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くら【蔵・倉・庫】🔗🔉

くら蔵・倉・庫】 ①穀物・商品・家財などを火災・水湿・盗難などから守り、保管・貯蔵するための建物。倉庫。土蔵。万葉集16「新墾田あらきだの鹿猪田ししだの稲を―に蔵みて」 ②鎌倉・室町時代に、質屋のこと。 ③(「蔵」と書く)歌舞伎などで、興行の不成立をいう隠語。おくら。 ◇「倉」は、ものをしまっておく建物の意で広く使い、「蔵」は、大事なものを保管しておく建物で、日本式の土蔵にいうことが多い。 ⇒蔵が建つ

ぞう【蔵】ザウ🔗🔉

ぞうザウ ①おさめること。おさめ持つこと。また、その物。所有。「個人の―」 ②〔仏〕一切を包みこんでいるもの。 ③大蔵省の略。「―相」

[漢]蔵🔗🔉

 字形  筆順 〔艹部12画/15画/教育/3402・4222〕 [藏] 字形 〔艹部15画/18画/7322・6936〕 〔音〕ゾウ〈ザウ〉(呉) 〔訓〕くら・おさめる・かくす (名)おさむ [意味] ①物品をしまっておく所。くら。「土蔵・宝蔵」 ②物を中に納めておく。しまいこむ。かくす。「筐底きょうてい深く蔵する」「蔵書・貯蔵・無尽蔵・腹蔵」 ③〔仏〕教義を包みこんでいるもの。「大蔵経・地蔵・虚空蔵こくうぞう」 [解字] 形声。「艹」+音符「臧」(=しまいこむ)。 [下ツキ 愛蔵・隠退蔵・塩蔵・家蔵・架蔵・窩蔵・旧蔵・経蔵・行蔵・才蔵・三蔵・死蔵・私蔵・地蔵・自蔵・収蔵・所蔵・退蔵・胎蔵界・大蔵経・蓄蔵・貯蔵・珍蔵・土蔵・内蔵・白蔵・秘蔵・腹蔵・覆蔵・包蔵・宝蔵・埋蔵・眠蔵・律蔵・輪蔵・冷蔵・論蔵

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