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○千金の子は市に死せずせんきんのこはいちにしせず🔗⭐🔉
○千金の子は市に死せずせんきんのこはいちにしせず
[史記越王勾践世家]金持の子は、死罪を犯しても金の力で処刑を免れること。世の中は財力次第でどうにでもなることのたとえ。
⇒せん‐きん【千金】
せん‐く【千句】
連歌または俳諧で、百韻を10巻重ねたもの、すなわち句数1000のもの。千句全般を通して指合さしあい・去嫌さりきらいがある。→十百韻とっぴゃくいん。
⇒せんく‐いちげん【千句一言】
せん‐く【千苦】
非常に多くの苦難。日葡辞書「センクバンラウ(万労)ヲシノ(凌)グ」
せん‐く【先駆】
①馬に乗って先導すること。前駆ぜんく。さきがけ。
②(→)先駆者に同じ。
⇒せんく‐しゃ【先駆者】
せん‐く【選句】
多くの中から、よい句を選び出すこと。また、その句。
せん‐ぐ【船具】
船舶の用具。舵・帆・艪ろ・錨いかりの類。
ぜん‐く【前駆】
(古くはゼング・セングとも)騎馬で先導すること。また、その人。さきのり。さきがけ。先駆。平家物語1「―せんぐ御随身みずいじんどもがもとどりきつて」
⇒ぜんく‐しょうじょう【前駆症状】
⇒ぜんく‐たい【前駆体】
ぜん‐ぐ【膳具】
食膳をととのえるための器具。また、その食膳。膳部。宇津保物語嵯峨院「―まゐり、大みきまゐり」
せんく‐いちげん【千句一言】
千句のことばに匹敵する重要なひとこと。「千句に一句」とも。〈日葡辞書〉
⇒せん‐く【千句】
せん‐ぐう【遷宮】
神社の本殿の造営修理に際し、神体をうつすこと。本殿から権殿かりどのにうつすのを仮殿遷宮(あるいは仮遷宮)、権殿から本殿にうつすのを正しょう遷宮という。遷座。みやうつし。
⇒せんぐう‐さい【遷宮祭】
せんぐう‐さい【遷宮祭】
遷宮の際に行われる祭儀。遷座祭。
⇒せん‐ぐう【遷宮】
せんく‐しゃ【先駆者】
人にさきがけて物事をなす人。
⇒せん‐く【先駆】
ぜんく‐しょうじょう【前駆症状】‥シヤウジヤウ
病気や発作の前兆としてあらわれる症状。
⇒ぜん‐く【前駆】
せん‐くず【銑屑】‥クヅ
屑鉄の一種。主として銑鉄製造中の発生屑および鋳鉄製品の廃棄屑から成るもの。
ぜんく‐たい【前駆体】
(precursor)生化学反応において、着目する生成物の前の段階にある一連の物質。一般には一つ前の段階の物質を指す。前駆物質。
⇒ぜん‐く【前駆】
せん‐くち【先口】
はじめの順番。申込みなどを先にしたもの。先約。
せん‐くつ【仙窟】
①仙人のすみか。
②俗世間をはなれたすみか。
せん‐くつ【洗掘】
流水の作用で、堤防・河岸・河床や橋脚の周辺の土砂が削り取られること。
せん‐くつ【潜窟】
かくれが。
ぜん‐くつ【前屈】
①からだを前にかがめること。
②身体の器官が正常な位置よりも前に曲がっていること。
ぜんくねん‐の‐えき【前九年の役】
源頼義・義家父子が奥羽地方の豪族安倍頼時とその子貞任さだとう・宗任むねとうらを討伐した戦役。平定した1062年(康平5)まで、実際は12年にわたって断続。後三年の役と共に源氏が東国に勢力を築く契機となる。前九年合戦。
→資料:『陸奥話記』
ぜん‐ぐみ【膳組】
膳に並べる料理の種類・数などをきめること。
せん‐グラフ【線グラフ】
ある量の変化や分布を線分で示したグラフ。
せん‐ぐり【先繰り】
順を追って次第にすること。順ぐり。日本永代蔵3「音羽の滝の流れを毎日汲ませ、―に幾樽か、遥かなる舟路を取り寄せ」
せん‐くん【先君】
①先代の主君。先公。
②死亡した父。先考。
③祖先。父祖。
せん‐くん【戦勲】
いくさのてがら。戦功。軍功。
せん‐ぐん【千軍】
多くの軍兵。あまたの兵士。
⇒せんぐん‐ばんば【千軍万馬】
⇒せんぐんばんば‐の‐かん【千軍万馬の間】
せん‐ぐん【船軍】
(→)「ふないくさ」に同じ。
ぜん‐ぐん【全軍】
①軍隊の全体。
②全部の軍隊。
ぜん‐ぐん【前軍】
前方の軍隊。まっさきに立つ軍隊。先陣。せんて。
せん‐くんし【先君子】
[礼記檀弓上]死亡した父。亡父。先考。
せんぐん‐ばんば【千軍万馬】
①多くの軍兵と多くの軍馬。
②何回も戦場に出て経験が豊かなこと。また一般に、経験豊かで場馴れしていること。「―の古強者ふるつわもの」
⇒せん‐ぐん【千軍】
せんぐんばんば‐の‐かん【千軍万馬の間】
戦場。転じて、世間の競争の激しい場の意にも用いる。
⇒せん‐ぐん【千軍】
せん‐け【千家】
千利休を祖とする茶家の一族。
⇒せんけ‐じっしょく【千家十職】
⇒せんけ‐りゅう【千家流】
せん‐け【仙家】
⇒せんか
せんげ【千家】
出雲国造家の一つ。代々出雲大社の宮司に任ずる。→大社教。
⇒せんげ‐もとまろ【千家元麿】
せん‐げ【宣下】
宣旨せんじを下すこと。院号宣下・親王宣下など。宇治拾遺物語15「僧都に任ずべきよし、―せらるれども」
⇒せんげ‐の‐かん【宣下の官】
