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○気合を入れるきあいをいれる🔗⭐🔉
○気合を入れるきあいをいれる
①気持を集中して力をこめる。
②俗に、精神がたるんでいるなどとして、体罰を加える。
⇒き‐あい【気合】
き‐あ・う【来合ふ】‥アフ
〔自四〕
たまたま来て出合う。来合わせる。源氏物語帚木「ある上人―・ひて、この車に相乗り」
き‐あがり【気上がり】
のぼせ。上気。逆上。〈文明本節用集〉。「―がする」
き‐あが・る【気上がる】
〔自四〕
のぼせる。上気する。逆上する。「気が上がる」ともいう。浄瑠璃、津国女夫池「くはつと―・り顔は天火」
ぎ‐あく【偽悪】
(「偽善」の反対語としての造語)うわべだけ悪人であるかのようにふるまうこと。
き‐あけ【忌明け】
喪に服する期間が終わること。いみあけ。
き‐あげは【黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。アゲハチョウによく似るが、翅の基部は黒色。1年に3〜4回発生。山頂の草原に集まる習性がある。幼虫は緑と黒の横縞があり、黒色部には各節に赤点がある。ニンジン・セリなどの葉を食害する。
キアゲハ
提供:ネイチャー・プロダクション
き‐あさ【生麻】
まださらしてない麻布。
き‐あしげ【黄葦毛】
馬の毛色の名。葦毛の黄色を帯びたもの。
きあし‐しぎ【黄脚鷸】
シギの一種。大きさはツグミぐらい。背と翼とは暗灰色で腹は白い。脚は濃黄色。シベリアなどで繁殖し、マレーなどで越冬。春と秋とに日本を通過して渡り、海岸・河口・水田などに大群をなす。
キアシシギ
撮影:小宮輝之
ギア‐シフト【gearshift】
ギアを切り換えること。またはギアの切換え装置。
キアズマ【chiasma】
細胞の減数分裂過程で、対合した各2本の相同染色体がX字形をなして相手を交換する部位。→組換え2→交叉2
き‐あたり【気当り】
予感。滑稽本、人情穴探意の裡外「何ぢやけふは一向―が悪いよつて」
ギア‐チェンジ【gear change】
ギアを切り換えること。
き‐あつ【気圧】
①気体の圧力。
②大気の圧力。上空に行くにしたがって小さくなる。ある場所の気圧は、その上に積もった空気柱がおよぼす圧力に等しい。気圧の単位としてはミリバールが慣用されていたが、1992年から国際単位系の圧力単位ヘクトパスカルを使用。大気圧。
③気圧2の標準値を基準とした圧力の単位。水銀柱760ミリメートルの圧力に等しい気圧を1気圧とする。1気圧は1013.25ヘクトパスカル。記号atm
⇒きあつ‐けい【気圧計】
⇒きあつ‐けいど【気圧傾度】
⇒きあつ‐の‐おね【気圧の尾根】
⇒きあつ‐の‐たに【気圧の谷】
⇒きあつ‐はいち【気圧配置】
き‐あつ【汽圧】
蒸気の圧力。蒸気圧。
ギアツ【Clifford Geertz】
アメリカの文化人類学者。インドネシア社会の研究などを通して、解釈学的な人類学を展開、他の学問分野にも広く影響を与える。著「文化の解釈」「ヌガラ」など。(1926〜2006)→劇場国家
き‐あつかい【気扱い】‥アツカヒ
気づかい。心配。浄瑠璃、心中天の網島「叔母一人の―、敵になり味方になり、病になる程心を苦しめ」
きあつ‐けい【気圧計】
気圧を測る器械。水銀気圧計・アネロイド気圧計など。晴雨計。バロメーター。
⇒き‐あつ【気圧】
きあつ‐けいど【気圧傾度】
ごく近い2点間の気圧差を距離で割ったもの。水平方向の気圧傾度の大きな所で強い風が吹く。気圧勾配。
⇒き‐あつ【気圧】
きあつ‐の‐おね【気圧の尾根】‥ヲ‥
低圧部と低圧部の間に張り出した気圧の高い区域。リッジ。
⇒き‐あつ【気圧】
きあつ‐の‐たに【気圧の谷】
高圧部と高圧部の間の気圧の低い区域。曇天域を伴い、時に天気が崩れる。トラフ。
⇒き‐あつ【気圧】
きあつ‐はいち【気圧配置】
広い範囲にわたる気圧の分布状態。日本付近では、冬に西高東低型、夏に南高北低型などの特徴的な型が出現する。
