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○正朔を奉ずせいさくをほうず🔗⭐🔉
○正朔を奉ずせいさくをほうず
(古代中国で、新しい王が立てば暦を改めたことから)その統治に服することをいう。
⇒せい‐さく【正朔】
せいざ‐ず【星座図】‥ヅ
星座を記入した天球図。
⇒せい‐ざ【星座】
せい‐さつ【生殺】
生かすことと殺すこと。
⇒せいさつ‐よだつ【生殺与奪】
せい‐さつ【制札】
禁令の箇条を記して、路傍または神社の境内などに立てる札。たてふだ。下知札げじふだ。「―場ば」
⇒せいさつ‐せん【制札銭】
せい‐さつ【省察】
自分自身を省みて考えめぐらすこと。しょうさつ。
せい‐さつ【精察】
くわしく考えしらべること。「―を加える」
せいさつ‐せん【制札銭】
戦国時代、兵士の狼藉を免れるために社寺・郷村が武将に制札を要求し、その代りに出した礼銭。
⇒せい‐さつ【制札】
せいさつ‐よだつ【生殺与奪】
生かすことと殺すこと、および与えることと奪うこと。どうしようと思いのままであること。「―の権」
⇒せい‐さつ【生殺】
せいざ‐はやみ【星座早見】
ある時刻における星座の位置を知るのに用いる装置。
⇒せい‐ざ【星座】
せい‐さべつ【性差別】
性別に基づく差別。女性に対する差別が多いため、女性差別と同義で使われることが多い。広義では、同性愛者に対する差別もいう。
せいざ‐ほう【静坐法】‥ハフ
静坐によって呼吸を調整し、心気を落ちつけて精神を統一し、腹式呼吸によって横隔膜の活動性を保つように努め、精神の修養と身体の健康をはかる方法。
⇒せい‐ざ【静座・静坐】
せい‐さん【正餐】
正式の献立による食事。本膳料理の饗応。洋食では、1日のうちの主な食事。ディナー。
せい‐さん【生産】
①[史記高祖本紀]生活の資を作り出す仕事。なりわい。生業。
②出産。
③(production)人間が自然に働きかけて、人にとって有用な財・サービスを作り出すこと、もしくは獲得すること。
④〔生〕生物が自己体を作りあげ、あるいは増殖する過程。生物生産。
⇒せいさん‐かかく【生産価格】
⇒せいさん‐がっこう【生産学校】
⇒せいさん‐かてい【生産過程】
⇒せいさん‐かんけい【生産関係】
⇒せいさん‐かんり【生産管理】
⇒せいさん‐きょういく【生産教育】
⇒せいさん‐くみあい【生産組合】
⇒せいさん‐こくみん‐しょとく【生産国民所得】
⇒せいさん‐コスト【生産コスト】
⇒せいさん‐ざい【生産財】
⇒せいさん‐しほん【生産資本】
⇒せいさん‐しゃ【生産者】
⇒せいさんしゃ‐かかく【生産者価格】
⇒せいさんしゃ‐べいか【生産者米価】
⇒せいさん‐しゅだん【生産手段】
⇒せいさん‐しょうれい‐きゅう【生産奨励給】
⇒せいさん‐しりょう【生産飼料】
⇒せいさん‐せい【生産性】
⇒せいさん‐せいげん【生産制限】
⇒せいさん‐てき【生産的】
⇒せいさんてき‐しこう【生産的思考】
⇒せいさんてき‐しょうひ【生産的消費】
⇒せいさん‐とし【生産都市】
⇒せいさん‐ねんれい【生産年齢】
⇒せいさん‐ひ【生産費】
⇒せいさんひ‐しょとく‐ほしょう‐ほうしき【生産費所得補償方式】
⇒せいさんひ‐べいか【生産費米価】
⇒せいさん‐ようしき【生産様式】
⇒せいさん‐ようそ【生産要素】
⇒せいさん‐りょく【生産力】
⇒せいさんりょく‐しゅぎ【生産力主義】
⇒せいさん‐りょくち【生産緑地】
せい‐さん【成算】
成功する見込み。「勝利の―がある」
せい‐さん【制酸】
体内の酸、特に胃酸を抑制すること。
⇒せいさん‐ざい【制酸剤】
せい‐さん【青衫】
緑色の上着。古代の日本で、六位の官人の服。緑衫ろうそう。
せい‐さん【青酸】
シアン化水素水溶液の俗称。→シアン化水素。
⇒せいさん‐カリ【青酸加里】
せい‐さん【星散】
星が天空に散布しているように物がちらばること。星布。
せい‐さん【凄惨・悽惨】
目をそむけたくなるほどいたましいこと。むごたらしい様子。「―をきわめる」「―な光景」
せい‐さん【清算】
①貸し借りの結末をつけること。転じて、過去の関係などにはっきりした結末をつけること。「過去を―する」
②(liquidation)会社・組合などの法人が解散した場合に、後始末のために財産関係を整理すること。
③(取引用語)同一人の同一品目・同一条件の取引に関する取り分と出し分とを相殺そうさいすること。
⇒せいさん‐がいしゃ【清算会社】
⇒せいさん‐かんじょう【清算勘定】
⇒せいさん‐じぎょうだん【清算事業団】
⇒せいさん‐しじょう【清算市場】
⇒せいさん‐しょ【清算所】
⇒せいさん‐しょとく【清算所得】
⇒せいさん‐とりひき【清算取引】
⇒せいさん‐にん【清算人】
