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ぜあみ【世阿弥】🔗🔉

ぜあみ世阿弥】 室町初期の能役者・能作者。大和猿楽の観世座2代目の大夫。幼名、藤若。通称、三郎。実名は元清。父観阿弥の通称観世かんぜの名でも呼ばれ、法名的芸名は世阿弥陀仏(世阿弥・世阿)。晩年、至翁・善芳。足利義満の庇護を受け、ついで鑑賞眼の高い足利義持の意にかなうよう、能を優雅なものに洗練すると共に、これに芸術論の基礎を与えた。「風姿花伝」「花鏡」ほか多くの著作を残し、夢幻能形式を完成させ、「老松」「高砂」「清経」「実盛」「井筒」「桧垣」「砧」「融とおる」など多くの能を作り、詩劇を創造した。(1363?〜1443?) →著作:『申楽談儀』 →著作:『風姿花伝』 ⇒ぜあみ‐じゅうろくぶしゅう【世阿弥十六部集】

広辞苑 ページ 10781 での世阿弥単語。