せん‐げ【遷化】
〔仏〕(この世の教化を終えて他国土の教化に移る意)高僧の死去をいう。
せん‐げ【懺悔】
⇒さんげ
ぜん‐け【禅家】
禅寺。禅宗。禅僧。
せん‐けい【尖形】
先のとがった形。
⇒せんけい‐コンジローム【尖形コンジローム】
せん‐けい【扇形】
①おうぎの形。おうぎがた。扇状。
②〔数〕一つの円弧とその両端を通る二つの半径とで囲まれた図形。おうぎがた。
⇒せんけい‐グラフ【扇形グラフ】
せん‐けい【船型】
船の形。また、船の外形を表すための模型。
せん‐けい【箭形】
葉の形態の一つ。コウホネの葉のように、両縁基脚が下方に突出して先端がとがり、矢筈やはずのようになったもの。やじり形。
せん‐けい【線形・線型】
①線のように細長い形。線状。
②〔生〕葉の形態の一つ。ジャノヒゲの葉のように細長く、一端から他端に至るまでの幅がほぼ同じもの。
③〔数〕線形性をもつ関係。→線形写像。
⇒せんけい‐かそくき【線形加速器】
⇒せんけい‐くうかん【線形空間】
⇒せんけい‐けいかくほう【線形計画法】
⇒せんけい‐けつごう【線形結合】
⇒せんけい‐しゃぞう【線形写像】
⇒せんけい‐だいすうがく【線形代数学】
⇒せんけい‐どうぶつ【線形動物】
⇒せんけい‐びぶんほうていしき【線形微分方程式】
⇒せんけい‐へんかん【線形変換】
ぜん‐けい【全形】
①全体の形。
②完全な形。
ぜん‐けい【全景】
全体の景色。「―を見渡す」
ぜん‐けい【前掲】
前に掲げたもの。前に述べたところ。
ぜん‐けい【前景】
①観る人の前にある景色。
②絵画・写真・舞台装置などで、手前の方に配置された光景。「―に石を置く」↔後景↔背景
ぜん‐けい【前傾】
からだを前に傾けること。また、前に傾くこと。「―姿勢」
ぜん‐けい【善計】
よいはかりごと。巧みなはかりごと。
せんけい‐かそくき【線形加速器】
加速器の一つ。一列に並べた空洞共振器に高周波をかけ、その中で電子や陽子などの荷電粒子を直線にそって加速し、高い運動エネルギーを与える。リニア‐アクセラレーター。リニアック。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐くうかん【線形空間】
〔数〕集合の任意の2要素xとyの間に結合法則と交換法則の成立する和と称する算法x+yが定義され、かつ、要素xと数aとの間に分配法則と結合法則の成立するスカラー倍と称する算法axが定義されているとき、この集合を線形空間という。ベクトル空間。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐グラフ【扇形グラフ】
(→)円グラフに同じ。
⇒せん‐けい【扇形】
せんけい‐けいかくほう【線形計画法】‥クワクハフ
(linear programming)いくつかの1次不等式の制約条件のもとで、多変数の1次式の値を最大または最小にする変数あるいは関数の値を求める数学的手法。輸送問題・経営計画などに応用。リニア‐プログラミング。LP
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐けつごう【線形結合】‥ガフ
線形空間のいくつかの与えられた要素v1,v2,…,vnに対し、
a1v1+a2v2+…+anvn(a1,a2,…,anはスカラー)
の形の式を線形結合という。一次結合。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐コンジローム【尖形コンジローム】
性感染症の一種。ヒト‐パピローマ‐ウイルスが病原体。外陰部に乳頭状・鶏冠状の腫瘍が生じる。尖圭コンジローマ。
⇒せん‐けい【尖形】
せんけい‐しゃぞう【線形写像】‥ザウ
線形空間Vから線形空間Wへの写像(作用素)Tが、
T(x+y)=Tx+Ty,
T(ax)=aTx
(ただしx、yは線形空間の要素、aは数)
という性質(線形性)をもつ時この写像をいう。この写像に連続性を仮定する場合もある。V=Wの時は線形変換または一次変換という。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐だいすうがく【線形代数学】
線形性をもつ線形写像・線形空間などの対象を研究する数学の一部門。線形代数。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐どうぶつ【線形動物】
無脊椎動物の一門。かつては針金虫類や鉤頭虫こうとうちゅう類とともに袋形動物門、現在ではそれぞれ独立の門とする。
⇒せん‐けい【線形・線型】
ぜんけい‐どうぶつ【蠕形動物】
体が左右相称で、前後・背腹の区別があり、概して扁平または紐形の無脊椎動物を指した古称。扁形・線形・環形動物などを含めた。
せんけい‐ばんしょく【千景万色】
いろいろな景色。
せんけい‐びぶんほうていしき【線形微分方程式】‥ハウ‥
