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○槍玉に挙げるやりだまにあげる🔗⭐🔉
○槍玉に挙げるやりだまにあげる
①槍先で突きあげる。
②多くの中から選び出して攻撃・非難の目標とする。
⇒やり‐だま【槍玉】
やり‐ちが・う【遣り違う】‥チガフ
[一]〔自五〕
すれちがう。
[二]〔他下二〕
⇒やりちがえる(下一)
やり‐ちが・える【遣り違える】‥チガヘル
〔他下一〕[文]やりちが・ふ(下二)
①やりまちがえる。しあやまる。
②交差させる。また、すれ違わせる。
やりつ【耶律】
契丹きったん族の姓の一つ。
⇒やりつ‐あぼき【耶律阿保機】
⇒やりつ‐そざい【耶律楚材】
⇒やりつ‐たいせき【耶律大石】
やりつ‐あぼき【耶律阿保機】
遼(契丹)の太祖。汗位につき、契丹の八部を統一、東西の諸部族を従え、大聖大明天皇帝を称し、中国本土に侵入。また、渤海国を滅ぼす。漢人を登用し、国力をたくわえた。(在位916〜926)(872〜926)
⇒やりつ【耶律】
やり‐つ・ける【遣り付ける】
〔他下一〕[文]やりつ・く(下二)
①しつける。しなれる。
②人を屈服させる。やりこめる。やっつける。
③「する」「飲む」「食う」を勢いよくいう語。花暦八笑人「もう二三杯―・けようか」
やりつ‐そざい【耶律楚材】
モンゴル帝国の政治家。遼の王族の出身。名は晋卿。初め金に仕えたが、1215年ジンギス汗に降り、その西域遠征に従軍。オゴタイ汗の即位に功あり。学問にすぐれ、天文・地理・医学にも通じた。(1190〜1244)
⇒やりつ【耶律】
やりつ‐たいせき【耶律大石】
カラキタイの建国者。遼の王族の出身。遼の末期に西征して1132年カラハン朝に代わって東トルキスタンを支配、ベラサグンを都とする。次いで西トルキスタンにも勢力を拡張。(1087〜1143)
⇒やりつ【耶律】
やりっ‐ぱなし【遣りっ放し】
(ヤリハナシの促音化)物事をしたまま、または途中で後始末をせずに置くこと。放置すること。なげやり。「仕事を―にする」
やり‐て【遣り手】
①物事をする人。「―のない仕事」
②物を与える人。↔もらい手。
③腕まえのある人。敏腕家。「彼はなかなかの―らしい」
④牛を使う人。牛車ぎっしゃを動かす人。源平盛衰記33「牛飼は平家内大臣の童を取りて使ひければ高名の―なり」
⑤妓楼で遊女を取り締まり、万事を切り回す女。花車かしゃ。香車きょうしゃ。好色一代男6「―が欲ばかりの算用もきかず」
⑥舟をつなぐ綱。もやいづな。
⑦(→)「やりてむすび」の略。
⇒やりて‐ばば【遣手婆】
⇒やりて‐むすび【遣手結び】
やり‐て【槍手】
槍で突かれたきず。やりきず。
やりて‐ばば【遣手婆】
(→)「やりて」5に同じ。誹風柳多留7「―おんなじやうにつまを取」
⇒やり‐て【遣り手】
やりて‐むすび【遣手結び】
女の髪の結い方。髪を櫛くしに巻きつけて糸巻の形に似せたもので、糸巻ともいう。多く舞子や遊芸の師匠などの間で江戸末期から流行。やりて。
⇒やり‐て【遣り手】
やり‐ど【遣戸】
(→)引戸ひきどに同じ。枕草子28「―を荒くたてあくるもいとあやし」
⇒やりど‐ぐち【遣戸口】
やり‐とお・す【遣り通す】‥トホス
〔他五〕
最後までやる。やりとげる。しおおす。
やり‐どき【遣り時】
①遣るべき時。やるによい時。
②嫁にやるべき時期。好色一代女4「その妹も―になり…その弟に呼び時になり」↔呼び時
やりど‐ぐち【遣戸口】
遣戸の戸口。遣戸のある出入口。
⇒やり‐ど【遣戸】
やり‐と・げる【遣り遂げる】
〔他下一〕[文]やりと・ぐ(下二)
終りまでする。完全にやる。やりぬく。しおおす。「むずかしい仕事を―・げる」
やり‐どこ【槍床】
(→)槍衾やりぶすまに同じ。
やり‐どめ【槍止め】
槍でつきとめること。
やり‐とり【遣り取り】
①物をとりかわすこと。交換。贈答。
②杯をとりかわすこと。献酬。
③言葉をとりかわすこと。台詞せりふの受け答え。口論をまじえること。「手紙で―する」「激しく―する」
④(大工の語)鋸のこぎりの異名。
やり‐なおし【遣り直し】‥ナホシ
やりなおすこと。しなおし。「―がきかない」
やり‐なお・す【遣り直す】‥ナホス
〔他五〕
しなおす。改めてする。改めてして正しくする。
やり‐なげ【槍投】
陸上競技のフィールド競技の一つ。助走して規定の踏切線の後方から槍を投げ、その到達距離を競うもの。
やり‐なわ【遣り縄】‥ナハ
犬や牛馬などを引きあやつる縄。〈日葡辞書〉
やり‐にく・い【遣り難い】
〔形〕
ことを行うのがむずかしい。やりづらい。「親が相手では―・い」
やり‐ぬ・く【遣り抜く】
〔他五〕
物事を終りまでする。やりとげる。やり通す。「最後まで―・く覚悟」
やり‐の・ける【遣り退ける】
〔他下一〕[文]やりの・く(下二)
①車などを進ませてそこを退かせる。
②巧みにしとげる。やってのける。
やりのごんざかさねかたびら【鑓の権三重帷子】
浄瑠璃。近松門左衛門作の世話物。1717年(享保2)初演。同年に大坂高麗橋で起こった妻敵討めがたきうちを、当時流行の「鑓の権三」の唄に仮託し、笹野権三と茶道の師浅香市之進の妻おさいとの密通事件として脚色。
→文献資料[鑓の権三重帷子]
やり‐は【遣り端】
物事を取り扱うやり方。また、やるべき機会。〈日葡辞書〉
やり‐ば【遣羽】
四立羽よたてばの矢羽やばねのうち、2枚の大羽の称。上下に小羽こばを添える。
やり‐ば【遣り場】
やるべき所。持って行く所。「目の―に困る」
やり‐ば【槍場】
槍を合わせて戦う所。戦場。〈日葡辞書〉
やり‐はご【遣羽子】
二人以上で一つの羽子をついてやりとりすること。おいばね。遣羽根。
やり‐ばしご【槍梯子】
忍びの道具で、石垣いしがき・屋根へかけて乗りこえるためのもの。たたみばしごの類。
やり‐はなし【遣り放し】
(→)「やりっぱなし」に同じ。
やり‐ばね【遣羽根】
(→)「やりはご」に同じ。〈[季]新年〉
広辞苑 ページ 19919 での【○槍玉に挙げる】単語。