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○垣を作るかきをつくる🔗⭐🔉
○垣を作るかきをつくる
他人との間に隔てをおく。
⇒かき【垣・牆】
か‐きん【家訓】
家の教訓。一家の者が従うべき訓戒。かくん。〈伊呂波字類抄〉
か‐きん【家禽】
家で飼う鳥の総称。特に、肉・卵をとる目的で飼うもの。ニワトリ・アヒルなど。↔野禽
か‐きん【過勤】クワ‥
超過勤務の略。超勤。「―手当」
か‐きん【瑕瑾】
(「瑕」は玉のきず、「瑾」は美玉)
①きず。
②短所。欠点。徒然草「天下の物の上手といへども…無下の―もありき」
③恥。恥辱。義経記6「仕損じては一門の―になるべく候間」
か‐きん【課金】クワ‥
料金を負わせること。また、その金。
かく【各】
おのおの。それぞれ。「―団体」
かく【角】
①つので作った笛。中国から伝来し、もっぱら軍中で奏したもの。
②1点に発する二つの半直線のなす図形。
③活字1字分の大きさ。「半―文字」
④日本・中国の音楽で、五声の第3音。
⑤二十八宿の一つ。すぼし。
⑥角力すもうの略。「―界」
⑦将棋の駒の一つ。角行。
⑧角形を用いた紋所の名。
⑨中国古銅器の一つ。酒器。
⑩中国の貨幣の単位。元げんの10分の1。
⑪額銀がくぎんの異称。
⑫(→)鉸具かこ2に同じ。
⇒角を入る
かく【画】クワク
①漢字を構成する各線で、一筆に書かれるもの。字画。
②(「劃」の通用字)かぎること。くぎること。くぎり。
③易えきの卦をあらわす算木の横段のしるし。▬(陽)と╍(陰)との称。
→が(画)
かく【客】
⇒きゃく(客)
かく【革】
中国の楽器の分類、八音はちおんの一つ。中国では振動膜は元来すべて皮革製であることから、鼓の類(膜鳴楽器)のすべてがこれに含まれる。
かく【格】
(呉音はキャク、慣用音はコウ)
①㋐のり。きまり。法則。規則。やり方。三冊子「四文字四文字に書く、大かたの―也」。東海道中膝栗毛5「江戸の―にて杯をさしたるおやまを」
㋑⇒きゃく(格)。
②身分。位。等級。「―が高い」「―づけ」
③木を四角に組んだもの。組みあわせ。
④〔言〕(case)名詞や代名詞の文中における文法的・機能的働き。また、それを表す言語形式。主格・対格(目的格)・与格(間接目的格)・属格(所有格)などがある。語形変化や助詞などの語によって示される。
⑤〔論〕三段論法を構成する大・小前提と結論の主語・述語の組み合せに基づく三段論法の分類。形式的には第1格から第4格まである。↔式
かく【核】
①果実の内果皮が硬化して、内部の種子を保護するもの。さね。モモの種子の類。
②一般に物や現象の中心となるもの。「チームの―となる」
③〔生〕細胞核のこと。真核生物の細胞の中にある球形の小体。核膜に包まれ、内部に遺伝情報を担うDNAを含む。一般には各細胞に1個。1ないし数個の核小体を有する。→細胞(図)。
④㋐原子核の略。
㋑核兵器の略。「―の持ちこみ」
⑤〔地〕地球の中心核。深さ2900キロメートル以深から中心まで。外核と内核に分ける。コア。
かく【郭・廓】クワク
①中国で、町の外まわりを囲んだ土壁。転じて、ものの外まわり。
②くるわ。「遊―」
かく【覚】
①感ずること。おぼえること。「視聴―」
②〔仏〕悟り。悟りの智慧。覚悟。
かく【隔】
「一つおきの」の意。「―シーズン」
かく【膈】
胸と脾ひばらとの間。「―のやまい」
かく【閣】
①たかどの。立派な御殿。
②内閣の略。
かく【確】
たしかなこと。「―たる証拠」
か‐く【下矩】
「矩く3」参照。
か‐く【佳句】
よい句。美しく言いあらわした文句。
か・く
〔他四〕
給金・利子などを払う。西鶴織留5「こつちから賃―・きて奉公いたすになりぬ」→利をかく(「利」成句)
か・く【欠く・闕く】
[一]〔他五〕
①一部分をこわす。損じる。大唐西域記長寛点「齓カイたまへる歯有り」。「茶碗を―・く」
②あるべき物を持たない。西大寺本最勝王経平安初期点「日と月と星宿と常の度において虧カクこと無けむ」。徒然草「此のほど百日の鯉をきり侍るを今日―・き侍るべきにあらず」。「―・くことのできない人」「誠意を―・く」「注意を―・く」「決め手を―・く」
[二]〔自下二〕
⇒かける(下一)
か・く【書く】
〔他五〕
(「掻く」と同源。先のとがったもので物の面をひっかく意が原義)
①(「描く」「画く」とも書く)筆などで、線をひく。また、絵や図をえがく。古事記中「眉まよがき、此こに―・き垂れ」。古今和歌集序「絵に―・ける女おうなを見て」。「設計図を―・く」
②文字をしるす。宇津保物語国譲上「青き色紙に―・きて松に付けたるは、草そうにて夏の字」。「筆で―・く」
