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○湯の辞儀は水になるゆのじぎはみずになる🔗⭐🔉
○湯の辞儀は水になるゆのじぎはみずになる
入浴を遠慮して譲り合えば、その間に折角沸かした湯が水となる。遠慮深いのも時と場合によるというたとえ。
⇒ゆ【湯】
ゆ‐の‐は【柚の葉】
①鏃やじりの一種。柚ゆずの葉の形のもの。
②染色の名。(→)柚葉色ゆばいろのこと。
ゆ‐の‐はな【湯の華・湯の花】
①鉱泉中に生じる沈殿物。石灰泉からは石灰華、珪酸泉からは珪華、鉄質泉からは褐鉄鉱、硫黄泉からは硫黄を沈殿する。ゆばな。温泉華。
②(→)湯垢ゆあか1に同じ。
ゆのはま【湯野浜】
山形県北西部、鶴岡市にあり、日本海に臨む温泉地。泉質は塩化物泉。
ゆ‐のみ【湯呑み・湯飲み】
湯呑み茶碗の略。
⇒ゆのみ‐ぢゃわん【湯呑み茶碗】
ゆのみ‐ぢゃわん【湯呑み茶碗】
湯茶を飲むのに用いる小形の茶碗。
⇒ゆ‐のみ【湯呑み・湯飲み】
ゆのみね‐おんせん【湯の峰温泉】‥ヲン‥
和歌山県田辺市本宮町にある温泉。重曹を含んだ硫黄泉。古くから熊野詣での湯垢離場ゆごりばとして知られる。
湯ノ峰温泉
撮影:的場 啓
ゆのやま‐おんせん【湯の山温泉】‥ヲン‥
三重県北部、三重郡菰野こもの町にある温泉。泉質は放射能泉。鹿ノ湯しかのゆ。
湯の山温泉
撮影:的場 啓
ゆ‐ば【弓場】
(→)弓庭ゆにわに同じ。〈日葡辞書〉
ゆ‐ば【湯場】
湯のある所。温泉地。
ゆ‐ば【湯葉・湯波・油皮・豆腐皮】
豆乳を静かに煮立て、上面に生じた薄皮をすくい上げて製した、蛋白質に富む食品。生なま湯葉と干ほし湯葉とがある。古くから京都および日光産が有名。うば。
ゆば‐いろ【柚葉色】
染色の名。深緑色、また、緑色に黒みを帯びたもの。
ゆ‐はく【
迫】
土地が肥えていることと痩せていること。肥沃の地と痩せた地。〈運歩色葉集〉
ゆ‐ばく【油幕】
雨露をしのぐため油をひいた天幕。ゆまく。太平記20「官軍雨露に濡るる時は大将―を張らず」
ゆ‐はじめ【湯始め】
(東海地方で)生児に3日目に湯をあびさせること。湯初ゆぞめ。
ゆ‐ばしり【湯走り】
①金属が熔けて流動すること。日葡辞書「ユバシリセネバイ(鋳)ラレヌ」
②刀の沸にえが多く凝って斑点となっているもの。〈日葡辞書〉
ゆ‐はず【弓弭・弓彇】
弓の両端の弓弦をかけるところ。上端のを末弭うらはず、下端のを本弭もとはずという。ゆみはず。万葉集16「わが爪は御弓の―」→弓(図)。
⇒ゆはず‐だか【弓弭高】
⇒ゆはず‐の‐みつぎ【弓弭の調】
ゆはず‐だか【弓弭高】
弓などを高く振り立てること。
⇒ゆ‐はず【弓弭・弓彇】
ゆはず‐の‐みつぎ【弓弭の調】
大和政権時代の伝説上の男子人頭税。弓矢で獲た鳥獣などが主な貢納物だったからいう。↔手末たなすえの調
⇒ゆ‐はず【弓弭・弓彇】
ゆ‐はた【纈・結繒】
(ユヒハタ(結機)の約)くくりぞめ。しぼりぞめ。天智紀「―十九匹」
⇒ゆはた‐がわ【纈革】
ゆはだ‐おび【斎肌帯】
岩田いわた帯のこと。
ゆはた‐がわ【纈革】‥ガハ
纈ゆはたに染めた革。
⇒ゆ‐はた【纈・結繒】
ゆ‐はつ【油鉢】
①油を入れた鉢。
②〔仏〕(油鉢をささげて一滴もこぼさずに行くのがむずかしいことから)正念しょうねんの持し難いことをたとえていう語。
ゆば‐どの【弓場殿】
古代、宮中で弓場のある殿舎。校書殿きょうしょでんの東廂ひがしびさしの北端にあった。武徳殿を指すこともあった。射場殿いばどの。ゆみばどの。→弓庭ゆにわ
ゆ‐ばな【湯花】
①(→)「ゆのはな」1に同じ。
②(→)「ゆだま」に同じ。
ゆば‐はじめ【弓場始】
①平安・鎌倉時代、陰暦10月5日に天皇が弓場殿ゆばどのに臨御して公卿以下殿上人てんじょうびとの賭弓のりゆみを観覧する儀式。射場始いばはじめ。
②武家で、年初(正月中旬)または弓場の新造などの時、初めて矢を射る儀式。的始まとはじめ。弓始。弓矢始。
ゆ‐はら【弓腹】
弓の内側。古事記上「稜威いつの竹鞆たかともを取り佩おばして―振り立てて」
ゆ‐ばら【湯腹】
湯をいっぱい飲んだ時の腹ぐあい。
⇒湯腹も一時
ゆばら‐おんせん【湯原温泉】‥ヲン‥
岡山県北部、真庭市にある温泉。泉質は単純温泉。
ゆはら‐の‐おおきみ【湯原王】‥オホキミ
奈良前期の万葉歌人。志貴皇子しきのみこの子。作は19首。清明で巧緻な作が多い。



広辞苑 ページ 20103 での【○湯の辞儀は水になる】単語。