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ま・つ【待つ・俟つ】🔗⭐🔉
ま・つ【待つ・俟つ】
〔他五〕
①来るはずの人や物事を迎えようとして時をすごす。古事記中「鴫羂しぎわな張る、我が―・つや鴫はさやらず」。万葉集19「吾がここだ―・てど来鳴かぬほととぎす」。天草本平家物語「いまひとたび都のおとづれをも―・てかし」。「春を―・つ」「できるまで―・つ」「説明を―・たずして明らかだ」「相手の出方を―・つ」
②用意して迎える。もてなしをする。万葉集17「玉づさの使の来ればうれしみとあが―・ち問ふに」
③のけておいて、後の用に供する。字鏡集「需、マツ」
④(多く「俟つ」と書く)頼りとする。期待する。よる。「君に―・つところ大なり」「今後の研究に―・つ」
⇒待ちに待った
⇒待つうちが花
⇒待てば海路の日和あり
広辞苑 ページ 18534 での【待つ】単語。