⇒き‐あつ【気圧】
ギアナ【Guiana】
南米の北東部にある卓状の山地を有する高地。南にはアマゾン流域の低地が広がり、北はオリノコ川流域の低湿地に続く。ベネズエラ・ブラジル・ガイアナ・スリナム・仏領ギアナにまたがる。地下資源に富む。→南アメリカ(図)
き‐あり【黄蟻】
クロアリ・アカアリなどに対して、体が黄赤色の蟻の俗称。ヒメアリ・イエヒメアリなど。
キアロスクーロ【chiaroscuro イタリア】
①明暗法のこと。→明暗2。
②単色の明暗の調子のみで描いた絵画。
③明暗効果を強調するためにハイライトを白くし、他の部分を暗色にした色刷木版画。16世紀のドイツで盛行。
き‐あわ・せる【来合わせる】‥アハセル
〔自下一〕[文]きあは・す(下二)
たまたま来て出合う。期せずして出合う。「―・せたバスに乗る」
き‐あん【几案】
机つくえ。
き‐あん【起案】
もとになる案や文を作ること。起草。「会則を―する」
ぎ‐あん【議案】
会議で討論・議決するために提出する原案。
⇒ぎあん‐しょ【議案書】
き‐あん‐こう【輝安鉱】‥クワウ
硫化アンチモンから成る鉱物。斜方晶系、柱状または針状で縦に条線があり軟らかく脆い。鉛灰色で金属光沢がある。アンチモンの原料鉱石。
輝安鉱
撮影:松原 聰
ぎあん‐しょ【議案書】
議案を記した文書。
⇒ぎ‐あん【議案】
きあん‐もん【徽安門】
平安京内裏の内郭十二門の一つ。北面の西門。西廂門。→内裏(図)
きい【紀伊】
(キ(木)の長音的な発音に「紀伊」と当てたもの)旧国名。大部分は今の和歌山県、一部は三重県に属する。紀州。紀国きのくに。→紀伊半島
き‐い【忌諱】‥ヰ
(キキの慣用読み)いみきらうこと。おそれ避けること。「―に触れる」
き‐い【奇異】
普通と異なっていて、あやしく不思議なこと。奇妙。奇怪。平家物語7「光盛こそ―のくせ者」。「―の感を抱く」「―な現象」
き‐い【貴意】
あなたの御意見。お考え。御意ぎょい。「―を得たくお伺い申し上げます」
キー【key】
①鍵かぎ。「車の―」
②解決の手がかり。また、主要なもの。基本。「―‐ワード」「―‐ステーション」
③ピアノ・オルガンなどの、指で押さえて音を出すところ。鍵盤。
④タイプライター・計算器などの、指で打つボタン。「―を叩く」
⑤音楽で、ハ調・ニ調などの調ちょうのこと。「―が違う」
⑥機械の回転体と軸とを固定させるために両者の間へ挿し込む角棒状の鉄片。
⑦指で押すような簡単な動作で、電路の開閉をする装置。
ギー【ghee ヒンディー】
インド料理に用いる澄ましバター。乳酸発酵させた水牛・牛・山羊などの乳からバターを作り、さらに加熱して油脂のみを分離したもの。
キー‐インダストリー【key industry】
(→)基幹産業。
キー‐カレンシー【key currency】
(→)基軸通貨。
きい‐きい
(幼児語)からだのぐあい。気分。また、病気。仮名文章娘節用「おつかアは―がわりいからの」
きい‐きい
①かん高く鋭い声。「百舌もずが―と鳴き騒ぐ」
②金属など堅いものがきしむ高く鋭い音。「ぶらんこが―鳴る」
⇒きいきい‐ごえ【きいきい声】
きいきい‐ごえ【きいきい声】‥ゴヱ
かん高く鋭い声。
⇒きい‐きい
キー‐きょく【キー局】
(→)キー‐ステーションに同じ。
きい‐け【紀伊家】
(→)紀州家に同じ。
きい‐じょう【基肄城】‥ジヤウ
佐賀県三養基みやき郡基山町から福岡県筑紫野市にわたってあった古代の朝鮮式山城。白村江の戦で敗れた後、大宰府を防備するために築城。土塁や石塁、礎石群の大規模な遺構がある。
きい‐すいどう【紀伊水道】‥ダウ
徳島県東岸と和歌山県西岸との間にある海峡。紀淡海峡・鳴門海峡に続く。
紀伊水道
撮影:的場 啓
キー‐ステーション【key station】
放送網(ネットワーク)に番組を流す中心となる放送局。親局。キー局。
キー‐ストーン【keystone】
①〔建〕(→)要石かなめいし。
②野球で、二塁のこと。ダイヤモンド(内野)の頂上に見立てていう。