⇒せいさん‐ほうじん【清算法人】
⇒せいさん‐まい【清算米】
せい‐さん【聖算】
天皇の年齢。宝算。
せい‐さん【聖餐】
〔宗〕(Holy Communion)イエスが最後の晩餐で、パンと葡萄ぶどう酒をとり、「これは私のからだである、私の血である」と言ったことに基づき、イエスの血と肉とを象徴するパンと葡萄酒とを信徒に分かつキリスト教の儀式。カトリックでは「聖体の秘跡」ともいう。聖餐式。聖晩餐。エウカリスチア。
⇒せいさん‐しき【聖餐式】
せい‐さん【精算】
金額などを細かに計算すること。また、計算して過不足などを処理すること。「乗越し運賃を―する」
せい‐さん【製産】
製造と産出。製造し産出すること。
せい‐ざん【生残】
いきのこること。
せい‐ざん【青山】
①樹木の青々と茂った山。
②[蘇軾詩「是の処青山骨を埋む可し」]骨を埋める所。墳墓の地。「人間到る所―あり」
③琵琶の名。名器として知られる。平家物語7「かの―と申す御琵琶は」
⇒せいざん‐いっぱつ【青山一髪】
せい‐ざん【棲山】
①山にすむこと。
②仏門に帰依きえした者が山に籠もって修行すること。
せいざん‐いっぱつ【青山一髪】
[蘇軾詩]青い山々と大海原とが相接する線。一筋の髪の毛のようにかすかに見える遠い山。
⇒せい‐ざん【青山】
せいさん‐がいしゃ【清算会社】‥グワイ‥
会社の解散後、清算手続のあいだ存続する会社。解散前の会社と同一の人格を持続するが、その目的は残務処理的な清算の範囲に限られる。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐かかく【生産価格】
生産コストに平均利潤を加えた価格。
⇒せい‐さん【生産】
せい‐さんかっけい【正三角形】‥カク‥
各辺の長さの相等しい三角形。内角はすべて60度。等辺三角形。
せいさん‐がっこう【生産学校】‥ガクカウ
生産活動の教育的価値を重視し、学校の学習を生産的労働と結合する学校。ドイツ・ソ連などに起こった教育の主張。→労作教育。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐かてい【生産過程】‥クワ‥
労働によって原料から生産物を作り出す過程。一定の生産様式の支配する社会にはそれぞれ特有の形態があり、資本主義社会では、剰余価値を生産する過程でもある。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐カリ【青酸加里】
(→)シアン化カリウムの別称。
⇒せい‐さん【青酸】
せいさん‐かんけい【生産関係】‥クワン‥
(Produktionsverhältnisse ドイツ)生産の過程で人間が相互にとり結ぶ社会的関係。生産力の発展に照応して変化する。生産力との統一において生産様式を構成する。→生産様式→生産力。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐かんじょう【清算勘定】‥ヂヤウ
貿易決済において、双方の超過尻のみを現金で決済すること。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐かんり【生産管理】‥クワン‥
①企業経営において、生産の予測・計画・統制など、生産活動全体の適正化を図ること。→工程管理→品質管理。
②事業主が工場閉鎖などをした場合、労働者が事業の経営を自己の手に収めて経営を継続すること。戦後の日本で労働争議の手段として用いた。業務管理。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐きょういく【生産教育】‥ケウ‥
近代産業における生産活動の教育的意義を重視し、生産労働・労作活動を有機的に組み込んだ教育。職業教育に対して、普通教育の中でこれを強調する場合に多く用いる。日本では戦後、城戸幡太郎(1893〜1985)が生産教育論を展開。労作教育とも。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐くみあい【生産組合】‥アヒ
協同組合をその機能から見て分類した場合の一種。
㋐組合員たる中小企業または農民が独立して生産を営みながら、生産手段の購入、生産物の加工・販売を協同して行うもの。
㋑組合員が労働力と資本とを提供して、共同計算において生産から販売まで行うもの。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐こくみん‐しょとく【生産国民所得】
