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お‐まえ【御前】‥マヘ🔗🔉

お‐まえ御前‥マヘ [一]〔名〕 神仏または貴人の前。ごぜん。おんまえ。みまえ。狂言、福の神「何かと申す内に、是ははや―で御座る」 [二]〔代〕 (二人称)もとは目上を、今は主に男性が同等あるいは目下を指す。 ⇒おまえ‐がた【御前方】 ⇒おまえ‐ざた【御前沙汰】 ⇒おまえ‐さま【御前様】 ⇒おまえ‐さん【御前様】 ⇒おまえ‐たち【御前達】 ⇒おまえ‐の‐こころみ【御前の試】 ⇒おまえ‐ぼうこう【御前奉公】 ⇒おまえ‐まち【御前町】

お‐めえ【御前】🔗🔉

お‐めえ御前】 〔代〕 (「おまえ」の転)「おまえ」のぞんざいな言い方。

おん‐まえ【御前】‥マヘ🔗🔉

おん‐まえ御前‥マヘ 女子の手紙の脇付わきづけ。御前に。

ご‐ぜ【御前】🔗🔉

ご‐ぜ御前】 ①(御前駆ごぜんくの略)(→)「みさきおい」に同じ。今昔物語集31「指貫さしぬき姿の―ども十余人」 ②貴婦人の尊敬語。今昔物語集31「わが―たちの御あたりには」 ③(接尾語的に用いる)女性の尊敬語。「姫―」→ごぜん

ご‐ぜん【御前】🔗🔉

ご‐ぜん御前】 ①貴人の座前または面前の尊敬語。おんまえ。源氏物語若菜下「―などにてたびたび試みさせ給ふに」 ②(御前駆の略)貴人の前駆の尊敬語。みさきばらい。宇津保物語蔵開上「御随身ども―すべき人」 ③自分の妻または他の女性に対する称。宇治拾遺物語14「―たち、…わび給ふなよ」 ④貴人に対する敬称。江戸時代、大名・旗本などをその家臣から言った敬称。また、大名・高家などの奥方の敬称。好色一代女1「或大名の―死去の後」 ⑤(接尾語的に用いる)神・貴人・白拍子しらびょうしなどを呼ぶのに敬意や親愛を表す。「竜王―」「静―」「若君―」「大姫―」→ごぜ⇒ごぜん‐かいぎ【御前会議】 ⇒ごぜん‐がかり【御前掛り】 ⇒ごぜん‐くじ【御前公事】 ⇒ごぜん‐こう【御前講】 ⇒ごぜん‐さま【御前様】 ⇒ごぜん‐じあい【御前試合】 ⇒ごぜん‐そう【御前僧】 ⇒ごぜん‐ちょう【御前帳】 ⇒ごぜん‐ちょくし【御前勅使】 ⇒ごぜん‐ひこう【御前披講】 ⇒ごぜん‐まじわり【御前交わり】 ⇒ごぜん‐むき【御前向き】 ⇒御前去らず

み‐さき【御先・御前】🔗🔉

み‐さき御先・御前】 ①さきばらい。前駆。先駆。継体紀「前駈みさき警蹕ひて」 ②神の使と信ぜられた動物。 ㋐稲荷の狐の異称。 ㋑烏の異称。東北地方で、正月11日に田に出て「おみさき、おみさき」と呼ぶ習俗がある。 ⇒みさき‐おい【御先追・警蹕】 ⇒みさき‐がみ【御先神】 ⇒みさき‐がらす【御前烏】

み‐まえ【御前】‥マヘ🔗🔉

み‐まえ御前‥マヘ 貴人または神仏の前。御前ごぜん。古今和歌集神遊歌「神の―に茂りあひにけり」

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