未知関数およびそのいくつかの高階導関数の線形結合で与えられる微分方程式。解の集合は線形空間をなす。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐へんかん【線形変換】‥クワン
〔数〕線形空間から同じ線形空間への線形写像。一次変換。
⇒せん‐けい【線形・線型】
せんけい‐ほうたい【剡渓訪戴】‥ハウ‥
(画題)中国の故事。晋の王子猷は、雪の夜月色に興じて戴安道のいる浙江の剡渓に赴き、門前まで行ったが会わずに帰った。その故を問われて、興に乗じて行き、興尽きて帰るのみ、奇とするに足らず、と答えた。
せんけ‐じっしょく【千家十職】
(→)十職じっしょくに同じ。
⇒せん‐け【千家】
せん‐けつ【先決】
さきに決定すること。まず解決すべきこと。「食うことの方が―だ」「―問題」
⇒せんけつもんだい‐ようきゅう‐の‐きょぎ【先決問題要求の虚偽】
せん‐けつ【専決】
その人だけの意見できめること。また、勝手に裁決すること。「―事項」
せん‐けつ【潜血】
(→)潜出血せんしゅっけつに同じ。「―反応」
せん‐けつ【鮮血】
体から出たばかりのなまなましい血。いきち。なまち。「―に染まる」
せん‐けつ【鮮潔】
新しくけがれのないこと。
せん‐けつ【羶血】
(「羶」は羊の生肉)
①なまぐさい血。転じて、夷狄いてきの血を賤しんでいう。
②肉のにおい。転じて、肉食する人をいう。
せん‐げつ【先月】
今月の前の月。去月。あとげつ。「―分の小遣い」
せん‐げつ【繊月】
細い形の月。三日月などの称。
ぜん‐げつ【前月】
①さきのつき。以前の月。その前の月。
②先月。今月の前の月。
せんけつもんだい‐ようきゅう‐の‐きょぎ【先決問題要求の虚偽】‥エウキウ‥
〔論〕(petitio principii ラテン)証明さるべきことと同じ意味の命題を、証明なしに前提としている虚偽。
⇒せん‐けつ【先決】
せんげ‐の‐かん【宣下の官】‥クワン
除目じもくの時でなく、宣下によって臨時に任ぜられた官。検非違使けびいし・蔵人くろうどなどの類。
⇒せん‐げ【宣下】
せんげ‐もとまろ【千家元麿】
白樺派の詩人。東京生れ。人道的な情熱と自然賛美の素朴な作風で知名。詩集「自分は見た」「昔の家」、小説戯曲集「青い枝」など。(1888〜1948)
⇒せんげ【千家】
せんけ‐りゅう【千家流】‥リウ
茶道流派の一つ。千利休を祖とし、孫宗旦の後、3家に分かれた。宗旦の三男宗左の後を表千家、四男宗室の後を裏千家といい、次男の一翁宗守は別に一家をなして武者小路千家流(または官休庵流)といった。
⇒せん‐け【千家】
せん‐けん【先見】
事があらわれる前に見ぬくこと。さきを見通すこと。「―性」
⇒せんけん‐の‐めい【先見の明】
せん‐けん【先遣】
先に派遣すること。「―隊」
せん‐けん【先賢】
むかしの賢人。前賢。先哲。「―の説」
せん‐けん【専検】
旧制の専門学校入学資格検定試験の略。戦後廃止され、大検に引き継がれた。
せん‐けん【専権】
権力をほしいままにすること。思うままに権力をふるうこと。
せん‐けん【浅見】
あさはかな見識。あさはかな考え。また、自分の意見を謙遜していう語。愚見。
せん‐けん【嬋娟・嬋妍】
顔や姿の美しくあでやかなさま。「―たる美女」
せん‐けん【擅権】
権威をほしいままにすること。
せん‐けん【繊妍】
ほっそりと美しいさま。
せん‐げん【千言】
多くのことば。
⇒せんげん‐ばんご【千言万語】
せん‐げん【先言】
古人の残したことば。平家物語3「―耳にあり、今もつて甘心す」
せん‐げん【宣言】
ひろくのべ言うこと。個人や団体・国家などが自己の主張や考えを外部に表明すること。また、その文章。「勝利を―する」「大会―を採択する」
せん‐げん【泉源】
泉のみなもと。また、物事のはじめ。源泉。根源。日葡辞書「センゲン。イヅミ、ミナモト」
せんげん【浅間】
⇒せんげん‐じんじゃ【浅間神社】
⇒せんげん‐づくり【浅間造】
せん‐げん【船舷】
ふなばた。ふなべり。舷。
せん‐げん【践言】
言ったことを、そのとおりに実行すること。
せん‐げん【選言】
〔論〕(disjunction)命題を結びつける基本的な形式の一つ。日常語の「あるいは」に相当する。命題「PあるいはQ」において、狭義の選言では、PかQのどちらかの項のみが真のとき、命題は真。広義の選言では、両項ともに真のときも命題は真とする。
⇒せんげん‐げんり【選言原理】
⇒せんげん‐し【選言肢・選言枝】
⇒せんげん‐てき【選言的】
⇒せんげんてき‐がいねん【選言的概念】
⇒せんげんてき‐さんだんろんぽう【選言的三段論法】
⇒せんげん‐めいだい【選言命題】
せん‐げん【譫言】
うわごと。転じて、すじの通らないことば。でたらめ。
ぜん‐けん【全県】
①すべての県。
②その県全体。
ぜん‐けん【全権】
①委任された事柄を処理すべき一切の権限。
②完全な権力。
③全権委員の略。
⇒ぜんけん‐いいん【全権委員】
