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○蛸の共食いたこのともぐい🔗🔉

○蛸の共食いたこのともぐい 同類が互いに食い合うこと。 ⇒たこ【蛸・章魚】 たご‐の‐ぼう担桶の棒‥バウ てんびん棒。浄瑠璃、今宮の心中「水汲みが汲んで担うて持つや―」 たこ‐の‐まくら蛸枕】 ウニ綱タコノマクラ目のウニ。平たく、棘とげは短い。殻からは灰色。長径約9センチメートル。上面に、管足の出る穴(穿孔板)が花のような模様をつくる。日本中部以南の浅海産。まんじゅうがい。海燕。 たこのまくら タコノマクラ 提供:東京動物園協会 たこ‐はい蛸配】 蛸配当の略。 たこ‐はいとう蛸配当‥タウ (蛸が自分の脚を食うように、株主が自分の資本を食いつぶす意から)株式会社が配当すべき利益がないにもかかわらず、配当を行うこと。たこ。たこはい。 たこ‐はた蛸旗・鮹旗】 古代の旗の一種。旗の足が割れて蛸の足を垂れたさまに似たところからの名という。のちの吹流しの類か。 たこ‐ぶね蛸船】 フネダコの雌がつくる貝殻。巻貝に似た形で、その内側に卵嚢を産みつけ、保育する。 たこ‐べや蛸部屋】 北海道や樺太の炭鉱などで、監禁同様にして働かせた飯場。そこに拘束された労働者を「たこ」と言った。 たこ‐ぼうず蛸坊主‥バウ‥ (→)蛸入道たこにゅうどうに同じ。 タコマTacoma】 アメリカ合衆国北西部、ワシントン州にある港湾都市。木材・小麦を輸出し、対アジア貿易が盛ん。人口19万4千(2000)。 た‐こむら手腓】 腕の内側のややふくれた所。たくふら。古事記「白たへの袖そて着備ふ―に虻あむ掻きつき」 タコメーターtachometer(→)回転速度計たこ‐やき蛸焼】 溶いた小麦粉に卵を混ぜ、刻んだ蛸・天かす・ねぎなどを加え、鉄製の型に流しこんで、球形に焼き上げた食品。ソース・青のり・削りぶしなどを掛けて食する。大阪から全国に広まる。 たこら‐ばっちょう (「たこら」は、竹の皮の意)番匠笠ばんじょうがさの別称。 たごりひめ‐の‐みこと田心姫命】 天照大神と素戔嗚尊が誓約うけいをしたときに生まれた宗像むなかた三女神の一神。宗像神社の祭神。多紀理毘売命たきりびめのみことた‐こん多恨】 うらむ気持やくやむ気持のおおいこと。「多情―」 た‐ごん他言】 秘密などを、他人に言うこと。他人に話すこと。たげん。日葡辞書「コノコトヲタゴンスルナ」。「―無用」 た‐ごん多言⇒たげん た‐さい多才・多材】 いろいろな方面の才能を豊かに備えていること。「多芸―」 た‐さい多妻】 一人の男が二人以上の妻を持つこと。「一夫―」 た‐さい多彩】 ①色彩が多くて美しくはなやかなこと。 ②種類が多くて変化に富み、にぎやかなこと。「―な顔触れ」「―な催し」 た‐ざい他在】 〔哲〕(Anderssein ドイツ)ヘーゲル哲学の用語。ある概念がその反立としての対立物に転化発展する場合、後者を前者の他在という。特にイデーに対して自然をその他在という。 た‐ざい多罪】 ①罪の多いこと。 ②無礼や過言などをわびる時に用いる語。多謝。「妄言―」 ださ・い 〔形〕 野暮ったい、洗練されていない意を表す俗語。「―・い格好」 だ‐ざい大宰・太宰】 (百官の長の意。古来、官名は「大」、地名は「太」と使い分ける) ⇒だざい‐の‐かんづかさ【大宰主神】 ⇒だざい‐の‐ごんのそつ【大宰権帥】 ⇒だざい‐の‐しょうに【大宰少弐】 ⇒だざい‐の‐そつ【大宰帥】 ⇒だざい‐の‐だいに【大宰大弐】 ⇒だざい‐ふ【大宰府】 ⇒だざい‐ふ【太宰府】 ⇒だざいふ‐じんじゃ【太宰府神社】 ⇒だざいふ‐てんまんぐう【太宰府天満宮】 だざい太宰】 姓氏の一つ。 ⇒だざい‐おさむ【太宰治】 ⇒だざい‐しゅんだい【太宰春台】 だ‐ざい堕罪】 罪におちること。罪人になること。 だざい‐おさむ太宰治‥ヲサム 小説家。本名、津島修治。青森県生れ。東大中退。屈折した罪悪意識を道化と笑いでつつんだ秀作が多い。第二次大戦後は虚無的・頽廃的な社会感覚を作品化。自殺。作「晩年」「虚構の彷徨」「斜陽」「人間失格」など。(1909〜1948) 太宰 治(1) 撮影:田村 茂 太宰 治(2) 撮影:林 忠彦 ⇒だざい【太宰】 だざい‐しゅんだい太宰春台】 江戸中期の儒学者。名は純。字は徳夫。号は春台・紫芝園。信濃飯田藩士の子。但馬出石いずし藩に仕え、後に辞して荻生徂徠に学ぶ。経書・経済に通じ、また近世中国語にも詳しかった。著「聖学問答」「論語古訓」「経済録」など。(1680〜1747) →著作:『経済録』 ⇒だざい【太宰】 たざい‐たいせいきん多剤耐性菌】 複数の抗生物質に対して耐性を持つ細菌。 