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○義理一遍ぎりいっぺん🔗🔉

○義理一遍ぎりいっぺん 世間に対するつきあい上、心からでなく形式的にすること。通り一遍。 ⇒ぎ‐り【義理】 ぎり‐いっぺん義理一遍⇒ぎり(義理)(成句) きり‐い・る切り入る・斬り入る】 〔他四〕 刀をふるって敵中に進入する。切りこむ。 きり‐うじ切蛆】 ハエ目ガガンボ科の昆虫キリウジガガンボの幼虫。土中にすみ、イネの幼根・芽・種子を食害する。成虫は体長16ミリメートルくらいで、翅の前縁は褐色を帯びる。 きり‐うり切売り】 (布などを)求めに応じて少しずつ切って売ること。比喩的にも用いる。「知識の―」 きり‐え切絵・截絵‥ヱ 紙を切り抜いて、人や物の形を作り出したもの。 キリエKyrie ギリシア】 〔宗〕(「主よ」の意)ミサ中の祈り。あとにエレイソン(憐み給え)と続く。ミサ曲の中でも歌われる。 きり‐えこう切回向‥ヱカウ 〔仏〕 ①読経勤行ごんぎょうの最後に諸霊の成仏を祈願する成句を唱えて行う回向。最後の回向。 ②寒念仏の最後の節分の日の修行。 きり‐えず切絵図‥ヱヅ ①全図の一部分を示した絵図。 ②地域別または地目別(田畑・山林)に区切って作った地図。特に、江戸市街のもの(宝暦年間に刊行が開始された吉文字屋版が代表的)。 きり‐おとし切落し】 ①切り落とすこと。また、切り落としたもの。 ②江戸時代の劇場の平土間の最前列。初期には舞台であった部分を切り落として見物席にしたからの名といい、最も下等の席。落間おちまともいった。劇場の組織が変わった後も、下等の大衆席をいう。大入場おおいりば。追込場。 ③床板の一部を切って、その下に物を入れておく装置。 ④肉・カステラなどの切り落とした半端な部分。 ⇒きりおとし‐ぐち【切落し口】 ⇒きりおとし‐せんばん【切落し旋盤】 きりおとし‐ぐち切落し口】 倉庫・土蔵などの2階の床を切りあけて、荷物の揚げ卸しができるようにした口。 ⇒きり‐おとし【切落し】 きりおとし‐せんばん切落し旋盤】 〔機〕往復台の一部が切り落とされていて、直径の大きなものを削るのに便利な旋盤。ギャップ‐レース。 ⇒きり‐おとし【切落し】 きり‐おと・す切り落とす】 〔他五〕 ①切って下方へ放す。「下枝を―・す」 ②堤防の一部をこわして、水を流す。 きり‐おろ・す切り下ろす】 〔他五〕 切って下方におく。上から下へ切る。切りおとす。万葉集15「青楊あおやぎの枝―・し斎種ゆだね蒔き」 きり‐がい錐貝‥ガヒ タケノコガイ科の巻貝。殻は細く、背が高く、殻高12センチメートル。螺層は40階以上あり、殻表は布目状。相模湾以南に分布し、浅海の砂地にすむ。 きり‐かえ切替え・切換え‥カヘ ①きりかえること。先例・慣習などを改めること。また、転換すること。「列車ダイヤの―」「頭の―」 ②森林を開拓して数年間畑として作物を栽培し、その収穫が減ずると再び森林に戻すこと。 ③洋裁で、別布または共布を切り離したり切り込んだりして、またそこを縫い合わせること。また、その部分。 ⇒きりかえ‐ばた【切替え畑】 きり‐かえし切返し‥カヘシ ①切り返すこと。 ②(→)田解ほどに同じ。 ③剣道基本動作の一つ。相手の正面を打ち、左右の面を数回打ち、これを反覆するもの。 ④相撲の手の一つ。相手の膝の外側に自分の膝の内側をあて、うしろにねじり倒すもの。 きりかえし ⑤剪定法の一種。枝条のすべてを切りつめるもの。 ⑥映画で、カット‐バックのこと。 きり‐かえ・す切り返す・斬り返す‥カヘス 〔他五〕 ①相手が切りかかってきたのに応じて、こちらも切りかかる。 ②相手の攻撃に対してただちに逆襲する。「意地の悪い質問をあざやかに―・す」 きりかえ‐ばた切替え畑‥カヘ‥ ①森林と切り替えつつ畑作に利用する土地。 ②(→)焼畑やきばたに同じ。 ⇒きり‐かえ【切替え・切換え】 きり‐か・える切り替える・切り換える‥カヘル 〔他下一〕 ①今までのに取りかえて別のにする。新しくする。「スイッチを―・える」「頭を―・える」 ②両替する。兌換だかんする。 きり‐かか・る切り掛かる・斬り掛かる】 〔他五〕 ①まさに切る動作を始めようとする。 ②刀を振りあげて切ろうとする。「背後から―・る」 きり‐かき切欠き】 ①部材接合のため切り取った部分。 ②水量測定のため、堰板せきいたから切り取った長方形または三角形の部分。ノッチ。 ③材料力学において、材料の縁へりに局部的にできたへこみ部。ノッチ。 きり‐がく・る霧隠る】 〔自下二〕 (奈良時代には四段活用)霧に姿が隠れる。万葉集10「秋の朝けに―・り妻呼ぶ鹿の声のさやけさ」 きり‐がくれ霧隠れ】 霧に姿が隠れること。 きり‐かけ切掛け】 ①切りかけること。切りかけたもの。 ②〔建〕柱に横板をよろい戸のように張った板塀。横張りの羽目板。 ③幣束につける紙垂かみしで。 ④指物さしものの名。紙垂に似たもの。 きり‐か・ける切り掛ける・斬り掛ける】 〔他下一〕[文]きりか・く(下二) ①切った物を他の物にかけておく。首を切って獄門にかける。平家物語9「源氏の方に―・けらるる頸ども二千余人なり」 ②刀を振り上げて切ろうと立ち向かう。切りつける。 ③切る動作を始める。また、その動作を中途までする。 ④(「鑽り掛ける」とも書く)鑽火きりびを他の物へ向けてうちかける。 きり‐かた切り方】 切る方法。また、料理の仕方。浄瑠璃、心中宵庚申「お身が自慢の庖丁、随分―を出かしてくれ」 きり‐かた切形】 ある形に切り出すこと。特に、紙を種々に折りたたみ、鋏はさみで種々の形を切り出すもの。浮世草子、新可笑記「御爪の―九つあり」 ぎり‐がた・い義理堅い】 〔形〕[文]ぎりがた・し(ク) 他人との交際上の義理をおろそかにしない。 きり‐がたり切語り】 浄瑠璃の一段を口・中・切(または口・切)に分けたとき、切の部分を語ること。また、その太夫。最も重い場面で、上位の太夫が語る。↔口語くちがたり きり‐かね切金・截金】 〔美〕金・銀・銅・錫の箔または薄板を線状または三角・四角などに細かく切り、これを貼付して種々の文様を施す技法。絵画・経典・仏像の装飾には箔を、蒔絵に施す場合は薄板を用いる。 きり‐がね切金⇒きりきん きり‐かぶ切株】 樹木または草を切ったあとの根株。切杭きりくい⇒切株にも衣裳

広辞苑 ページ 5312 での○義理一遍単語。