③文に作る。著作する。源氏物語帚木「文を―・けど、おほどかにことえりをし」。「小説を―・く」「本を―・く」
か・く【掛く・懸く】
〔他下二〕
⇒かける(下一)
か・く【掻く】
〔他五〕
➊爪またはそれに形の似た道具類で物の面をこする。
①爪を立ててこする。万葉集4「暇いとまなく人の眉根をいたづらに―・かしめつつも逢はぬ妹かも」。日本霊異記下「その犬嘷吠ほえ抓かきて」。「背中を―・く」
②田を耕す。鋤すきかえす。万葉集14「金門かなと田を新あら―・きまゆみ」
③熊手くまでなどでかきよせる。今昔物語集29「蜂の死なむずるを哀れんで木を以て―・き落しければ」。曠野「落葉―・く身は奴つぶねともならばやな」(越人)
④くしけずる。髪を梳すく。万葉集18「ぬば玉のよどこかたさり朝寝髪―・きもけづらず」
⑤琴の弦をなでるようにして弾じる。古事記下「枯野を塩に焼き其しが余り琴につくり―・きひくや」。「琴を―・きならす」
⑥刀などで手前の方へ引き切る。古事記下「山のみ尾の竹を―・き刈り」。平家物語9「とつて押へて頸を―・かんとする処に」
⑦道具を動かして物の面を削る。大鏡時平「工ども裏板どもをいとうるはしく鉋かな―・きて」。「氷を―・く」
⑧もうけなどを取り込む。浄瑠璃、冥途飛脚「高駄賃―・くからは大事の家職」
➋手その他のもので物をおしのける。
①水をおしのける。万葉集8「朝なぎにい―・きわたり夕しほにい漕ぎ渡り」。「足で水を―・く」
②はらいのける。とりのぞく。おしやる。万葉集2「天雲のやへ―・きわけて神かむ下り」。玉葉集秋「ころもうし初かりがねの玉づさに―・きあへぬものは涙なりけり」。「屋根の雪を―・く」
③(「裏を―・く」の形で)
㋐刀・矢などでものの裏まで突き通す。平家物語9「鎧よければうら―・かず」
㋑意表をつく。「敵の裏を―・く」
➌手その他の物を、すりまわすようにして動かす。
①手その他のものを動かしまわす。蜻蛉日記中「あなかまあなかまとただ手を―・き」。続後撰和歌集雑「暁の鴫の羽根がき―・きもあへず我が思ふ事の数を知りせば」
②(粉に水や湯を入れ)こするようにしてこねまぜる。「そばがきを―・く」
③さぐり求める。神功紀「是に於て其の屍を探かけども得ず」
④箸はしなどを動かして食物を口の中に押し入れる。かっこむ。源平盛衰記33「無塩の平茸は京都にはきとなき物也、猫殿ただ―・き給へとすすめたり」
⑤しがみつく。古事記下「はしたての倉はし山をさがしみと岩―・きかねて我が手取らすも」
➍⇒かく(繋・構)5・6
か・く【駆く】
〔自下二〕
⇒かける(下一)
か・く【繋く・構く】
〔他五〕
(「懸く」と同源)
①部分部分をつなぎとめて組み立てる。武烈紀「大君の八重の組垣―・かめども」。平家物語8「逆さかもぎ引き高矢倉―・き」
②番つがえる。今昔物語集26「こはいかにと思ひて、二の箭を―・かむとするほどに」
③下帯をしめる。今昔物語集14「裸にして赤きたふさぎを―・きたり」。「褌ふんどしを―・く」
④足を組んですわる。「あぐらを―・く」
⑤(「掻く」と書く)その事を外にあらわす意を示す。平家物語4「われらさへ薄恥を―・く数に入るかな」。平家物語5「船底に高鼾―・いてぞ臥したりける」。「汗を―・く」「べそを―・く」
⑥(「掻く」と書く)「…する」をののしっていう語。片言かたこと2「腕てんがう―・く」。浄瑠璃、女殺油地獄「お慈悲お慈悲と吠えづら―・く」
か・く【舁く】
〔他五〕
(「懸く」と同源)
①物を肩にかけて運ぶ。特に二人以上で肩にかつぐ。平家物語2「輿に―・かれて古郷へぞ帰りける」。「かごを―・く」
②だます。傾城買二筋道「―・かれるやうな科とがはしねえは」
かく【斯く・是く】
〔副〕
こう。このように。この通りに。かように。万葉集17「か行き―行き見つれども」。「―いう私こそ適任だ」「―なる上は」
か‐ぐ【下愚】
[論語陽貨「唯ただ上知と下愚とは移らず」]
①きわめて愚かなこと。また、その人。至愚。↔上知。
②自分の謙称。
か‐ぐ【加供】
仏にそなえものをしたり、僧に布施したりして供養を行うこと。大鏡道長「藤氏の殿原みな―したまふ」
か‐ぐ【家具】
日常の衣食住のための道具類。たんす・机・いすなど。
か・ぐ【嗅ぐ】
〔他五〕
鼻でにおいを感ずる。においを弁別する。古今和歌集夏「五月まつ花橘の香を―・げば昔の人の袖の香ぞする」。「匂いを―・ぐ」
がく【学】
①まなぶこと。「―に志す」
②まなび得たもの。体系化された知識。「―がある」
③教育施設。また、学校の略。
④〔哲〕
