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○修身斉家治国平天下しゅうしんせいかちこくへいてんか🔗🔉

○修身斉家治国平天下しゅうしんせいかちこくへいてんか [大学]天下を治めるには、まず自分の身を修め、次に家庭を平和にし、次に国を治め、次に天下を治める順序に従わなければならない。 ⇒しゅう‐しん【修身】 じゆう‐しんどう自由振動‥イウ‥ 振動のはじまる瞬間にだけ外力が働き、あとは振動系固有の復元力だけで持続する振動。 ⇒じ‐ゆう【自由】 しゅうしん‐ねんきん終身年金】 年金保険1の一種。被保険者が死亡するまで、毎年一定の金額を給付される年金。→確定年金→有期年金⇒しゅう‐しん【終身】 しゅうじん‐の‐ジレンマ囚人のジレンマシウ‥ (prisoner's dilemma)相手の行動のいかんによって自分の利益に違いが生ずるという制約条件があるときに、その相手の行動を予測できないために自分の選択が遭遇するジレンマ。ゲームの理論の用語。 ⇒しゅう‐じん【囚人】 しゅうしん‐ほけん終身保険】 死亡保険の一種。被保険者が死亡した時、保険者が一定の金額を保険金受取人に支払う保険。保険期間が契約締結当時確定しない点において、定期保険と区別される。 ⇒しゅう‐しん【終身】 じゆう‐しんりょう自由診療‥イウ‥レウ 要した医療費をすべて患者が負担する診療。自費診療。→保険診療⇒じ‐ゆう【自由】 しゅうしん‐ろく終身禄】 受け取る者が死亡するまで給与される家禄・賞典禄の類。 ⇒しゅう‐しん【終身】 シューズshoes】 靴。短靴。「ジョギング‐―」 ジュースdeuce】 テニス・卓球・バレー‐ボールで、1セットの勝負が決まる直前に同点となること。以後は一方が続けて2点取るまでジュースを繰り返す。 ジュースjuice】 汁。液汁。特に、果物・野菜のしぼり汁。果汁。また、広義にはそれを加工した飲料。「オレンジ‐―」 しゅう‐すい秋水シウ‥ ①秋の頃の澄み渡った水の流れ。〈[季]秋〉 ②秋季の洪水。 ③転じて、曇りなくとぎすました鋭利な刀。「三尺の―」 しゅう‐すい酋帥シウ‥ (→)酋長に同じ。 じゅう‐すい重水ヂユウ‥ 〔化〕普通の水よりも比重の大きい水。すなわち、普通の水分子の水素原子と酸素原子の両方または一方が、おのおのの同位体でおきかえられたもの。狭義には、デューテリウムと質量数16の酸素原子から成る水。 ⇒じゅうすい‐ろ【重水炉】 しゅうすい‐こう集水溝シフ‥ 排水や雨水を集めて流す溝。 じゅう‐すいそ重水素ヂユウ‥ 水素の重い同位体の総称。質量数が2のもの(デューテリウム)と3のもの(トリチウム)とがある。前者を重水素、後者を三重水素とよぶこともある。 じゅうすい‐ろ重水炉ヂユウ‥ 炉心の冷却と中性子の減速のために重水を用いる原子炉。天然ウランを燃料に使うことができる。カナダ炉・新型転換炉など。↔軽水炉 ⇒じゅう‐すい【重水】 しゅう‐すじ主筋‥スヂ ①主君または主人の血筋。 ②主君または主人に近い関係。 ジューズ‐ハープJew's harp(→)口琴こうきんに同じ。 しゅう・する修するシウ‥ 〔他サ変〕[文]修す(サ変) ①おさめる。習う。学ぶ。 ②直す。正しくする。また、修理する。 ③修法しゅほう・法会などをとり行う。 ④かざる。修飾する。孔雀楼筆記「辺幅を―・せず」 ⑤書物を編む。 しゅう・する執するシフ‥ 〔他サ変〕[文]執す(サ変) 執着する。深く心にかける。