⇒ぜんけん‐いにんじょう【全権委任状】
⇒ぜんけん‐いにんほう【全権委任法】
⇒ぜんけん‐こうし【全権公使】
⇒ぜんけん‐たいし【全権大使】
ぜん‐けん【前件】
①前述の箇条。前述の物件または事件。
②〔論〕(antecedent)条件命題(仮言命題)において条件を示す部分。
⇒ぜんけんひてい‐の‐きょぎ【前件否定の虚偽】
ぜん‐けん【前賢】
昔の賢人。先賢。
ぜん‐げん【前言】
①以前に述べたことば。「―をひるがえす」
②昔の人が言ったことば。
⇒ぜんげん‐おうこう【前言往行】
ぜん‐げん【善言】
よいことば。道徳にかなったことば。太平記1「孔子の―、魯論に記する処なれば」
ぜん‐げん【漸減】
だんだんに減ること。逓減。「就学人口が―する」↔漸増
ぜんけん‐いいん【全権委員】‥ヰヰン
全権委任状を所有し、国際会議・国際条約会議またはその他の外交交渉に派遣される国家代表。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけん‐いにんじょう【全権委任状】‥ヰ‥ジヤウ
国際会議・国際条約会議などで特定事項に関して外交交渉を行う全面的な権限を付与する旨を記して、元首が国家代表に交付する公文書。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけん‐いにんほう【全権委任法】‥ヰ‥ハフ
(Ermächtigungsgesetz ドイツ)1933年、ヒトラー内閣が成立させた「国民と国家の危難を除去するための法」の通称。立法権を政府に委譲するもので、ワイマール憲法は事実上死文化した。
⇒ぜん‐けん【全権】
せん‐けんえき【銭謙益】
明末・清初の文人。字は受之、号は牧斎。初め明に仕え、のち清の礼部右侍郎。博学であり、古文辞派を排撃した。蔵書家としても著名。著「初学集」「有学集」など。(1582〜1664)
ぜんげん‐おうこう【前言往行】‥ワウカウ
昔の人が言ったことばと、そのおこない。
⇒ぜん‐げん【前言】
せんげん‐げんり【選言原理】
思考法則の一つ。「AはAであるか、Aでないかである」または「AはBであるか、Bでないかである」という形式で表す。排中原理を他の半面から言い表したもの。離接りせつ原理。選言律。
⇒せん‐げん【選言】
ぜんけん‐こうし【全権公使】
国家を代表する外交使節のうち、第2階級に属する外務公務員。各国相互に派遣・接受し、本国政府の訓令により接受国との外交に携わり在住自国民の保護に当たる。特命全権公使。
⇒ぜん‐けん【全権】
ぜんけんこじつ【前賢故実】
神武天皇より後亀山天皇の時代に至る明君・義士・忠臣・烈婦500人余の肖像とその小伝とを記載した書。菊池容斎編・画。10巻20冊。1836〜68年(天保7〜明治1)刊。
せんげん‐し【選言肢・選言枝】
選言命題において、選択されるべき2個またはそれ以上の述語。例えば、「事物は無機物か有機物かのいずれかである」の場合の無機物・有機物をいう。
⇒せん‐げん【選言】
せんげんしょう【仙源抄】‥セウ
源氏物語に関する最初の辞書。長慶天皇撰。1巻。1381年(弘和1)成る。
ぜんげん‐じょう【善見城】‥ジヤウ
〔仏〕(→)喜見城きけんじょうに同じ。
せんげん‐じんじゃ【浅間神社】
(「浅間」は正式にはアサマとよむ)静岡県富士宮市宮町にある元官幣大社。木花開耶姫命このはなのさくやびめのみことを主神とし、瓊瓊杵尊ににぎのみこと・大山祇神おおやまつみのかみを配祀。富士登山路の表門戸とされる。駿河国一の宮。富士山本宮浅間神社。富士権現。同名の神社が各地にあり、中でも山梨県笛吹市一宮町(甲斐国一の宮)、静岡市宮ケ崎町のものが有名。
⇒せんげん【浅間】
ぜんけん‐たいし【全権大使】
国家を代表する外交使節のうち、第1階級に属する外務公務員。職責は全権公使に同じ。特命全権大使。
⇒ぜん‐けん【全権】
せんげん‐づくり【浅間造】
神社本殿の一形式。寄棟よせむねの上に流造ながれづくり社殿をのせた形の2階の神殿。静岡県富士宮市の浅間神社本殿の形式。
⇒せんげん【浅間】
せんけん‐てき【先験的】
(transzendental ドイツの訳語)(→)超越論的に同じ。
⇒せんけんてき‐かんねんろん【先験的観念論】
せんげん‐てき【選言的】
ある命題において、相互に排他的な選言肢を含むさま。
⇒せん‐げん【選言】
せんげんてき‐がいねん【選言的概念】
同一類に属する概念で、その外延が少しも交叉せず、全く分離しているもの。例えば、赤・黒・白、三角形・四角形。離接的概念。
⇒せん‐げん【選言】
せんけんてき‐かんねんろん【先験的観念論】‥クワン‥
(→)超越論的観念論に同じ。
⇒せんけん‐てき【先験的】
せんげんてき‐さんだんろんぽう【選言的三段論法】‥パフ
三段論法の一つ。一つの選言命題を大前提とし、小前提でその選言肢のいずれかを肯定または否定して結論を導き出すもの。「鯨は魚類であるか、哺乳類であるかである」(大前提)、「鯨は魚類ではない」(小前提)、「故に鯨は哺乳類である」(結論)。