㋐(science フランス・ イギリス・Wissenschaft ドイツ)現実の全体あるいはそれの特殊な諸領域または側面に関する体系的認識。哲学および専門諸科学を含む。
㋑学芸。学問・芸術の総称。自由七科等。
→科学
がく【岳・嶽】
①高い山を数える語。
②妻の父母の呼称に用いる語。
がく【鄂】
中国湖北省の別称。鄂州は武昌の古名。
がく【楽】
①音による芸術。音曲を奏すること。「―の音ね」
②雅楽。源氏物語紅葉賀「日影さやかにさしたるに、―の声まさり」。無名抄「―の中に蘇合と云ふ曲あり」
③能・狂言の舞事まいごと。舞楽の感じをあらわす舞で、唐人や異相の老体の神などに用いる。
④歌舞伎囃子・長唄の合方あいかたなどで、雅楽の感じを示す三味線の曲。
⑤民俗芸能。九州地方に分布する太鼓踊り。
→らく(楽)
がく【萼】
花の一番外側にあって花冠(花弁)をかこむ部分。構成単位を萼片といい、多くの場合その数は花弁と同数である。普通緑色の葉状であるが、花冠と同じように大きく美しい色彩・模様を持つものもある。うてな。→花蓋かがい→花(図)
がく【額】
①ひたい。「前額」
②分量。特に、金銭の高。「―が少ない」
③書画を室内もしくは門などに掲げておくもの。「―に入れる」「扁額へんがく」
④着物の裏の一形式。額裏がくうら。
が‐ぐ【画具】グワ‥
絵を描くための用具。
が‐ぐ【臥具】グワ‥
①寝るのに用いる具。寝具。
②〔仏〕袈裟けさの異名。敷具。
かく‐あげ【格上げ】
①人や物の資格・地位を引きあげること。「課を部に―する」
②商品取引所で、受渡品が標準品に比較してその品位が優良であるため、標準品の上に格付けすること。
がく‐あじさい【額紫陽花】‥アヂサヰ
ユキノシタ科の落葉低木。伊豆など暖地の海岸近くの山地に生える。茎は根際から叢生し、高さ約2メートル。葉は長卵形で厚い。7月頃梢上に大形の花序をつけ、中心には小さい碧紫色の花が多数密生し、周囲には大形の装飾花が並び、額縁を思わせる。園芸種のアジサイの母種とされる。
かく‐あみ【角網】
ニシン定置網の一種。大謀網だいぼうあみに類似し、身網の外側に袋網(枠網)がつく。
かく‐あんどん【角行灯】
角形の行灯。四角行灯。
がく‐あんどん【額行灯】
横長の額の形に似た行灯。店先にかけ、また神社・仏閣に供える。額灯籠がくとうろう。
か‐くい【刈杭】‥クヒ
西日本で、木の伐り株をいう。かぶい。〈日葡辞書〉
かく‐い【各位】‥ヰ
皆様がた。皆様。「会員―」
▷多く改まった場や書面で用いる。
かく‐い【客衣】
旅行用の衣類。旅衣たびごろも。
かく‐い【客意】
旅行中の思い。旅情。客情。きゃくい。
かく‐い【隔意】
心がうちとけないこと。へだて心。隔心。「―なく語り合う」
かく・い【角い】
〔形〕
(「角」の形容詞化。明治期から使われた語)四角い。かどばっている。「―・い入れ物」
がく‐い【学位】‥ヰ
一定以上の学術能力があると認定された者に授与される資格。中世ヨーロッパの大学の教授資格(doctor)に由来する。日本では学士・修士・博士の三種から成る。「―を取る」
⇒がくい‐れい【学位令】
⇒がくい‐ろんぶん【学位論文】
かく‐いがく【核医学】
放射性同位元素を利用した医学。体内に投与して、臓器の疾病の治療や、臓器の特異的機能の画像化などを行う。
かく‐いし【角石】
四角に切った石材。
かく‐いしょく【核移植】
ある細胞から核を取り出し、他の細胞に移す操作。多くの場合、受け手となる細胞の核を取り除くか紫外線で不活性化してから行う。個体発生や細胞分化における核の役割等を調べたり、遺伝的に同一な個体を実験的に作り出したりするのに使われる。→クローン
がく‐いた【額板】
①がくの板。
②鎧よろいの籠手こての上部の板金。
がく‐いちぶ【額一分】
慶長金銀の一種。長方形で縁があり、形が額に似た一分金。
かく‐いつ【画一・劃一】クワク‥
一様に整っていること。一様に整えそろえること。「―主義」
⇒かくいつ‐てき【画一的】
かくいつ‐てき【画一的】クワク‥
特色も変化もなく、すべてが一様であるさま。型にはまっているさま。「―な教育」
⇒かく‐いつ【画一・劃一】
かくい‐どり【蚊食鳥】‥クヒ‥
コウモリの別称。〈[季]夏〉
がくい‐れい【学位令】‥ヰ‥
博士号授与に関する勅令。1887年(明治20)公布。1920年(大正9)の改正で授与権が文部大臣から各大学に移管。47年(昭和22)廃止。
⇒がく‐い【学位】
がくい‐ろんぶん【学位論文】‥ヰ‥
学位請求のために提出する論文。修士論文と博士論文がある。
⇒がく‐い【学位】
かく‐いん【各員】‥ヰン
おのおの。(その組織・部署に所属する)ひとりびとり。めいめい。「―いっそう努力せよ」