古今著聞集15「音曲笛などのことを―・しおぼしけるにこそ」→しっす じゅう・する住するヂユウ‥ 〔自サ変〕[文]住す(サ変) ①住まう。住む。 ②停滞する。とどまる。風姿花伝「汎ゆる事に―・せぬ理なり」。仮名草子、伊曾保「高き位に―・して」 ③(他動詞として)とどめる。今昔物語集1「仏法をして久しく世に―・せむ事あらじ」 しゅう‐せい宗制】 宗教の制度。宗門の制度。 しゅう‐せい秋声シウ‥ 秋風。秋風など、秋を感じさせる音の響き。秋の声。〈[季]秋〉 しゅうせい秋声シウ‥ ⇒とくだしゅうせい(徳田秋声) しゅう‐せい修正シウ‥ ①よくないところを直して正しくすること。「軌道を―する」「―案」 ②品行などがおさまって正しいこと。 ③⇒しゅしょう(修正)。 ⇒しゅうせい‐えき【修正液】 ⇒しゅうせい‐しほんしゅぎ【修正資本主義】 ⇒しゅうせい‐しゅぎ【修正主義】 ⇒しゅうせい‐よさん【修正予算】 しゅう‐せい修成シウ‥ 修正して完成すること。 ⇒しゅうせい‐は【修成派】 しゅう‐せい修整シウ‥ ①ととのえなおすこと。 ②写真で、原板・印画の傷を消し、または画像の一部を削り、描き加えるなど手直しをすること。 ③複製を鮮明にする目的で、原図にエア‐ブラシをかけて手入れをすること。レタッチ。 しゅう‐せい終生・終世】 いのちの終わるまでの間。一生涯。一生。「―忘れ得ぬ人」 しゅう‐せい終成】 できあがること。成就。 しゅう‐せい習性シフ‥ ①習慣によってつくられた性質。くせ。ならい。 ②動物のそれぞれの種に一般的に認められる行動様式。 しゅう‐せい衆生】 ①多くの生物。生きているものすべて。 ②多くの人々。 →しゅじょう(衆生) しゅう‐せい衆星】 多くの星。 しゅう‐せい衆聖】 多くの聖人。 しゅう‐せい集成シフ‥ 多くのものを集めて一つのまとまりのあるものに仕上げること。また、そのまとまったもの。集大成。聚成。「―図」 ⇒しゅうせい‐ざい【集成材】 しゅう‐せい銹錆シウ‥ 金属の酸化物。さび。 しゅう‐せい醜声シウ‥ 恥ずべき評判。醜聞。 しゅう‐ぜい収税シウ‥ 租税を徴収・収納すること。 しゅう‐ぜい秋税シウ‥ 唐の中頃から明に至る間の両税法に定める税。毎年11月内に、田畝でんぽの広狭に応じて米で徴収したもの。明代では秋糧と称した。6月に徴収した夏税に対していう。 じゅう‐せい重星ヂユウ‥ 肉眼で見ると1個に見えるが、望遠鏡などで観測すると2個以上に分離して見える星。二重星。多重星。→連星 じゅう‐せい銃声】 銃の発射音。 じゅう‐せい獣性ジウ‥ ①獣類の性質。 ②人間が持っている肉体的欲望などの動物的な性質。 じゅう‐ぜい柔脆ジウ‥ やわらかくもろいこと。かよわいこと。 じゅう‐ぜい重税ヂユウ‥ 負担の重い税金。「―にあえぐ」 しゅうせい‐えき修正液シウ‥ インクなどで書いたものを書き直すために、上から塗って用いる液体。ホワイトなど。修整液。 ⇒しゅう‐せい【修正】 しゅうせい‐ざい集成材シフ‥ 木材を、繊維方向を互いに平行にして、接着剤で集成接着して作ったもの。 ⇒しゅう‐せい【集成】 しゅうせい‐しほんしゅぎ修正資本主義シウ‥ 資本主義制度そのものを維持しつつ、それに修正を加えて、その矛盾を緩和しようとする立場。 ⇒しゅう‐せい【修正】 しゅうせい‐しゅぎ修正主義シウ‥ (revisionism)マルクス主義を修正し、改良主義・議会主義を強調する立場。ドイツ社会民主党におけるベルンシュタインの主張の類。修正社会主義。