⇒キーストーン‐コンビ
キーストーン‐コンビ
(keystone combination)野球で、二塁手と遊撃手。
⇒キー‐ストーン【keystone】
キースラーガー【Kieslager ドイツ】
結晶片岩などの中に発達した、主に黄銅鉱・黄鉄鉱・磁硫鉄鉱などから成る、層状の鉱床。層状含銅硫化鉄鉱鉱床。
ギーゼキング【Walter W. Gieseking】
ドイツのピアニスト。フランス生れ。ドビュッシー・モーツァルトなどの解釈・演奏で有名。(1895〜1956)
キーセン【妓生】
(朝鮮語kisaeng)朝鮮の官妓かんぎ。役人などを歌舞で接待した。現代の韓国で接客業の女性を指す場合がある。キーサン。
きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】‥バウ‥
歌舞伎で、幕あきに坊主が二人以上で「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」と互いに呼びながら出て、狂言の筋を観客に知らせるもの。能狂言の間語あいがたりをまねた手法で、道成寺劇などに用いる。
ギータゴーヴィンダ【Gītagovinda 梵】
(「牛飼いの歌」の意)サンスクリット語の抒情詩。12世紀のインドの宮廷詩人ジャヤデーヴァ作。牛飼いに化身したヴィシュヌ神と牧女との官能的な恋愛が主題。
きいた‐ふう【利いた風・聞いた風】
①気が利いているさま。東海道中膝栗毛4「少し―しやべる手合」
②いかにも物事に通じているように気取るさま。知ったかぶりで生意気なさま。また、その人。浮世床初「今の―は何でも家かの字を付けたがるよ」。夏目漱石、坊つちやん「―な事をぬかす野郎だ」
き‐いちご【木苺・懸鉤子】
バラ科キイチゴ属の落葉小低木の総称。多くの種が広く日本の山野に自生。幹・葉共にとげがあり、茎は叢生。晩春、葉腋に梅花に似た白色、まれに紅色の五弁花を開く。果実は小核果から成る集合果で、初夏、黄色や紅色に熟し、生食用またジャム・苺酒を製する。モミジイチゴ・カジイチゴ・ベニバナイチゴ・セイヨウキイチゴ(ラズベリー)など100種以上ある。〈[季]夏〉。「木苺の花」は〈[季]春〉。
きいち‐ばいいち【帰一倍一】
①珠算で、除数が2桁以上の割算に使う九九くく。立てた商が大き過ぎるとき、商から1をひき、被除数に法(除数)一つ分を加えるときの呼び声。
②一層倍。だんだん増すこと。洒落本、無益委記むだいき「客にふられて―のつらさでありんす」
きいち‐ほう【帰一法】‥ハフ
比例問題で、まず単位の値・量に対する対象物の値・量などを求めて解く方法。帰一算。
きいち‐ほうげん【鬼一法眼】‥ホフ‥
伝説上の人物。京都一条堀川に住んだ陰陽師で文武の達人とされ、世に京流の元祖とし、また、堀川流という。源義経がその娘と通じて伝家の兵書「六韜三略りくとうさんりゃく」を盗み学んだというので有名。「おにいちほうげん」とも。
⇒きいちほうげん‐さんりゃくのまき【鬼一法眼三略巻】
きいちほうげん‐さんりゃくのまき【鬼一法眼三略巻】‥ホフ‥
浄瑠璃。文耕堂・長谷川千四合作の時代物。1731年(享保16)初演。「義経記」中の鬼一法眼と能の「湛海」などによって脚色。3段目の「菊畑」、4段目の桧垣茶屋から大蔵卿館、5段目の五条橋などが有名。後に歌舞伎化。
⇒きいち‐ほうげん【鬼一法眼】
き‐いちもつ【気逸物】
気がはやること。浄瑠璃、栬狩剣本地「名を取り、知行取り、誉れを取ると―」
き‐いつ【帰一】
分かれている物が最終的に一つになること。「海内―」
キーツ【John Keats】
イギリスのロマン派を代表する詩人。ローマで夭折ようせつ。長編詩「エンディミオン」「ハイピリオン」など。(1795〜1821)
き‐いっぽん【生一本】
①純粋でまじりけのないこと。「灘の―」
②気持がまっすぐで、策略を用いないでうちこんでゆく性格。「―な性分」




広辞苑 ページ 4623 での【○気合を入れる】単語。