かく‐いん【客員】‥ヰン
正規の成員以外の人で、特に迎えられて加わったもの。きゃくいん。「―教授」
かく‐いん【閣員】‥ヰン
内閣を組織する各国務大臣。閣僚。
がく‐いん【学院】‥ヰン
学校の異称。ミッション‐スクールや各種学校でいう場合が多い。
がく‐いん【楽員】‥ヰン
楽団に属して演奏をする人。楽団員。
か‐くう【架空】
①空中にかけわたすこと。
②根拠のないこと。事実でないこと。「―名義」
③想像で作ること。また作られたもの。「―の動物」
⇒かくう‐ケーブル【架空ケーブル】
⇒かくう‐さくどう【架空索道】
⇒かくう‐せん【架空線】
⇒かくう‐ちせん【架空地線】
かく・う【囲ふ】カクフ
〔他四〕
(→)「かこう」に同じ。〈倭名類聚鈔10〉
か‐ぐう【仮寓】
かりに住むこと。かり住まい。また、その家。「友人の家に―する」
が‐くう【我空】
〔仏〕人間存在は五蘊ごうんが仮に和合して成るもので、霊魂のような永遠不滅の実体(我)のないこと。生空。人空。↔法空ほっくう
かく‐うえ【格上】‥ウヘ
地位や力量が上であること。↔格下
かくう‐ケーブル【架空ケーブル】
空中に架け渡したケーブル。
⇒か‐くう【架空】
かくう‐さくどう【架空索道】‥ダウ
ロープウェーのこと。
⇒か‐くう【架空】
かくう‐せん【架空線】
支持物によって空中に架設した電線。
⇒か‐くう【架空】
がく‐うち【楽打】
胸につるした太鼓を打ちながら踊る民俗芸能。福岡県の豊前地方や大分県に分布。楽がく。浮立ふりゅう。
がく‐うち【額打】
額を掲げうつこと。平家物語1「延暦、興福両寺の大衆、―論といふことしいだして」
かくう‐ちせん【架空地線】
送電線が雷の直撃を受けないように、電線の上部に架線したアース。
⇒か‐くう【架空】
がく‐うつぎ【額空木】
ユキノシタ科の落葉小低木。高さ1〜1.5メートル。葉は対生し長楕円形で先端は尾状。初夏、散房花序の外周部に白い4萼片の装飾花、中心部に淡黄色で目立たない両性花が集まる。東海地方以西の太平洋岸山地に生える。コンテリギ。
がく‐うら【額裏】
①がくの裏。
②着物の裏の一形式。主に男袷羽織の胴裏・袖裏などに、花鳥・風景・人物などの文様のある緞子どんす・塩瀬・羽二重はぶたえなどの大幅物を用いること。額。
かく‐うん【革運】
陰陽道おんようどうで、戊辰の年をいう。→三革
かく‐うんどうりょう【角運動量】‥リヤウ
〔理〕1定点に関する運動量のモーメント。剛体では、その大きさは回転軸のまわりの慣性モーメントと角速度の積。
⇒かくうんどうりょう‐ほぞん‐そく【角運動量保存則】
かくうんどうりょう‐ほぞん‐そく【角運動量保存則】‥リヤウ‥
孤立系の全角運動量は一定であるという法則。物理学の根本原理の一つ。
⇒かく‐うんどうりょう【角運動量】
かく‐えき【各駅】
それぞれの駅。
⇒かくえき‐ていしゃ【各駅停車】
かく‐えき【赫奕】
ひかりかがやくさま。かくやく。
かくえき‐ていしゃ【各駅停車】
運転区間の各駅に停車する列車。
⇒かく‐えき【各駅】
かく‐エネルギー【核エネルギー】
核分裂や核融合の際、放出されるエネルギー。原子核内の陽子と中性子とを結びつけているエネルギーに由来し、化学反応の際のエネルギーに比べて桁違いに大きい。原子核エネルギー。原子エネルギー。原子力。
かく‐えり【角襟】
(→)方領ほうりょう1に同じ。
かく‐えん【赫焉】
あかあかと照り輝くさま。非常に明るいさま。
がく‐えん【学園】‥ヱン
学校の異称。私立で下級から上級までの幾つかの学校を含む組織をいう場合が多い。
がくえん‐じ【鰐淵寺】‥ヱン‥
島根県出雲市別所町にある天台宗の寺。推古天皇時代に智春が創建したと伝える。平安時代に延暦寺の末寺となる。
かく‐おう【覚王】‥ワウ
(悟りをひらき自由自在であることを、王のそれにたとえていう)仏陀。覚皇。平家物語2「三身円満の―なり」
がくおう‐ぞうきゅう【岳翁蔵丘】‥ヲウザウキウ
室町後期の画家。周文の水墨画風を承うけつぎ発展させた。15世紀末〜16世紀初めに制作。生没年未詳。
かく‐おうだん【核黄疸】‥ワウ‥
新生児期に高度の黄疸がある場合、ビリルビンが大脳基底核などに沈着して神経障害をおこす病症。重病のものは筋肉の強直、痙攣、呼吸麻痺を来して死亡。
かく‐おしき【角折敷】‥ヲ‥
折敷の一つ。四角形の折敷。角かく。
かく‐おち【角落ち】
将棋で上手うわてが角行を外して対局すること。3階級差で行われる。
かく‐おとし【角落し】
水をせき止める施設。両側の柱に縦溝を設け、中に角材あるいは板材を何段も重ね合わせてはめ込んだもの。また、その角材。角落し堰。
