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○互いに素たがいにそ🔗🔉

○互いに素たがいにそ 〔数〕二つの整数が1以外の公約数をもたないこと。二つの整式が定数以外の公約数をもたないこと。二つの集合が共通の要素をもたないこと。 ⇒たがい【互い】 たか‐いぬ鷹犬】 鷹狩に用いる犬。藤原隆祐朝臣集「帰さの道より―を乞ひ侍るとて」 たか‐いびき高鼾】 高いいびき声。また、いびきをかいて何の心配もないようによく寝入ること。尾崎紅葉、紫「先生は無頓着の―」 たがい‐め違い目タガヒ‥ ①ちがっているところ。くいちがい。源氏物語若紫「その中に―ありて、慎しませ給ふべきことなむ侍る」 ②失態。過失。源氏物語蜻蛉「心ぎたなき末の―に思ひ知らするなめり」 ⇒たがい【違い】 たかいやまから高い山から】 「高い山から…」で始まる民謡の総称。全国に分布。江戸時代から、近松門左衛門の浄瑠璃「薩摩歌」や歌謡集「山家鳥虫歌」などに類歌が見える。 たかい‐らんざん高井蘭山‥ヰ‥ 江戸末期の読本よみほん作者。名は伴寛、字は思明、通称は文左衛門。江戸の人。作「星月夜顕晦録」「絵本三国妖婦伝」など。(1762〜1838) ⇒たかい【高井】 たが・う違うタガフ [一]〔自五〕 ①一致しなくなる。相違する。竹取物語「かぐや姫のたまふやうに―・はず造り出でつ」。天草本平家物語「そのお文は…有王が申すに―・はず書かれて」。「予想に―・う結末」 ②そむきはずれる。万葉集14「汝いましを頼み母に―・ひぬ」。天草本平家物語「家長日ごろの契約―・ひ奉るまじいと言うて」。「法に―・う」 ③変化する。尋常でなくなる。源氏物語少女「けさうじ給へる御顔の色―・ひて」 [二]〔他下二〕 ⇒たがえる(下一) だか・う抱かふダカフ 〔他下二〕 抱きかかえる。好色一代女6「手づから風呂敷づつみを―・へしが」 たか‐うきぼり高浮彫】 浮彫の一種。肉が最も厚く浮き上がったもので、建築装飾となる。高肉彫。 たか‐うすべお高薄部尾・鷹護田鳥尾‥ウスベヲ (タカウスビョウとも)矢羽の一種。→うすべお たか‐うで高腕】 肘ひじと肩との間の称。高手。 たか‐うね高畦】 作物を栽培するのに、特に高くした畦。排水の良くない時などに行う。 たか‐え高笑・噱‥ヱ 声高に笑うこと。たかわらい。〈新撰字鏡2たがえ違えタガヘ ①たがえること。ちがえること。 ②「方かた違え」の略。蜻蛉日記「―こそはせましか」 ⇒たがえ‐もの【違え物】 た‐がえし耕しタガヘシ たがえすこと。耕作。 た‐がえ・す耕すタガヘス 〔他四〕 (田を返す意)田畑を掘り返す。たがやす。東大寺諷誦文稿「歴山に耕タカヘして」 たか‐えびら竹箙】 竹で造ったえびら。今昔物語集29「―箭十許り差したるをかき負ひて」 たか‐えみ高笑み‥ヱミ 声高く笑うこと。たかわらい。 たがえ‐もの違え物タガヘ‥ とりちがえた物。 ⇒たがえ【違え】 た‐がえり手返り‥ガヘリ たがえること。夫木和歌抄11「空とぶ鷹は―もせず」 たが・える違えるタガヘル 〔他下一〕[文]たが・ふ(下二) ①ちがわせる。合わないようにする。一致させない。源氏物語橋姫「ひとこともかく打ち出で聞えさせてむさまを―・へ侍るまじくなむ」。天草本平家物語「本書のことばを―・へず書写し」。「色を―・える」 ②そむいて裏切る。約束や言いつけを破る。天草本平家物語「日ごろの契約を―・へず、参つたる事はまことに神妙な儀ぢや」。「約束を―・える」 ③方違えをする。源氏物語帚木「二条院にも同じ筋にて。いづくにか―・へん」 た‐がえ・る手返る‥ガヘル 〔自四〕 獲物に合わせた鷹が鷹飼の手に返って来る。〈日葡辞書〉 たかお高尾‥ヲ 江戸吉原の三浦屋四郎左衛門抱えの遊女。前後11人ある。初代は子持高尾と称し、寛永頃の人。