→教条主義⇒しゅう‐せい【修正】 しゅうせい‐は修成派シウ‥ 神道修成派の略。 ⇒しゅう‐せい【修成】 しゅうせい‐よさん修正予算シウ‥ 「補正予算」参照。 ⇒しゅう‐せい【修正】 じゆう‐せかい自由世界‥イウ‥ 第二次大戦後、資本主義諸国が、資本主義(自由主義)陣営に属する諸国を総括した呼称。 ⇒じ‐ゆう【自由】 しゅう‐せき囚籍シウ‥ 囚人の氏名を記した帳簿。 しゅう‐せき秋夕シウ‥ 秋のゆうべ。 しゅう‐せき終夕】 夜どおし。夜もすがら。終夜。 しゅう‐せき就籍シウ‥ 出生届を出していなかったり戸籍の記載に脱漏などがあったりして、戸籍を持たない者が届出をして戸籍を有するようになること。「―地」 しゅう‐せき集積シフ‥ 貨財や物が集まりつもること。集めつむこと。「―地」 ⇒しゅうせき‐かいろ【集積回路】 ⇒しゅうせき‐てん【集積点】 じゅう‐せき充積】 つみ重なって、充満すること。 じゅう‐せき重石ヂユウ‥ 灰重かいじゅう石・マンガン重石・鉄重石などのタングステンを主成分とする鉱物の総称。 じゅう‐せき重責ヂユウ‥ 重大な責任。「―を果たす」 じゆう‐せき自由席‥イウ‥ 乗物・劇場などで、だれもが自由にすわってよい席。↔指定席。 ⇒じ‐ゆう【自由】 しゅうせき‐かいろ集積回路シフ‥クワイ‥ (integrated circuit)多くの回路素子が1個の基板の表面または内部で一体として結合されている超小形構造の電子回路。同一シリコン基板上に選択的な拡散を利用してトランジスター・ダイオード・抵抗などを形成し配線する場合が多い。略称IC ⇒しゅう‐せき【集積】 しゅうせき‐てん集積点シフ‥ 〔数〕位相空間の部分集合に対し、点のいかなる近傍をとっても、の点が無数に含まれているとき、点の集積点という。 ⇒しゅう‐せき【集積】 しゅう‐せつ終雪】 その冬の最後の雪。降りじまいの雪。雪の果て。名残の雪。 しゅう‐せつ衆説】 多くの人の説。多数の意見。 しゅう‐ぜつ秀絶シウ‥ 甚だしくすぐれていること。秀逸。 しゅう‐ぜつ愁絶シウ‥ うれえに堪えないこと。悲しみに堪えないこと。 じゅう‐せつ重説ヂユウ‥ 重ねて説くこと。 しゅう‐せん舟船シウ‥ ふね。船舶。 ⇒しゅうせん‐ぶぎょう【舟船奉行】 しゅう‐せん周旋シウ‥ ①たちめぐること。ぐるぐるめぐること。 ②売買・雇用などで、仲に入って世話をすること。取持ち。斡旋あっせん。「―料」 ③(good offices)国際法上、第三国が外部から紛争当事国間の交渉を援助すること。 ⇒しゅうせん‐ぎょう【周旋業】 ⇒しゅうせん‐や【周旋屋】 しゅう‐せん秋扇シウ‥ 秋になって用いられなくなった扇の意で、時に適せず役に立たないもののたとえ。また、寵愛を失った女性。冬扇ともいう。〈[季]秋〉。→あきのおうぎ しゅう‐せん秋蝉シウ‥ 秋鳴くせみ。秋の蝉。 しゅう‐せん臭腺シウ‥ 強い臭いを発する液体を分泌する外分泌腺。皮膚腺、特に皮脂腺が特殊化したもの。スカンクのものが有名。ジャコウジカの雄の香腺、鳥類の尾腺、カメムシ類の後胸腺など。臭液腺。悪臭腺。 しゅう‐せん修撰シウ‥ ①歴史を編集・撰述すること。 ②史書の編述をつかさどる官。 ③修史局の職員の一つ。編纂・検討をつかさどった奏任官。 しゅう‐せん終戦】 戦争が終わること。特に、太平洋戦争の終結を指すことが多い。 しゅう‐せん鞦韆・秋千シウ‥ ぶらんこ。〈[季]春〉 しゅう‐ぜん修繕シウ‥ (建物・器物の破損箇所などを)つくろいなおすこと。つくろい。修復。 