ぎ‐り【
義理】
①物事の正しい筋道。道理。沙石集
3「無尽の―を含めり」。「今さら文句の言えた―ではない」
②わけ。意味。愚管抄
2「真名の文字をば読めども、又その―をさとり知れる人はなし」
③(儒教で説く)人のふみ行うべき正しい道。
④特に江戸時代以後、人が他に対し、交際上のいろいろな関係から、いやでも務めなければならない行為やものごと。体面。面目。情誼。「―人情」「―を欠く」「―が悪い」「―で出席する」
⑤血族でないものが血族と同じ関係を結ぶこと。「―の母」
⇒義理ある仲
⇒義理一遍
⇒義理と褌欠かされぬ
⇒義理にも
⇒義理を立てる
⇒義理を張る