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○鼻毛を読むはなげをよむ🔗🔉

○鼻毛を読むはなげをよむ 女が、自分に迷っている男子を翻弄ほんろうする。鼻毛を数える。 ⇒はな‐げ【鼻毛】 はな‐こ花籠】 花を入れる籠。はながたみ。はなかご。栄華物語玉台「―に花のあれば」 はなご花子】 狂言。ある男が女房に座禅をするといつわり情人の花子のもとへゆき、太郎冠者に座禅衾ざぜんぶすまをかぶせて身替りをさせるが、発見した女房が冠者と入れかわる。男は翌朝帰って小歌まじりに花子との契りを物語り、妻に追い込まれる。座禅。歌舞伎では「身替座禅」として演ずる。 はな‐ご鼻子(→)鼻木はなぎに同じ。 はな‐こうじ花柑子‥カウ‥ 花の咲いている柑子の木。古今著聞集5「弘徽殿女御歌合に、―しらまゆみといへる文字ぐさりを歌の句のかみにすゑて」 はな‐ごえ鼻声‥ゴヱ ①鼻にかかって濁った声。 ②涙にむせんだり、かぜを引いたりして鼻のつまった声。源氏物語柏木「御息所も―になり給ひて」 ③子供などが甘える時に出す鼻にかかった声。「―でねだる」 はな‐ごおり花氷‥ゴホリ 中に花を入れて凍らせた氷。冷房と装飾を兼ねる氷の柱。〈[季]夏〉 はな‐ごけ花苔】 ハナゴケ科の地衣類。地衣体は樹枝状。高さ約10センチメートル。中空円柱状、色は灰白色。被子器は先端に生じ褐色。トナカイゴケ。〈[季]夏〉 はな‐ごころ花心】 ①うつりやすい心。あだ心。うわきごころ。古今和歌集六帖6「月草の―とは君をこそ見れ」 ②はなやかな心。 はな‐ござ花茣蓙】 種々の色に染めた藺で山水や草花などの模様を織り出したござ。はなむしろ。〈[季]夏〉 はな‐ことば花詞・花言葉】 (flower language)種々の花に、その特質によって象徴的な意味を含ませたことば。薔薇は清純な愛、月桂樹は光栄を表す類。 はな‐ごま花独楽】 厚紙で梅・桜・菊・桔梗などの花の形をつくり、銀地・胡粉ごふん地に塗って美しく彩色し、真中をつまんで回すようにしたもの。花形独楽。 はな‐ごめ‐に花籠めに】 花ともろともに。花ぐるみに。万葉集17「わがやどの花橘を―玉にそあが貫く」 はな‐ごよみ花暦】 花の咲く時節を四季の順に記し、各条の下にそれぞれの花の名所を掲げたもの。 はなごよみはっしょうじん花暦八笑人‥セウ‥ 滑稽本。5編16冊。滝亭鯉丈りゅうていりじょうほか作。1820〜49年(文政3〜嘉永2)刊。若隠居左次郎と7人の能楽のうらく仲間の演ずる滑稽を描く。八笑人。 →文献資料[花暦八笑人] はな‐ごろも花衣】 ①桜襲さくらがさねの衣。 ②はなやかな衣。 ③花見に着る晴れ着。〈[季]春〉 ④桜の花が散りかかった衣服。 はなさか‐じじい花咲爺‥ヂヂイ 昔話の一つ。枯木に花を咲かせたという翁のお伽噺。愛犬報恩の物語に、欲の深い老人の物真似失敗談を加えたもの。室町末期か江戸初期頃に成る。 はな‐ざかり花盛り】 ①花が盛んに咲くこと。また、その時節。〈[季]春〉。大唐西域記長寛点「卉木くさき滋栄ハナサカリなり」 ②物事の頂点。さかん。世間胸算用5「食酒けざけを呑むものは貧乏の―といふ事あり」。「海外旅行の―」 ③容色の最も美しい年頃。「年は二八にはちの―」 はな‐さき鼻先】 ①鼻の尖端。「―で笑う」 ②目の前。ごく近く。「―に突きつける」 ③(「端先」とも書く)先端。日葡辞書「イワ(岩)ノハナサキ」 はなさき‐がに花咲蟹】 タラバガニ科の一種。形はタラバガニに似るが、歩脚は太くて短く、殻表を被う棘は大きく鋭い。甲長約15センチメートルで、暗赤紫色、歩脚はやや淡色。北海道北部以北に分布、浅海の岩場に生息。食用。 はなさきがに はな‐ざくら花桜】 ①桜の花。さくらばな。古今和歌集「―咲くと見しまにかつ散りにけり」 ②襲かさねの色目。表は白、裏は青または紅。 はな‐ざくろ花柘榴】 ザクロの園芸品種で花を観賞する低木。