⇒せん‐げん【選言】
せんけん‐てつがく【先験哲学】
(transzendentale Philosophie ドイツ)
①(→)批判哲学に同じ。
②広義にはデカルトからフッサールに至る超越論的方法に基づく哲学を指す。
せん‐げんどう【銭玄同】
(Qian Xuantong)近代中国の古典学者。本名、銭夏。浙江省呉興生れ。日本留学中に章炳麟に師事。のち国立北京高等師範などで教える。五‐四文化運動に加わり、漢字改革や国語統一を主導した。(1887〜1939)
せんけん‐の‐めい【先見の明】
事が起こる前にそれを見抜く見識。
⇒せん‐けん【先見】
せんげん‐ばんご【千言万語】
多くのことば。「―を費やす」
⇒せん‐げん【千言】
せんけん‐びし【先間菱・先剣菱】
(→)幸菱さいわいびしに同じ。
ぜんけんひてい‐の‐きょぎ【前件否定の虚偽】
〔論〕(fallacy of denying the antecedent)仮言的三段論法の大前提である仮言命題の前件を小前提で否定し、その後件を結論で否定する虚偽。例「雨が降れば道路がぬれる」「いま雨は降っていない」「故に道路はぬれていない」という推理。道路は雨以外の原因でぬれることもあるから、この推理は正しくない。
⇒ぜん‐けん【前件】
せんげん‐めいだい【選言命題】
命題PとQから構成される「PまたはQ」という形式の命題。「または」が、PとQが共に真である場合を排除する意味である場合(「PもしくはQ」)を、とくに排他的選言命題という。
⇒せん‐げん【選言】
せんけん‐ろん【先験論】
(transcendentalism)
①カントおよび新カント派の批判主義哲学。
②超感覚的・精神的・直覚的なものを力説するエマーソンなどの哲学。超越論。先験主義。
せん‐こ【千古】
①遠い昔。おおむかし。太古。「―の昔」
②とこしえ。永遠。永久。
⇒せんこ‐ふえき【千古不易】
せん‐こ【先古】
過去。昔。
せん‐こ【船庫】
船を入れておくくら。ふなぐら。
せん‐こ【戦鼓】
戦場で合図などに用いる太鼓。陣太鼓。
せん‐ご【先後】
さきとあと。また、事の順序。前後。海道記「―あれば行旅の習ひも思ひ知られて」→せんこう
せん‐ご【戦後】
戦争の終わったあと。特に、第二次大戦の終わったあと。↔戦前。
⇒せんご‐は【戦後派】
⇒せんごは‐ぶんがく【戦後派文学】
せん‐ご【蝉語】
蝉せみのこえ。蝉吟。
せん‐ご【譫語】
高熱などで正気を失ったとき無意識に発することば。うわごと。幸田露伴、天うつ浪「熱が甚ひどく発して―が強かつたりなんぞしたので」
ぜん‐こ【全戸】
①一家内の全部。一家中。
②全部の家。
ぜん‐こ【前古】
むかし。いにしえ。
⇒ぜんこ‐みぞう【前古未曾有】
ぜんご
アジの体側にある刺とげに似た鱗うろこ。ぜいご。稜鱗りょうりん。
ぜん‐ご【前後】
①まえとうしろ。さきとあと。物の順序。「―の見境」
②大体そのくらい。あたり。付近。「千円―の品」
③順序が逆になること。「話が―する」
④あいだをおかずに続くこと。「―して訪れる」
⇒ぜんご‐さゆう【前後左右】
⇒ぜんご‐しょう【前後賞】
⇒ぜんご‐ふかく【前後不覚】
⇒前後に暮れる
⇒前後も知らず
⇒前後を失う
⇒前後を忘れる
ぜん‐ご【善後】
あとのためによく計ること。あとしまつをよくすること。「―処置」
⇒ぜんご‐さく【善後策】
ぜん‐ご【禅語】
禅宗独得の言葉・術語。
ぜん‐ご【漸悟】
〔仏〕順序を追って修行し、悟りを開くこと。↔頓悟
せん‐こう【占考】‥カウ
人相・家相などをうらなって判断すること。
せん‐こう【先公】
先代の君主。先君。
せん‐こう【先后】
①先代の君王。
②先帝の皇后。
せん‐こう【先考】‥カウ
死亡した父。亡父。源平盛衰記19「―の菩提に廻向し」↔先妣せんぴ
せん‐こう【先行】‥カウ
①他にさきだって行くこと。さきだつこと。前行。「時代に―する」
②案内。手びき。
③先に行われること。「―投資」
④以前のおこない。前行。
⇒せんこう‐こく【先行谷】
せん‐こう【先攻】
野球などで、先に攻撃すること。「―チーム」↔後攻
せん‐こう【先後】
①時のさきとあと。前後。
②順序のさきとあと。さきだつこととおくれること。せんご。
③礼儀作法で、互いに先となり後となって導き助けあうこと。
④兄弟の妻が互いに相手を呼ぶ語。あいよめ。
せん‐こう【先皇】‥クワウ
先代の天皇。先帝。平家物語1「旧主・―の政にも従はず」
せん‐こう【専行】‥カウ
自分だけの裁決で行うこと。また、気ままに行うこと。「独断―」
せん‐こう【専攻】
ある学問分野を専門的に修めきわめること。「教育学を―する」
⇒せんこう‐か【専攻科】
せん‐こう【浅紅】
うすくれない。薄い紅色。ももいろ。
せん‐こう【浅香】‥カウ
(「桟香」「煎香」とも書く)香木の一種。水に入れて沈むのを沈香というのに対して、半ば浮き半ば沈むものをいう。沈香の若いもので材質は白い。