生産の側面からとらえた国民所得で、一定期間に各産業で生産された国民総産出額から、その生産に要した中間生産物の額を差し引いたもの。→三面等価の原則。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐コスト【生産コスト】
財貨の生産に要する単位当りの費用。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐ざい【生産財】
生産手段として使用される財。資本財。↔消費財。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐ざい【制酸剤】
胃液の塩酸を中和する薬剤。アルカリ金属・アルカリ土類金属の酸化物・水酸化物など。
⇒せい‐さん【制酸】
せいさん‐しき【聖餐式】
(→)聖餐に同じ。
⇒せい‐さん【聖餐】
せいさん‐じぎょうだん【清算事業団】‥ゲフ‥
旧国鉄の債務の償還、資産の処分などを行うために1987年に作られた組織。正式名称は日本国有鉄道清算事業団。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐しじょう【清算市場】‥ヂヤウ
売買取引市場の一つ。売買約定やくじょうをなした実物の受渡しを要せず、差金の授受によって清算をなし得る市場。↔実物市場。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐しほん【生産資本】
生産過程で機能する資本。↔流通資本。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐しゃ【生産者】
①生産にたずさわる人または主体。↔消費者。
②〔生〕生態系を構成する生物のうち、独立栄養生物のこと。一次生産者ともいい、生態系の栄養段階の基底をなす。通常、緑色植物(微生物も含む)が担う。→栄養段階。
⇒せい‐さん【生産】
せいさんしゃ‐かかく【生産者価格】
狭義には、食糧管理法下で、主食について政府が生産者たる農家に支払う価格。広義には、生産者が農産物を売る場合の価格。
⇒せい‐さん【生産】
せいさんしゃ‐べいか【生産者米価】
食糧管理法下で、政府が農家から買い入れる米の価格。→自主流通米。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐しゅだん【生産手段】
(Produktionsmittel ドイツ)生産過程において、その物質的条件として使用するもの。労働対象と労働手段とからなる。すなわち土地・森林・水域・地中埋蔵物・原料(以上、労働対象)と生産用具・生産用建物・交通・通信手段(以上、労働手段)など。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐しょ【清算所】
①清算する場所。
②多数の商人が債権債務を清算する機関。手形交換所など。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐しょうれい‐きゅう【生産奨励給】‥シヤウ‥キフ
「能率給」参照。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐しょとく【清算所得】
法人の解散(合併)に際し、残余財産の価格が解散当時の出資金額を超過する時、その超過金額。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐しりょう【生産飼料】‥レウ
家畜の生存を単に維持するだけでなく、肉・卵・毛皮などを生産するのに必要な飼料。→維持飼料。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐せい【生産性】
(productivity)生産過程に投入された一定の労働力その他の生産要素が生産物の産出に貢献する程度。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐せいげん【生産制限】
商品過剰と利潤率低下を防ぐために、一時的に生産の一部休止または操業時間の短縮などを行うこと。生産調整。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐てき【生産的】
①生産に関係のあるさま。
②物事に役立つさま。建設的。「―意見」
⇒せい‐さん【生産】
せいさんてき‐しこう【生産的思考】‥カウ
〔心〕すでに習得したことの再生でなく、全く新しい解決やその方法を生み出す思考過程。ヴェルトハイマーが提唱。
⇒せい‐さん【生産】
せいさんてき‐しょうひ【生産的消費】‥セウ‥
