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○月が満ちるつきがみちる🔗🔉

○月が満ちるつきがみちる ①満月になる。 ②産み月になる。臨月になる。 ⇒つき【月】 つき‐かわ・す突き交わす‥カハス 〔自五〕 互いに突く。つつきあう。源氏物語真木柱「あうなき事や宣ひ出でんと―・すに」 つき‐がわり月代り‥ガハリ ①次の月になること。 ②1カ月ごとに交代すること。ひとつきがわり。 つき‐がんな突鉋】 鉋の一種。中国・西洋の鉋で、刃の両端に柄があり、刃が広い鉋。柄を両手に持ち、前へ突き出すようにして削る。 つぎ‐き接木・継木】 植物で、ある個体の芽や枝を切りとって、根をもった他の個体の茎や枝などに接ぎ、活着させること。一般に果樹の栽培などで行われる繁殖法の一つ。接ぐ方の芽や枝などを接穂、根のある方を台木といい、両者は一般に近縁植物でなければ不可能。リンゴをカイドウの台木に、モモをウメやアンズの台木に接ぐ類。〈[季]春〉 ⇒つぎき‐へんい【接木変異】 つき‐きず突き傷】 刃物やとがった木・竹などで突いて生じた傷。また、突かれてできた傷。 つぎ‐キセル継煙管】 ふだんは二つにして懐中に入れ、吸う時に継ぎ合わせて使うキセル。好色一代女5「―を無理取に、合羽の切きれの莨菪たばこ入をして遣り」 つき‐ぎね搗杵】 米などを、搗く杵。かちぎね。 つぎき‐へんい接木変異】 接穂が台木の影響で、以前と異なった形質を現すこと。 ⇒つぎ‐き【接木・継木】 つき‐ぎめ月極め】 ①月ごとにその始末をつけること。 ②月額を定めて契約すること。「―で借りる」「新聞の―読者」 つき‐ぎょうじ月行事‥ギヤウ‥ ①月番の行事。 ②⇒がちぎょうじ つき‐きり付き切り】 しばらくもそばを離れずつき添うこと。つきっきり。「―の看護」「―で世話する」 つき‐きり突切り】 すげなく言い放つこと。源氏物語若菜下「はしたなく―なる事なのたまひそよ」 つき‐ぎり月切り】 ある物事の期間を1カ月の間と区切りをつけること。また、幾月と月を限ること。月ぎめ。浄瑠璃、松風村雨束帯鑑「これは都の―に隠し置かれし手煎じや」 ⇒つきぎり‐かご【月切駕籠】 つきぎり‐かご月切駕籠】 江戸時代、駕籠常用の資格のない旗本・陪臣ばいしんなどが、願い出により5カ月を限って駕籠の常用を許されたこと。 ⇒つき‐ぎり【月切り】 つき‐き・る突き切る】 〔他五〕 ①突いて切る。 ②野原や路などをまっすぐに横切る。つっきる。 ③突き通す。つらぬく。 つぎ‐ぎれ継切れ】 衣服または布地のやぶれを補い綴るために用いるきれ。 つき‐ぐ突具】 魚介を突き刺して採捕する道具。矠やす・銛もりの類。 つぎ‐く継句】 雑俳の一種。8〜9字の題に、下を付けて、17字の句とするもの。また、題を下に踏まえて17字の句とする。 つき‐くさ月草・鴨跖草】 ①(臼でついて染料にしたからいう)ツユクサの古名。〈[季]秋〉。万葉集7「―に衣そ染むる」 ②襲かさねの色目。表は縹はなだ、裏は薄縹または表に同じ。 ⇒つきくさ‐の【月草の】 つきくさ‐の月草の】 〔枕〕 (月草の花で染めたものは色がおちやすいのでいう)「うつる」「け(消)ぬ」「かり(仮)」などにかかる。万葉集4「―移ろひやすく思へかも」 ⇒つき‐くさ【月草・鴨跖草】 つき‐くず・す突き崩す‥クヅス 〔他五〕 ①突いて崩す。 ②突入して混乱させる。