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○天知る、地知る、我知る、子知るてんしるちしるわれしるししる🔗🔉

○天知る、地知る、我知る、子知るてんしるちしるわれしるししる (後漢書楊震伝の「天知る、神知る、我知る、子知る。何をか知る者無しと謂わんや」に基づく。楊震が賄賂わいろを贈ろうとした王密に断って言った語)誰も知るまいと思っても、天地の神々も私も君も知っている。隠し事は必ず露顕するものであるということ。四知。 ⇒てん【天】 でんし‐レンジ電子レンジ】 (electronic oven)高周波の電磁波を当てて食品を加熱する調理用装置。 ⇒でん‐し【電子】 でんし‐レンズ電子レンズ】 電場や磁場により電子線を屈折させて像を結ばせる装置。電極または電磁石の極を適当な形に組み合わせたもの。電子顕微鏡・テレビの撮像管などに用いる。 ⇒でん‐し【電子】 でんし‐ろん電子論】 ①ローレンツの電子論。物質を電子および陽イオンの集合と見なし、物質の光学的・電磁気的・熱的性質をローレンツ力による電子の運動として説明。 ②ディラックの電子論。量子力学に相対性理論を取り入れ、新しく電子の波動方程式(ディラック方程式)を導き、これを基礎として、電子のスピンや陽電子の存在を説明。 ⇒でん‐し【電子】 てん‐しん天心】 ①天のまんなか。中天。「月―貧しき町を通りけり」(蕪村) ②天帝の心。天子の心。源平盛衰記11「―蒼々として叡慮はかりがたし」 てん‐しん天神⇒てんじん てんしん天津】 (Tianjin)中国河北省東部に接する中央政府直轄市。海河水系5支流の合流点に当たり、華北の水陸交通の要地で、貿易港。主要鉱産物は石油と塩で、石油化学工業は全国有数。面積1万1300平方キロメートル余。人口750万(2000)。略称、津。→中華人民共和国(図)⇒てんしん‐きょうあん【天津教案】 ⇒てんしん‐じょうやく【天津条約】 てん‐しん天真】 天然自然のままで、偽りや飾り気のないさま。 ⇒てんしん‐どくろう【天真独朗】 ⇒てんしん‐らんまん【天真爛漫】 てん‐しん点心】 (テンジンとも) ①〔仏〕 ㋐正食の前に取る簡単な食物。 ㋑昼食の異称。 ②中国料理で、食事がわりの軽い食品の総称。転じて、茶請けの菓子。 てん‐しん展伸】 のびひろがること。伸展。 てん‐しん転身】 身分や職業、主義や生活方針をかえること。「政治家に―する」 てん‐しん転進】 ①進路を転ずること。 ②軍隊がある拠点を捨てて他に移ること。旧軍隊で、「退却」の代りに用いた。 てん‐じん天人】 天と人。天意と人事。「―ともに許さず」 ⇒てんじん‐ごういつ【天人合一】 てん‐じん天神】 ①(テンシンとも)天の神。あまつかみ。↔地神↔地祇。 ②〔仏〕天界に住して仏法を守護する神。天。諸天。 ③菅原道真の神号。(道真を火雷天神とする信仰が起こり、後に京都に北野天神が創建された)→天満宮。 ④袍・直衣のうしなどを着た公卿風の人。 ⑤(揚代が銀25匁であったから、北野天神の縁日(25日)にかけていう)遊女の階級の一つ。太夫に次ぐもの。天職。 ⑥天神髷の略。尾崎紅葉、三人妻「出入の髪結は―の名人、此東京に三人とは無き上手なれば」 ⑦「転軫てんじん」の当て字。 ⑧三味線の海老尾の俗称。→三味線(図)⇒てんじん‐こう【天神講】 ⇒てんじん‐さま【天神様】 ⇒てんじん‐しちだい【天神七代】 ⇒てんじん‐ぞ【天神ぞ】 ⇒てんじん‐ちぎ【天神地祇】 ⇒てんじん‐づくえ【天神机】 ⇒てんじん‐ひげ【天神髭】 ⇒てんじん‐まげ【天神髷】 ⇒てんじん‐まつり【天神祭】 ⇒てんじん‐むすび【天神結び】 てんじん天親】 〔仏〕(→)世親せしんに同じ。 