しゅう‐ぜん宿善】 〔仏〕 ⇒しゅくぜん しゅう‐ぜん愀然・愁然シウ‥ ①顔色をかえるさま。 ②うれえるさま。椿説弓張月前編「―として涙を含み」。「―と涙を流す」「―たる面持ち」 しゅう‐ぜん衆善】 多くの善事。 しゅう‐ぜん驟然シウ‥ にわかなさま。雨などが突然に降り出すさま。 じゅう‐せん縦線】 ①たての線。 ②〔音〕(bar;bar line)五線譜で、小節を区切る縦の線。単・複の2種がある。小節線。 じゅう‐ぜん十全ジフ‥ ①完全なこと。全く欠点のないこと。十分にととのって、あぶなげのないこと。「―の準備」 ②〔論〕(adequate)認識や概念がその対象と完全に合致すること。事物の関係をできるだけ正確に完全に表し、それに一義的に対応するような概念または命題についていう語。 ⇒じゅうぜん‐たいほ‐とう【十全大補湯】 じゅう‐ぜん十善ジフ‥ 〔仏〕 ①十種の善行。不殺生・不偸盗ふちゅうとう・不邪淫・不妄語・不綺語・不悪口・不両舌・不貪欲・不瞋恚ふしんい・不邪見。↔十悪。 ②(→)「十善の君」に同じ。 ⇒じゅうぜん‐かい【十善戒】 ⇒じゅうぜん‐の‐あるじ【十善の主】 ⇒じゅうぜん‐の‐おう【十善の王】 ⇒じゅうぜん‐の‐おうい【十善の王位】 ⇒じゅうぜん‐の‐きみ【十善の君】 ⇒じゅうぜん‐の‐てんい【十善の天位】 ⇒じゅうぜん‐ばんじょう【十善万乗】 じゅうぜん柔然ジウ‥ モンゴルの地に拠ったモンゴル系の遊牧民族。東晋の初め、鮮卑の拓跋たくばつ氏に隷属し、拓跋氏の南遷後、5世紀初頭その故地を領したが、6世紀中ごろ突厥とっけつに滅ぼされた。芮芮ぜいぜい・茹茹じょじょ・蠕蠕ぜんぜんとも称する。 じゅう‐ぜん従前】 今より前。今まで。「―の通り」 じゅう‐ぜん糅然ジウ‥ まとまりなく入りまじるさま。入り乱れるさま。雑然。 じゅうぜん‐かい十善戒ジフ‥ 十善を保つための戒。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 しゅうせん‐ぎょう周旋業シウ‥ゲフ 周旋を業とする者。土地・家屋などの売買、あるいは雇人・職人・芸娼妓などの雇用に際して、その仲介・口入れを業とする者。きもいり。 ⇒しゅう‐せん【周旋】 じゅう‐ぜんじ十禅師ジフ‥ 〔仏〕 ①「内供奉ないぐぶ参照。 ②山王七社の一つ。地蔵菩薩の垂迹すいじゃくで、法華経守護の神。 じゅうぜん‐たいほ‐とう十全大補湯ジフ‥タウ 人参・黄耆おうぎ・当帰など10味から成る漢方方剤。気虚と血虚を改善する。疲労倦怠・貧血・微熱、免疫の低下などに効がある。 ⇒じゅう‐ぜん【十全】 じゅうぜん‐の‐あるじ十善の主ジフ‥ (→)「十善の君」に同じ。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 じゅうぜん‐の‐おう十善の王ジフ‥ワウ (→)「十善の君」に同じ。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 じゅうぜん‐の‐おうい十善の王位ジフ‥ワウヰ 天子の位。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 じゅうぜん‐の‐きみ十善の君ジフ‥ (天子は前世に十善を守った功徳によって生まれるとする考えから)天子。天皇。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 じゅうぜん‐の‐てんい十善の天位ジフ‥ヰ (→)「十善の王位」に同じ。