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神漏岐】🔗🔉

神漏岐】 高皇産霊神たかみむすひのかみ・伊弉諾尊いざなきのみことなどの男神の尊称。また、広く男の皇祖神またはその他の男神の総称。神留岐かみるき。祝詞、大祓詞「皇親すめむつ―神漏美命」↔神漏美 かむ‐ろ‐み

神漏美】🔗🔉

神漏美】 神皇産霊神かみむすひのかみ・伊弉冉尊いざなみのみこと・天照大神などの女神の尊称。また、広く女の皇祖神またはその他の女神の総称。神留弥かみるみ。↔神漏岐 かめ

瓶・甕】🔗🔉

瓶・甕】 ①液体を入れる底の深い壺形の陶器。万葉集16「陶人すえひとの作れる―を」 ②酒を盃につぐ器。瓶子へいし。徳利。大鏡道隆「烏のついゐたるかたを―に作らせ給ひて…御みき入れてめす」 ③花いけにする容器。花瓶かびん。伊勢物語「―に花をさせり」 かめ

亀】🔗🔉

】 ①カメ目の爬虫はちゅう類の総称。体は背腹両面に甲羅があり、両甲は側面で接着して、前後で頭・尾・四肢が出入できる箱状になっている。歯はない。水中または陸上にすみ、植物・魚貝などを食い、水辺の砂地に穴を掘って産卵。リクガメを除き、水中を泳ぐのはうまい。長く飢渇にたえる。首を曲げて甲羅に収める曲頸類と潜頸類とに大別。世界に200種以上が分布。爬虫類のうち最も起源が古く、化石として発見される種類が多い。日本では鶴と共に長寿の動物としてめでたいものとされる。かめのこ。古事記「―の甲に乗りて」 ②亀の甲。亀卜きぼくに用いた。万葉集16「卜部うらべせ、―もな焼きそ」 ③(亀はよく酒を飲むといわれることから)大酒飲みの異称。 ⇒亀鳴く ⇒亀の上の山 ⇒亀の年を鶴がうらやむ ⇒亀は万年 カメ (幕末・明治初期、英米人が、come hereと犬を呼んだのを「カメや」と聞いたことからという)洋犬のこと。仮名垣魯文、西洋道中膝栗毛「異人館の洋犬カメかめ‐あや

亀綾】🔗🔉

亀綾】 ①白地平組織の練織物で、緯糸よこいとの打ち込みを強くし、織り上げ後湯の中で揉むと、経緯たてぬきの収縮の度合が異なって、表面に亀甲風の綾文に見える皺が現れるもの。 ②緯糸で紗綾形さやがたの文を斜文組織で織り出した生織物。織り上げ後精練して用いる。かめあやじま。かめやじま。 かめい

広辞苑 ページ 4139