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○音頭を取るおんどをとる🔗⭐🔉
○音頭を取るおんどをとる
①先に立って調子を示す。
②首唱者となる。
⇒おん‐ど【音頭】
おんな【女】ヲンナ
(ヲミナの音便)
①人間の性別の一つで、子を産み得る器官をそなえている方。女子。女性。婦人。土佐日記「男もすなる日記といふものを―もしてみむとて」。「―親」
②成年女子。成熟して性的特徴があらわれた女性。源氏物語玉鬘「―になるまで過ぎにけるを」
③天性やさしいとか、感情が豊かだとかいう通有性に着目していう場合の、女性。「―ならでは夜の明けぬ国」
④妻。狂言、因幡堂「それがしの―は大酒飲ゆゑ」
⑤情婦。「―をこしらえる」
⑥めかけ。「―を囲う」
⑦売春婦。女郎。「―を買う」
⑧召使である女子。はしため。下女。女中。尾崎紅葉、不言不語「四十歳余の老婢おんな出でゝ取次ぐ」
⑨容貌。女ぶり。「いい―だねえ」「―があがる」
⑩(多く接頭語的に)か弱い・やさしいなど、女性の通有性と同類の特性。「―坂」
⇒おんな‐あそび【女遊び】
⇒おんな‐あるじ【女主】
⇒おんな‐いちのみや【女一の宮】
⇒おんな‐うん【女運】
⇒おんな‐え【女絵】
⇒おんな‐おうぎ【女扇】
⇒おんな‐おび【女帯】
⇒おんな‐おや【女親】
⇒おんな‐がかり【女懸り】
⇒おんな‐がく【女楽】
⇒おんな‐がた【女方】
⇒おんな‐がた【女形・女方】
⇒おんな‐がな【女仮名】
⇒おんな‐かぶき【女歌舞伎】
⇒おんな‐かみゆい【女髪結】
⇒おんな‐がら【女柄】
⇒おんな‐ぎ【女気】
⇒おんな‐ぎだゆう【女義太夫】
⇒おんな‐ぎみ【女君】
⇒おんな‐ぎらい【女嫌い】
⇒おんな‐きんだち【女君達】
⇒おんな‐くい【女喰い】
⇒おんな‐ぐさ【女草】
⇒おんな‐くじ【女公事】
⇒おんな‐ぐせ【女癖】
⇒おんな‐ぐるい【女狂い】
⇒おんな‐ぐるま【女車】
⇒おんな‐け【女気】
⇒おんな‐げいしゃ【女芸者】
⇒おんな‐けんげき【女剣劇】
⇒おんな‐ご【女子】
⇒おんな‐こうぶり【女冠】
⇒おんな‐ごこち【女心地】
⇒おんな‐ごころ【女心】
⇒おんな‐こしゅ【女戸主】
⇒おんな‐ごと【女言】
⇒おんな‐こども【女子供】
⇒おんな‐ごろし【女殺し】
⇒おんな‐ざ【女座】
⇒おんな‐ざか【女坂】
⇒おんな‐ざかり【女盛り】
⇒おんな‐ざむらい【女侍】
⇒おんな‐さんのみや【女三の宮】
⇒おんな‐ざんまい【女三昧】
⇒おんな‐ししょ【女四書】
⇒おんな‐ししょう【女師匠】
⇒おんな‐しばい【女芝居】
⇒おんな‐じょい【女叙位】
⇒おんな‐しょうがつ【女正月】
⇒おんな‐じょうるり【女浄瑠璃】
⇒おんな‐じょたい【女所帯】
⇒おんな‐すがた【女姿】
⇒おんな‐ずき【女好き】
⇒おんな‐ずもう【女相撲】
⇒おんな‐せつぶん【女節分】
⇒おんな‐たいこ【女太鼓】
⇒おんな‐だて【女達・女伊達】
⇒おんなだてら‐に【女だてらに】
⇒おんな‐だゆう【女太夫】
⇒おんな‐たらし【女誑し】
⇒おんな‐づかい【女使】
⇒おんな‐っ‐ぷり【女っ振り】
⇒おんな‐つき【女付き】
⇒おんな‐で【女手】
⇒おんな‐ていきん【女庭訓】
⇒おんな‐でいり【女出入】
⇒おんな‐てがた【女手形】
⇒おんな‐でら【女寺】
⇒おんな‐でんか【女天下】
⇒おんな‐とうか【女踏歌】
⇒おんな‐とうぐう【女東宮】
⇒おんな‐どうらく【女道楽】
⇒おんな‐どころ【女所】
⇒おんな‐どち【女どち】
⇒おんな‐ども【女共】
⇒おんな‐にのみや【女二の宮】
⇒おんな‐の‐いえ【女の家】
⇒おんな‐のう【女能】
⇒おんな‐の‐こ【女の子】