かく‐おび【角帯】
男帯の一つ。博多織・小倉織などの長さ1丈5寸、幅6寸の帯地を二つ折にして仕立てたもの。
がく‐おん【学恩】
学問上の教えを受けた恩恵。
がく‐おん【楽音】
①音楽に用いられる音。音楽の素材になる音。
②発音体が規則正しい振動をある時間継続し、そのため確実な音の高さがわかるような音。あるいは振動の変化がゆるやかで波形がほぼ規則的と見なされ得る音。音叉・楽器の出す音の類。↔非楽音
がく‐おん【顎音】
〔言〕(→)硬口蓋音に同じ。
かく‐か【角果】
蒴果さくかの一種。2枚の心皮から成る角状の果実。アブラナ科などの果実にみられ、細長いものを長角果、短いものを短角果という。
かく‐か【格花】‥クワ
立華りっかや生花せいかのこと。格式のある花型をもつ生け花として盛花もりばな・投入れと区別する。かくばな。↔自由花
かく‐か【核果】‥クワ
⇒かっか
かく‐が【鶴駕】
(周の霊王の太子晋が仙人となって白鶴に乗って去ったという「列仙伝」の故事から)
①皇太子の車。
②仙人の乗りもの。
がく‐か【顎下】
⇒がっか
かく‐かい【角界】
角力すもうの社会。かっかい。
かく‐かい【郭隗】クワククワイ
中国、戦国時代の燕の賢人。燕の昭王に仕え、人材登用策を説いた。→隗より始めよ(「隗」成句)
かく‐がい【格外】‥グワイ
①普通からはずれていること。並はずれ。
②格付けの中に入らない劣等品。
かく‐がい【郭外・廓外】クワクグワイ
くるわのそと。かこいのそと。
かく‐がい【閣外】‥グワイ
内閣の閣僚にならず、その外部にあること。「―に去る」
⇒かくがい‐きょうりょく【閣外協力】
がく‐がい【学外】‥グワイ
大学の外部。大学の構成員でないこと。
かくがい‐いでんし【核外遺伝子】‥グワイヰ‥
細胞の核内の遺伝子とは独立に、自律的に増殖して形質発現を支配する遺伝単位。色素体遺伝子・ミトコンドリア遺伝子など。染色体外遺伝子。細胞質遺伝子。プラズマ遺伝子。→細胞質遺伝
かくがい‐きょうりょく【閣外協力】‥グワイケフ‥
入閣はしないが、閣外にあってその内閣に協力すること。
⇒かく‐がい【閣外】
かく‐かがく【核化学】‥クワ‥
(nuclear chemistry)原子核の変化(天然および人工の放射性元素の壊変・核反応・核分裂)、人工放射性元素の化学的性質などを研究対象とする化学の一分野。原子核化学。
かく‐かく【赫赫】
⇒かっかく
かく‐かく【斯く斯く】
内容を省略して引用する語。かようかよう。「―の次第」
⇒かくかく‐しかじか【斯く斯く然然】
がく‐がく
①固定しているはずのものが、ゆるんで動きやすくなっているさま。ぐらぐら。「歯が―になる」
②身体の一部が寒気・恐怖などで小刻みにふるえるさま。「ひざが―する」
がく‐がく【諤諤】
①権勢を恐れず正しいと信ずる議論を述べたてるさま。「侃々かんかん―」
②頑固に喧しくいい立てるさま。浄瑠璃、国性爺後日合戦「―たる愚人の口」
かくかくさん‐ぼうし‐じょうやく【核拡散防止条約】‥クワク‥バウ‥デウ‥
(Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons)核兵器保有国の増加を防止し、保有国が非保有国に核爆発装置や核分裂物質を提供せず、非保有国が取得しないことを目的とする条約。1968年調印、70年発効。日本は70年調印、76年批准。核不拡散条約。略称、NPT
→文献資料[核拡散防止条約]
かくかく‐しかじか【斯く斯く然然】
(同義の「かくかく」と「しかじか」を重ねた語)(→)「かくかく」に同じ。「―の理由で来られないそうだ」
⇒かく‐かく【斯く斯く】
かくか‐しょう【角化症】‥クワシヤウ
皮膚の角質層が異常に増殖して固くなる症状。たこ・いぼ・うおのめなど。
かく‐かぞく【核家族】
(nuclear family)夫婦とその未婚の子女とからなる家族。人類に普遍的であり、あらゆる家族の基礎的単位であるという主張を含んでいる。
かく‐がた【角形】
四角な形。
かく‐がた【核型】
各生物の染色体の数・大きさ・形態を総合した固有の染色体構成。
かく‐がっこ【角括弧】‥グワツ‥
括弧の一つ。[ ]の類。大括弧。ブラケット。
かくか‐の‐とり【覚賀鳥】
「かくか」と鳴く鳥。ミサゴという。景行紀「是の時に―の声聞ゆ」
かく‐がり【角刈り】
周囲を短く、上を平らに刈り、全体を四角に見せるようにした男子の頭髪の刈り方。
かく‐がん【擱岸】
船舶が誤って岸に乗りあげること。
かく‐がん【擱岩】
船舶が誤って岩礁に乗りあげること。
かく‐き【客気】
⇒かっき
かく‐き【郭
】クワク‥
