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○是が非でもぜがひでも🔗🔉

○是が非でもぜがひでも 正邪にかかわらず。いやでも応でも。ぜひとも。「―お越し願いたい」 ⇒ぜ【是】 せがみ‐た・てるせがみ立てる】 〔他下一〕[文]せがみた・つ(下二) しきりにせがむ。うるさく催促する。浄瑠璃、博多小女郎波枕「其の御経授け下されと―・てられ」 セカムSECAM】 (Séquentiel couleur à mémoire フランス)アナログ方式のテレビジョンの規格の一つ。水平方向の走査線数が625本で、毎秒25フレームのインターレース方式。東ヨーロッパ・旧ソ連地域・中東・アフリカで普及。 せが・む 〔他五〕 ①責めしかる。十訓抄「我が使はむ人のあやしからむ為に、今―・みさいなむこと」 ②むりに頼む。ねだる。せびる。歌舞伎、けいせい仏の原「さあ早う早うと―・む」。「子供に―・まれる」 せからし・い 〔形〕 気ぜわしい。〈日葡辞書〉 せがれ倅・悴】 ①自分のむすこの謙称。古くは男女ともにいった。浪花聞書「中以下にて男女の子供、惣領・末女の差別なく―といふ」 ②他人のむすこ、年少の男を卑しめていう語。狂言、塗師「―の時から師匠の取立てられたといひ」 せ‐がわ背革‥ガハ 洋装の書籍の背に貼る革。また、その革を用いた製本。 せがわ瀬川‥ガハ 姓氏の一つ。 ⇒せがわ‐きくのじょう【瀬川菊之丞】 ⇒せがわ‐じょこう【瀬川如皐】 ⇒せがわ‐ぼうし【瀬川帽子】 ⇒せがわ‐わた【瀬川綿】 せがわ‐きくのじょう瀬川菊之丞‥ガハ‥ 歌舞伎俳優。屋号、浜村屋。各代俳名は路考。 ①(初代)大坂で初演。江戸で所作事に成功し盛名を謳われた。(1693〜1749) ②(2代)初代の養子。王子路考と呼ばれ美貌。(1741〜1773) ③(5代)3代の孫。通称、多門路考。当り役は「五大力」の小万。(1802〜1832) ④(6代)1932年に前進座に参加、翌年襲名。立役から女形、老け役まで広く活躍。(1907〜1976) ⇒せがわ【瀬川】 せがわ‐じょこう瀬川如皐‥ガハ‥カウ 歌舞伎脚本作者。 ①(初世)大坂の人。3代瀬川菊之丞の兄。江戸へ下り作者に転じた。(1739〜1794) ②(3世)俗称、吉兵衛。糶せり呉服商であったが、5世鶴屋南北の門に入り、1850年(嘉永3)襲名。代表作「与話情浮名横櫛よわなさけうきなのよこぐし」など。(1806〜1881) →文献資料[与話情浮名横櫛(源氏店の場)] ⇒せがわ【瀬川】 せがわ‐ぼうし瀬川帽子‥ガハ‥ 女性の帽子の一つ。享保(1716〜1736)の頃、大坂の初代瀬川菊之丞が屋敷女中の扮装に用い始めてから流行したという。 ⇒せがわ【瀬川】 せがわ‐わた瀬川綿‥ガハ‥ (→)瀬川帽子に同じ。 ⇒せがわ【瀬川】 セガンティーニGiovanni Segantini】 イタリア生れの画家。点描法による風景描写にすぐれ、アルプスの画家と呼ばれた。(1858〜1899) セカントsecant】 三角関数の一つ。コサインの逆数。シーカント。正割。記号sec →三角関数 セカンドsecond】 ①第2。2番目。 ②(セカンド‐ベースの略)野球で、二塁。また、二塁手。 ③⇒セコンド⇒セカンド‐オピニオン【second opinion】 ⇒セカンド‐カー【second car】 ⇒セカンド‐ハウス【second house】 ⇒セカンド‐バッグ【second bag】 ⇒セカンド‐ハンド【secondhand】 ⇒セカンド‐ベスト【second best】 ⇒セカンド‐ライフ ⇒セカンド‐ライン ⇒セカンド‐ラン【second run】 ⇒セカンド‐レイプ【second rape】 セカンド‐オピニオンsecond opinion】 (「第2の意見」の意)よりよい治療法を見出すために、主治医以外の医者から聞く意見。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐カーsecond car】 通常使用する自動車とは別に、2台目として保有する車。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐ハウスsecond house】 (「2番目の家」の意)別荘。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐バッグsecond bag】 (「2番目のバッグ」の意)大型のバッグの中に入れる小型の補助的なバッグ。現在では、抱えて持ち歩く小型のバッグ。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐ハンドsecondhand】 中古物。中古品。セコ‐ハン。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐ベストsecond best】 次善。最善に次いで2番目に良いもの。