新しい使用価値を生産する目的で生産諸手段を消費すること。これに対して、個人的消費の目的は消費そのものである。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐とし【生産都市】
生産活動が中心的機能になっている都市。工業都市・鉱山都市・水産都市など。↔消費都市。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐とりひき【清算取引】
商品取引所で行われる売買取引の一種。実物と代金の受渡しで決済する方法のほか、実物の受渡しをしないで、代金の差額すなわち差金の授受だけでも決済できる取引。証券取引には認められていない。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐にん【清算人】
民法・会社法の規定により、解散した法人(会社または各種組合など)の清算事務の管掌に選任された人。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐ねんれい【生産年齢】
生産活動ができる年齢。通常、15歳以上65歳未満をいう。
⇒せい‐さん【生産】
せいざん‐は【西山派】
浄土宗の一派。派祖の証空が法然に師事して奥義を受け、山城国西山の三鈷寺に住したからいう。西谷流・深草流・東山流・嵯峨流の4派に分かれた。現在、西山浄土宗(光明寺)・浄土宗西山禅林寺派(禅林寺)・浄土宗西山深草派(誓願寺)に分かれる。
せいさん‐ひ【生産費】
財貨やサービスを生産するのに要した費用。→製造原価。
⇒せい‐さん【生産】
せいさんひ‐しょとく‐ほしょう‐ほうしき【生産費所得補償方式】‥シヤウハウ‥
生産者米価の算定で、再生産に要する生産費と所得を補償する計算方法。
⇒せい‐さん【生産】
せいさんひ‐べいか【生産費米価】
米の生産費に基づいて算定される米価のこと。1931年改正の米穀法・米穀統制法・食糧管理法で政府の買入れ米価算定の一つの根拠とされる。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐ほうじん【清算法人】‥ハフ‥
解散によって清算をなすべき状態にある法人。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐まい【清算米】
(→)定期米に同じ。
⇒せい‐さん【清算】
せいさん‐ようしき【生産様式】‥ヤウ‥
(Produktionsweise ドイツ)社会が財・サービスを生産する様式。マルクス主義では、生産力と生産関係とは生産様式として分かちがたく一体をなし、社会構造の基礎となってその性格を決定するとされ、原始共同体・奴隷制・封建制・資本主義・社会主義の生産様式があるとされる。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐ようそ【生産要素】‥エウ‥
生産に必要不可欠な要素。土地・労働・資本。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐りょく【生産力】
(Produktionskraft ドイツ)財・サービスを生産し得る力。社会の生産力は生産手段と労働力が一定の生産関係を通じて結合することによって生み出される。
⇒せい‐さん【生産】
せいさんりょく‐しゅぎ【生産力主義】
生産力の増大が歴史と社会の進歩・発展を導くという、近代化・産業化や高度経済成長を支える考え方・イデオロギー。生産至上主義。
⇒せい‐さん【生産】
せいさん‐りょくち【生産緑地】
市街化区域で、生産緑地法に基づいて指定され、将来も農業を続ける意志を持つ農家の農地。宅地並課税が免除される。
⇒せい‐さん【生産】
せい‐し【世子・世嗣】
諸侯・大名の世つぎ。
せい‐し【正史】
①正統の歴史。国家が編纂した正統を明らかにする歴史書。↔稗史はいし↔私史。
②紀伝体による中国の歴史書。→二十四史
せい‐し【正矢】
〔数〕1からある角の余弦を減じたもの。すなわち1−cosAが角Aの正矢。江戸時代末の三角関数表(八線表)に用いられた。↔余矢
せい‐し【正使】
主たる使者。主任の使者。↔副使
せい‐し【正視】
①真正面から見すえること。まともに見ること。「―するにしのびない」
②近視・遠視・老視などでない正常の視力、またはそれをもつ眼。
せい‐し【生死】
生きることと死ぬこと。死生。いきしに。しょうし。「―不明」
せい‐し【生祠】
功徳のある人を、死後を待たずして祭ったやしろ。
せい‐し【生紙】
すいたままで、加工してない紙。きがみ。↔熟紙
せい‐し【生歯】
[周礼秋官司民]
①幼児に歯がはえること。