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 じゆう‐せんぱく自由船舶‥イウ‥ (free ship)交戦国で捕獲・没収し得ない中立国の船舶。船舶が自由であれば、貨物もまた自由であるとされる。 ⇒じ‐ゆう【自由】 じゅうぜん‐ばんじょう十善万乗ジフ‥ (十善の徳と万乗の富との意)天子の位。 ⇒じゅう‐ぜん【十善】 しゅうせん‐ぶぎょう舟船奉行シウ‥ギヤウ 鎌倉時代、船舶・水夫の事をつかさどった職。 ⇒しゅう‐せん【舟船】 じゅうぜんほうご十善法語ジフ‥ホフ‥ 仏者の守るべき十善戒を内外の諸書から引用して説いた仮名法語。慈雲の著。12巻。1775年(安永4)成る。 しゅうせん‐や周旋屋シウ‥ 周旋業をいとなむ家。また、その人。 ⇒しゅう‐せん【周旋】 しゅう‐そ宗祖】 一つの宗派を開いた人。一宗の開祖。祖師。教祖。「―の遺誡ゆいかいしゅう‐そ臭素シウ‥ (bromine)ハロゲン族元素の一種。元素記号Br 原子番号35。原子量79.90。赤褐色で常温では液体。揮発しやすく激しい刺激性の臭気をもつ。カリウム・マグネシウムなどの化合物として存在。有毒。酸化剤・殺菌剤として用い、写真用薬品・医薬の原料とする。ブロム。 ⇒しゅうそ‐し【臭素紙】 ⇒しゅうそ‐しん【臭素疹】 ⇒しゅうそ‐すい【臭素水】 しゅう‐そ愁訴シウ‥ 苦しみや悲しみを嘆き訴えること。その訴え。 じゅう‐そ重祚ヂユウ‥ ⇒ちょうそ しゅう‐そう周匝シウサフ (「匝」も「周」と同意) ①めぐりまわること。めぐり。 ②すみずみまでゆきわたること。 しゅう‐そう秋霜シウサウ ①秋の霜。 ②(その冷たくきびしいことから)断罪・権威あるいは志操などの、きびしくおごそかなこと。 ③(霜が白いことから)白髪。 ④刀剣などの切れ味の鋭いこと。また、刀剣。 ⇒しゅうそう‐れつじつ【秋霜烈日】 しゅう‐そう就巣シウサウ 鳥が巣について卵や雛を抱くこと。 ⇒しゅうそう‐せい【就巣性】 しゅう‐そう衆僧】 多くの僧侶。衆徒。しゅそう。 しゅう‐ぞう収蔵シウザウ ①物をとり入れ、おさめておくこと。「―庫」 ②農作物を秋に収穫して、冬季の用意にたくわえること。 しゅう‐ぞう修造シウザウ (建築物などを)つくろい直すこと。修理。しゅぞう。 じゅう‐そう戎装‥サウ 出陣の身支度。武装。軍装。 じゅう‐そう住僧ヂユウ‥ 寺院に住む僧。住持。 じゅう‐そう重奏ヂユウ‥ 二つ以上の声部を、一人が一つの声部を受け持って、同時に楽器で奏すること。「二―」「弦楽四―」 じゅう‐そう重曹ヂユウサウ 重炭酸曹達ソーダの略。(→)炭酸水素ナトリウムの俗称。 じゅう‐そう重創ヂユウサウ 重いきず。重傷。 じゅう‐そう重葬ヂユウサウ さきに埋葬した同じ箇所に、さらに重ねて埋葬すること。合葬。 じゅう‐そう重層ヂユウ‥ いくえにも重なる様子。 ⇒じゅうそう‐てき【重層的】 ⇒じゅうそう‐てき‐けってい【重層的決定】 じゅう‐そう従僧】 位の高い僧や住職に随従する僧。伴僧ばんそうじゅう‐そう銃創‥サウ 銃弾にうたれたきず。 じゅう‐そう銃槍‥サウ 先に剣をつけた銃。銃剣。 じゅう‐そう縦走】 ①縦に貫くこと。南北に連なっていること。縦貫。 ②(登山用語)尾根伝いに山を歩き、多くの山頂を踏む登山形式。「八ヶ岳を―する」 しゅうそう‐せい就巣性シウサウ‥ ①鳥類が就巣を行う性質。繁殖期の野鳥では、ほとんどすべてに現れるが、家禽ではニワトリの卵用種などのようにこの性質が消失することがある。 ②(→)留巣性に同じ。 ⇒しゅう‐そう【就巣】 じゆうそうぞく‐しゅぎ自由相続主義‥イウサウ‥ 誰を相続人とするかを被相続人の自由意志に任せる立法主義。遺言自由主義。自由遺贈主義。 ⇒じ‐ゆう【自由】 じゅうそう‐てき重層的ヂユウ‥ いくえもの層をなしているさま。「―な構造」 ⇒じゅう‐そう【重層】 じゅうそう‐てき‐けってい重層的決定ヂユウ‥ (Überdetermination ドイツ)フロイトの用語。一つの出来事が複数の原因が重なり合って引き起こされること。アルチュセールがこれをマルクス主義の歴史理論に適用し、社会の構造主義的分析に道を開いた。多元的決定。 ⇒じゅう‐そう【重層】 しゅうそう‐れつじつ秋霜烈日シウサウ‥ 秋におく霜と夏のはげしい日。刑罰または権威・志操のきびしくおごそかなことのたとえ。 ⇒しゅう‐そう【秋霜】 しゅう‐そく収束シウ‥ ①おさまりをつけること。おさまりがつくこと。「事態の―をはかる」 ②〔数〕(convergence)数列が、ある一つの有限確定の値にいくらでも近づくこと。無限級数の和が有限確定の値をとること。また、変数がある値に近づくとき、関数fx)がある有限確定値に限りなく近づくこと。収斂しゅうれん。↔発散。 ⇒しゅうそくてき‐しこう【収束的思考】 しゅう‐そく終息・終熄】 事がおわって、おさまること。終止。「内乱が―する」 しゅう‐そく集束シフ‥ (focussing)光線の束などが1点に集まること。収斂しゅうれん。↔発散。 ⇒しゅうそく‐レンズ【集束レンズ】 しゅう‐ぞく州俗シウ‥ 州の風俗。一地方の風俗。 しゅう‐ぞく習俗シフ‥ 社会のならわし。風習。風俗。また、生活様式。 しゅう‐ぞく衆俗】 たくさんの俗人。大衆。群俗。 じゅう‐そく充足】 十分に満たすこと。満ちたりること。「欲望を―する」 ⇒じゅうそく‐りつ【充足律】 ⇒じゅうそくりゆう‐の‐げんり【充足理由の原理】 じゅう‐そく充塞】 満たしふさぐこと。満ちふさがること。 じゅう‐ぞく従属】 中心となるものや力のあるものにつき従うこと。 ⇒じゅうぞく‐えいよう【従属栄養】 ⇒じゅうぞく‐がいしゃ【従属会社】 ⇒じゅうぞく‐かんけい【従属関係】 ⇒じゅうぞく‐こく【従属国】 ⇒じゅうぞく‐せつ【従属節】 ⇒じゅうぞく‐はん【従属犯】 ⇒じゅうぞく‐へんすう【従属変数】 ⇒じゅうぞく‐りろん【従属理論】 じゅうぞく‐えいよう従属栄養‥ヤウ 「栄養形式」参照。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 じゅうぞく‐がいしゃ従属会社‥グワイ‥ 資本参加のほか、契約・定款などに基づいて他のある会社の支配に従属する会社。コンツェルンの支配会社に対する子会社の類。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 じゅうぞく‐かんけい従属関係‥クワン‥ ①上位概念に対する下位概念の関係。例えば人間という種概念は動物という類概念に従属する。 ②身分的・政治的などの面で、他に従属している関係。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 じゅうぞく‐こく従属国】 ①政治的ないし経済的に他国の支配に拘束されている国。形式上は独立しているが、実際には他の強国に従属している国。 ②宗主国の国内法に基づいて外交関係の一部を独立処理し、他の部分は宗主国によって処理される国家。