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○人を以て言を廃せずひとをもってげんをはいせず🔗🔉

○人を以て言を廃せずひとをもってげんをはいせず [論語衛霊公]つまらない人の言ったことでも、内容がよければ採用すべきである。 ⇒ひと【人】 ピトンpiton フランス】 (登山用語)(→)ハーケンに同じ。 ひな】 ①都を離れた土地。いなか。万葉集5「―に五年いつとせ住まひつつ」。「―には稀な美人」 ②支配が及んでいない未開の地の住民。崇神紀「四道将軍、戎夷ひなを平けたる状さまを以て奏す」 ひな】 ①孵化ふかして間もない鳥の子。ひよこ。ひなどり。枕草子151「にはとりの―の…ひよひよとかしがましう鳴きて」。「―がかえる」 ②女児などの玩具とする小さい人形。紙または土を原料として作り、多くはこれに着物を着せる。古く平安時代からあり、初め立ち雛(紙雛)が生まれ、室町時代には座り雛(人形雛)となり、江戸中期以後は今日の雛人形が作られるようになり、雛祭に飾った。雛人形。ひいな。〈[季]春〉。→人形。 ③小さい、愛らしい意を表す語。「―形」「―菊」 ひな‐あそび雛遊び⇒ひいなあそび ひな‐あらし雛荒し】 (中国・四国地方で)3月3日の雛祭の供え物を、子供たちがもらい歩くこと。 ひな‐あられ雛霰】 3月3日の雛祭に供えるあられ。蒸した糯米もちごめを乾して煎り、砂糖をかけて熱しながらほぐして乾かしたもの。〈[季]春〉 ひな‐いち雛市】 雛人形および雛祭用の調度を売る市。〈[季]春〉 ひない‐どり比内鶏】 秋田県北東部、比内地方原産とされるニワトリの一種。天然記念物。食用の比内地鶏は他の品種と掛け合わせたもの。 ひな‐うた鄙歌】 ①いなかでうたわれる流行歌。民謡。 ②狂歌。 ひな‐え雛会‥ヱ (→)「ひなまつり」に同じ。 ひな‐おくり雛送り(→)「雛流し」に同じ。 ひな‐おさめ雛納め‥ヲサメ 雛祭が終わって、雛人形をしまうこと。〈[季]春〉 ひな‐おとこ雛男‥ヲトコ やさ男。美男。浄瑠璃、曾根崎「春を重ねし―」 ひ‐なお・る日直る‥ナホル 〔自四〕 雨天だったのが晴天になる。ひよりになる。 ひ‐なか日中】 ①昼の間。ひるなか。ひるま。にっちゅう。「昼―」 ②半日。 ひ‐なが日長・日永】 春の昼間の長く暮れにくいこと。また、その時節。〈[季]春〉。「春の―」↔よなが ひな‐がし雛菓子‥グワ‥ 3月3日の雛祭に供える菓子。〈[季]春〉 ひな‐がた雛形・雛型】 ①実物をかたどって小さく作ったもの。模型。「新校舎の―」「―本」 ②物の手本。様式。書式。「契約書の―」 ⇒ひながた‐ざし【雛形尺】 ひながた‐ざし雛形尺】 鯨尺の3寸5分が1尺にあたると定めたもの。半紙の半幅を木綿幅と定め、竹に度を刻んで作った。 ⇒ひな‐がた【雛形・雛型】 ひな‐ぎきょう雛桔梗‥キヤウ キキョウ科の多年草。キキョウとは別属。西日本から東アジアの北東部に分布。高さ約30センチメートル。へら状無柄の葉を根生。夏から秋にかけて5裂した鮮紫色の小花を開く。 ひな‐ぎく雛菊】 キク科の多年草。ヨーロッパ原産の観賞用植物。高さ10センチメートル。葉はへら形。花茎を伸ばし、白色の頭状花を1個頂生。