「敵の前線を―・す」 ③「くずす」を強めていう語。「その失敗が彼の自信を―・した」 つぎ‐ぐすり接ぎ薬】 接合剤。接着剤。 つき‐ぐそく突具足】 相手を突いて傷つける武器。〈日葡辞書〉 つき‐くだ・く搗き砕く】 〔他五〕 穀物などを、ついて細かにする。 つぎ‐くち注ぎ口】 液体を注ぎやすいように、器につけた口。 つき‐くるま衝輣】 城門などを衝き破る装置を持つ、物見やぐらのある車。天智紀「唐の軍、雲車たかくるま―ありて」 つき‐げ月毛・鴾毛】 馬の毛色で、葦毛のやや赤みのあるもの。また、その毛色の馬。桃花馬。 つき‐げやき槻欅】 欅けやきの異名。 つき‐ごえ突き声‥ゴヱ 敵を攻撃する時に発する大きな声。かん高い声。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「三婦殿内にか宿にかと、―やり声」 つき‐ごし月越し】 2カ月にわたること。翌月にかかること。「―の借金」 つき‐ごと月毎】 月々。毎月。各月。「―の収支」 つき‐こみ突込み】 ①つきこむこと。つっこみ。 ②皆同じように扱うこと。また、まとめて扱うこと。つっこみ。花暦八笑人「―に買ふと損をするぜへ」 ⇒つきこみ‐おび【突込帯】 つきこみ‐おび突込帯】 帯の先を結ばずに折りこむ締め方。はさみおび。 ⇒つき‐こみ【突込み】 つき‐こ・む突き込む】 〔自他五〕 ⇒つっこむ つき‐こ・む搗き込む】 〔他四〕 (味噌などを)作り調えておく。しこむ。好色五人女2「―・みし朝夕の味噌風味変り」 つき‐こ・む築き込む・築き籠む】 〔他下二〕 死体を埋めて塚を築く。謡曲、隅田川「この道のほとりに―・めて」 つぎ‐こ・む注ぎ込む】 〔他五〕 ①器の中に液体をそそぎこむ。つぎいれる。 ②ある人またはある事のために自分のものをどしどし提供する。「資本を―・む」「精力を―・む」 つき‐ごめ搗米】 ついて白くした米。精白米。 ⇒つきごめ‐や【搗米屋】 つきごめ‐や搗米屋】 米搗きを業とする人。また、搗米を売る店。傾城色三味線「―の茂平次殿とて、ほこり商売でござれども」 ⇒つき‐ごめ【搗米】 つき‐こもり】 (月がこもり隠れるからいう)月の末日。みそか。つごもり。〈日本霊異記訓釈〉 つき‐ごろ月頃】 数カ月このかた。数カ月来。万葉集4「ふるさとにこの―もありかつましじ」 つき‐ころ・す突き殺す】 〔他五〕 刃物などをつきさして殺す。 つき‐ころば・す突き転ばす】 〔他五〕 ついてころばす。つっころばす。 つき‐ざ撞座】 梵鐘・磬けいなどを打ち鳴らす時、撞木しゅもくが当たるところ。蓮華文などで装飾する。→梵鐘(図) つぎ‐ざお継ぎ棹・接ぎ竿‥ザヲ ①収納・携帯に便利なように棹を継ぎ合わせて組み立てる三味線。継三味線。好色一代男4「―のこくたん、六すぢ懸を取り出し」 ②数本を継ぎ合わせて用いる釣竿。 つき‐さかき撞賢木】 (「つき」は「いつき(斎)」の意)神事に用いるサカキ。神功紀「神、名は―厳御魂いつのみたま天疎向津媛命あまさかるむかつひめのみことつき‐ささ・る突き刺さる】 〔自五〕 とがったものの先が突き立って、中に入る。「とげが―・る」 つき‐さ・す突き差す・突き刺す】 〔他五〕 とがったものをつき立てて中に入れる。突いて貫く。「―・すようなまなざし」 つぎ‐ざま次様】 1段劣ること。二流。下ざま。徒然草「―の人はあからさまに立ち出でても」

広辞苑 ページ 13080 での○月が満ちる単語。