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○褄をとるつまをとる🔗🔉

○褄をとるつまをとる ①裾の長い着物の竪褄たてづまを手で持ち上げて歩く。普通、芸者が左褄をとるのにいう。 ②芸者になる。 ⇒つま【褄】 つみ】 ヤマグワの異称。万葉集3「この夕―のさ枝の流れこば」 つみ】 ①悪・穢けがれ・禍わざわいなど、神の禁忌をおかし、その報いを受けるべき凶事。古事記「生剥いきはぎ、逆剥さかはぎ…の―の類たぐいを種々くさぐさぎて、国の大祓おおはらえをして」 ②社会の規範・風俗・道徳などに反した、悪行・過失・災禍など。また、その行いによって受ける罰。竹取物語「かぐや姫は―を作り給へりければ、…―の限り果てぬれば」。「―をつぐなう」「―に服する」 ③刑罰を科せられる不法行為。法律上の犯罪。「―を犯す」 ④仏教で、その教法を破る行為。あるいは、その人の背負っている罪業。紫式部日記「―深き人は、またかならずしもかなひ侍らじ、前の世知らるることのみ多う侍れば」 ⑤キリスト教で、神の言葉にそむくこと。「―を告白する」 ⑥悪いことや行いに対する自覚、もしくは責任。蜻蛉日記「―もなく、さりげもなくいふ」。「子どもに―はない」 ⑦無慈悲なこと。思いやりのないこと。「―な事をする」 ⇒罪がない ⇒罪無くして配所の月を見る ⇒罪を着せる ⇒罪を悪んで人を悪まず つみ詰み】 詰むこと。将棋で王手がかかり、王将が相手の駒の利きで動けないこと、すなわち負まけとなること。 つみ摘み】 摘むこと。古事記「蒜ひる―に我が行く道の」 つみ⇒つむ。日葡辞書「ツミデイトヲツムグ」 つみ⇒つぶ。山家集「―と申す物拾ふなり」 つみ雀鷂】 タカの一種。小形で、灰黒色、腹面は白色。雌は雄よりやや大きい。雄を「えっさい」と呼ぶことがある。小鳥を主食とする。日本では主に夏鳥。中国大陸・台湾・インドなどに広く分布。〈倭名類聚鈔18つみ‐あ・ぐ摘み上ぐ】 〔他下二〕 つまみあげる。万葉集20「み裳の裾―・げかきなで」 つみ‐あ・げる積み上げる】 〔他下一〕[文]つみあ・ぐ(下二) ①積んで高く重ねる。積み重ねる。「荷物を―・げる」「実績を―・げる」 ②積み終わる。 つみ‐いし積石】 ①積み重ねた石。 ②いしずえ。今昔物語集12「昔の関寺の跡など云ひて、―ばかりを見て」 ③すわらせて膝の上に石を積む拷問。 ⇒つみいし‐づか【積石塚】 つみいし‐づか積石塚】 墓の上を盛り土でなく自然石で厚く覆ったもの。時には土に石をまぜるものをもいう。 ⇒つみ‐いし【積石】 つみ‐いれ摘入れ⇒つみれ つみ‐いれ積入れ】 荷物を船などに積み込むこと。 つみ‐え摘餌‥ヱ 鳥のついばみ食う餌。 つみ‐え‐がま・し罪得がまし】 〔形シク〕 罪を得そうである。源氏物語初音「年月の隔りけるも―・しく心苦しとおぼす」 つみ‐おかし罪犯し‥ヲカシ 罪を犯すこと。しばしば「摘み」にかけていう。拾遺和歌集「大原野辺のつぼすみれ、―あるものならば」 つみ‐おくり積送り】 品物を積んで送ること。「―品」 つみ‐おろし積み卸し】 貨物を船・車などに、積むこととおろすこと。 つみ‐かえ積み換え・積み替え‥カヘ 積みかえること。積みなおすこと。 つみ‐かえ・す積み返す‥カヘス 〔他五〕 車などに積んで送って来た品物を差出人に送り返す。積み戻す。 つみ‐か・える積み替える‥カヘル 〔他下一〕[文]つみか・ふ(下二) 積みなおす。改めて積む。「貨車からトラックに―・える」「くずれた荷を―・える」 つみ‐かさな・る積み重なる】 〔自五〕 つもってかさが高くなる。幾重にも重なる。「落葉が―・る」「疲れが―・る」 つみ‐かさ・ねる積み重ねる】 〔他下一〕[文]つみかさ・ぬ(下二) 幾重にも積み上げる。積んで高くする。積み上げる。「本を―・ねる」「努力を―・ねる」 つみ‐かた積方】 ①積みかさねる方法。 ②積む人。

広辞苑 ページ 13247 での○褄をとる単語。