を足で踏んで、足の裏を刺激する健康法。
⇒あお‐だけ【青竹】
あおた‐さしおさえ【青田差押え】アヲ‥オサヘ
(→)「立毛たちけ差押え」に同じ。
⇒あお‐た【青田】
あお‐だたみ【青畳】アヲ‥
新しくて青々とした畳。
あお‐だち【青立ち】アヲ‥
(水害・干害などのため)稲が実るべき時期になっても穂が出ないこと。また、その稲。
あおた‐ばいばい【青田売買】アヲ‥
稲の成熟前に収穫高を見越してあらかじめ産米を売買すること。→黒田くろた売買→白田しろた売買
⇒あお‐た【青田】
あお‐だもアヲ‥
モクセイ科の落葉高木。やや湿った山地に自生。しばしば田の縁に植え、稲架とする。高さ約3メートル。花は円錐状に多数集まり、白色線状の4弁がある。材はねばり強く、器材用。こばのとねりこ。
あおだも
あお‐たん【青短】アヲ‥
花札の、青色の短冊を描いた牡丹・菊・紅葉もみじの札。また、それが揃ってできる役やく。あお。
あお‐たん【青緂】アヲ‥
織物や組紐、染色において、白と青を交互に配したもの。几帳の野筋、太刀の平緒ひらお、裳もの引腰、手綱などに行われた。
あおち【煽ち】アフチ
(アオツの連用形から)ばたばたと風があおること。浄瑠璃、女殺油地獄「はためく門の幟のぼりの音、―に売場の火も消えて」
⇒あおち‐かぜ【煽ち風】
⇒あおち‐びんぼう【煽ち貧乏】
あおち【青地】アヲ‥
姓氏の一つ。
⇒あおち‐りんそう【青地林宗】
あおち‐かぜ【煽ち風】アフチ‥
吹きあおる風。浄瑠璃、薩摩歌「蚊帳かやうち上ぐる―」
⇒あおち【煽ち】
あおち‐びんぼう【煽ち貧乏】アフチ‥ボフ
扇であおぎ立てられるように、かせいでもかせいでも抜けられない貧乏。世間胸算用5「これかや―といふなるべし」
⇒あおち【煽ち】
あお‐ちゃ【青茶】アヲ‥
①灰汁あくに一夜つけてから蒸した下等の茶。
②青みがかった茶色。
あおち‐りんそう【青地林宗】アヲ‥
江戸後期の蘭学者。伊予松山藩医快庵の子。名は盈えい。医学・地誌・物理学などの訳書が多く、「気海観瀾」は日本の物理学書の始め。訳「遭厄日本紀事」「輿地誌略」など。(1775〜1833)
⇒あおち【青地】
あお・つ【煽つ】アフツ
[一]〔他四〕
①団扇うちわなどを動かして風を起こす。狂言、粟田口「夏の虻蜂を大うちわで―・ちのけるがごとくで」
②風を起こして火の勢いをさかんにする。転じて、煽動する。あおる。狂言、文相撲「さてさて強い事をいふ奴ぢやなあ。…定業じょうごうが―・つと見えた」
③鐙あぶみで馬の腹を蹴っていそがせる。あおる。〈日葡辞書〉
④(手足などを)ばたばた揺り動かす。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「手足を―・ち身をもがき」
[二]〔自四〕
(風に吹かれて)物がばたばた振動する。また、羽ばたく。〈日葡辞書〉
あおっ‐きり【青っ切り】アヲツ‥
茶碗の上べりに引いてある青い線まで酒をつぐこと。また、それを一息に飲むこと。誹風柳多留35「―ぐつとひん呑みついと逃げ」
あお‐づけ【青漬】アヲ‥
漬物の一種。青い野菜類をなまの色を失わないように漬けたもの。
あお‐つづら【青葛】アヲ‥
[一]〔名〕
ツヅラフジ・アオツヅラフジの古名。
[二]〔枕〕
フジのつるを「繰る」ところから、「来る」「苦し」などにかかる。