北宋の画家。字は淳夫。河陽温県の人。神宗の時、宮殿の壁画を制作。李成の系統の画風。画論「林泉高致集」は三遠で有名。「早春図」(1072年作)が現存。九十余歳で没。→三遠
かく‐ぎ【角技】
相撲のこと。
かく‐ぎ【格技】
1対1で(互いに組み合って)勝敗を争うスポーツ競技。柔道・相撲・レスリングなど。格闘技。
かく‐ぎ【格義】
〔仏〕仏教の思想・用語を解釈するとき、それと類似する儒教・老荘思想など中国伝統の思想・用語にあてはめて解釈すること。中国で4世紀頃盛んに流行した。格義仏教。
かく‐ぎ【閣議】
内閣がその職権を行うために開く会議。内閣総理大臣が主宰する。
がく‐き【楽毅】
⇒がっき
かく‐きょ【郭巨】クワク‥
二十四孝の一人。後漢の人。家が貧しく、母が減食するのを見て、1子を埋めようと思って地を掘ったところ、黄金が6斗4升出て、その上に、「天、孝子郭巨に賜う」と刻んであったという。
かく‐きょ【覚挙】
(平安時代に)官吏が自身の罪過を反省し自分を訴え出ること。自首。〈伊呂波字類抄〉
がく‐ぎょ【鰐魚】
わに。
かく‐きょう【客郷】‥キヤウ
⇒かっきょう
かく‐ぎょう【角行】‥ギヤウ
将棋の駒の名。飛車とともに大駒おおごまといい、斜め四方に自由に動ける。成ると竜馬りゅうめとなって、さらに前後・左右に1枡ずつ動くことができる。角。
がく‐ぎょう【学行】‥ギヤウ
①仏教の学問と修行。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「豊国国師とて、―めでたき唐僧あり」
②学問と実践。
がく‐ぎょう【学業】‥ゲフ
学問をおさめること。学校での勉強。「―に励む」「―を怠る」
⇒がくぎょう‐ふしん‐じ【学業不振児】
がくぎょう‐ふしん‐じ【学業不振児】‥ゲフ‥
学習の進歩の遅い児童。学習成績の悪い児童。学業遅進児。
⇒がく‐ぎょう【学業】
かくぎょう‐ほっしんのう【覚行法親王】‥ギヤウホフ‥ワウ
白河天皇の皇子。1085年(応徳2)仁和寺で出家。法名は覚念、後に覚行と改む。1099年(康和1)親王宣下。落飾後親王宣旨を受けた最初の例。(1075〜1105)
かく‐きょせい【赫居世】
伝説上の新羅の始祖。前漢の宣帝の時、前57年、辰韓六部の君長に推戴されたと伝える。朴ぼく赫居世。
かく‐きょへい【霍去病】クワク‥
前漢の将軍。衛青の甥。武帝の時、匈奴きょうどを討ち、大功を以て冠軍侯に封。驃騎将軍、大司馬に任じられた。諡おくりなは景桓侯。(前140頃〜前117)
かく‐きょり【角距離】
2点間の距離を、観測点から、その2点に至る2直線のなす角度で表したもの。
かく‐ぎり【角切り】
物を四角に切ること。また、そのもの。男色大鑑「なま貝を―にして」
がく‐ぎん【額銀】
(形が額面に似るところから)天保一分銀の俗称。額判。額。角。
かくぎん‐こう【角銀鉱】‥クワウ
塩化銀からなる鉱物。等軸晶系、立方体の結晶。多くは塊状、皮殻状などをなす。新しい時は灰色、光線に当たると黒くなる。
かく‐く【隔句】
⇒かっく
かく‐ぐう【客寓】
①客となって身をよせること。また、その家。
②旅のかりずまい。かりのやどり。
かく‐ぐう【客遇】
客として迎えもてなすこと。
がく‐げ【学解】
仏教を頭だけで理解すること。禅宗では特に実践的修行を重んじ、頭で理解するだけでは真の理解ではないと批判的に用いる。
かく‐けい【客卿】
⇒かっけい
がく‐けい【学兄】
⇒がっけい
がく‐げい【学芸】
学問と芸術。
⇒がくげい‐いん【学芸員】
⇒がくげい‐かい【学芸会】
⇒がくげい‐だいがく【学芸大学】
がくげい‐いん【学芸員】‥ヰン
資料収集・調査研究・企画展示などを行う博物館・美術館の専門職員。博物館法に定める資格を必要とする。
⇒がく‐げい【学芸】
がくげい‐かい【学芸会】‥クワイ
小・中学校で児童・生徒が演劇・音楽などを次々に舞台に出て発表する行事。
⇒がく‐げい【学芸】
がくげい‐だいがく【学芸大学】
第二次大戦後、旧師範学校と青年師範学校を母体として設置された大学。小・中学校の教員養成を主とする。のち東京学芸大学を除いてそれぞれ教育大学と改称。
⇒がく‐げい【学芸】
がく‐げき【楽劇】
(Musikdrama ドイツ)ワグナーが提唱した総合芸術作品としてのオペラ。音楽・言葉・舞台の各要素が劇的内容の表現のために一つに結び付けられたもの。広義にはオペラなどの劇音楽全般。
かく‐げつ【各月】
つきづき。毎月。
かく‐げつ【客月】
先月。前月。
かく‐げつ【隔月】
なかひとつきを隔てること。ひとつきおき。「―刊」
かく‐げん【格言】