トルコを宗主国とする独立前のブルガリアなど。↔宗主国。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 じゅうぞく‐せつ従属節】 文の一部として現れる節。主語や目的語の位置に現れる名詞節、名詞を修飾する形容詞節(または関係節)、副詞的な働きをする副詞節などがある。↔主節。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 しゅうそくてき‐しこう収束的思考シウ‥カウ 〔心〕唯一の解に早く正確に到達するための思考。集中的思考。↔拡散的思考 ⇒しゅう‐そく【収束】 しゅう‐そくど終速度】 速さに比例した大きさの、速度と逆向きの抵抗力が働く落体が、最終的にもつ速さ。パラシュート・雨粒などが落下する速さは終速度としてよい。 じゅうぞく‐はん従属犯】 正犯に従属して成立する教唆犯・従犯。加担犯。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 じゅうぞく‐へんすう従属変数】 独立変数の変化に応じて変わる数。→関数⇒じゅう‐ぞく【従属】 じゅうそく‐りつ充足律(→)「充足理由の原理」に同じ。 ⇒じゅう‐そく【充足】 じゅうそくりゆう‐の‐げんり充足理由の原理‥イウ‥ 〔哲〕(principle of sufficient reason)思考の原理の一つ。事物の存在や真なる命題はそれを根拠づける十分な理由を要求するという、正しい思考の守るべき原理。ライプニッツが初めて唱えた。理由律。充足律。根拠律。 ⇒じゅう‐そく【充足】 じゅうぞく‐りろん従属理論】 世界的な資本蓄積の過程で、資本主義の中枢部と周辺部との間に従属関係が作られ、欧米など先進諸国に経済発展が、第三世界に低開発が蓄積されてゆく構造に関する理論。 ⇒じゅう‐ぞく【従属】 しゅうそく‐レンズ集束レンズシフ‥ 光を集束するレンズ。凸レンズはこの一種。収斂しゅうれんレンズ。 ⇒しゅう‐そく【集束】 しゅうそ‐し臭素紙シウ‥ (→)ブロマイド紙に同じ。 ⇒しゅう‐そ【臭素】 じゅう‐そしき柔組織ジウ‥ ①柔細胞から成る組織。植物体のあらゆる部分にみられ、同化・貯蔵など種々の生理作用に関係する。 ②無脊椎動物の器官の間をみたすやわらかい組織をいうが、明確な概念ではない。実質組織。 じゅう‐そじょう重訴状ヂユウ‥ジヤウ 中世、訴人(原告)が論人(被告)の陳状に対して、重ねて提出した訴状。重申状。↔重陳状 しゅうそ‐しん臭素疹シウ‥ 臭素または臭素塩類の服用によって皮膚面に生じる暗褐紅色の発疹。主として個人的素質に起因。 ⇒しゅう‐そ【臭素】 しゅうそ‐すい臭素水シウ‥ 臭素の水溶液。黄色ないし褐色を呈し、試薬に使用。ブロム水。 ⇒しゅう‐そ【臭素】 じゅう‐そつ従卒】 将校に専属し、身のまわりの世話をする兵。将校当番兵。従兵。 じゅう‐そつ銃卒】 小銃をとる兵卒。 じゅう‐そふ従祖父】 ①父母の従兄弟いとこ。いとこおじ。 ②祖父の兄弟。 じゅう‐そぼ従祖母】 ①従祖父の妻。いとこおば。 ②祖父の姉妹。 しゅう‐そん集村シフ‥ 人家が1カ所に密集して部落を作っている村。↔散村 じゅう‐そん従孫】 兄弟・姉妹の孫。 しゅうぞん‐ばん宗存版】 伊勢国山田の常明寺の宗存が神宮奉納の祈願を立て、1613年(慶長18)から京都の北野経王堂において木活字で開板した大蔵経。完成せずに約10年後に終わり、その活字は比叡山に現存。 