⇒おんな‐の‐すじ【女の筋】
⇒おんな‐の‐せっく【女の節句】
⇒おんな‐の‐たましい【女の魂】
⇒おんな‐の‐みち【女の道】
⇒おんな‐のりもの【女乗物】
⇒おんな‐ばかま【女袴】
⇒おんな‐ばら【女腹】
⇒おんな‐ばら【女儕】
⇒おんな‐ひざ【女膝】
⇒おんな‐ひでり【女旱】
⇒おんな‐ぶみ【女文】
⇒おんな‐ぶり【女振り】
⇒おんな‐べや【女部屋】
⇒おんな‐へん【女偏】
⇒おんな‐まい【女舞】
⇒おんな‐まつ【女松】
⇒おんな‐みこ【女神子・女巫】
⇒おんな‐みこ【女御子】
⇒おんな‐みや【女宮】
⇒おんな‐みょうが【女冥加】
⇒おんな‐みょうり【女冥利】
⇒おんな‐むき【女向き】
⇒おんな‐むすび【女結び】
⇒おんな‐め【妾】
⇒おんな‐もじ【女文字】
⇒おんな‐もち【女持ち】
⇒おんな‐もの【女物】
⇒おんな‐ものぐるい【女物狂い】
⇒おんな‐やく【女役】
⇒おんな‐やくしゃ【女役者】
⇒おんな‐やま【女山】
⇒おんな‐やまだち【女山賊】
⇒おんな‐やもめ【女寡】
⇒おんな‐ゆ【女湯】
⇒おんな‐れいしゃ【女礼者】
⇒おんな‐ろう【女牢】
⇒おんな‐ろくしゃく【女六尺・女陸尺】
⇒おんな‐わざ【女業】
⇒おんな‐わらべ【女童】
⇒おんな‐わらわ【女童】
⇒おんな‐わらわべ【女童】
⇒女心と秋の空
⇒女賢しうて牛売り損なう
⇒女三人寄れば姦しい
⇒女になる
⇒女の足駄にて造れる笛には秋の鹿寄る
⇒女の一念岩をも通す
⇒女の髪の毛には大象も繋がる
⇒女の腐ったよう
⇒女の知恵は後へ回る
⇒女は氏無うて玉の輿
⇒女は門開き
⇒女は三界に家無し
⇒女は化け物
⇒女寡に花が咲く
⇒女をこしらえる
⇒女を知る
おんな【嫗】
(オミナの音便)老女。うば。おうな。
おんな‐あそび【女遊び】ヲンナ‥
不特定の女性との情事にふけること。女道楽。「―が過ぎる」
⇒おんな【女】
おんな‐あるじ【女主】ヲンナ‥
女で一家の主人であるもの。↔男主。
⇒おんな【女】
おん‐ない【恩愛】‥アイ
⇒おんあい
おんな‐いちのみや【女一の宮】ヲンナ‥
第1皇女。源氏物語花宴「寝殿に―、女三の宮のおはします」↔いちのみこ。
⇒おんな【女】
おんないまがわ【女今川】ヲンナ‥ガハ
今川状に擬し、女の訓戒となることを漢字交り仮名文で記した往来物。沢田きち著。1700年(元禄13)刊。女子の習字用として盛んに用いられた。
おんな‐うん【女運】ヲンナ‥
男の、連れ添う女とのめぐり合わせ。↔男運。
⇒おんな【女】
おんな‐え【女絵】ヲンナヱ
①平安時代の絵画用語。後宮を中心とする貴族の女性たちの愛好した物語絵・絵物語など、情趣に富んだ独得の画態・技法を指し、源氏物語絵巻に見るような濃彩の作り絵で、引目鉤鼻ひきめかぎはなの象徴的な人物表現などを特色としていたと考えられる。蜻蛉日記下「―をかしくかきたりける」。源氏物語総角「をかしげなる―どもの」↔男絵。
②女の姿を描いた絵。美人画。
⇒おんな【女】
おんな‐おうぎ【女扇】ヲンナアフギ
女持ちの小形の扇。
⇒おんな【女】
おんな‐おび【女帯】ヲンナ‥
女のしめる帯。
⇒おんな【女】
おんな‐おや【女親】ヲンナ‥
母親。母。↔男親。
⇒おんな【女】
おんな‐がかり【女懸り】ヲンナ‥
女の風姿。風姿花伝「およそ―、若きしての嗜みに似合ふ事なり」
⇒おんな【女】
おんな‐がく【女楽】ヲンナ‥
女の奏する音楽。
⇒おんな【女】
おんな‐がた【女方】ヲンナ‥
①女の方。女のがわ。源氏物語総角「―は年頃の御本意なれば」↔男方。
②女の尊敬語。源氏物語賢木「―も心あわただしけれど」
③妻の縁戚。落窪物語4「めでたき―なりと思ひて」
