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いわい‐つら【いはゐ蔓】イハヰ‥🔗🔉

いわい‐つらいはゐ蔓イハヰ‥ つる草の一種。一説にスベリヒユとも。万葉集14「大家が原の―引かばぬるぬる吾にな絶えそね」

いわい‐でん【祝殿】イハヒ‥🔗🔉

いわい‐でん祝殿イハヒ‥ (長野・山梨県で)一族で祭る神。同族神。「祝神いわいじん」とも。 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐どの【斎殿】イハヒ‥🔗🔉

いわい‐どの斎殿イハヒ‥ 神を祭った殿舎。 ⇒いわい【斎・祝】

いわいぬし‐の‐かみ【斎主神】イハヒ‥🔗🔉

いわいぬし‐の‐かみ斎主神イハヒ‥ 通説では経津主神ふつぬしのかみの別名という。香取神宮の祭神。伊波比主命。

いわい‐の‐うし【斎主】イハヒ‥🔗🔉

いわい‐の‐うし斎主イハヒ‥ 神を祭る人。神武紀「汝を用て―として」 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐の‐ぜん【祝の膳】イハヒ‥🔗🔉

いわい‐の‐ぜん祝の膳イハヒ‥ 祝儀の時、熨斗のし・昆布・勝栗などをのせて出す膳。 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐の‐つえ【祝の杖】イハヒ‥ツヱ🔗🔉

いわい‐の‐つえ祝の杖イハヒ‥ツヱ (→)卯杖うづえに同じ。 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐の‐みず【祝の水】イハヒ‥ミヅ🔗🔉

いわい‐の‐みず祝の水イハヒ‥ミヅ ①養老の滝の故事による酒の異名。多く婚礼などの祝い酒の意に用いる。傾城禁短気「首尾能く請けて来てくれ。―は呑み込んでゐる」 ②若水あるいは水祝いの水。好色二代男「千鶴万亀の―汲むとおもへば」 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐の‐みてぐら【斎御幣】イハヒ‥🔗🔉

いわい‐の‐みてぐら斎御幣イハヒ‥ 神に捧げるぬさ。天武紀「諸もろもろの社に祭幣いわいのみてぐらたてまつる」 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐の‐みや【斎宮】イハヒ‥🔗🔉

いわい‐の‐みや斎宮イハヒ‥ 神を祭る宮。特に、伊勢神宮。いわみや。垂仁紀「―を五十鈴いすずの川の上ほとりに興つ」 ⇒いわい【斎・祝】

いわい‐の‐らん【磐井の乱】イハヰ‥🔗🔉

いわい‐の‐らん磐井の乱イハヰ‥ 6世紀前半、継体天皇の時代に、筑紫国造磐井(石井)が北九州に起こした叛乱。大和政権の朝鮮経営の失敗によって、負担の大きくなった北九州地方の不満を代表したものと見られ、新羅と通謀したともいう。物部氏らによって平定。→岩戸山古墳

広辞苑 ページ 1506