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拍子】ヒヤウ‥🔗⭐🔉
拍子】ヒヤウ‥
①〔音〕
㋐西洋音楽で、一定の数の拍はくがひとまとまりになって周期的に反復され、リズムの基礎をなすもの。拍の数により2拍子・3拍子などという。なお、拍子をもたないリズムも多い。
㋑日本音楽で、雅楽の延のべ拍子・早はや拍子、能の八拍子やつびょうしなど、種目独自の名があり、多くの場合、拍子とリズムを意味するため、㋐より広義に用いられる。間拍子まびょうし。
㋒雅楽で、楽句を数える単位となる太鼓の強打音を指す。
㋓能などで、伴奏楽器を指す。
㋔催馬楽さいばらなどで用いる笏しゃく拍子および、それを打つ人。
㋕手拍子・足拍子の略。「―をとる」「―を踏む」
②ぐあい。調子。浄瑠璃、堀川波鼓「ええ、―に乗つたる先を折る」
③(多く助詞ニを伴って)ちょうどその時。はずみ。とたん。誹風柳多留拾遺2「雷の落ちる―に後家も落ち」。「ころんだ―に」
⇒ひょうし‐おうぎ【拍子扇】
⇒ひょうし‐ぎ【拍子木】
⇒ひょうし‐きき【拍子利き】
⇒ひょうし‐きごう【拍子記号】
⇒ひょうし‐ごと【拍子事】
⇒ひょうし‐ぬけ【拍子抜け】
⇒ひょうし‐ばん【拍子盤】
⇒ひょうし‐まい【拍子舞】
⇒ひょうし‐まく【拍子幕】
⇒ひょうし‐もの【拍子物】
⇒拍子に掛かる
ひょう‐し【
広辞苑 ページ 16764 での【拍子】】単語。