深い経験を踏まえ、簡潔に表現したいましめの言葉。金言。箴言しんげん。
かく‐げん【確言】
はっきりと言いきること。また、その言葉。「―を避ける」
かく‐ご【客語】
⇒きゃくご
かく‐ご【恪勤】
⇒かくごん。
⇒かくご‐しゃ【恪勤者】
かく‐ご【覚悟】
①〔仏〕迷いを去り、道理をさとること。
②知ること。平家物語1「郎従、小庭に祗候の由、全く―仕らず」
③記憶すること。暗誦すること。連理秘抄「古歌をよくよく―すべし」
④心に待ち設けること。心がまえ。平治物語「これらはもとより―の前にて侍れば、あながちおどろくべきにては候はねども」。「苦しいのは―の上だ」
⑤あきらめること。観念すること。狂言、武悪「とてものがれぬところじや。―せい」
かく‐こう【各校】‥カウ
おのおのの学校。
かく‐こう【角行】‥カウ
⇒かくぎょう
かく‐こう【霍光】クワククワウ
前漢の政治家。字は子孟。霍去病かくきょへいの異母弟。武帝に仕えて匈奴を征し、太子の傅ふとなり、昭帝の時、大司馬大将軍、宣帝の時、何事も霍光に関あずかり白もうして後に天子に奏した(関白の号の起源)。執政前後20年。その女むすめは宣帝の皇后となり、一門尊貴を極めた。彼の死後、族滅。( 〜前68)
かく‐こうがい【角笄】‥カウガイ
かくばった形の笄。
かくご‐しゃ【恪勤者】
平安・鎌倉時代、親王・大臣家などに使われた侍さむらい。宿直をつとめた番衆の類。恪勤。古今著聞集18「江次郎といふ―のありけるが」
⇒かく‐ご【恪勤】
がく‐こそで【額小袖】
額裏の小袖。洒落本、辰巳婦言「八丈の―の下着、二つながら黒のはんえり」
がく‐こつ【顎骨】
⇒がっこつ
かく‐こん【客恨】
⇒かっこん
かく‐ごん【恪勤】
(カクゴとも)
①つつしみつとめること。おこたらずつとめること。源氏物語藤袴「やうやう労つもりてこそは―をもとて」
②(→)恪勤者かくごしゃに同じ。
かく‐さ【格差】
商品の標準品に対する品位の差。また、価格・資格・等級・生活水準などの差。「賃金―」
かく‐さ【較差】
(コウサの慣用読み)二つ以上の事物を比較した場合の、相互の差の程度。
かく‐ざ【擱坐・擱座】
船が浅瀬に乗りあげること。戦車などがこわれて動けなくなることにもいう。
かく‐さい【客歳】
去年。昨年。客年。
かく‐さい【隔歳】
1年おき。1年ずつへだてること。隔年。
かく‐ざい【角材】
四角な材木、または石材。
かく‐ざい【拡材】クワク‥
拡張材料の略。販売促進用の広告物(ポスター・チラシなど)や景品。
がく‐さい【学才】
学問の才能。
がく‐さい【学祭】
学園祭・大学祭の略。学生が平生の学内活動を学外者に知ってもらうために行う自主的な催し。
がく‐さい【学債】
学校債券の略。学校、特に大学が入学者や父母に発行する債券。
がく‐さい【学際】
(interdisciplinary)いくつかの異なる学問分野がかかわること。「―的協力」
がく‐さい【楽才】
音楽の才能。
かくさ・う【隠さふ】カクサフ
〔他四〕
(カクスに接尾語フの付いた語)かくしつづける。かくしかくしする。万葉集1「雲だにも心あらなも―・ふべしや」
かく‐さく【画策】クワク‥
計画を立てること。実現をめざして、いろいろと計画すること。多く悪い意味で使う。「陰で―する」
かく‐さく【客作】
雇われて仕事をすること。手間賃を取って働く人。
かく‐さげ【格下げ】
①人や物の資格・地位を低くすること。
②商品取引所で、受渡品が標準品に比較してその品位が劣るため、標準品の下に格付けすること。
かぐさ・し【か臭し】
〔形ク〕
①獣肉・皮などの臭みがする。新続犬筑波「笠ほこのあたり―・しいまいまし」
②こげくさい。きなくさい。斉東俗談「俗、物の焦れ臭きを―・きと云ふは」
かく‐さつ【格殺・挌殺】
手でうち殺すこと。なぐり殺すこと。
かく‐ざとう【角砂糖】‥タウ
小型立方形に固めた砂糖。
かく‐さま【斯く様】
このようなさま。このよう。万葉集15「世の中の常のことわり―になり来にけらし」
かく‐ざら【角皿】
四角な皿。
がく‐ざら【額皿】
額のように飾りとする絵皿。
かく‐さん【各盞】
めいめい自分の杯で飲むこと。浄瑠璃、鎌倉三代記「さすの押へのはじやまらしい。何れも―で」
かく‐さん【拡散】クワク‥
①ひろがり散ること。「核―防止」
②〔理〕(diffusion)物質の濃度が場所によって異なるとき、時間と共に濃度が一様になる現象。よく混合されていない塩水も、時間がたてば濃度が一様になる類。
⇒かくさんてき‐しこう【拡散的思考】
⇒かくさん‐ポンプ【拡散ポンプ】
かく‐さん【核酸】