だざい‐の‐かんづかさ大宰主神】 律令制の大宰府職員の一つ。管内諸社の祭祀をつかさどる。 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざい‐の‐ごんのそつ大宰権帥】 (ダザイノゴンノソチとも)大宰帥の権官ごんかん。納言なごん以上の者を以て任じ、中央高官の左遷の目的で任命されたほか、親王が帥に任ぜられた場合、代わって府務を統督した。大鏡時平「右大臣…―になしたてまつりてながされ給ふ」 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざい‐の‐しょうに大宰少弐‥セウ‥ 大宰府の次官。大弐の下に位する。 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざい‐の‐そつ大宰帥】 (ダザイノソチとも)大宰府の長官。823年(弘仁14)以降、多く親王が補任された。→帥そつ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざい‐の‐だいに大宰大弐】 大宰府の次官。親王が帥に任ぜられ、権帥ごんのそつがない時は、代わってもっぱら府務を統括した。 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざい‐ふ大宰府】 律令制で、筑前国筑紫郡に置かれた役所の名。九州および壱岐・対馬の2島を管轄し、兼ねて外寇を防ぎ、外交のことをつかさどった。長官を帥そつといい、その下に権帥・大弐・少弐・大監・少監・大典・少典などが置かれ、別に祭祀をつかさどる主神かんづかさなどがある。福岡県太宰府市にその遺跡があり、正庁であった都府楼の礎石などが残っている。鎮西府ちんぜいふ。おおみこともちのつかさ。 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざい‐ふ太宰府】 福岡県中部の市。古く大宰府が置かれた地。人口6万7千。 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざいふ‐じんじゃ太宰府神社】 太宰府市宰府にある元官幣中社。祭神は菅原道真。道真を葬った安楽寺の跡という。今は太宰府天満宮と称す。 太宰府天満宮 撮影:山梨勝弘 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 だざいふ‐てんまんぐう太宰府天満宮「太宰府神社」参照。 ⇒だ‐ざい【大宰・太宰】 たさいぼう‐せいぶつ多細胞生物‥バウ‥ 多くの分化した細胞が集まり合って一個体を構成する生物の総称。普通肉眼で見られる生物はこれに属する。↔単細胞生物 たざき田崎】 姓氏の一つ。 ⇒たざき‐そううん【田崎草雲】 たざき‐そううん田崎草雲‥サウ‥ 文人画家。名は芸うん。江戸の足利藩邸に生まれる。幕末に尊王運動に従う。維新後は足利に住み、明治期の文人画に指導的な役割を果たした。(1815〜1898) ⇒たざき【田崎】 た‐さく多作】 多くつくること。(芸術家などが作品を)たくさん制作すること。↔寡作 だ‐さく駄作】 できの悪い作品。くだらない作品。 だ‐ざけ駄酒】 味の悪い酒。質の悪い酒。悪酒あくしゅ。浄瑠璃、雪女五枚羽子板「めでたい折から―でもうちくらつて」 た‐さつ他殺】 他人に殺されること。人手にかかって殺されること。↔自殺 たざわ‐こ田沢湖‥ザハ‥ 秋田県仙北市の、岩手県境に近い奥羽山脈中にある典型的なカルデラ湖。周囲20キロメートル。面積25.8平方キロメートル。湖面標高249メートル。最も深い所は423メートルに達し日本第1位。 田沢湖 撮影:山梨勝弘 た‐さん多産】 ①子供や卵を多く生むこと。「―系」 ②産物が多くとれること。 た‐ざん他山】 ①他の山。ほかの山。 ②ほかの寺。他寺。 ⇒たざん‐の‐いし【他山の石】 ⇒他山の石以て玉を攻むべし だ‐さん打算】 数えること。特に、損得を勘定すること。見積もること。「―がはたらく」 ⇒ださん‐てき【打算的】 たさん‐えんき多酸塩基】 1分子に2個以上の水素イオンを受けとることができる塩基。多価の塩基。 ださん‐てき打算的】 物事をするのに、損得を考えて取りかかるさま。勘定高いさま。そろばんずく。「―な人」「―に考える」 ⇒だ‐さん【打算】 たざん‐の‐いし他山の石】 (「他山の石以て玉を攻おさむべし」より)自分の人格を磨くのに役立つ他人のよくない言行や出来事。「―とする」 ▷本来、目上の人の言行について、また、手本となる言行の意では使わない。 ⇒た‐ざん【他山】

広辞苑 ページ 12119 での○蛸の共食い単語。