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○人が悪いひとがわるい🔗🔉

○人が悪いひとがわるい わざと人が困るようなことをする。人が困るのをおもしろがる性質である。泉鏡花、春昼後刻「言とがめをなすつてさ、真個ほんとにお人が悪いよ」 ⇒ひと【人】 ひ‐とき日時】 日と時。時日。 ひと‐き棺・人城】 ひつぎ。仁徳紀「―に伏して薨かむさりましぬ」 ひと‐き一季⇒いっき⇒ひとき‐ぼうこう【一季奉公】 ひと‐ぎき人聞き】 人に聞かれること。他人が聞いたときにいだく感じ。外聞。竹取物語「―はづかしく覚え給ふなりけり」。「―が悪い」 ひと‐きざみ一刻み】 ①一段。一階級。源氏物語桐壺「いま―の位をだにと贈らせ給ふ」 ②第一の列。第一流。源氏物語若菜下「―にえらばるる人々」 ひとき‐ぼうこう一季奉公】 一季(1年)と期限を定めてする奉公。また、その者。 ⇒ひと‐き【一季】 ひと‐きょう一京‥キヤウ 都じゅう。京全体。蜻蛉日記「―ひびきつづきて」 ひと‐ぎらい人嫌い‥ギラヒ 人と交わることを嫌うこと。人間嫌い。「―で有名な作家」 ひと‐きり一切り】 ①ひとつの区切り。一段落。 ②ひところ。一時。 ⇒ひときり‐あそび【一切り遊び】 ひと‐きり人斬り・人切り】 ①人を斬ること。 ②罪人を斬ることを職とする人。くびきり。 ⇒ひときり‐ぼうちょう【人斬り庖丁】 ひときり‐あそび一切り遊び】 江戸の私娼街で、昼夜を四つまたは五つに切って、その一切りを遊ぶこと。ちょんのま遊び。 ⇒ひと‐きり【一切り】 ひときり‐ぼうちょう人斬り庖丁‥バウチヤウ 武士の刀をあざけっていう語。 ⇒ひと‐きり【人斬り・人切り】 ひと‐きりょう一器量‥リヤウ ひとかどの器量。 ひと‐きれ一切れ】 一つの切れはし。一片。 ひと‐ぎれ人切れ】 人らしいもののはしくれ。ひとげ。日葡辞書「コノイエ(家)ニヒトギレガナイ」 ひと‐きわ一際‥キハ [一]〔名〕 身分・地位などの一つの段階。また、一つの傾向・次元・時機など。源氏物語薄雲「大納言になりて右大将かけ給へるを、いま―あがりなむに」。源氏物語若菜下「世の中はいと常なきものを、―に思ひ定めて」 [二]〔副〕 いちだんと。きわだって。ひとしお。源氏物語帚木「―目驚かして」。「―目立つ」 ひと‐く人来】 鶯うぐいすの鳴き声の擬声語。人の来るにかけていう。古今和歌集雑体「梅の花見にこそ来つれ鶯の――といとひしもをる」 ⇒ひとく‐どり【人来鳥】 ひ‐とく秘匿】 秘密に隠しておくこと。「情報源を―する」 ひ‐とく菲徳】 うすい徳。寡徳。不徳。 ひ‐どく披読】 ひらいてよむこと。 び‐とく美徳】 美しい徳。ほめるべき立派な徳。↔悪徳 ひと‐くい人食い・人喰い‥クヒ ①人間の肉を食うこと。食人。カニバリズム。 ②人に食いつくこと。また、そのような獣など。「―鮫ざめ」 ③人に咬みつく犬。狂言、犬山伏「まして―ならば中々いのる事はなりまらすまい」 ⇒ひとくい‐うま【人食い馬】 ⇒ひとくい‐じんしゅ【人食い人種】 ⇒ひとくい‐バクテリア【人食いバクテリア】 ひとくい‐うま人食い馬‥クヒ‥ 人に咬みつく癖のある馬。