実はならない。 はな‐サフラン花洎夫藍(→)クロッカスに同じ。 はな‐さま鼻様】 (自分のことをいうのに、自分の鼻を指していうことから)自分を誇っていう語。はなぼう。(俚言集覧) はな‐ざま花狭間】 扉・障子・欄間などの組子くみこに花模様の透かし彫刻を付したもの。 はな‐ざら花皿(→)花籠けこに同じ。 はな‐ざる鼻猿】 (長野県伊那地方で)猿の一群の頭領。木曾駒ヶ岳付近では「めみ」という。 はなし放し】 放すこと。はなち。 ⇒はなし‐うち【放打】 ⇒はなし‐うま【放し馬】 ⇒はなし‐がい【放し飼い】 ⇒はなし‐どり【放し鳥】 ⇒はなし‐めしうど【放召人】 ⇒はなし‐めぬき【放し目貫】 はなし】 ①はなすこと。談話。浄瑠璃、女殺油地獄「―の内から腕もんで力みかけ」。「―がうまい」「―を聞く」「―をそらす」 ②人と言葉をかわすこと。会話。「―がかみ合わない」 ③聞いたこと。うわさ。評判。「人の―によれば」 ④相談ごと。交渉すべきこと。「うまい―」「―に乗る」「―がまとまる」 ⑤語られたわけ、事情。 ⑥実際にはなくて言ってみるだけのこと。つくりごと。「お―にすぎない」 ⑦(「咄」「噺」とも書く)人に聞かせようとまとめた事柄。 ㋐ものがたり。 ㋑おとしばなし。落語。 ⑧事の成り行きからみた、ある事。「ここで何もしない―はない」 ⇒はなし‐あい【話し合い】 ⇒はなし‐あいて【話し相手】 ⇒はなし‐か【咄家・噺家】 ⇒はなし‐かた【話し方】 ⇒はなし‐がたき【話敵】 ⇒はなし‐くち【話し口】 ⇒はなし‐ごえ【話し声】 ⇒はなし‐ことば【話し言葉】 ⇒はなし‐しゅう【咄衆】 ⇒はなし‐じょうず【話上手】 ⇒はなし‐ずき【話好き】 ⇒はなし‐ずく【話尽】 ⇒はなし‐て【話し手】 ⇒はなし‐とぎ【話伽】 ⇒はなし‐ねいり【話寝入】 ⇒はなし‐の‐たね【話の種】 ⇒はなし‐ぶり【話し振り】 ⇒はなし‐ぼん【話本・咄本】 ⇒話が合う ⇒話が違う ⇒話が付く ⇒話が弾む ⇒話が早い ⇒話が見えない ⇒話が分かる ⇒話上手の聞下手 ⇒話にならない ⇒話に花が咲く ⇒話に実が入る ⇒話の腰を折る ⇒話の接穂がない ⇒話半分 はなし放し】 〔接尾〕 (多く「…っぱなし」の形で)動詞の連用形に続け、その事をしたままで捨てておく意や、その状態が続く意を表す。「やりっぱなし」「あけっぱなし」「勝ちっぱなし」 はなし‐あい話し合い‥アヒ 理解を深めたり問題を解決したりするため、はなしあうこと。相談。交渉。「―を持つ」 ⇒はなし【話】 はなし‐あいて話し相手‥アヒ‥ ①話し合う相手。相談相手。 ②話のよく合う相手。 ⇒はなし【話】 はなし‐あ・う話し合う‥アフ 〔他五〕 ①互いに話す。「和気藹々あいあいと―・う」 ②相談する。「―・って決める」 はなし‐うち放打】 放召人はなしめしうどを討ち取ること。 ⇒はなし【放し】 はなし‐うま放し馬】 放し飼いにする馬。繋いでおかない馬。はなちうま。 ⇒はなし【放し】 バナジウムvanadium】 (スカンディナヴィア神話の女神Vanadisから)金属元素の一種。元素記号V 原子番号23。原子量50.94。銀白色の金属。主要鉱物は褐鉛鉱。特殊鋼の製造に用いる。五酸化バナジウムは硫酸製造時の酸化触媒として著名。バナジン。 ⇒バナジウム‐こう【バナジウム鋼】 バナジウム‐こうバナジウム鋼‥カウ バナジウムを含有する特殊鋼。硬度・展性・引張り強さが大で、高級工具鋼・構造用鋼として使用。 ⇒バナジウム【vanadium】 はな‐じお花塩‥ジホ 型にいれて花の形に製した焼塩。もと兵庫県赤穂の名産。 はなし‐か咄家・噺家】 落語・滑稽話・人情話など話芸を業とする人。落語家。しか。木下尚江、良人の自白「裁判官なんてものア、落語家はなしかか幇間たいこもちの茶番だと思つて居りや済むはネ」 ⇒はなし【話】

広辞苑 ページ 15956 での○鼻毛を読む単語。