②その年に生まれた子。当歳児。転じて、人民。
せいし【西施】
春秋時代の越の伝説上の美女。越王勾践が呉に敗れて後、呉王夫差の許に献ぜられ、夫差は西施の色に溺れて国を傾けるに至った。和漢朗詠集「―が顔色がんそくは今何いずくんか在る」
⇒せいし‐にゅう【西施乳】
⇒西施の顰みに倣う
せい‐し【西詩】
西洋の詩。
せい‐し【制止】
人の言動などをおさえとどめること。いましめとどめること。差しとめること。禁制。「―をふりきって走る」
せい‐し【制詞】
①いましめの言葉。
②⇒せいのことば
せい‐し【姓氏】
かばねとうじ。氏姓。また、名字みょうじ。
せい‐し【青史】
[大戴礼保傅](昔、紙のなかった時代に、青竹のふだを火にあぶってその上に書いたところから)歴史。事実の記録。史乗。「―に名をとどめる」→汗青
せい‐し【青糸】
①青い糸。
②新芽のふいている、細い柳の枝をたとえていう語。和漢朗詠集「―縿くり出いだす陶門の柳」
③美しい黒髪をたとえていう語。太平記6「―の髪」
せい‐し【青侍】
⇒あおさぶらい。浄瑠璃、浦島年代記「当番の近習・外様、―原ばらに至るまで」
せい‐し【青紫】
[漢書夏侯勝伝](漢代の制度で、公侯は紫、九卿は青色の印綬を用いたところから)公卿。公卿の地位。
せい‐し【政始】
政治を始める式。1月4日の政治始。まつりごとはじめ。
せい‐し【星使】
[後漢書方術伝上、李郃](李郃が星を見て天子から派遣された使者の到来を知ったという故事から)天子のつかい。勅使。
せい‐し【省思】
自分の行いや物事の経過を、ふりかえり考えること。
せい‐し【省視】
①かえりみること。
②両親の安否を見舞うこと。
せい‐し【旌幟】
はた。のぼり。旗幟きし。
せい‐し【清士】
清廉の士。
せいし【勢至】
〔仏〕(→)勢至菩薩に同じ。
⇒せいし‐ぼさつ【勢至菩薩】
せい‐し【聖旨】
聖上の趣旨。天子のおぼしめし。
せい‐し【聖使】
聖上の使。天子の使。玉使。
せい‐し【聖姿】
聖上の姿。天子の姿。玉姿。
せい‐し【精子】
(spermatozoon)雄性の生殖細胞。雌性の卵と結合すなわち受精して発生を開始させる。形は動物によって著しく異なるが、一般に極めて小形で運動力を具える。植物では蘚苔植物・シダ植物などに見られる。精虫。
せい‐し【精翅】
フカの鰭ひれの外皮・筋をとり除いて作った食品。
せい‐し【製糸】
糸をつくること。特に、繭から生糸を製造すること。「―業」
せい‐し【製紙】
紙を製造すること。
せい‐し【誓紙】
①誓詞をしるした紙。誓状。誓文。起請文きしょうもん。
②特に、男女の愛情の変わらないことを誓い合う証文。好色一代男2「かための―うるし判のくちぬまでと」
せい‐し【誓詞】
ちかいのことば。誓言せいごん・ちかごと。「―を交わす」
せい‐し【静止】
とどまって動かないこと。物体がその位置を変えないこと。
⇒せいし‐えいせい【静止衛星】
⇒せいし‐エネルギー【静止エネルギー】
⇒せいし‐が【静止画】
⇒せいし‐かく【静止核】
⇒せいし‐しつりょう【静止質量】
⇒せいし‐じんこう【静止人口】
⇒せいし‐でんい【静止電位】
⇒せいし‐まさつ【静止摩擦】
せい‐し【静思】
しずかに心を落ちつけて思うこと。
せい‐し【整枝】
果樹・庭木・街路樹などの不要な枝を刈り込みその形を整え、また結実作用を調節すること。
せい‐し【整姿】
庭木などの形をととのえること。
せい‐じ【世事】
①世の中の事。処世の事。せじ。
②僧が、通常の食事以外にとる食事。
③世帯のこと。家事。また、食事。日葡辞書「セイジヲケサ(今朝)マダイタサヌ」
④和船の炊事部屋。
せい‐じ【正字】
①正しく使われた文字。↔誤字。
②点画を略したり変えたりしない、正統とされている文字。「龜」は正字、「亀」は俗字である類。↔俗字↔略字。
③中国で書籍の文字の校正をつかさどった官。
⇒せいじ‐きん【正字金】
⇒せいじ‐ほう【正字法】
せい‐じ【生児】
生まれたばかりの子。新生児。
せい‐じ【生時】
①生まれた時。
②生きている間。
せい‐じ【成事】
①仕事を完成すること。
②すでにしてしまった事。「―は説かず」
せい‐じ【妻児】
妻と子。妻子。さいじ。源氏物語玉鬘「胡この地の―をば空しく捨て捨てつ」
せい‐じ【青磁・青瓷】
鉄分を含有し青緑色または淡黄色を呈する釉うわぐすり。また、これを掛けた陶磁器。含まれる鉄分が還元炎で焼成されたときに発色する。中国、越州窯で後漢以後作られ、砧青磁などの宋代の青磁が特に名高い。ほかに、高麗青磁・珠光青磁など。近代では鉄の代りにクロムを素地きじに混ぜたものもある。「―の壺」→青瓷あおし→秘色ひそく
せい‐じ【政事】
政治上のことがら。政治上の事務。まつりごと。