滑稽本、六あみだ詣「―にも合口(どんな者にも気の合った仲間はあるの意)、器量ふうぞくにはよらねへもの」 ⇒ひと‐くい【人食い・人喰い】 ひとくい‐じんしゅ人食い人種‥クヒ‥ (→)食人種しょくじんしゅの俗称。 ⇒ひと‐くい【人食い・人喰い】 ひとくい‐バクテリア人食いバクテリア‥クヒ‥ A群溶血性連鎖球菌のうち劇症型感染症を起こす特定の菌の俗称。突然の発熱、血圧低下、軟部組織の壊死、筋炎を起こし、致死率は極めて高い。 ⇒ひと‐くい【人食い・人喰い】 ひと‐くぎり一区切り】 一回区切ること。続いてきたものが、いったん終わること。一段落。「―つく」 ひと‐くくり一括り】 まとめて一つにくくること。また、そのもの。いっかつ。 ひと‐くさ一種】 ひといろ。一種類。源氏物語梅枝「ただ荷葉を―合はせ給へり」 ⇒ひとくさ‐もの【一種物】 ひと‐くさ人草】 もろもろの人。人民。あおひとくさ。古事記「汝いましの国の―」 ひと‐くさ・い人臭い】 〔形〕[文]ひとくさ・し(ク) ①人間の臭いがする。人のいる気配がする。 ②人間らしい。 ひとくさ‐もの一種物(→)「いっすもの」に同じ。輔親集「蔵人所の人々―して参れといへるに」 ⇒ひと‐くさ【一種】 ひと‐くさり一齣・一闋】 謡い物・語り物などの、まとまった一部分。一段落。ひとこま。転じて、ある話題についてひとしきり話すこと。「―論ずる」 ひと‐くず人屑‥クヅ 人間のかす。取るに足りない人間。夏目漱石、虞美人草「電車は―を一杯詰めて威張つて往来を歩いてるぢやないか」 ひと‐くずれ人崩れ‥クヅレ 多人数が動揺して雑踏すること。多人数が退散しようとして混雑すること。 ひと‐くせ一癖】 どこか普通の人と異なっていると感じさせる特異な点。扱いにくく油断できない性質・特徴など。徳田秋声、黴「顎が括れて―ありさうな顔も」。「―も二癖もある人」 ひと‐くぜつ一口説】 一通り口説を言うこと。 ひと‐くだり一下り・一領】 装束などのひとそろい。源氏物語橋姫「綿・絹、袈裟・衣など、すべて―のほどづつ」 ひと‐くだり一行】 ①いちぎょう。 ②文章の、ある一部分。 ③きまりきった口上。また、その一部分。浄瑠璃、近江源氏先陣館「とくと御合点なされしかと、出家形気の―」 ひと‐くち一口】 ①一度に全部を口に入れること。一度に食べること。「ぺろりと―で食べる」 ②一回、口に入れること。その分量。また、少しばかり飲食すること。「―食べてみる」 ③手短にいうこと。「―に言う」 ④少し物を言うこと。一言。「―も言わぬ」 ⑤あるひとまとめ。1単位。「―寄付する」 ⑥分け前。割当て。 ⇒ひとくち‐あきない【一口商い】 ⇒ひとくち‐だい【一口大】 ⇒ひとくち‐ばなし【一口話・一口噺・一口咄】 ⇒ひとくち‐もの【一口物】 ⇒一口乗る ⇒一口物に頬を焼く ひと‐ぐち人口】 他人の言葉。人のうわさ。評判。じんこう。宇治拾遺物語1「めでたき歌とて、世の―にのりて申すめるは」 ひとくち‐あきない一口商い‥アキナヒ ①一言で売買が決定する商取引。 ②転じて、一言で諾否を決定させること。浄瑠璃、国性爺合戦「頼まれうか頼まれぬか―」 ⇒ひと‐くち【一口】 ひとくち‐だい一口大】 軽く一口で食べられる大きさ。「肉を―に切る」 ⇒ひと‐くち【一口】

広辞苑 ページ 16592 での○人が悪い単語。