アデニン・グアニン・シトシン・チミン(またはウラシル)の4種の含窒素塩基・糖・リン酸が規則的に結合した高分子の有機化合物。糖がデオキシリボースかリボースかによって、それぞれデオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)に二大別される。細胞やウイルスの遺伝物質として生命現象に重要な役割を演ずる。細胞核から単離されたのが名の由来。
かく‐ざん【客桟】
中国で、旅館または下宿屋。おもに商品の取引または商談をなす地方商人の宿舎。
がく‐さん【学参】
学習参考書の略。
かくさんてき‐しこう【拡散的思考】クワク‥カウ
〔心〕あれこれと思いをめぐらす思考。発散的思考。↔収束的思考。
⇒かく‐さん【拡散】
かくさん‐ポンプ【拡散ポンプ】クワク‥
真空ポンプの一種。水銀または蒸気圧の低い油を加熱蒸留し、これを蒸気として狭い口から高速度で噴出させ、真空にすべき容器から飛来した気体分子を、この蒸気流とともに別の補助ポンプでつくった低真空部へ押し流す方式のもの。高度の真空を得るために用いる。
⇒かく‐さん【拡散】
かくし【隠し】
①隠すこと。「つつみ―」
②囲い守ること。また、その人。守護。藩屏はんぺい。成務紀「是れ中区うちつくにの―と為ならむ」
③ポケット。
⇒かくし‐あじ【隠し味】
⇒かくし‐いしょう【隠し衣裳】
⇒かくし‐うお【隠し魚】
⇒かくし‐うら【隠し裏】
⇒かくし‐え【隠し絵】
⇒かくし‐おとこ【隠し男】
⇒かくし‐おんな【隠し女】
⇒かくし‐がお【隠し顔】
⇒かくし‐がね【隠し金】
⇒かくし‐きしょう【隠し起請】
⇒かくし‐くぎ【隠し釘】
⇒かくし‐げい【隠し芸】
⇒かくし‐げしょう【隠し化粧】
⇒かくし‐ご【隠し子】
⇒かくし‐ごと【隠し事】
⇒かくし‐ことば【隠し詞】
⇒かくし‐しつけ【隠し躾】
⇒かくし‐ぜい【隠し勢】
⇒かくし‐だ【隠し田】
⇒かくし‐だい【隠し題】
⇒かくし‐だて【隠し立て】
⇒かくし‐だま【隠し球】
⇒かくし‐づま【隠し夫】
⇒かくし‐づま【隠し妻】
⇒かくし‐どうぐ【隠し道具】
⇒かくし‐どころ【隠し所】
⇒かくし‐どり【隠しどり】
⇒かくし‐な【隠し名】
⇒かくし‐なき【隠し泣き】
⇒かくし‐にょうぼう【隠し女房】
⇒かくし‐ぬい【隠し縫い】
⇒かくし‐ねんぶつ【隠し念仏】
⇒かくし‐ばいじょ【隠し売女】
⇒かくし‐ばり【隠し針】
⇒かくし‐ぶみ【隠し文】
⇒かくし‐ぼうちょう【隠し庖丁】
⇒かくし‐ぼくろ【隠し黒子】
⇒かくし‐ボタン【隠し釦】
⇒かくし‐マイク【隠しマイク】
⇒かくし‐まち【隠し町】
⇒かくし‐まど【隠し窓】
⇒かくし‐むすび【隠し結び】
⇒かくし‐め【隠し女】
⇒かくし‐めつけ【隠し目付】
⇒かくし‐もん【隠し紋】
⇒かくし‐よね【隠し娼】
⇒かくし‐らっかん【隠し落款】
かく‐し【各氏】
それぞれの方かた。
かく‐し【各紙】
①それぞれの紙。
②それぞれの新聞。
かく‐し【各誌】
それぞれの雑誌。
かく‐し【画指】クワク‥
古代、文字を書けない者が自己の署名のかわりに左手(女は右手)の食指を文書面に置き、指の末端と各関節の位置に黒点を打って、本人の指の特徴を示したもの。令制の戸令こりょうに規定。
かく‐し【客死】
旅先で死ぬこと。よその土地で死ぬこと。きゃくし。「異国で―する」
かく‐し【客思】
旅先での思い。旅情。客意。きゃくし。
かく‐し【核子】
〔理〕(nucleon)原子核を構成する素粒子、すなわち陽子と中性子のこと。クオーク3個からできていると考えられている。
かく‐じ【各自】
おのおの。めいめい。「―注意すること」
かく‐じ【角字】
(草書・仮名などに対して、形が方形だからいう)
①楷書。
②漢字。
③模様・紋所などに用いる四角な字体。
角字
かぐ‐し【家具師】
家具を製造または販売する人。
がく‐し【学士】
①律令制の春宮坊とうぐうぼうの職員。東宮学士。
②学生がくしょう。宇治拾遺物語2「成村、強力の―にあふこと」
③大学の学部の卒業者に授与される学位。
⇒がくし‐いん【学士院】
⇒がくしいん‐しょう【学士院賞】
⇒がくし‐かい【学士会】
がく‐し【学資】
学問の修業に要する費用。学費。「―を援助する」
⇒がくし‐ほけん【学資保険】
がく‐し【楽師】
①音楽を演奏する人。楽人。伶人。
②王朝時代の雅楽寮の職員。楽生がくしょうに音楽を教授した者。
③宮内庁式部職楽部の職員。奏楽に従う。
④(「楽士」と書く)映画館・劇場・サーカスなどに雇われて音楽を演奏する人。
がく‐じ【学地】‥ヂ


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