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さだ【定】🔗🔉

さだ】 〔副〕 (定ムの語幹か)たしかに、の意か。万葉集11「人間ひとまり葦垣越しに吾妹子を相見しからに言そ―多き」

さだん【定】🔗🔉

さだん】 暦注の十二直じゅうにちょくで、造作・転宅・婚礼にはよいが、訴訟・旅立ちには忌むべしとする日。

じょう【定】ヂヤウ🔗🔉

じょうヂヤウ (呉音) ①さだめること。さだまること。さだめ。正法眼蔵随聞記6「死去―なり」 ②まちがいないこと。たしか。真実。本当。狂言、佐渡狐「狐は有るが―か無いが―か」。「案の―」 ③範囲。程度。かぎり。平家物語5「文覚がはたらくところの―を拷してけり」 ④(逆接の関係を示して)…するものの。…であっても。平家物語11「小兵といふ―、十二束三ぶせ、弓はつよし」→条じょう5。 ⑤(きまった法式の意から)「その通り」「その様子」などの意を表す。今昔物語集19「此の―に念仏を申さば」。宇治拾遺物語14「この御心の―にては」 ⑥(→)「さぐり(探)」3に同じ。 ⑦〔仏〕(梵語samādhi; dhyānaの訳語)心を一つの対象に集中して安定させること。心の散乱を静めた瞑想の境地。禅定。三昧。 ⑧評定ひょうじょう。愚管抄4「御前にて―のありけるに」

てい【定】🔗🔉

てい⇒じょう(定)

[漢]定🔗🔉

 字形  筆順 〔宀部5画/8画/教育/3674・446A〕 〔音〕テイ(漢) ジョウ〈ヂャウ〉(呉) 〔訓〕さだめる・さだまる・さだか (名)さだ [意味] ①きめる。さだめる。きまり。「決定・評定ひょうてい・ひょうじょう・推定・規定・定礎」。さだまる。(いつも)きまっている。「未定・定員・定例ていれい・じょうれい・定石じょうせき」 ②おさめしずめる。動揺がしずまって落ち着く。「安定・鎮定・治定じじょう・禅定ぜんじょう」 ③かならず。きっと。さだめし。「案の定じょう」「必定ひつじょう」 [解字] 形声。「宀」(=やね)+音符「正」(=足を正しく整えて止める)。屋内のひと所に落ち着いて動かない意。 [下ツキ 安定・一定・改定・画定・確定・火定・仮定・勘定・鑑定・議定・既定・規定・協定・欽定・決定・検定・限定・公定・肯定・校定・国定・固定・裁定・策定・査定・算定・暫定・実定法・指定・所定・人定・推定・制定・設定・禅定・剪定・選定・想定・測定・措定・断定・治定・勅定・鎮定・同定・特定・内定・入定・認定・判定・必定・否定・比定・評定・不定・平定・法定・卜定・未定・約定・予定・量定・論定

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