複数辞典一括検索+

おうぎ【扇】アフギ🔗🔉

おうぎアフギ ①あおいで風を起こし涼をとる具。また、礼用や舞踊の具とする。中国の団扇うちわに対し、平安前期日本で作り始める。桧扇ひおうぎと蝙蝠かわほり扇とがあり、それぞれ冬扇・夏扇ともいう。後者は幾本かの竹・木・鉄などを骨とし、その元を要かなめで綴り合わせて軸とし、広げて紙を張り、折畳みのできるようにしたもの。すえひろ。せんす。〈[季]夏〉。万葉集9「―放たず山に住む人」。「―をかざす」 ②紋所の名。扇を図案化したもの。 扇 ⇒おうぎ‐あみ【扇網】 ⇒おうぎ‐あわせ【扇合】 ⇒おうぎ‐いか【扇紙鳶】 ⇒おうぎ‐うり【扇売】 ⇒おうぎ‐おとし【扇落し】 ⇒おうぎ‐おり【扇折り】 ⇒おうぎ‐がい【扇貝】 ⇒おうぎ‐がき【扇垣】 ⇒おうぎ‐かけ【扇掛け】 ⇒おうぎ‐がた【扇形】 ⇒おうぎがた‐はぐるま【扇形歯車】 ⇒おうぎ‐がに【扇蟹】 ⇒おうぎ‐がみ【扇紙】 ⇒おうぎ‐きり【扇切り】 ⇒おうぎ‐ぐるま【扇車】 ⇒おうぎ‐ざん【扇算】 ⇒おうぎ‐ずもう【扇相撲】 ⇒おうぎ‐ぞめ【扇染】 ⇒おうぎ‐だけ【扇丈】 ⇒おうぎ‐だな【扇棚】 ⇒おうぎ‐だるき【扇垂木】 ⇒おうぎ‐づくし【扇尽し】 ⇒おうぎ‐どもえ【扇巴】 ⇒おうぎ‐とり【扇取り】 ⇒おうぎ‐ながし【扇流し】 ⇒おうぎ‐なり【扇形】 ⇒おうぎ‐の‐が【扇の賀】 ⇒おうぎ‐の‐しま【扇の島】 ⇒おうぎ‐の‐はい【扇の拝】 ⇒おうぎ‐の‐まと【扇の的】 ⇒おうぎ‐の‐わかれ【扇の別れ】 ⇒おうぎ‐ばこ【扇箱】 ⇒おうぎ‐ばしょう【扇芭蕉】 ⇒おうぎ‐ばら【扇腹】 ⇒おうぎ‐びき【扇引】 ⇒おうぎ‐びょうし【扇拍子】 ⇒おうぎ‐ほぞ【扇枘】 ⇒おうぎ‐ぼね【扇骨】 ⇒おうぎ‐まち【扇襠】 ⇒おうぎや‐ぞめ【扇屋染】 ⇒扇置く ⇒扇忌々し ⇒扇を請く ⇒扇を鳴らす

[漢]扇🔗🔉

 字形  筆順 〔戸(戶)部6画/10画/常用/3280・4070〕 [] 字形 〔戸(戶)部6画/10画〕 〔音〕セン(呉)(漢) 〔訓〕おうぎ・あおぐ [意味] ①おうぎ。うちわ。「扇子せんす・軍扇・扇状地・換気扇・夏炉冬扇」 ②あおぐ。おうぎで風をおこす。「扇風機」 ③あおいで勢いをさかんにする。あおる。(同)煽。「扇動・扇情的」 [解字] 会意。「戶」(=とびら)+「羽」。とびらや鳥のはねのように平らな面をもつものが、ぱたぱたと開いたり閉じたりする意。 [下ツキ 夏炉冬扇・金扇・銀扇・軍扇・鉄扇・白扇

広辞苑で完全一致するの検索結果 1-2