複数辞典一括検索+

かなめ【要】🔗🔉

かなめ】 ①扇の骨を綴じるため、その末端に近い部分に、小さい穴をあけてはめ入れる釘。かにのめ。平家物語11「あやまたず扇の―ぎは一寸ばかりを射て」 ②最も大切な部分。肝要な箇所。要点。愚管抄7「八座・弁官・職事ばかりになる人候らんところこそ―なれば」。「肝心―」「チームの―となる」 ③「かなめもち」の略。 ⇒かなめ‐いし【要石】 ⇒かなめ‐がき【要垣】 ⇒かなめ‐の‐き【要の木】 ⇒かなめ‐もち【要黐】 ⇒かなめ‐もと【要下】

かのめ【要】🔗🔉

かのめ(→)「かなめ」に同じ。

ぬま【要】🔗🔉

ぬま(→)「ぬみ」1に同じ。景行紀「その拠る所並びに―の地なり」

ぬみ【要】🔗🔉

ぬみ】 ①要害。神武紀「賊虜あたの拠る所は皆是―の地なり」 ②たいせつなこと。枢要な点。天武紀「政の―は軍事なり」

よう【要】エウ🔗🔉

ようエウ ①物事の大事なところ。かなめ。「―は」 ②求めること。いること。入用。蜻蛉日記「かうものの―にもあらで」。「検討の―あり」 ⇒要を得る

[漢]要🔗🔉

 〔女部6画〕 ⇒覀部

[漢]要🔗🔉

 字形  筆順 〔覀(襾)部3画/9画/教育/4555・4D57〕 [] 字形 〔覀(襾)部3画/9画〕 〔音〕ヨウ〈エウ〉(呉)(漢) 〔訓〕る・かなめ [意味] ①かなめ。物事をしめくくる大切な部分。「要を得た説明」「要点・要職・要素・重要・摘要」 ②大切な点をかいつまむ。「これを要するに」「要約」 ③もとめる。いる。「多言を要しない」「急を要する」「要求・必要・需要・強要・要注意」 ④待ちぶせる。(同)邀。「要撃」 [解字] 解字会意。上半部は、「」(=左右の手)でからだをしめつけている形。下半部「女」は、女性のこしを細くしめることから付け加えられた。もと、「こし(=腰)」の意。こしが人体の重要な部分であるところから「かなめ」の意となる。 [下ツキ 概要・肝要・紀要・強要・緊要・険要・顕要・綱要・撮要・重要・主要・須要・需要・至要・所要・枢要・切要・大要・提要・摘要・必要・不要・法要

広辞苑で完全一致するの検索結果 1-7