⇒せいじ‐がく【政事学】
⇒せいじ‐そうさい‐しょく【政事総裁職】
⇒せいじ‐はん【政事犯】
せい‐じ【政治】‥ヂ
[書経畢命]
①まつりごと。
②(politics; government)人間集団における秩序の形成と解体をめぐって、人が他者に対して、また他者と共に行う営み。権力・政策・支配・自治にかかわる現象。主として国家の統治作用を指すが、それ以外の社会集団および集団間にもこの概念は適用できる。森鴎外、かのやうに「―は多数を相手にした為事しごとである」
⇒せいじ‐いしき【政治意識】
⇒せいじ‐うんどう【政治運動】
⇒せいじ‐か【政治家】
⇒せいじ‐がく【政治学】
⇒せいじ‐かくめい【政治革命】
⇒せいじ‐きょう【政治狂】
⇒せいじ‐きょういく【政治教育】
⇒せいじ‐きょく【政治局】
⇒せいじ‐けいざいがく【政治経済学】
⇒せいじ‐けっしゃ【政治結社】
⇒せいじ‐けんきん【政治献金】
⇒せいじ‐けんりょく【政治権力】
⇒せいじ‐ごろ【政治ごろ】
⇒せいじしきん‐きせい‐ほう【政治資金規正法】
⇒せいじ‐しそう【政治思想】
⇒せいじ‐しゃかい【政治社会】
⇒せいじ‐しょうせつ【政治小説】
⇒せいじ‐しんりがく【政治心理学】
⇒せいじ‐せきにん【政治責任】
⇒せいじ‐だんたい【政治団体】
⇒せいじ‐てき【政治的】
⇒せいじてき‐むかんしん【政治的無関心】
⇒せいじ‐てつがく【政治哲学】
⇒せいじ‐とうそう【政治闘争】
⇒せいじ‐はじめ【政治始】
⇒せいじ‐はん【政治犯】
⇒せいじ‐ぶんか【政治文化】
⇒せいじ‐や【政治屋】
⇒せいじ‐りょく【政治力】
⇒せいじ‐りんり【政治倫理】
せい‐じ【星次】
星の座次。天空上の星の位置。
せい‐じ【星児】
中国の楽器。(→)銅鈸どうばつに同じ。星。
せい‐じ【省字】
①漢字の点画の一部を省いて書くこと。また、その文字。「銅」を「同」、「多」を「夕」と書く類。略字。省筆。
②文章中のある文字を省いて書くこと。また、その文字。省文。
せい‐じ【盛事】
盛んな事業。盛大なもよおし。
せい‐じ【盛時】
①若くて血気のさかんな時。盛年。
②国運などのさかんな時期。
せい‐じ【製磁】
磁器を製すること。
ぜい‐し【筮仕】
(「筮」は、占いに用いる棒。昔、中国で、最初任官する時、その吉凶を占ったからいう)初めて仕官すること。
せいじ‐いしき【政治意識】‥ヂ‥
政治一般または特定の政治問題に対してもっている見かた・考えかた・態度の総称。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐うんどう【政治運動】‥ヂ‥
一定の目的または要求の実現を掲げ、政治状況の変革、政権への抵抗、政策案の提示、あるいは政権の獲得を期して展開される行動。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐えいせい【静止衛星】‥ヱイ‥
地球の自転と同じ角速度で運動する人工衛星。高度約3万6000キロメートルにあり、地球上からは静止しているように見える。通信衛星・気象衛星など。
⇒せい‐し【静止】
せいし‐エネルギー【静止エネルギー】
静止した物体のもつエネルギー。相対性理論によると物体の静止質量と光速度の2乗との積で表される。
⇒せい‐し【静止】
セイシェル【Seychelles】
インド洋、マダガスカル島北東方のセイシェル諸島から成る共和国。1976年イギリスから独立。面積455平方キロメートル。人口8万2千(2004)。首都ヴィクトリア。セーシェル。→アフリカ(図)
せいし‐が【静止画】‥グワ
テレビ・コンピューターなどの画面に映し出された文字・図形・写真など動きのない画像。「―放送」↔動画。
⇒せい‐し【静止】
せいじ‐か【政治家】‥ヂ‥
①政治にたずさわる人。
②(比喩的に)政治的手腕があり、かけひきのうまい人。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐かく【静止核】
〔生〕細胞分裂を起こしていないが活発な代謝活動をしている時期の細胞の核。休止核。間期核。代謝核。
⇒せい‐し【静止】
せいじ‐がく【政事学】
政治学。法学。
⇒せい‐じ【政事】
せいじ‐がく【政治学】‥ヂ‥
(political science)ひろく政治現象を研究する学問。古代ギリシアに起源をもつが、独立した学問としての近代政治学の形成は16世紀マキアヴェリ以後のこととされる。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐かくめい【政治革命】‥ヂ‥
政治制度の根本的な変革。しばしば実力による権力の交替を伴う。
⇒せい‐じ【政治】