せん‐こう【浅黄】‥クワウ
うすいきいろ。
せん‐こう【染工】
そめものをする職人。
せん‐こう【穿孔】
孔をあけること。孔のあくこと。また、そのあいた孔。「胃―」
⇒せんこう‐き【穿孔機】
せん‐こう【扇工】
扇を製造する職人。
せん‐こう【栓孔】
栓をさすあな。
せん‐こう【閃光】‥クワウ
①瞬間的に発する光。きらめく光。
②鉱物の結晶中に微細な含有物などが一定方向に配列して生じる、内部からの回折光。
⇒せんこう‐しんごう【閃光信号】
⇒せんこう‐スペクトル【閃光スペクトル】
⇒せんこう‐でんきゅう【閃光電球】
⇒せんこう‐とう【閃光灯】
せん‐こう【船工】
ふなだいく。船匠。
せん‐こう【戦功】
戦争でたてたてがら。「―をあげる」
せん‐こう【践行】‥カウ
実地におこなうこと。履行。実行。
せん‐こう【跣行】‥カウ
はだしで行くこと。かちはだし。太平記39「鸞輿らんよを―の徒渉にかへて」
せん‐こう【銓衡・選考】‥カウ
(「銓」は分銅、「衡」ははかりざお。はかりしらべる意。「選考」は現代表記)採用などに際し、人物・才能などをくわしくしらべて考えること。「―試験」「書類―」
せん‐こう【潜考】‥カウ
心を落ち着けて考えること。深く考えること。潜思。
せん‐こう【潜行】‥カウ
①水中をもぐって進むこと。
②しのびあるき。微行。太平記4「微服―して時分をうかがひけれども」
③法にふれた者などが、取締りの目をのがれて動き回ること。「―中の容疑者」
⇒せんこう‐うんどう【潜行運動】
せん‐こう【潜幸】‥カウ
ひそかに行幸すること。
せん‐こう【潜航】‥カウ
①水中をもぐって進航すること。
②ひそかに航海すること。
⇒せんこう‐てい【潜航艇】
せん‐こう【線香】‥カウ
①白檀びゃくだん・丁子ちょうじ・沈香じんこう・安息香などを松脂まつやになどの糊料で固めて線状にしたもの。火を点じて仏前に供える。
②蚊取線香の略。
③線香代の略。
⇒せんこう‐だい【線香代】
⇒せんこう‐たて【線香立て】
⇒せんこう‐はなび【線香花火】
⇒せんこう‐み【線香見】
せん‐こう【選鉱】‥クワウ
採掘した鉱石を、有価鉱物に富んだ部分(精鉱)と無価値の部分とにえり分けること。
せん‐こう【遷幸】‥カウ
天皇が都を移すこと。また、天皇・上皇が他の居所に移ること。
せん‐こう【繊巧】‥カウ
こまかで巧みなこと。「―を極めた作品」
せん‐こう【鮮好】‥カウ
あざやかでよいこと。はっきりとして美しいこと。
せん‐こう【鮮紅】
あざやかなくれない。「―色」
せん‐ごう【先業】‥ゴフ
〔仏〕前世になした善悪の業ごう。宿業しゅくごう。前業。
せん‐ごう【船号】‥ガウ
ふねのなまえ。船舶の称号。
せん‐ごう【煎熬】‥ガウ
①食物を汁のなくなるまで煮つめること。
②塩田で得た濃厚塩水(鹹水かんすい)を煮つめて食塩を析出すること。
せん‐ごう【僭号】‥ガウ
勝手につけた、身分を越えた称号。また、それを称すること。僭称。
せん‐ごう【線号】‥ガウ
針金の太さを表す標準番号。大きい数ほど細い。
せん‐ごう【繊毫】‥ガウ
①細かい毛。
②転じて、極めてわずかなこと。
せん‐ごう【瞻仰】‥ガウ
(「瞻」は見る意)
①あおぎみること。見あげること。
②あおぎたっとぶこと。敬い慕うこと。せんぎょう。
ぜん‐こう【全功】
完全なてがら。十分な功績。
ぜん‐こう【全校】‥カウ
①一学校全体。「―生徒」
②すべての学校。「区内―」
ぜん‐こう【全高】‥カウ
ある物の最も高い所までの高さ。
ぜん‐こう【前功】
①前人の功績。
②以前の勲功。
ぜん‐こう【前行】‥カウ
①さきに行くこと。先行。
②行幸の時、御前に立って案内する役。
③以前のおこない。
ぜん‐こう【前項】‥カウ
前の箇条。前の項。↔後項
ぜん‐こう【善行】‥カウ
善い行い。道徳にかなった行い。「―を積む」
ぜん‐こう【禅閤】‥カフ
摂政・関白だった人が仏門に入ったときの称。禅定太閤ぜんじょうたいこう。古今著聞集7「―御覧じて」
ぜん‐ごう【前号】‥ガウ
新聞・雑誌などの当号の前の号。
ぜん‐ごう【前業】‥ゴフ
〔仏〕前世になした善悪の業ごう。
ぜん‐ごう【善業】‥ゴフ
〔仏〕未来に安楽な果報を招くような善い行為。五戒・十善などの行い。↔悪業
せんこう‐いっかんほう【銑鋼一貫法】‥カウ‥クワンハフ
鉄鋼業の生産形態の一つ。各種の鉄鋼製品を原料から一貫して造ること。
せんこう‐うんどう【潜行運動】‥カウ‥
ひそかに行う政治的・社会的な運動。地下運動。
⇒せん‐こう【潜行】
せんこう‐か【専攻科】‥クワ
本科終了者に、さらに高度の特定の教育を施す課程。
⇒せん‐こう【専攻】
せんこう‐き【穿孔機】
①ボール盤の別称。
②紋織物用の紋紙に、織り出すべき模様に従い、適当な孔をあける機械。
⇒せん‐こう【穿孔】
せんこう‐けい【旋光計】‥クワウ‥
(→)偏光計に同じ。
せんこう‐こく【先行谷】‥カウ‥