あお‐つづらふじ【青葛藤】アヲ‥フヂ
ツヅラフジ科の蔓性落葉木本。雌雄異株。蔓は長く伸び細毛がある。葉は長さ約5センチメートル、広卵形、縁は時に3裂。夏、葉腋に数個の黄白色の細花を付ける。木部・根はアルカロイドを含み、生薬名を木防已もくぼういといい漢方で利水・駆風・止痛薬とする。カミエビ。アオツヅラ。
あお‐つばき【青椿】アヲ‥
葉の色が青々とした椿。
あおっ‐ぱな【青っ洟】アヲツ‥
⇒あおばな
あお‐て【青手】アヲ‥
桟留サントメ縞のうち、紺地に浅葱あさぎ縞のもの。
あお‐でい【青泥】アヲ‥
青金あおきんの細粉を膠にかわにときまぜ、泥状にしたもの。
あお‐でんしゃ【青電車】アヲ‥
終電車の直前の路面電車。方向標識に青色電灯をつけることからいう。青電。
あお‐てんじょう【青天井】アヲ‥ジヤウ
①(青空を天井に見立てていう)青空。野天。
②(青空は果てしなく高いことから)物の値段や数値が無制限に上がること。天井知らず。「このところ株価は―」
あ‐おと【足音】
⇒あのと
あお‐と【青砥】アヲ‥
質の密な青灰色の砥石。
あおと【青砥】アヲ‥
姓氏の一つ。
⇒あおと‐ふじつな【青砥藤綱】
⇒あおと‐ふじつな‐もりょうあん【青砥藤綱模稜案】
あお‐とうがらし【青唐辛子・青蕃椒】アヲタウ‥
夏の間の、まだ青いトウガラシの実。〈[季]夏〉
あお‐どうしん【青道心】アヲダウ‥
①新たに僧となって、まだ仏の道にうとい人。今道心。新発意しんぼち。
②いいかげんな気持で起こした道心。なま道心。源平盛衰記13「大かた発すまじきは弓取りの―にてありけり」
あお‐とかげ【青蜥蜴・青石竜子】アヲ‥
背面の大部分が光沢のある青藍色のトカゲ。有毒とされていた。〈[季]夏〉。好色五人女3「それがしは好みて―を喰てさへ死なぬ命」
あお‐どさ【青土佐】アヲ‥
土佐に産する和紙の一種。紙質厚く、色は淡い紺。壁の腰張り、箱張りなどに用いる。
あおとぞうしはなのにしきえ【青砥稿花紅彩画】アヲ‥ザウシ‥ヱ
歌舞伎脚本。河竹黙阿弥作。→白浪五人男
→文献資料[青砥稿花紅彩画(四幕目)]
あおと‐ふじつな【青砥藤綱】アヲ‥フヂ‥
鎌倉中期の伝説的な武士。左衛門尉。上総の人。北条時頼に仕え、引付衆となる。性廉潔。鎌倉滑川なめりがわに銭10文を落とし、天下の財の喪失を惜しみ、50文の費用を使ってこれを探させたという。
⇒あおと【青砥】
あおと‐ふじつな‐もりょうあん【青砥藤綱模稜案】アヲ‥フヂ‥
読本よみほん。2編10巻。曲亭馬琴作。葛飾北斎画。1812年(文化9)刊。和漢の公事訴訟事件に取材して藤綱に仮託したもの。3世桜田治助作の歌舞伎脚本「青砥稿あおとぞうし」はこの作に基づく。
⇒あおと【青砥】
あお‐な【青菜】アヲ‥
青い色の菜の総称。スズナ・フユナ・カブラナ・アブラナなど。万葉集16「―煮持ち来こ」
⇒青菜に塩
あお‐ナイル【青ナイル】アヲ‥
(Blue Nile)ナイル川の主要支流。エチオピア高原北部のタナ湖に発源し、スーダンのハルツームで本流の白ナイルと合流する。長さ2030キロメートル。
あお‐なし【青梨】アヲ‥
肌の青い梨の俗称。二十世紀の類。
あお‐なじみ【青馴染み】アヲ‥
(千葉・茨城県などで)青あざ。
広辞苑 ページ 106 での【○青筋を立てる】単語。