せい‐しき【正式】
正当な方法。簡略でない正規の方式。本式。「―に採用する」「―な名称」↔略式。
⇒せいしき‐さいばん【正式裁判】
せい‐しき【制式】
きまり。定められた様式。
せい‐しき【清拭】
(bed bath)入浴できない病人などの体を寝台の上でふいて清潔にすること。
せい‐しき【整式】
代数式において、ある特定の文字については加法・減法および乗法(累乗を含む)以外の演算を含まない場合、この式をその文字についての整式という。多項式。
せいしき【西使記】
元の憲宗モンケの時、西征中の弟フラグのもとへ使いし、4年後の1263年帰朝した常徳の見聞を筆録したもの。1巻。劉郁撰。
せいしき‐さいばん【正式裁判】
簡易裁判所の略式命令を受けた被告人(その弁護人等を含む)または検察官が、それを不服として命令の告知後14日以内にその簡易裁判所に対して請求し、それに基づき通常の規定により審判して行われる裁判。
⇒せい‐しき【正式】
せいじ‐きょう【政治狂】‥ヂキヤウ
好んで政治上の事件に熱中して狂奔する者。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐きょういく【政治教育】‥ヂケウ‥
国民として必要な政治的教養を培う教育。教育基本法第14条では、政治的教養の尊重と、学校での特定党派の支持または反対のための教育・活動の禁止をうたう。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐きょく【政治局】‥ヂ‥
ソビエト共産党の中央指導部。中央委員会で選出され、決定を下す機構。ポリトビューロー。他国の共産党にも設けられる。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐きん【正字金】
安政金銀の一種。1859年(安政6)に改鋳した小判と一分金。「正」の字の極印を打ってある。
⇒せい‐じ【正字】
せいじ‐ぎん【政字銀】
安政金銀の一種。1859年(安政6)から65年(慶応1)まで改鋳した丁銀および豆板銀。「政」の字の極印を打ってある。
せいじ‐けいざいがく【政治経済学】‥ヂ‥
(political economy)経済現象を、政治現象や社会構造との関連に重点を置いて解明しようとする経済学。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐げき【聖史劇】
(mystère フランス)(「神秘劇」は誤訳)フランスを中心に中世末期のヨーロッパに流行した宗教劇。一般に旧約・新約聖書から広く題材を取り、キリストの受難・復活へと筋を盛り上げる。聖者の生涯などにも取材。多くは膨大な登場人物・上演日数を要し、その上演は都市を挙げての大行事だった。
せいじ‐けっしゃ【政治結社】‥ヂ‥
政治権力の獲得・維持または拡大を目的として結成される集団。政党はその典型。政治団体。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐けんきん【政治献金】‥ヂ‥
政党や政治家に、その活動に必要な資金を提供すること。また、その金。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐けんりょく【政治権力】‥ヂ‥
(political power)社会集団内で、その意思決定への服従を強制することができる、排他的な正統性を認められた権力。普通、政治的権威、暴力装置、決定と伝達の機関をもつ。その最も組織化されたものは国家権力である。政権。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐ごえ【制し声】‥ゴヱ
貴人通行の際、路上を警戒するために発した掛声。さきおう声。警蹕けいひつ。
せいじ‐ごろ【政治ごろ】‥ヂ‥
政党員・政客の家に出入し、金銭を強請し、またはその走狗となって報酬を受けて生活する者。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐しき【斉次式】
〔数〕(→)同次式に同じ。
せいじしきん‐きせい‐ほう【政治資金規正法】‥ヂ‥ハフ
政治団体の届出を義務づけ、政治資金の収支を公開させ、また、政治献金を制限することによって、政治活動の公明・公正をはかることを目的とする法律。1948年制定。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐しそう【政治思想】‥ヂ‥サウ