てん‐じん転軫】 〔音〕(「天神」とも当てる)(→)転手てんじゅに同じ。 でん‐しん田紳】 (田舎紳士の略)いなかの紳士。 でん‐しん電信】 文字・数字を符号(例えばモールス符号・印刷電信符号)化して電気信号に変えて伝送し、これをもとの文字・数字に復元して行う通信。福沢諭吉、通俗民権論「東京と神戸との間には―あり」 ⇒でんしん‐かいせん【電信回線】 ⇒でんしん‐き【電信機】 ⇒でんしん‐ばしら【電信柱】 ⇒でんしん‐りゃくごう【電信略号】 でんしん‐かいせん電信回線‥クワイ‥ 電信のための送信装置・伝送路・受信装置などで構成される通信系の全体をいう。 ⇒でん‐しん【電信】 でんしん‐き電信機】 電信用の端末機器。 ⇒でん‐しん【電信】 てんしん‐きょうあん天津教案‥ケウ‥ 1870年天津で起きたフランス系カトリック教会襲撃事件。フランス領事をはじめ外人20名余、中国人教徒多数を惨殺。 ⇒てんしん【天津】 てんじん‐こう天神講‥カウ 菅原道真の命日、毎月25日(または毎年2月25日)に行われる天満宮の祭。 ⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐ごういつ天人合一‥ガフ‥ 中国の世界観の一つで、天と人とは道を媒介にして一つながりだと考えるもの。古代には、人の心・性は天と通じあっていると考え(孟子)、また人には天が投影していると考えた(董仲舒)。前者の天人相通論が宋代に発展し、宋学の重要な基礎観念となった。 ⇒てん‐じん【天人】 てんじん‐さま天神様】 ①天満宮、またその祭神である菅原道真を敬い親しんでいう語。 ②俗に、梅干の核さね⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐しちだい天神七代】 地神五代の前に、わが国を治めたという七代の天神。日本書紀によれば、国常立くにのとこたち尊、国狭槌くにのさつち尊、豊斟渟とよくむぬ尊(以上独化神三代)、泥土煮ういじに尊・沙土煮すいじに尊、大戸之道おおとのじ尊・大苫辺おおとまべ尊、面足おもだる尊・惶根かしこね尊、伊弉諾いざなき尊・伊弉冉いざなみ尊(以上偶生神四代)。神代七代かみよななよ→地神五代⇒てん‐じん【天神】 てんしん‐じょうやく天津条約‥デウ‥ 天津で締結された条約。 ①アロー号事件の結果、1858年、英・仏・米・露4カ国と清との間に結ばれた条約。中国におけるキリスト教の信仰・布教の自由、港市の開放、国内旅行の自由などを定めた。 ②1884年の朝鮮における甲申政変の翌年、全権大使伊藤博文が李鴻章と締結した日清間の条約。両国の朝鮮駐屯軍を撤退すること、以後朝鮮へ軍隊を派遣する必要ある時は両国互いに通知することなどを内容とする。 ③ベトナムの宗主権をめぐって起こった清仏戦争の善後策として、1885年締結された条約。清はフランスのベトナム保護権を確認した。 ⇒てんしん【天津】 てんじん‐ぞ天神ぞ】 (誓いの語。天神にかけての意)確かに。全く。狂言、皹あかがり「―有るまい」 ⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐ちぎ天神地祇】 天つ神と国つ神。すべての神々。 ⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐づくえ天神机】 手習所で使った学習机。手習机。 ⇒てん‐じん【天神】 てんしん‐どくろう天真独朗‥ラウ 〔仏〕諸法が天然自然のままにおのずから真理として輝いていること。最澄が入唐中に道邃どうすいから観心かんじんの口訣くけつとして伝授されたという。 ⇒てん‐しん【天真】 てんじん‐ばし天神橋】 大阪市の淀川に架かる橋。中央区北浜東の松屋町筋と北区天神橋一丁目とを結ぶ。この辺から淀川は二つに分かれ、中之島が続く。 天神橋 撮影:的場 啓 でんしん‐ばしら電信柱】 ①電信線用の支柱。一般に、電柱のこと。 ②背丈の高い人をからかっていう語。 ⇒でん‐しん【電信】 てんじん‐ひげ天神髭】 菅原道真の肖像にあるような、両端のさがった髭。 ⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐まげ天神髷】 女の髪の結い方。銀杏いちょう返しに似、その髷の中央を髪で巻き、かんざしでとめたもの。年頃の女の髷風。天神。 天神髷 ⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐まつり天神祭】 7月(陰暦6月)25日に行われる天満宮の夏祭。〈[季]夏〉。→天満祭てんままつり⇒てん‐じん【天神】 てんじん‐むすび天神結び】 女の髪の結い方の一つ。天神髷に似たもの。洒落本、古契三娼「深川でまへどはやつた―」 ⇒てん‐じん【天神】 てんしん‐らんまん天真爛漫】 偽り飾らず、心に思うままが言動にあらわれること。無邪気なさま。 ⇒てん‐しん【天真】 でんしん‐りゃくごう電信略号‥ガウ ①旧制の電報発信の際、特殊の取扱いを指定するために電報用紙に明示する符号。ウナ(至急)・ナツ(返信料前払)・ムニ(照合)など。 ②主に欧文電報で登録された簡略な宛名の記法。 ⇒でん‐しん【電信】 テンスtense】 (文法用語)(→)時制てん・す典す】 〔他サ変〕 質に入れる。質におく。 てん‐ず点図‥ヅ 漢文を訓読するためのヲコト点の図。 でん‐す殿司・殿主】 禅寺で、仏殿の事をつかさどる役僧。知殿。 でん・す殿す】 〔自サ変〕 しんがりとなる。あとおさえとなる。 でん‐ず田図‥ヅ 律令制で、田の町段・種別を記した図。田籍とあわせて図籍といい、班田収授のための台帳となる。→図帳 てん‐すい天水】 ①そらとみず。水天。平家物語7「―茫々として」 ②天から降った水。雨水。 ③天水桶の略。日葡辞書「テンスイヲヲク」 ⇒てんすい‐おけ【天水桶】 ⇒てんすい‐でん【天水田】 ⇒てんすい‐ば【天水場】 てんすい天水】 (Tianshui)中国甘粛省南東部、渭水沿岸の都市。隴海鉄道沿線にあり、甘粛・陝西・四川3省の交通の要衝。付近に麦積山石窟がある。人口111万(1995)。 てん‐すい点水】 ①水をさすこと。 ②みずさし。 てん‐ずい天瑞】 天のくだしためでたいしるし。 てんすい‐おけ天水桶‥ヲケ 防火用として雨水をためておく桶。昔は屋根の上や軒先・町角などに置いた。 ⇒てん‐すい【天水】 てんすい‐でん天水田】 河川・溜池・泉などのような水源を持たず、もっぱら天水2のみに依存する水田。旱魃かんばつの被害を受けやすい。用水開発によりほぼ解消。 ⇒てん‐すい【天水】 てんすい‐ば天水場】 (関東で)天水田の称。 ⇒てん‐すい【天水】 てん‐すう天枢】 ①天の中枢。 ②北斗七星の第1位にある星。枢星。 てん‐すう天数】 自然の命数。自然の運命。天命。 てん‐すう点数】 ①数で評点・得点の多少を表すもの。「合格の―」「―がからい」 ②品物などの数。「出品―」 ⇒点数を稼ぐ でんずう‐いん伝通院‥ヅウヰン 東京都文京区にある浄土宗の寺。十八檀林の一つ。1415年(応永22)聖冏しょうげいの開創。初め寿経寺と号したが、1602年(慶長7)に没した徳川家康の生母伝通院殿の遺骸を葬り改称。

広辞苑 ページ 13674 での○天知る、地知る、我知る、子知る単語。