しゅう‐た衆多】 数の多いこと。 じゅう‐だ柔懦ジウ‥ 煮えきらず、いくじのないこと。 シューター (和製語chuter) ①郵便物・ごみなどを下に滑り落とす装置。シュート。 ②旅客機の非常用脱出装置。 しゅう‐たい宗体】 宗義の本体。宗風。謡曲、放下僧ほうかぞう「我らが―と申すは教外別伝にして」 しゅう‐たい醜態シウ‥ 人に見せられない、恥ずかしい言動。ぶざまな格好。「―をさらす」 ⇒醜態を演ずる じゅう‐たい重体・重態ヂユウ‥ 病気・負傷の容体がおもく危険なこと。「―に陥る」 じゅう‐たい紐帯ヂウ‥ (ジュウは漢音) ⇒ちゅうたい じゅう‐たい渋滞ジフ‥ とどこおって、はかどらないこと。すらすらと通じにくいこと。「交通―」 じゅう‐たい銃隊】 銃卒で組織した部隊。 じゅう‐たい獣帯ジウ‥ 〔天〕(→)黄道帯に同じ。 じゅう‐たい縦隊】 縦列に並んだ隊形。↔横隊 じゅう‐だい十代ジフ‥ ①10の世代。また、10番目の代。 ②㋐年齢10歳から19歳まで。 ㋑ティーン‐エージャー。13歳から19歳までの間の年齢。 じゅう‐だい重大ヂユウ‥ 事柄が容易でないこと。また、非常に大切なこと。「―なあやまち」「―視」 じゅう‐だい重代ヂユウ‥ ①代を重ねること。祖先から代々伝わること。累代。古今著聞集15「―の人はあはれにふしぎなることなり」 ②先祖伝来の宝物。特に、太刀。浄瑠璃、源平布引滝「銘々の―腰に馳せ参りたる家の子郎等」 ⇒じゅうだい‐け【重代家】 ⇒じゅうだい‐さぶらい【重代侍】 じゅう‐だい重台ヂユウ‥ 重箱をのせる台。 じゆうだいがく‐うんどう自由大学運動‥イウ‥ 大正デモクラシー期の1920年代に展開された、各地の民衆・青年の自己教育運動。特に、土田杏村の指導で長野県の青年たちが起こした運動が有名で、21年(大正10)上田で信濃自由大学(24年上田自由大学と改称)を設立。運動は新潟・群馬にも広がったが、昭和初期の農業恐慌の影響で終息。 ⇒じ‐ゆう【自由】 じゆう‐たいき自由大気‥イウ‥ 地表の摩擦の影響を受けない大気の部分。地表からの高度が1〜2キロメートルより上空の大気を指す。→大気境界層⇒じ‐ゆう【自由】 じゅうだい‐け重代家ヂユウ‥ 伊勢神宮の神官で、代々祢宜ねぎに任ぜられるべき家柄。内宮の薗田や外宮げくうの松木などがその例。 ⇒じゅう‐だい【重代】 じゅうだい‐さぶらい重代侍ヂユウ‥サブラヒ 代々その家に仕える侍。 ⇒じゅう‐だい【重代】 じゅう‐だいじ十大寺ジフ‥ 798年(延暦17)に定めた十の官寺、すなわち大安寺・元興寺がんごうじ・弘福寺ぐふくじ・薬師寺・四天王寺・興福寺・法隆寺・崇福寺すうふくじ・東大寺・西大寺さいだいじじゅうだい‐しゅう十代集ジフ‥シフ 初めの10の勅撰和歌集、すなわち古今集・後撰集・拾遺集・後拾遺集・金葉集・詞花集・千載集・新古今集・新勅撰集・続後撰集の総称。 しゅう‐たいせい集大成シフ‥ [孟子万章下]多くのものを広く集めて、一つのものにまとめ上げること。また、そのもの。集成。「研究成果の―」 じゅう‐だいでし十大弟子ジフ‥ 釈尊の十人の高弟。智慧第一の舎利弗しゃりほつ、神通第一の目犍連もくけんれん、頭陀(苦行)第一の摩訶迦葉まかかしょう、天眼第一の阿那律あなりつ、解空第一の須菩提すぼだい、説法第一の富楼那ふるな、論義第一の迦旃延かせんねん、持律第一の優波離うぱり、密行第一の羅睺羅らごら、多聞第一の阿難陀あなんだの称。

広辞苑 ページ 9308 での○修身斉家治国平天下単語。