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なみ【並】🔗🔉

なみ】 ①ならぶこと。ならんだもの。ならび。つら。列。つづき。万葉集6「山―の宜しき国と」 ②たぐい。同類。源氏物語玉鬘「我が―の人にはあらじ」 ③通性。大鏡道隆「老の―に言ひ過ぐしもぞし侍る」 ④特によくも悪くもないこと。普通の程度であること。万葉集5「―にし思はば我恋ひめやも」。「―製」「世間―」「―の人」「にぎり鮨の―」 ⑤(接尾語的に)それがいくつも並んでいる意。その一そろい、その一つ一つの意を表す。…ごと。「月―の会」「軒―に」

[漢]並🔗🔉

 〔一部7画〕

[漢]並🔗🔉

 字形  筆順 部5画/8画/教育/4234・4A42〕 [竝] 字形 〔立部5画/10画/6777・636D〕 〔音〕ヘイ(漢) 〔訓〕なみならべる・ならぶ・ならびに [意味] ①ならぶ。ならべる。つれだつ。「並行・並列・並置・並存」 ②ならびに。みな一様に。「並受其福=ならびにその福を受く」〔詩経〕 ③なみ。普通。平凡。「並製なみせい」 [解字] 「竝」は、人が地上に立った姿を示す「立」を二つならべた会意文字。「並」はその異体字で、もと、一部7画。「併」は、二つのものが一つに合わさる意味であるが、「並」と通用する場合が多い。は異体字。

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