園芸種が多く、大輪八重、白・桃・紅色など。延命菊。デージー。〈[季]春〉 ヒナギク 撮影:関戸 勇 ひな‐ぎぬ雛衣】 雛に着せる衣。ひいなぎぬ。 ひなぐ‐おんせん日奈久温泉‥ヲン‥ 熊本県中部、八代市南部にある温泉。八代海に臨み、泉質は単純温泉。 ひ‐な‐くもり 〔枕〕 (「な」は「の」の意か)薄日の意から、同音の地名「うすひ(碓氷)」にかかる。 ピナクルpinacle フランス】 ①ゴシック建築で、控壁ひかえかべや屋根などの最上部に設けた小尖塔。飾り尖塔。 ②山稜に切り立っている小さな岩峰。ツァッケ。 ひ‐なげ杼投げ】 織機において、杼を左右に走行させて緯糸よこいとを経糸たていとの間に挿入する操作。投杼なげび。杼打。 び‐なげ便無げ】 (ビンナゲのンを表記しない形)具合の悪そうなさま。蜻蛉日記「―なりつれば」 ひな‐げし雛罌粟】 ケシ科の一年草。西アジア原産。高さ60センチメートル、全株に粗毛を密生。葉は羽状に深裂。5月頃、皺しぼのある薄い4弁の花を開き、花色は紅・桃・白・絞りなど。花壇用。麻酔物質を含まない。美人草。漢名、虞美人草・麗春花。ポピー。〈[季]夏〉 ヒナゲシ 撮影:関戸 勇 ピナコテークPinakothek ドイツ】 絵画館。古代ギリシアの、聖域で奉納画(pinax)を収めた建物を指す語ピナコテーケー(pinakotheke)に由来。「アルテ‐―」 ひな‐ごと雛事】 ひなあそび。 ひな‐さか・る鄙離る】 〔自四〕 いなかの方に遠ざかる。辺鄙へんぴである。万葉集13「―・る国治めにと」 ひな‐さき雛尖】 ①烏帽子の正面中央の凹みの中の小さく突起した所。ひながしら。→立烏帽子(図)。 ②陰核。〈倭名類聚鈔3ひ‐なし日済し】 ①借金を毎日少しずつ返すこと。 ②(→)「ひなしがし」の略。東海道中膝栗毛3「米はなし、―はせがむ」 ③(→)「ひなしがね」の略。歌舞伎、お染久松色読販「おや、―の相談するやうだの」 ⇒ひなし‐がし【日済し貸】 ⇒ひなし‐がね【日済し金】 び‐な・し便無し】 〔形ク〕 (ビンナシのンを表記しない形)(→)「びんなし」に同じ。落窪物語1「身に―・きはいと見苦しきを」 ひなし‐がし日済し貸】 ひなしがねを貸すこと。また、その人。 ⇒ひ‐なし【日済し】 ひなし‐がね日済し金】 日済しの約束で貸す金。日銭ひぜに⇒ひ‐なし【日済し】 ひ‐なた日向】 (「日の方」の意)日光のあたる方。また、その場所。恵まれた状態。明るく目に立つ側。相模集「さしてこし―の山をたのむには」 ⇒ひなた‐あめ【日向雨】 ⇒ひなた‐くさ・い【日向臭い】 ⇒ひなた‐ぼこ【日向ぼこ】 ⇒ひなた‐ぼこう【日向ぼこう】 ⇒ひなた‐ぼこり【日向ぼこり】 ⇒ひなた‐ぼっこ【日向ぼっこ】 ⇒ひなた‐みず【日向水】 ⇒日向に氷 ひなた‐あめ日向雨】 日がさしているのに降る雨。日照り雨。天気雨。 ⇒ひ‐なた【日向】 ひなた‐くさ・い日向臭い】 〔形〕[文]ひなたくさ・し(ク) ①日光にさらされたようなにおいがする。 ②田舎いなかじみている。仁勢物語「歌さへぞ―・かりける」 ⇒ひ‐なた【日向】 ひな‐だち雛裁ち】 背縫いのない幼児の着物の裁ち方。また、その着物。

広辞苑 ページ 16645 での○人を以て言を廃せず単語。