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐ライフ (和製語second life)第二の人生。特に、定年退職後の人生。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐ライン (和製語second line)服飾で、元のブランドのイメージを生かした廉価なブランドや商品群。ディフュージョン‐ライン。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐ランsecond run】 封切した映画を、次の週以降に二番館で上映すること。 ⇒セカンド【second】 セカンド‐レイプsecond rape】 性暴力の被害者が、被害を公にすることで、周囲の誤解や好奇により二次的に精神的苦痛や不利益を被ること。 ⇒セカンド【second】 せき 谷地の奥まったところ。→せこ(谷) せき】 せくこと。すなわち喉頭・気管などの粘膜に加えられた刺激によって反射的に起こされる短くて強い息。咳嗽がいそう。しわぶき。〈[季]冬〉 せき】 (「塞く」の連用形から)取水や水位・流量の調節のために、水路中または流出口に築造した構造物。いせき。 ⇒堰を切ったよう せき】 (「塞く」の連用形から) ①さえぎり止めるもの。新千載和歌集「うき人の心の―にうちも寝で」 ②水をせきとめるところ。→せき(堰)。 ③関所。枕草子111「―は逢坂、須磨の―」 ④関銭せきせんの略。日葡辞書「セキヲナ(済)ス」 ⑤最上位の相撲取。せきとり。最手ほて。接尾語的に、しこ名につけて敬称とする。日本相撲鑑「今にすまふの長を―といひならはせり」。「双葉山―」 ⑥(「持」とも書く)囲碁で、互いに攻め囲まれた一群の石が、どちらも眼二つを持たないのに、双方手出しできないまま、互いに活きている形。 せき】 ①岐阜県中南部の市。長良川に沿い、鎌倉時代から関鍛冶の名が高く現在も剃刀など刃物や洋食器の生産地。人口9万3千。 ②三重県亀山市の地名。→鈴鹿関 せき】 姓氏の一つ。 ⇒せき‐たかかず【関孝和】 ⇒せき‐はじめ【関一】 せき⇒しゃく せき】 (呉音はシャク。慣用音はコク) ①いし。 ②(jewel)時計の軸受の宝石の数を表す語。「21―」 ③ラジオなどに使われるトランジスター・ダイオードなどの数を表す語。「8―スリーバンド」 ④中国の楽器分類、八音はちおんの一つ。石製の体鳴楽器である磬けいがこれに含まれる。 ⑤弓の強さを表す語。椿説弓張月前編「五―の弓の長七尺五寸ありて」 ⑥石見国いわみのくにの略。 →こく(石) せき】 ①対になっているものの一方。特に、屏風の片方。 ②船・矢・鳥・魚などをかぞえる語。宇治拾遺物語1「腰に鮭の一二―なきやうはありなんや」 せき】 ①むしろ。しきもの。すわる場所。「―をとる」「―を立つ」「―につく」 ②ざしき。会場。「―を設ける」 ③地位。順位。「社長の―があく」 ④寄席よせ。「昼―」 ⇒席暖まるに暇あらず ⇒席を改める ⇒席を汚す ⇒席を蹴る ⇒席を進める ⇒席をはずす ⇒席を譲る せき】 (呉音はジャク)しずかなさま。ひっそり。「―として声なし」 せき】 ①おの。まさかり。中国古代の武器。 戚 ②中国・朝鮮の、八佾はちいつの武舞に用いる舞具。1をかたどった木製のもの。 せき】 (呉音はシャク)〔数〕二つ以上の数・式などを掛けて得た数値。↔商 せき】 人名簿。また、その名簿への登録。「―を入れる」「大学に―をおく」 せき】 (セツとも) ①中国劇の一段。 ②江戸時代の小説などのくぎり。段。 →こま(齣) せき‐あ赤鴉(→)赤烏せきうに同じ。 せき‐あ積痾】 久しくなおらない病気。持病。宿痾。 せき‐あい惜愛】 愛着をもって大切にすること。おしむこと。 せき‐あ・う塞き合ふ‥アフ 〔自四〕 動きがとれないほどに立てこむ。こみあう。平治物語「六波羅の門前には、馬・車の立て処もなく―・ひたるに」 せき‐あ・う塞き敢ふ‥アフ 〔他下二〕 せきとめてささえる。おさえてこらえる。万葉集11「ことに出でていはばゆゆしみ山川のたぎつ心を―・へてあり」 せき‐あく積悪】 年来つもった悪事。↔積善。 ⇒せきあく‐の‐よおう【積悪の余殃】 せきあく‐の‐よおう積悪の余殃‥アウ (「殃」は災の意)[説苑談叢]積悪には必ず子孫にまで及ぶ悪い報いが来る意。太平記8「積悪の家には必ず余殃ありとは、かやうの事をぞ申すべき」↔積善の余慶 ⇒せき‐あく【積悪】 せき‐あ・げる咳き上げる】 〔自下一〕[文]せきあ・ぐ(下二) ①しきりに咳をする。むせかえる。平家物語2「暑さも堪へ難ければ、胸―・ぐる心地して」 ②涙がこみあげる。しゃくりあげて泣く。また、感情がたかまる。源氏物語「ただつくづくの音をのみ泣き給ひて、をりをりは―・げつつ」 せき‐あ・げる塞き上げる】 〔自下一〕[文]せきあ・ぐ(下二) 流水をせきとめて水かさを増し、または逆流させる。万葉集8「佐保川の水を―・げて植ゑし田を」

広辞苑 ページ 10982 での○是が非でも単語。