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しょう【将】シヤウ🔗🔉

しょうシヤウ ①ひきいること。軍隊を引率・指揮する者。軍隊の長。「―たるの器」「敗軍の―」 ②古代、近衛府の官名。 ③旧陸海軍・自衛隊の階級の一つ。 ⇒将を射んと欲すれば先ず馬を射よ

はた【将】🔗🔉

はた】 〔副〕 (一説に、「はた(端)」が語源で、「ふち(縁)」「ほとり(辺)」などと関係があるという) ①ひょっとすると。もしや。万葉集6「さ男鹿の鳴くなる山を越え行かむ日だにや君に―逢はざらむ」 ②上の意をうけて、これをひるがえす意を表す。 ㋐しかしながら。そうはいうものの。源氏物語帚木「聞きすぐさむもいとほし、暫し立ちやすらふべきに―侍らねば」 ㋑それとも。あるいは。 ③上をうけて、それと同様であることを表す。やはり。 ㋐…もまた。源氏物語帚木「家の内に足らぬ事など―無かめるままに」 ㋑その上にまた。源氏物語桐壺「この御事にふれたる事をば道理をも失はせ給ひ、今―斯く世のなかの事をもおぼし捨てたるやうになりゆくは」

[漢]将🔗🔉

 字形  筆順 〔丬(爿)部7画/10画/教育/3013・3E2D〕 [將] 字形 〔丬(爿)部7画/11画/5382・5572〕 〔音〕ショウ〈シャウ〉(漢) 〔訓〕ひきいる・もつ・まさに・はた (名)すすむ・まさ [意味] ①軍隊をひきいる(人)。「将に将たるの器うつわ」「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」「将軍・将帥しょうすい・武将・名将・主将」▶近衛こんえ府や近代的軍隊組織で長官・次官級の武官名にも用いる。「大将・中将・少将・陸将・将校」 ②ひきつれる。たずさえ持つ。「将来」 ③まさに…せんとす。今にも…しようとする。「人之将死、其言也善=人のまさに死なんとする、その言や善し」〔論語〕 ④はた。はたまた。あるいは。 [解字] 「將」は、もと寸部8画。形声。「月」(=肉)+「寸」(=手)+音符「爿」(=大きい台)。机上に肉をのせて神にそなえすすめる意。神をまつる者は族長なので、統率者の意味が生じたという。 [下ツキ 王将・客将・梟将・驍将・玉将・金将・銀将・宿将・主将・首将・女将・賊将・大将・知将・闘将・裨将・副将・部将・武将・名将・勇将

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