政治に関する思想、および政治を通じて表現された思想。特に、特定の思想家の政治理論や政治哲学をいう。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐しつりょう【静止質量】‥リヤウ
静止した粒子のもつ質量。すなわち、その粒子に固有の質量。素粒子では運動に伴う質量の変化が顕著なので、それと区別していう。
⇒せい‐し【静止】
せいじ‐しゃかい【政治社会】‥ヂ‥クワイ
①権力関係を基軸に秩序を形成している社会の総体。統治体。
②(→)政界に同じ。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐しょうせつ【政治小説】‥ヂセウ‥
政治的な事件や人物などを主題とし、あるいは政治思想の普及・宣伝を目的とする小説。日本では、明治10年代中頃から20年代初頭にかけての国会開設運動当時に流行。矢野竜渓の「経国美談」、東海散士の「佳人之奇遇」など。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐じんこう【静止人口】
人口の増減がなくなり、変動が静止した状態の人口。
⇒せい‐し【静止】
せいじ‐しんりがく【政治心理学】‥ヂ‥
個人や集団の政治行動を心理学的方法によって研究する学問。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐せきにん【政治責任】‥ヂ‥
政治的な問題にかかわる責任。また、政治家が自身の言動の結果について果たすべき責任。
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐そうさい‐しょく【政事総裁職】
1862年(文久2)、幕府内外の政事について将軍を補佐するために置いた職。大老に相当。松平慶永がこれに任じた。64年(元治1)廃止。
⇒せい‐じ【政事】
せいじ‐だんたい【政治団体】‥ヂ‥
(→)政治結社に同じ。
⇒せい‐じ【政治】
せい‐しつ【正室】
①おもてざしき。
②本妻。正妻。↔側室。
③[周礼春官、小宗伯]よつぎ。嫡子。
せい‐しつ【声質】
その人に特有の声の質。
せい‐しつ【性質】
①もって生まれた気質。天性。資性。「おとなしい―」
②物事がもっている特色。「水に溶けやすい―」
③〔哲〕事物が本来もっているあり方で、それにより他の事物と種類を区別されるもの。→質→第一性質
せい‐しつ【青漆】
青緑色の漆。
せい‐しつ【請室】
[漢書賈誼伝]罪の裁断を待つ室。獄屋ごくや。牢屋ろうや。玉葉「宜しく…―の冤を除くべし」
せい‐じつ【正実】
正しくまことであること。実正じっしょう。
せい‐じつ【生日】
生まれた日。誕生日。改正小学作文方法「父母存すれば―を賀するの語を守り粗宴を開きたく候間」
せい‐じつ【聖日】
(holy day)キリスト教で祝祭日、特に日曜日の称。主日しゅじつ。
せい‐じつ【誠実】
他人や仕事に対して、まじめで真心がこもっていること。「―な人柄」
せいじつう【正字通】
中国の字書。12巻。明の張自烈著。「字彙」にならった画かく引き字書。
せいしつ‐ちょう【星室庁】‥チヤウ
(Court of Star Chamber)ロンドンのウェストミンスター宮殿の「星の間」で開かれた刑事特別裁判所。1487年ヘンリー7世が創設、後にスチュアート朝時代になって王の専制支配の具とみなされ、1641年廃止。星室法院。
せいじ‐てき【政治的】‥ヂ‥
①政治に関するさま。「―事件」
②事務的でなく、実情にあったかけひきをするさま。「―解決」
③かけひきにたくみなさま。「―に立ち回る」
⇒せい‐じ【政治】
せいじてき‐むかんしん【政治的無関心】‥ヂ‥クワン‥
政治に関心を示さない状態。消極的な傍観者的無関心のほかに、政治への批判や抵抗を含む積極的な無関心もある。アパシー。「―層」
⇒せい‐じ【政治】
せいじ‐てつがく【政治哲学】‥ヂ‥
政治および国家に関する原理を研究する学問で、政治の本質・価値や政治学の方法論を論ずるもの。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐でんい【静止電位】‥ヰ
筋肉や神経が興奮していないときに示す細胞膜内外の電位差。↔活動電位。
⇒せい‐し【静止】
せいじ‐とうそう【政治闘争】‥ヂ‥サウ
労働者などが階級的・政治的要求を掲げて政府などに対して行う闘争。→経済闘争。
⇒せい‐じ【政治】
せいし‐にゅう【西施乳】
(味のうまいことを西施の乳にたとえていう)河豚ふぐの異称。(本朝食鑑)
⇒せいし【西施】
せい‐じにん【性自認】
自分が男あるいは女であるという、性別に関する自己認知。通常は、身体的性別と一致する。
広辞苑 ページ 10836 での【○正朔を奉ず】単語。