④(→)女形おんながたに同じ。
⇒おんな【女】
おんな‐がた【女形・女方】ヲンナ‥
演劇で、女役に扮する男の役者。また、その役柄。おやま。おんなやく。↔男形。
⇒おんな【女】
おんな‐がな【女仮名】ヲンナ‥
ひらがな。↔男仮名。
⇒おんな【女】
おんな‐かぶき【女歌舞伎】ヲンナ‥
江戸幕府成立前後に流行した、歌踊を主とする演劇。阿国おくに歌舞伎などに始まり、多く遊女が出演し、風紀をみだすとして1629年(寛永6)禁止された。
⇒おんな【女】
おんな‐かみゆい【女髪結】ヲンナ‥ユヒ
女の髪を結うことを職業とした女。近世、大坂や江戸に出現。
⇒おんな【女】
おんな‐がら【女柄】ヲンナ‥
女が着るのに適する布地のがら。女向きの模様。
⇒おんな【女】
おんな‐ぎ【女気】ヲンナ‥
女のしとやかな気質。おなごぎ。おんなごころ。↔男気。
⇒おんな【女】
おんな‐ぎだゆう【女義太夫】ヲンナ‥ダイフ
女の語る義太夫節。また、女の義太夫語り。江戸末から明治・大正期に、若い男たちにもてはやされた。
⇒おんな【女】
おんな‐ぎみ【女君】ヲンナ‥
①貴族の姫君。源氏物語橋姫「―のいとうつくしげなる生れ給へり」
②貴族の妻の尊敬語。落窪物語2「男君も―も御心のどやかに」↔男君。
⇒おんな【女】
おんな‐ぎらい【女嫌い】ヲンナギラヒ
男が女を好かないこと。また、そういう男。
⇒おんな【女】
おんな‐きんだち【女君達】ヲンナ‥
貴族の姫君たち。宇津保物語嵯峨院「―いと清げにて」↔男公達。
⇒おんな【女】
おんな‐くい【女喰い】ヲンナクヒ
男が多くの女をもてあそぶこと。また、その男。
⇒おんな【女】
おんな‐ぐさ【女草】ヲンナ‥
〔植〕センキュウ(川芎)の異称。〈[季]秋〉
⇒おんな【女】
おんな‐くじ【女公事】ヲンナ‥
女の起こした訴訟。女に関する訴訟。↔男公事。
⇒おんな【女】
おんな‐ぐせ【女癖】ヲンナ‥
男が、女とのつきあいに示す性癖。よくないことにいう。「―が悪い」
⇒おんな【女】
おんな‐ぐるい【女狂い】ヲンナグルヒ
男が女色におぼれること。また、その男。
⇒おんな【女】
おんな‐ぐるま【女車】ヲンナ‥
女房などの乗る牛車ぎっしゃ。
⇒おんな【女】
おんな‐け【女気】ヲンナ‥
女の(いる)けはい。女らしさ。「男ばかりで―がない」
⇒おんな【女】
おんな‐げいしゃ【女芸者】ヲンナ‥
女の芸者。芸妓。
⇒おんな【女】
おんなけいず【婦系図】ヲンナ‥ヅ
①小説。泉鏡花作。1907年(明治40)「やまと新聞」に連載。早瀬主税ちからと芸者お蔦つたとの悲恋を軸に、主税が虚栄や体面に生きる河野一家を破滅させるに至る経緯を通して、当時の結婚制度下の哀しい女の図を描く。
②1の劇化作品。柳川春葉脚色。新派劇の代表作。1908年(明治41)東京新富座で初演。原作にはない「湯島の境内」の場が加えられる。
おんな‐けんげき【女剣劇】ヲンナ‥
女性が主演する剣劇。昭和初年、大江美智子・不二洋子らに始まる。
⇒おんな【女】
おんな‐ご【女子】ヲンナ‥
①むすめ。女児。
②女。婦人。
⇒おんな【女】
おんな‐こうぶり【女冠】ヲンナカウブリ
女の位階。女官の叙位。宇津保物語蔵開下「―一階超えて内侍のかみ三位の加階し給ふ」↔男冠おとここうぶり。
⇒おんな【女】
おんな‐ごこち【女心地】ヲンナ‥
女らしい心。女の気持。
⇒おんな【女】
おんな‐ごころ【女心】ヲンナ‥
①女性に特有の心情。
②女性が男性を思う心。島崎藤村、若菜集「―をたとふれば、かぜにふかるゝくさなれや」
③男性が女性にひかれる心。十訓抄「仁俊は―あるものの空聖そらひじりだつ」
⇒おんな【女】
広辞苑 ページ 3135 での【○音頭を取る】単語。