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亀】🔗🔉

】 ①カメ目の爬虫はちゅう類の総称。体は背腹両面に甲羅があり、両甲は側面で接着して、前後で頭・尾・四肢が出入できる箱状になっている。歯はない。水中または陸上にすみ、植物・魚貝などを食い、水辺の砂地に穴を掘って産卵。リクガメを除き、水中を泳ぐのはうまい。長く飢渇にたえる。首を曲げて甲羅に収める曲頸類と潜頸類とに大別。世界に200種以上が分布。爬虫類のうち最も起源が古く、化石として発見される種類が多い。日本では鶴と共に長寿の動物としてめでたいものとされる。かめのこ。古事記「―の甲に乗りて」 ②亀の甲。亀卜きぼくに用いた。万葉集16「卜部うらべせ、―もな焼きそ」 ③(亀はよく酒を飲むといわれることから)大酒飲みの異称。 ⇒亀鳴く ⇒亀の上の山 ⇒亀の年を鶴がうらやむ ⇒亀は万年 カメ (幕末・明治初期、英米人が、come hereと犬を呼んだのを「カメや」と聞いたことからという)洋犬のこと。仮名垣魯文、西洋道中膝栗毛「異人館の洋犬カメかめ‐あや

広辞苑 ページ 4139 での亀】単語。