2代は万治高尾・仙台高尾・石井高尾などと称し、容姿艶麗、和歌と書とを巧みにした。5代西条高尾は京都島原の名妓春との献酬で有名。10代榊原高尾(越後高尾)は、姫路藩主榊原政岑に落籍され、政岑は隠居を命ぜられた。世俗に伝える仙台侯の遊興は、戯作者がこの事件を付会したものという。 ⇒たかお‐さんげ【高尾懺悔】 たかお高雄‥ヲ (Gaoxiong)台湾南部の港湾都市。古くは打狗(Dagao)と呼んだが、日本の統治下で高雄と改称。台湾最大の輸出港・遠洋漁業基地で、南部最大の工業地帯を形成。人口146万9千(1999)。 たかお高雄・高尾‥ヲ 京都市右京区梅ヶ畑の一地区。清滝川の右岸に位置する。栂尾とがのお・槙尾まきのおとともに三尾さんびと称し、古来紅葉の勝地。真言宗の名刹、高雄山神護寺がある。 西明寺 撮影:山梨勝弘 ⇒たかお‐まんだら【高雄曼荼羅】 たか‐おうぎ高扇‥アフギ ①扇を高く上げて、ゆっくりあおぐこと。今昔物語集31「―を使ひてその札の許に立ちてのどかに物を見て」 ②田楽でんがくの道具で、竿の先に大きな扇をつけたもの。洛陽田楽記「基忠卿は九尺の―を捧げ」 たか‐おか高岡‥ヲカ 高い岡。岡。 たかおか高岡‥ヲカ 富山県北西部の市。礪波となみ平野北東部の商工業都市で交通の要地。銅器・漆器・捺染の特産地。紡績・化学・アルミ・製紙工業が盛ん。人口18万1千。 ⇒たかおか‐たんき‐だいがく【高岡短期大学】 たかおか‐しんのう高岳親王‥ヲカ‥ワウ 真如の俗名。 たかおか‐たんき‐だいがく高岡短期大学‥ヲカ‥ もと国立の独立短期大学。1983年設置。2004年国立大学法人。05年富山大学に統合。 ⇒たかおか【高岡】 たか‐おかみ高龗】 (「たか」は山峰の意)「闇龗くらおかみ参照。 たかお‐さん高尾山‥ヲ‥ 東京都八王子市にある山。小仏峠の南東に連なり、標高599メートル。山頂に薬王院がある。古樹多く、新緑・紅葉共によく、東京西郊の行楽地。 たかお‐さんげ高尾懺悔‥ヲ‥ 歌舞伎舞踊。長唄。本名題「高尾懺悔の段」。1744年(延享1)初演。初世杵屋新右衛門作曲。傾城高尾の亡霊が、在りし日の追懐、今の地獄の責苦を語る。のち荻江節に移曲。富本・清元でも、のちに同じ趣向の曲が作られる。 ⇒たかお【高尾】 たかお‐まんだら高雄曼荼羅‥ヲ‥ 紫の綾地に金銀泥を用いて描いた両界曼荼羅。高雄の神護寺に伝来し、淳和天皇の御願によって天長(824〜834)年間に作られたものと伝える。空海の請来した両界図の系統で、この種の両界図中最古の遺品。 ⇒たかお【高雄・高尾】 たか‐か多花果‥クワクワ (→)集合果に同じ。 たか‐が高が】 〔副〕 (「全額を数えても」の意から)たかだか。せいぜい。見くびった気持で使う。浄瑠璃、薩摩歌「―後家の身、いたづら者といはるるまで」。「―百円ぐらいで」 たか‐がい鷹飼‥ガヒ ①鷹を飼うこと。また、その人。 ②鷹匠たかじょう。伊勢物語「大鷹の―にてさぶらはせ給ひける」 たか‐がかり高掛り】 ①村などの石高に応じて賦課されること。石掛り。→高割。 ②高掛物の略称。 ③囲碁で、隅を占めている相手の石に対して、高い位置から(直線的に)攻めかかること。桂馬掛りに対していう。 ⇒たかがかり‐さんやく【高掛り三役】 ⇒たかがかり‐もの【高掛物】 たかがかり‐さんやく高掛り三役(→)三役2に同じ。 ⇒たか‐がかり【高掛り】 たかがかり‐もの高掛物】 江戸時代、村々に対しその石高に応じて課された付加税の総称。 ⇒たか‐がかり【高掛り】 たか‐がき竹垣】 竹でつくった垣。たけがき。万葉集11「あら玉の伎倍きへが―編目ゆも」 たか‐がき高垣・雉】 (雉は中国で城壁の大きさの単位で、一雉は長さ3丈、高さ1丈)高い垣。神代紀「其の宮は―堞ひめがき整へ頓そなわりて」 たか‐がけ高賭け】 大きなかけごと。〈日葡辞書〉

広辞苑 ページ 12003 での○互いに素単語。