山脈の隆起の開始前にそれを横切る位置にあった川が地盤の隆起に抗して谷底を下刻しつづけた結果できた谷。ヒマラヤ山脈・出羽山地などに多くの例がある。
⇒せん‐こう【先行】
せんごう‐さんすい【浅絳山水】‥ガウ‥
(絳こうは赤い色の意)水墨を基調とし、代赭たいしゃの薄赤色と藍色で淡く彩色した山水画。中国の南宋頃に始まり、文人画に多い。
ぜんこう‐じ【善光寺】‥クワウ‥
長野市にある単立宗教法人。天台宗の大勧進と浄土宗の大本願とによって管理される。推古天皇朝に草堂を営んで三国伝来の阿弥陀如来像を本尊とし、642年今の地に堂宇を造営したと伝える。中世以後盛んに尊信された。現在の本堂は1707年(宝永4)の再建。
⇒ぜんこうじ‐じしん【善光寺地震】
⇒ぜんこうじ‐だいら【善光寺平】
ぜんこうじ‐じしん【善光寺地震】‥クワウ‥ヂ‥
弘化4年(1847)3月24日、北信および越後西部の地震。震源は長野市付近。マグニチュード7.4。倒壊2〜3万戸、死者1万人以上。山崩れで犀川が堰き止められ、数十カ村が水没。
⇒ぜんこう‐じ【善光寺】
ぜんこうじ‐だいら【善光寺平】‥クワウ‥ダヒラ
長野盆地の通称。
⇒ぜんこう‐じ【善光寺】
せんこう‐しんごう【閃光信号】‥クワウ‥ガウ
閃光を発して行う信号。艦船などで、夜間に長短の閃光または異色の閃光を組み合わせて行う。
⇒せん‐こう【閃光】
せんこう‐スペクトル【閃光スペクトル】‥クワウ‥
皆既日食の際に、太陽の彩層からくる光のスペクトル。これによって太陽の大気の組成が分析される。
⇒せん‐こう【閃光】
せんこう‐せい【旋光性】‥クワウ‥
通過する直線偏光の偏光面を回転させる物質の性質。光の進行方向に正対したとき、時計まわりを右旋性、逆を左旋性という。光学活性。
せんこう‐だい【線香代】‥カウ‥
芸娼妓などの揚代。上方では花代。もと、線香1本のともる間を単位に時間を計算したからいう。
⇒せん‐こう【線香】
せんこう‐たて【線香立て】‥カウ‥
火をつけた線香を立てておく器具。
⇒せん‐こう【線香】
せんこう‐てい【潜航艇】‥カウ‥
①潜水艦の旧称。
②小型の潜水艦。
⇒せん‐こう【潜航】
せんこう‐でんきゅう【閃光電球】‥クワウ‥キウ
写真撮影の照明に用いる特殊電球。電球中にアルミニウムの箔または線と酸素とを封入し、電流を通すと瞬間的に燃焼して、閃光を発する。フラッシュ‐バルブ。
⇒せん‐こう【閃光】
せんこう‐とう【閃光灯】‥クワウ‥
閃光信号に用いる灯。
⇒せん‐こう【閃光】
ぜんこう‐どうぶつ【前口動物】
(→)旧口きゅうこう動物に同じ。↔後口動物
せんこう‐はなび【線香花火】‥カウ‥
①こよりに花火の火薬をひねりこんだもの。火をつけると、花のような閃光を発散する。〈[季]夏〉
点火した線香花火
撮影:関戸 勇
線香花火
撮影:関戸 勇
②一時的で、すぐに勢いのなくなるもののたとえ。
⇒せん‐こう【線香】
せんこう‐ふう【旋衡風】‥カウ‥
気圧傾度力と遠心力が釣り合った状態で吹く仮想的な風。
せんこう‐み【線香見】‥カウ‥
矢数俳諧興行の時、時間を測るための線香を見る役。
⇒せん‐こう【線香】
ぜん‐こう‐れん【全購連】
全国購買農業協同組合連合会の略称。1948年、全国農業会の購買部を引き継いで発足。→全農2
ぜんこ‐かいぼん【前弧海盆】
(forearc basin)弧状列島の大洋側にできる堆積盆地。火山列と大陸斜面上部との間に形成される。↔背弧海盆
せん‐こく【先刻】
①さきほど。少し前。「―帰宅しました」
②(副詞的に)前から。とうに。「―承知」
せん‐こく【宣告】
①述べ告げること。あまねく告げること。言い渡すこと。詔書の公布には「宣誥」の字を用いる。
②刑事訴訟法上、公判廷で裁判長が判決を告知すること。主文と理由とから成る。「判決の―」
⇒せんこく‐けい【宣告刑】
⇒せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】
せん‐こく【船殻】
外板および骨組みからなる船体構造。
せん‐こく【銭穀】
金銭と米穀。金穀。
せん‐こく【暹国】
タイ国の古い漢名。
せん‐ごく【千石】
①⇒こく(石)。
②「千石通し」の略。
⇒せんごく‐づみ【千石積】
⇒せんごく‐どおし【千石通し・千石簁】
⇒せんごく‐ぶね【千石船】
⇒せんごく‐まめ【千石豆】
せん‐ごく【戦国】
①戦争でひどく乱れた世の中。「―動乱の世」
②戦国時代の略。
⇒せんごく‐かほう【戦国家法】
⇒せんごく‐じだい【戦国時代】
⇒せんごく‐しちゆう【戦国七雄】
⇒せんごく‐だいみょう【戦国大名】
⇒せんごく‐の‐しくん【戦国の四君】
ぜん‐こく【全国】
国内全体。国じゅう。「日本―くまなく歩く」
⇒ぜんこく‐く【全国区】
⇒ぜんこく‐さんぎょう‐ふっこう‐ほう【全国産業復興法】
⇒ぜんこく‐し【全国紙】
⇒ぜんこく‐じんみん‐だいひょう‐たいかい【全国人民代表大会】
⇒ぜんこく‐すいへい‐しゃ【全国水平社】
⇒ぜんこく‐てき【全国的】
⇒ぜんこく‐のうみんくみあい【全国農民組合】
⇒ぜんこく‐ろうのう‐たいしゅう‐とう【全国労農大衆党】
せんごく‐かほう【戦国家法】‥ハフ
(→)分国法ぶんこくほうに同じ。
⇒せん‐ごく【戦国】
ぜんこく‐く【全国区】
全国を1区とする選挙区。参議院議員選挙で行われていたが、1983年に比例代表制が導入された。→地方区。
⇒ぜん‐こく【全国】
せんこく‐けい【宣告刑】
判決で言い渡される刑。裁判官が具体的な犯罪について法律を適用し、処断刑の範囲内で選択・量定した刑。→法定刑→処断刑。
⇒せん‐こく【宣告】
せんごくさく【戦国策】
中国、戦国時代の縦横家が諸侯に述べた策略を、国別に集めた書。33編(33巻本など)。漢の劉向の編。国策。国事。
ぜんこく‐さんぎょう‐ふっこう‐ほう【全国産業復興法】‥ゲフフク‥ハフ
(National Industrial Recovery Act)アメリカでニュー‐ディール政策の一環として1933年に制定された法律。全国復興局(NRA)を設けるなどして政府が産業を統制し、公共事業活動により景気回復を図った。ニラ(NIRA)。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐し【全国紙】
全国を対象として編集・発行される新聞。↔地方
線香花火
撮影:関戸 勇
②一時的で、すぐに勢いのなくなるもののたとえ。
⇒せん‐こう【線香】
せんこう‐ふう【旋衡風】‥カウ‥
気圧傾度力と遠心力が釣り合った状態で吹く仮想的な風。
せんこう‐み【線香見】‥カウ‥
矢数俳諧興行の時、時間を測るための線香を見る役。
⇒せん‐こう【線香】
ぜん‐こう‐れん【全購連】
全国購買農業協同組合連合会の略称。1948年、全国農業会の購買部を引き継いで発足。→全農2
ぜんこ‐かいぼん【前弧海盆】
(forearc basin)弧状列島の大洋側にできる堆積盆地。火山列と大陸斜面上部との間に形成される。↔背弧海盆
せん‐こく【先刻】
①さきほど。少し前。「―帰宅しました」
②(副詞的に)前から。とうに。「―承知」
せん‐こく【宣告】
①述べ告げること。あまねく告げること。言い渡すこと。詔書の公布には「宣誥」の字を用いる。
②刑事訴訟法上、公判廷で裁判長が判決を告知すること。主文と理由とから成る。「判決の―」
⇒せんこく‐けい【宣告刑】
⇒せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】
せん‐こく【船殻】
外板および骨組みからなる船体構造。
せん‐こく【銭穀】
金銭と米穀。金穀。
せん‐こく【暹国】
タイ国の古い漢名。
せん‐ごく【千石】
①⇒こく(石)。
②「千石通し」の略。
⇒せんごく‐づみ【千石積】
⇒せんごく‐どおし【千石通し・千石簁】
⇒せんごく‐ぶね【千石船】
⇒せんごく‐まめ【千石豆】
せん‐ごく【戦国】
①戦争でひどく乱れた世の中。「―動乱の世」
②戦国時代の略。
⇒せんごく‐かほう【戦国家法】
⇒せんごく‐じだい【戦国時代】
⇒せんごく‐しちゆう【戦国七雄】
⇒せんごく‐だいみょう【戦国大名】
⇒せんごく‐の‐しくん【戦国の四君】
ぜん‐こく【全国】
国内全体。国じゅう。「日本―くまなく歩く」
⇒ぜんこく‐く【全国区】
⇒ぜんこく‐さんぎょう‐ふっこう‐ほう【全国産業復興法】
⇒ぜんこく‐し【全国紙】
⇒ぜんこく‐じんみん‐だいひょう‐たいかい【全国人民代表大会】
⇒ぜんこく‐すいへい‐しゃ【全国水平社】
⇒ぜんこく‐てき【全国的】
⇒ぜんこく‐のうみんくみあい【全国農民組合】
⇒ぜんこく‐ろうのう‐たいしゅう‐とう【全国労農大衆党】
せんごく‐かほう【戦国家法】‥ハフ
(→)分国法ぶんこくほうに同じ。
⇒せん‐ごく【戦国】
ぜんこく‐く【全国区】
全国を1区とする選挙区。参議院議員選挙で行われていたが、1983年に比例代表制が導入された。→地方区。
⇒ぜん‐こく【全国】
せんこく‐けい【宣告刑】
判決で言い渡される刑。裁判官が具体的な犯罪について法律を適用し、処断刑の範囲内で選択・量定した刑。→法定刑→処断刑。
⇒せん‐こく【宣告】
せんごくさく【戦国策】
中国、戦国時代の縦横家が諸侯に述べた策略を、国別に集めた書。33編(33巻本など)。漢の劉向の編。国策。国事。
ぜんこく‐さんぎょう‐ふっこう‐ほう【全国産業復興法】‥ゲフフク‥ハフ
(National Industrial Recovery Act)アメリカでニュー‐ディール政策の一環として1933年に制定された法律。全国復興局(NRA)を設けるなどして政府が産業を統制し、公共事業活動により景気回復を図った。ニラ(NIRA)。
⇒ぜん‐こく【全国】
ぜんこく‐し【全国紙】
全国を対象として編集・発行される新聞。↔地方広辞苑 ページ 11201 での【○千金の子は市に死せず】単語。